まんぷく 第42話のあらすじ
世良勝男が塩を横流ししていたことを知った立花福子と萬平、母・今井鈴。
しかし、萬平は塩のことより、福子が男と一緒にいたという噂で頭がいっぱいだった。
萬平が塩のことをばかりを心配していると感じた福子は、自ら世良の元を訪れた。
そこで大阪商工会会長・三田村亮蔵と再会し、三田村から驚愕な投資額を受ける。
そして、さらに嬉しい報せを福子は萬平と鈴の元に持ち帰った。
まんぷく 第42話の感想
萬平さんと鈴により、世良さんが闇業者に塩を売っていたことが福子にも報告されました。
だけど、萬平さんは塩のことより、福子が男と歩いていたことが気になって仕方のない様子です。
世良さんの塩の横領に大騒ぎする鈴に、萬平さんの頭はさらにパニックになってしまいました。
鈴にあれだけ喚かれれば頭がいっぱいになってしまうのは仕方ありません。
そんな萬平さんの気持ちをよそに、男達の間では噂が大きくなっていくばかり。
「男と歩いていた」、「手を繋いでいたかもしれない」、「逢引」、「浮気」…どんどん話がエスカレートしていきます。
萬平さんがどんな気持ちでいることか、男達にどんな噂をされているかも知らない福子は、世良さんに裏切られているにも関わらず、嫌いになれないと言いました。
世良さんの愛嬌や、桐谷健太さんの雰囲気も手伝っているのでしょう。
確かにどこか憎むことができません。
そんな福子の言葉に、萬平さんは苦虫を噛みながら福子への心配を募らせていました。
萬平さんは塩のことだけで悩んでいるのだと思っている福子は、仕事のことだけを考え、他のことは自分に任せて欲しいと世良さん本人に会うことにしました。
会社に電話をすると、世良さんは商工会に行ってると聞き、福子はハッと何かを思い出しました。
商工会と言えば三田村会長です。
世の中をうまく渡り歩いている世良さんは三田村会長の所にいました。
そこを訪れた福子もまた世渡り上手です。
萬平さんが塩作りをしていることを三田村会長に報告すると、いいところに目を付けたと言ってもらえました。
しかし、萬平さんは塩作りで収まる男ではないので、塩作りは将来のための資金作りだという福子の言葉に世良さんはドキっとしていましたね。
このまま横領し続けていけると思っていたのでしょうか。
“上質な塩にこだわり、闇業者にも売らない”、“正しいやり方で世の中の役に立つ”…この“闇業者に売らない”、“正しいやり方で”と言う言葉はさらに世良さんを追い詰めた言葉になったと思います。
萬平さんは手を抜かず追及をし続ける男だということは三田村会長にも伝わったことでしょう。
そして、萬平さんが憲兵に捕まったあの時の福子の “萬平さんは大阪を背負って立つ逸材” という言葉がここで大きなパンチとなりました。
三田村会長から30,000円の投資です。
ここのところ当時のお金換算ばかりしているような気がしますが、当時の100円を現代の3万円~5万円程度に換算すると、30,000円は10,000,000円以上の投資となります。
これは世良さんも目の色を変えるはずです。
ここで乗っかっておけば、世良さんも苦労をせずに済みます。
しかし、横領をしていることを福子は知っているのですから、そう簡単にはいきません。
世良さんが財布からお金を取り出し、そこから受け取った塩の売り上げの残りの正当な額のみでした。
横領していたことがどうしてバレたのかと世良さんは驚いていましたが、いつかはバレることになったと思います。
そして、とうとうこの日がやって来ました。
福子、ご懐妊です。
真っ直ぐ産院に行って確認するとは、さすが福子。ぬかりがありません。
萬平さんも、男達の噂に流さてしまいそうな危ういこともありましたが、鈴が言う通り、鈴の反対を押し切って結婚をしたのですから、福子が萬平さんを裏切るはずなんてないことです。
世良さんの横領から始まった第7週でしたが、第8週はなんだかいい始まりになりそうです。