まんぷく 第44話のあらすじ
母・今井鈴が家出をした。
立花萬平は、鈴が源氏の末裔であることを自分が笑ったことが家出の原因ではないかと告白する。
源氏の末裔であることは福子も聞いたことはなかったが、家出先は姉・香田克子の家以外は考えられないと克子の家に向かった。
しかし、そこに鈴の姿はなかった。
まんぷく 第44話の感想
鈴が家出をしてしまいました。
どうして家出したのか、福子と男達が考える中、萬平さんは心当たりがありました。
鈴の先祖が源義経だと聞き、萬平さんは声高らかに楽しそうに嬉しそうに爆笑していました。
だけど、まさかそれが原因で家出をするだなんて誰も思いもしなかったことでしょう。
鈴が家出先として選ぶ場所は誰が考えても克子の家しかありません。
克子の家に電報が届き、克子は急いで福子に電話をしました。
どうやら、萬平さんに笑われたことだけでなく随分と不満が溜まっていたようです。
結果、克子の家にはまだ鈴は来ていませんでしたが、福子と萬平さんは克子の元へ向かいました。
克子の家に着くまで仕事のことを考えていて欲しいと萬平さんは福子に言われましたが、自分のせいで家出をしたのだと思ったら、これまで仕事のことしか考えられなかった萬平さんでも鈴のことが気になって仕方ないのは当然です。
福子と萬平さんと入れ替わりで、たちばな塩業にタカが手伝いに来ました。
福子もいない。萬平さんもいない。鈴もいない。男達に囲まれている姿に、予告で観たあのことはこういうことなのかと想像ができました。
今回は週末だけというだけでなく春休みの間と少し長期のため、タカは若いとかなんだかんだ言いながらも男達はとても嬉しそうな表情です。
福子達が不在の間、タカと男達はどのように過ごすのでしょうか。
何が起きるのかととてもドキドキします。
一方で、克子の家に到着した福子と萬平さんは、鈴が家出した原因を克子と忠彦に話すと、鈴が源氏の末裔だと克子も聞いたことがないと失笑し、忠彦さんは驚いていました。
だけど、福子が出産まで1週間と迫る中で家出を決断するとは、大きな留めになったことは間違いありません。
鈴がいない間に福子に何かあったらというところまでは頭が回らなかったようですね。
しかし、鈴に呆れる娘達を他所に、嘘かどうかの問題ではなく、ちゃんと話を聞くべきだったと反省する萬平さん。
鈴には反論をしてはいけない、武士の娘と否定されたことで今頃雛鳥のように泣いているのではないかと芸術家らしい表現をする忠彦さん。
咲と婚約をしていた頃の真一さんと比べると、今の真一さんはとても明るくなりましたが、忠彦さんも随分と変わったと感じます。
前半の方では、家族みんなに話を聞いてもらえない忠彦さんはとても可愛いと感じました。
みんなが心配や反省をするそんな中、鈴はどこにいるかと思いきや、ラーメン屋さんでした。
ラーメン屋さんは確認したはず…と思ったのですが、店主も奥さんもかくまっていたんですね。
傷ついた雛鳥のように泣いている様子は全くなく、店主達に感謝を強要したり、ラーメンの請求先を当然のように萬平さんに指名したり、美味しそうにラーメンを食べる姿に、鈴が傷ついているのではないかと心配するみんなのことを考えるとなんだか複雑な気持ちになってしまいます。
でも、今回ばかりは鈴の身勝手な行動も致し方ないことなのかもしれません。