まんぷく 第48話のあらすじ
昭和22年4月3日。
立花福子は男の子を出産した。
名前は“源”。
しかし、福子は産後の肥立ちが悪く、元気になったのは梅雨が明けた頃だった。
栄養失調で困る多くの人を見た萬平は、誰でも手軽に取れる栄養食品を新規事業にするため奔放する。
まんぷく 第48話の感想
福子が出産をしました。
名前は“源”。
だけど、福子は産後の肥立ちが悪くとても心配です。
福子のために鈴とタカと赤津は料理を作り、その他の家事もみんなで分け合うことにしたようです。
その甲斐あってか、福子は元気になりました。
だけど、それは梅雨が明けた頃。
源を出産したのは4月3日なので、1ヶ月以上も寝込んでいたことになります。
随分と長い間大変だったようですね。
福子の不調もあり、誰でも手軽に栄養が取れる栄養食品を萬平さんは作ることを思いつきました。
それを茂に話すと、大阪帝大に栄養学の研究をしている人がいると教えてくれました。
出会いは問題ありましたが、茂を部下に持って良かったですね。
茂から話を聞くと、萬平さんは茂と共に大阪帝大に出向きました。
福子の不調の原因は“脂溶性ビタミン欠乏症”でないかということです。
“脂溶性ビタミン欠乏症”になると夜盲症にもなると言うのですから、夜になると目が見えないと言っていた福子はまさに夜盲症であり、脂溶性ビタミン欠乏症だったのでしょう。
夜盲症は失明もするとのことで、とても恐い症状ですね。
福子が回復して何よりです。
しかし、多くの妊婦さんが“脂溶性ビタミン欠乏症”になっていると聞き、放っておくわけにはいきません
萬平さんにとって栄養はどんどん大きな課題になっていきます。
倉庫の半分を研究室にし、男達から4人、研究室に配属されることになりました。
出来上がった研究室はとても立派でしたね。
福子が回復したのもお金があったからですが、萬平さんの研究もお金があるからこそです。
研究室ができあがったものの、豚も牛も高く、動物性の肉や脂を簡単に取ることがとても難しい時代です。
摂取の方法も萬平さんはなかなか思いつきませんでしたが、福子のふとした一言がきっかけになります。
萬平さんの発明はいつも福子と二人三脚です。
戦争が終わり、給食が再開されるも、出されるものはパン。
パンに塗れるものはないかと萬平さんが思いついた動物性の素はガマガエルでした。
幾らなんでもガマガエルはいかがなものでしょう。
ガマガエルが悪いわけではありませんが、圧力釜は爆発!
ガマガエルがどんな臭いを出したかは想像ができませんが、ひどい臭いだということだけは想像ができます。
すぐに研究を止めて欲しい鈴。
だけど、何度も失敗するその先に成功があると萬平さんは止めないと言いました。
その言葉に、栄養失調で困る人達を救うという心強さを感じます。