まんぷく 第41話のあらすじ
姉・香田克子の家では、義兄・忠彦が倒れながらも絵を描き続けていた。
忠彦を心配する克子と姪・タカのために、香田家を訪れた今井福子。
一方で、たちばな塩業の塩を専売局へ運ぶ手伝いをしてくれている世良勝男の横領が発覚した。
まんぷく 第41話の感想
戦争に行っていた分も取り戻そうとする忠彦さんには穏やかさがなく、目つきもとても恐ろしいものでした。
克子やタカが涙を流しながら心配するのも当然です。
そんな話を聞き、克子達の元へ行きたかった鈴。
克子やタカ達が心配なのもありますが、幾ら週末とは言え、男達の世話をしなければいけないのですから、大阪へ行き羽を伸ばしたかったことでしょう。
香田家のことが心配な一方で、闇市で世良さんを見かけたと男達が話してくれました。
「よくぞ見かけてくれた!そ」んな気持ちになりました。
男達が見かけてくれなければ、世良さんが横領していることに気づくことはありませんでした。
しかし、“僕の友達”だと萬平さんは世良さんのことを疑おうとしません。
だけど、専売局に電話をかけたのは、もしかしたら鈴の一声があったのかもしれません。
案の定、叺(かます)は20個ではなく、たった8個しか納品されていませんでした。
8個で4,000円だったので、専売局での価格にすると6,000円分も世良さんの懐に入ったことになります。
しかも、闇市で不正に売っているのだからもっと高額となります。
ということは、現代価格に直すと、1,800,000万円~3,000,000円値の額となるのでしょうか。
とんでもない額です!
もう犯罪です!
今週はお金どころじゃなく、話も世良さんに持っていかれているような気がします。
福子が不在となった立花家で世良さんの事実が発覚した一方で、真一さんを連れて香田家を訪れた福子。
本人が幸せでも家族には心配する権利があるという福子の言葉に思わず頷いてしまいました。
福子が萬平さんに体を壊してまで働いて欲しくないように、既に遅いですが、克子やタカだって倒れてまで忠彦さんに働いて欲しいとは思っていないはずです。
明らかに顔つきが違う忠彦さんに福子は鏡を渡しました。
自分の顔を見て、忠彦さんは気づくだろうかと心配でしたが、憑き物が取れたようで一安心です。
しかし、一難去ってまた一難。
真一さんと歩いている姿を見た男達は、福子と真一さんの関係を疑っている様子。
男達は知らないので仕方ありませんが、視聴者から観れば、義兄だから余計なことを言わないで!と思ったのではないでしょうか。
男達の話を聞いただけでは、萬平さんも心配を募らすのも当然。
真一さんだと知ったら笑って安心することでしょうが、この波乱、一体どうなってしまうのか…。