まんぷく 第3週のあらすじ
恋人の立花萬平が軍事物質横領で逮捕された。
目の前で逮捕されただけに、今井福子はぼんやりと何も手につかず、うなされるほど苦しんでいた。
萬平は無実を主張するが、憲兵からひどい仕打ちをされる。
萬平を信じる福子は、憲兵の元を訪れるも聞く耳を持ってもらえなかった。
福子のことを心配した同僚の保科恵、同じホテルで働く料理人・野呂幸吉、情熱の歯科医・牧善太郎、親友・鹿野敏子と池上ハナに支えられ、大阪商工会の三田村会長と自称萬平の親友・世良勝夫に萬平の無実を晴らすための協力を依頼する。
萬平が釈放されることとなり、福子は萬平との新しい未来を歩み始めた。
まんぷく 第3週の感想
立花さんの逮捕には本当に驚きました。
憲兵のひどい仕打ちには、朝から目を背けたくなるほどです。
立花さんは、桂木という人間に横流した疑いをかけられました。
桂木は、 “ 立花萬平”とフルネームを使ったというけれど、立花さんには桂木という人間に身の覚えがありません。
ということは、立花さんのの身近な人が犯人としか考えられません。
一番怪しいのは加地谷さんだと思いましたが、加地谷さんは立花さんが憲兵によって車に乗せられるところを見てとても驚いていました。
その姿に、加地谷さんではないのかもしれないという気持ちが沸いてしまいました。
しかし、加地谷への違和感を世良さんが感じてくれたおかげで、加地谷さんが怪しいという当初の思いは正解だったのだと気づかされます。
そして、何よりも立花さんにひどい当たり方をする憲兵に不自然さがありました。
立花さんには共犯者がいるかもしれないと憲兵の間で言葉が交わされた時に、“共犯者”という言葉に1人の憲兵が反応したことがとても気になっていました。
立花さんは捕まっている間、無罪の主張が強く、そのことに捉われ、すっかり福子を忘れていましたね。
少し残念に思いました、稲村大悟さんが気づかせてくれて安心しました。
そんな立花さんを他所に、福子は辛い思いを1人で抱え、咲の死に続き、福子らしさを失ってしまいました。
福子から笑顔が無くなると、「まんぷく」というドラマはどんよりします。
だけど、そのことにいち早く保科さんが気づいてくれて嬉しかったです。
福子にとって、保科さんの存在は本当に有難いものです。
フロント係になれたのも保科さんのおかげでした。
力のある人に協力をお願いしたらどうかという保科さんの言葉も、立花さん釈放へスムーズに話を進めてくれました。
大活躍の保科さん。
しかし、そんな保科さんは、野呂さんと牧さんにいっぺんに告白されてしまい、とりあえずは福子のことを優先したけれど、次週から三角関係がどんな風に展開をしていくのかとても楽しみです。
気づけば、福子・保科さん・野呂さん・牧さん・ハナ・敏子と作戦会議を開く仲になっていたことには驚きました。
今週の多くの時間は、立花さんが罪を着せられ、痛いと感じる姿を見せられる場面が多かったですが、最後の最後で1週間を気持ちよく締めてもらいました。
それは、釈放された立花さんが鈴の元を訪れ、結婚の挨拶をし、これまで反対しかしてこなかった鈴が結婚を認めてくれたことでした。
1人だけ福子の味方になれず、根負けした感じもありますが、福子と立花さんの前に大きく立ちはだかっていた鈴という壁が崩れ落ちたそれだけで、これからどんな試練が2人を待ち受けていても乗り越えていけるような気がします。
まんぷく 第4週の予想と期待
来週はいよいよ日本も戦争に巻き込まれることになるようです。
「まんぷく」の中で、戦争はどんな風に描かれるのでしょう。
新婚の福子と立花さんは、戦争を受けて、どのように生きていくのでしょうか。
結婚写真を撮った時の2人の笑顔を観ていると、これからどんなに辛く苦しいことがあっても、2人なら乗り越えていけるような気がします。
そして、ここまで何度も福子の笑顔が奪われてきましたが、どうか福子の笑顔を奪わないで欲しいと願うばかりです。
稲村大悟さんともどこかで再会することになるのでしょうか。
もしかしたら、戦争が終わって落ち着いた頃…立花さんが新しく事業を立ち上げる時に関わってくるのではないかと予想をしています。