まんぷく 第49話のあらすじ
戦争が終わり、栄養失調で苦しむ人々。そして、同じく栄養が足りず、立花福子が脂溶性ビタミン欠乏症になったことから、萬平は誰でも手軽に取れる栄養食品を新規事業にするため昼夜研究に没頭した。
萬平のその姿に福子は不満と心配が膨れ上がるばかり。
そして、萬平の塩作りへの関心が薄れていることから塩軍団はぎくしゃくし始めていた。
まんぷく 第49話の感想
「そうだった。ガマガエルが爆発したんだった。」…そんな風に思い出した第9週初日。
栄養食品はまだ出来上がっていないけれど、栄養食品名が決まりました。
その名も“ダネイホン”。
実際に飲んでみたいかと聞かれたら、「ちょっと…」と気乗りしない名前です。
だけど、“ダネイホン”に辿り着くまでの経緯はとても愉快です。
ドイツ語で栄養は“Die Ernährung”(ディーエアネールング)。
“ディーエアネールング”を変形させて、“ディアネーフン”。
“ディアネーフン”を変形させて、“デイネフン”。
“デイネフン”を変形させて、“ダネイホン”。
折角ドイツ語を使ったのにお洒落でなくなってしまいました。
そもそも何故ドイツ語を使おうと思ったのかも謎です。
これからしばらく、 “ダネイホン”は「まんぷく」のトレンドワードになりそうです。
ダネイホンと名付けられた栄養食品。
ガマガエルは女性や子供から気持ち悪がられることから却下となりました。
次に案にあがったのは牛の骨…骨髄です。
しかし、研究員達が和気あいあいと過ごす中、残された塩軍団はぎくしゃくし始めました。
それもその通りです。
塩軍団は汗水垂らしながら働いているのに、萬平さんは塩作りのことなんか忘れている様子。
そして、塩軍団だけでなく福子の表情も曇ってきました。
男の人は育児は女性に任せきりにしがちだけど萬平さんは違うと思っていたのに、源の顔を見ることがないと福子は言いました。
確かに、源の顔を見たとしても、牛の骨はどこで手に入るのかとか、ビタミンについてまで源に問う始末。
萬平さんにとって源はどんな存在なのでしょうか。
あれほど萬平さんの発明に一緒に目を輝かせていた福子から笑顔が消えてしまい、第9週は苦しい顔をする福子を観ることになりそうです。
そして、それでなくても塩軍団がピリピリしている中、茂とタカの距離が縮んでいきます。
自宅でも茂の話をするタカに、忠彦さんはひどく心配をしていました。
忠彦さんが心配するのは父親だからですが、塩軍団のタカを巡る争いはどうなっていくのでしょうか。
それでなくてもピリピリしている中、あまり大きな問題になって欲しくないと願うばかりです。