マルス~ゼロの革命~

マルス~ゼロの革命~5話 ミスターKの正体が明らかに!球児が危ない!

マルス~ゼロの革命5話~あらすじネタバレ

クロッキー社の個人情報流出を告発する、動画を後悔した、美島零(道枝駒祐)、貴城香恋(吉川愛)、逢沢渾一(板垣李光人)、桐山球児(泉澤佑希)、二瓶久高(井上裕貴)、桜庭杏花(横田真悠)、呉井賢成(山時聡真)。

しかし、一枚上手をいく國見の秘策により、「マルス」はフェイク動画を流したとして、クロッキー社から名誉棄損で訴えられる事に。

これまで大人たちの闇を次々と暴く活躍で、若者たちから絶大な支持を得てきた、「マルス」。

誹謗中傷の書き込みが絶えないなか、渾一ら「マルス」のメンバーは、教室の気まずそうな空気に耐えていました。

零と渾一は、教頭の小宮茂(岩松了)と担任の砂川(山口紗弥加)に呼び出されました。

「マルスと我が校は関係ない。」

「美島くん、逢沢くん、今回のことで名誉棄損で訴えられることになる。損害賠償を請求されることになるわよ?」

「これ以上、考えない方が良いですよ。」

國見により、視聴者の信頼を失ってしまった、零達。

「マルス」へのアンチコメントも加速するなか、ネット上のデマを暴くことで、人気を集める動画配信者「ミスターK」が「マルス」をターゲットにしていることが分かりました。

「マルスを社会から排除せよ!」

視聴者を煽る、インフルエンサー、ミスターK。

ミスターKの信者たちは、アンチコメントを増やしていました。

「厄介な相手に目を付けられたな。」

「どうするの?」

「帰って寝る!借りは必ず返す。でもまだその時じゃない。」

部室を後にして、家に帰る、零。

他のメンバーもしばらく活動を控えようとするなか、二瓶久高(井上裕貴)と、桐山球児(泉澤祐希)だけは納得いきません。

「今は静観したほうが良い。」

「私も今は無理…」と杏花。

「でもこのまま、マルスがなくなるのは寂しい。」

名残惜しそうに部室を出る、香恋(吉川愛)。

零は学校を出てから、國見(江口洋介)に、話があると言って訪問します。

「セキュリティも警備も駄々洩れです。お話を伺いたくて。」

「いざとなったらあの子を出汁に取引する?そのために桜明学園に入ろうとしたのか?俺はそんな軽い覚悟でこの業界にいない。個人情報が流出されるなんてそんな恐ろしい事にピンとこない奴が多い。本質はそこじゃない、オリジナリティを感じてない。自分の情報を奪われても痛くもかゆくもない。そんな自信のなさが日本人としての教示を欠いている。」

「だから個人情報を流出させているんですか?」

「荒療治だよ。俺が流通産業、エンダーグループと手を組んでいるのか。日本人の価値観をひっくり返す為だ。国家転覆…冗談だよ。俺と君がしていることは似ているかもしれないな。再生ビジョンが見えるの階?」

「あんたとは違う。彼奴を何とかしたい。」

「次の信号で止めてくれ、ここからどうするか見ものだよ。」

その頃、二瓶と球児は、桜明学園3年の真中凛(秋田汐梨)から、「推しに殺される」という相談を受けました。

マルスが以前、使っていた「未来箱」を利用して新規依頼者を募りました。

そこに応募してきたのが、凛でした。

凛はホストの円城雅(上田竜也)が、怜王(中尾暢樹)に№1の座を奪われそうになった売掛(ツケ)を連続してしまいました。

支払いができなくなった凛は、パパ活を強いられ、それを断ったために、腹部に暴力を受けたのです。

事情を聞いた久高と球児は、マルスとして2人だけで、夜の世界の闇を暴こうと、ミヤビの元へ。

その頃、零の自宅を訪ねた逢沢渾一(板垣李光人)。

「俺達の近くにクロッキーのスパイがいる。」と告げる、零。

「タイミングが良すぎる気がして…僕らの側にいる誰かがクロッキー側に情報を流している子がいるかもしれなくて。その人が僕らに情報を流している可能性、ありませんか?」

「ビンゴ。」

「でも誰なんですか?零君。」

「それはもったいないから教えない。あいつには頑張ってほしいから。」

久高と球児の暴走は再び、「ミスターK」の標的となり、それを見た零はこのいい漣の出来事もスパイによる裏切り者の行いではないかと考えました。

円城雅を仕事帰りに呼び止めた久高は、凛にしたことを追求。

「俺はやってないって!何のことだよ。この女子高生、知らねぇよ。」

「じゃあ言えよ!言え!」

マルスの格好をした久高は、球児に動画をまわしてもらいながら、ミヤビを「成敗」していました。

渾一、杏花、呉井、零は、球児と久高が勝手にマルスとして独自に動いた動画を見て呆れました。

同じ動画を見ていた、ミスターKは、マルスをもっと炎上させようと不満を募らせていました。

翌朝。

雅のことで賢成が、久高と球児を叱りました。

「なんでこんな勝手なことした?」

「真中凛ちゃんからも被害状況を聞いたし、雅も凛ちゃんに支払いを共有したことを認めら。」

しかし、Kは、雅の顧客情報に、女子高生がいないことを告げました。

「はめられたんだ。」

「誰が誰に?」

「お前がこの真中凛にはめられたんだよ。」

久高の状況の読めなさに、苛立つ呉井賢成。

そこで、凛を問い詰める球児と久高。

「どういうことだよ。雅に暴力振るわれて売掛迫られたんじゃないのか?」

「ちゃんと答えて!」

「うちが売掛したのは怜王。雅をナンバーワンにしたかったから。指示に従ったら代わりに売りかけのお金を払ってくれるって雅に言われたんだ。」

夕方。

バッティングセンターでストレスを発散する。久高と球児。

「ごめんね、依頼箱を開けるなんて言い出すから。」

「俺のせいだよ。俺さ、誰かの役に立ちたいけどいつも空回りでさ。俺、零に誘われて、マルスに入った。マルスは俺にとって唯一の居場所だったのに。」

「だったら、諦めないで!当たるまでやろうよ。俺も付き合うから。」

夜に、零は大切な存在であった、エリの動画を見ていました。

エリのことをミスターKがターゲットにしていたのです。

エリは、マルスを離れてから個人でアカウントを作り、必死で社会の闇と闘っていました。

「どうして簡単に人を否定して存在まで否定できるんだろう?いつからこんな世界になっちゃったの?私、怖いよ。みんなが私の悪口を書いている。」

エリに好意を抱いていた零は、とても大きなショックを受けていました。

エリの事を当時の仲間、ウドと連携をとりながら探しますが、エリは飛び降りてしまいました。

動画を見終えた零は、エリを偲ぶように涙を流し呟きました。

「イッツ…ショータイム…」

零はマルスのみんなに、「部室に全員集合」のメールをしました。

学校へ向かう途中、久高と球児は、凛と雅、その仲間たちに誘拐されてしまいました。

零、杏花、香恋、渾一、賢成は学校の部室にいました。

「今からもっと前からのマルスの話をする。」

話を切り出す、零。

「久高と球児来ないね。」と香恋。

「顔合わせずらいんだろ。」と賢成。

「みんな、元々マルスは3人で活動していた。エリ、ウド、俺。クロッキーの個人情報流出を暴くため。俺はクロッキーに個人情報を渡した。エリだけが離れて、個人で活動を始めた。ミスターKは、エリを前から狙っていて、当時は炎上もひどかった。エリは自殺した。真中凛に偽の依頼を投函させたのは、K。このメンバーにKがいるんだ。ミスターKはか恋だ。お前が情報を流していたんだろ?」

「あーあ、ばれちゃった。そう…私がミスターK。」

「香恋ちゃん?」信じ荒れない思いの、杏花。

「彼女が國見の娘だから。」と、零。

「うち、離婚して貴城の苗字になった。」

「子供のイニシャルがKで、桜明学園にいることを突き止める為、俺は転校してきた。そして、國見がミスターKをフォローしていることも知った。」

「あの時からスパイ探し始まっていたんだ。」

「そういえば、俺達、渾一、久高、杏花、賢成、香恋、みんなKがつく。」

「俺達をずっと監視していたの?」

「ううん、あのフェイク動画も私が作った。あんたたちがパパの仕事邪魔していたからでしょ。あれはクロッキーが流したんじゃない!スターキングが流したものだよ。あんたの都市伝説聞かされるために、どれだけ虫唾が走ったか。パパに銃で脅された?ここ日本だよ。そんなことあるわけないでしょ。エリのことも悪いと思っていないから。」

「フェイク動画作っておいてよく言うな!」

突っかかる、賢成。

「フェイク動画を見抜けなかったあんた達もよ。私はパパのクロッキーを守るために動いた。」

「それで傷ついたり失われる命があっても?」

「確証のない仮説をあたかも真実だと流す。そんな暴挙、絶対許さない。私は自分の正義に従っただけ。」

「君の正義は分かったよ。だとしたら僕達といた毎日は君にとってなんだったの?みんなとここで過ごした時間は全部、嘘だったの?」

「香恋ちゃん言っていたよね。久高くんと球児君が動いたのはマルスを救いたかったから。」

「馬鹿じゃないの!全部、演技だし…!」

そこへ、久高が殴られて部室に逃げてきました。

凛と雅とその仲間たちによって誘拐されたことを報告。

「位置情報が紐づけられている。お前ならそれを動かせる。」

「なんで私がそんな事。」

「仲間だろ?球児を助けてくれ…。」

マルスのみんなは、誘拐の現場を香恋によって特定。

零と久高が見張りのホスト達を惹きつけている間、救出に向かおうとする、香恋、杏花、渾一。

その頃、雅が怜王を殴り、球児にも攻撃をしていました。

球児は隙を見て逃げますが、階段で怜王と雅に見つかり、怜王が掴みかかり、球児は螺旋階段から転落。

「おい、救急車呼べ!」

杏花と香恋に呼びかけました。

「零くん、俺…楽しかったんだ。マルスでいられて…」

「おい、球児、寝るんじゃねぇぞ!このまま目を開けなかったら承知しない!」

「久高くん…ナイスバッティング…!」

「球児?まだ一度も当たったことないのに、諦めるなよ!当たるまで付き合うって言ったじゃねぇか!諦めるなよ!」

「嫌だよ…球児くん…いやー!」絶叫する、杏花。

零達が見守る中、球児は息を引き取りました。

マルス~ゼロの革命~5話感想・みどころ

「マルス」がミスターKを名乗る謎の人物から誹謗中傷を受け、國見からの名誉棄損での損害賠償請求。

大変な状況のなか、マルスを裏切った、ミスターKは、香恋でしたね。

香恋は國見の娘で、父の仕事の邪魔をする、マルスを止める為に動いていたことが判明。

しかし、零の大切な存在である、エリに誹謗中傷が向くように仕向け、結果的に彼女が自死を選んでしまったのはとても最悪な結末でしたね。

エリがまさか死ぬとは思わなかった香恋。

現実にも不特定多数の声が一人の人間の精神や、健全な生活を蝕んでゆく怖さが伝わりました。

零は、エリを追い詰めた香恋を許し、「彼奴に変わってほしい」とまで言っていて、なんて心が寛大すぎるのでしょうか。

私だったら愛する人を死に追いやった香恋に複雑な気持ちです。

球児と久高が、助けようとした女子高生、真中凛。

かなり質が悪い相手でしたね。

ホストに高校生が売掛なんてするもんじゃないですよ。

ホストを「推し」として見てしまう若年層の女性が現実にいるので、そこはリアルな世の中の闇にフォーカスを当てていますよね。

久高と球児のバッティングセンターでの友情は熱かったし、久高の人柄の良さ、球児の優しさがマルスにこれからも届くと良いなと思っていた矢先でしたね。

最後は、球児が亡くなってしまうとは…。

零にとって、エリを彷彿させる転落死に胸が痛む思いです。

これからのマルスの動向や、香恋が改心するのか必見な5話でした。

 

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