元彼の遺言状

元彼の遺言状9話 6年前の事件の現地へ!不可解な謎と新たな被害者発生!

元彼の遺言状9話あらすじネタバレ

剣持麗子(綾瀬はるか)は6年前に起きた「十ヶ浜強盗殺人事件」の容疑者となってしまった、篠田(大泉洋)の無実を晴らすため、漁村にあるリストランテ「プロメッサ」を訪れました。

すると、ニューボートを出そうとしていたスタッフの滝沢美月(成海璃子)が篠田に気づき、ひどく驚きます。

しかし、篠田は美月に見覚えがないとのこと。

本当の弁護士は、嘘か真実か見分けられることだと自信満々な麗子。

事件は6年前、実業家の小笠原仁美(田山涼成)が主催した「プロメッサ」のパーティーで起こりました。

小笠原が包丁で背中を刺されて死亡し、凶器の包丁と中身を抜き取られた小笠原の財布には篠田の指紋が残っていました。

篠田が小笠原から金を借りていたことや、殴りかからん勢いで口論していたなどの目撃証言もあり、事件後に姿を消した篠田に容疑がかかりました。

当時、篠田は、ミステリー作家になることを夢見ながら、料理人として働いていました。

ある日、プロメッサのパーティーの手伝いを知り合いから頼まれた彼は、ヘルプとして参加。

パーティーの準備で徹夜明けだった篠田は、店の外で眠ってしまい、目を覚ましたら小笠原が既に死んでいたとのこと。

麗子は篠田・・・「田中守」が殺人犯として疑惑を向けられた6年前の事件について関係者だった、医師の高瀬(東根寿英)、リストランテプロメッサのオーナー、藤巻(遠山俊也)、酒屋の店主、瀬戸(金井勇太)、旅館経営者で高瀬と親しい亀田(勝矢)。

麗子と篠田は、公民館付近の旅館に泊まることになりました。

旅館には先に津々井(浅野和之)が既に到着。

違法すれすれの高利で財を成し、子供の進学、親の介護など困難を生きる住民を金で支配し、土地を担保にして、町の住民を追い詰めた小笠原仁美。

小笠原に公民館にいた者のほとんどが金を借りていたことが判明しました。

その後、美月に接触した篠田と麗子。

篠田は新人時代の頃、美月が財布を落として困っていた時に、タクシー代を出してくれたことがありました。

自分が過去の事件当日、リストランテ前のベンチで寝てしまった夜、誰かがストールをかけてくれたことを思い出しました。

そのストールはリストランテの旗を立てた主の中高年女性で、6年前の事件の時、女性は旗を降ろしていました。

高瀬診療所の高瀬に町の住民みんながお世話になっていて、旅館の主、亀田は娘が喘息なことで高瀬(東根作寿英)の世話になっていました。

また、もう一人、高瀬を知っている中高年女性を訪ねると、6年前に篠田にストールをかけたことは認めたものの、女性は認知症のようで、途中できちんと証言が取れませんでした。

旅館にて、篠田は6年前、目が覚めて一度、リストランテに戻ると、パーティーがまだ続いていたことを思い出します。

皆が去ってから、再び眠りに落ちた後、片付けがきちんとできていない厨房に呆れつつも、「逃げろ、このままだと次はあんたが殺される」という不審な内容の電話が篠田にかかってきたのです。

そして、後ろを振り返ると、小笠原が既に死んでいました。

篠田はつまり、犯人にはめられ、濡れ衣を着せられてしまったようです。

旅館で夕食をとっている最中に、津々井が手を怪我してしまい、高瀬の診療所へ。

一家心中、夜逃げ、家族李さん、殺されて当然だったと思う住民もいたのではないか?と小笠原の死に毒づく麗子。

高瀬はこの小さな田舎町に悪人はいないと微笑むものの、高瀬が何か隠していると察知。

翌日。

海鮮丼を食べた後、診療所へ。

紗英も一昨日から篠田と麗子の後を追ってやってきて、津々井の娘のふりをして、潜入捜査。

紗英は高瀬は犯人ではないと篠田と麗子に伝えますが、6年前の事件当時、風見鶏が揺れる音は高瀬診療所にある風見鶏・・・。

店で「次はお前が殺される」という電話を受けた時、篠田が受話器から聞いた音は、高瀬診療所の風見鶏が風に揺れる音と酷似。

夕方になってから、篠田と麗子は、旅館の主、亀田に6年前の状況を説明。

お酒が飲めない亀田は、高瀬の往診の手伝いをしていて、亀田が6年前から、高瀬をよく車で送迎していたこともありました。

1本の「次に殺されるのはお前」という電話を受けた時に聞こえた高瀬診療所の風見鶏の音のことや、電話があった次の日、警察がリストランテを訪ねてきたので、篠田は連絡船に乗って逃亡生活を続けます。

次にもう一、高瀬を訪問。

高瀬に対し、「この土地に悪人はいないと言っているけど、小笠原さんを疑う人は多い」と突っ込む麗子。

高瀬は、麗子と篠田、津々井、紗英が宿泊した亀田の旅館はリゾートホテル建設のため、立ち退きを小笠原に言われていたことを話ました。

しかし、麗子と篠田が去ろうとした際、重要な商人であるはずの、高瀬が口封じで犯人に殺されてしまいました。

そんな高瀬を殺したことに関係しているかもしれないのは、リストランテプロメッサのオーナー藤巻(遠山俊也)と、リストランテプロメッサによく出入りすることが多い酒屋店の店主、瀬戸(金井勇太)でした。

東京へ帰ってから、麗子にスパゲッティを作った篠田。

逃亡生活を続けて以降、警察に捕まらないようにしたり、ミステリー作家になる夢を諦めなかった、透明人間のように自分の存在が誰かの必要とされているのかわからないままで、暮らし続けてきた。

でも今は、篠田敬太郎は逃げも隠れもしない、もう、今まで逃げ続けてきたけど、自分と向き合うことに決めたと話します。

元彼遺言状9話感想・みどころ

篠田が逃亡生活を続け、本名の田中守から、「篠田敬太郎」として生き続けたバックグラウンドに本格的に迫った本日の9話。

篠田のことを誰もが、「田中守」だと覚えていない様子ですが、唯一、篠田の無実を晴らせそうな証人かもしれなかった町の診療所を営む高瀬が、真犯人によって口封じで殺されてしまった痛ましいラストが不気味さを感じさせましたね。

今まではユーモラスもあり、小さな事件を確実に解決に導き、依頼人の嘘と真実を明らかにしてきた麗子と篠田。

ミステリー作家をかつて志しながらも殺人犯に仕立て上げられてしまった篠田ですが、彼は今日、再会した小さな港町に住む6年前の殺人事件関係者から濡れ衣を着せられている・・・。

心優しい篠田が殺人なんかするわけがないですよね。

今回、被害者となった仁美は悪徳で町の人が抱えている生活苦や心の闇の原因となる弱さにつけ込み、お金を借りさせていた恨まれて当然の男です。

この土地に悪人はいないと言っていた高瀬も、町の人たちを穏やかな医師として見守りながら、仁美だけは別の目で軽蔑していたのではないでしょうか。

高瀬にとって往診に行くときに手伝いをしていた旅館経営者の亀田も絶対になにか隠しているし、高瀬に喘息を抱えた娘を診てもらっている分、貸しがありそうな予感がします。

酒屋の店主、瀬戸も麗子と篠田の動きを怪し気に見守っていて、町の人全員が、篠田をはめたような気もしました。

証拠がないまま、犯人出ないことを証明するために、篠田と麗子の戦いは続きますね。

篠田は今まで自分は透明人間だ、必要とされていないと思っていたけど、麗子と麗子の元カレで、「篠田敬太郎」として、麗子に彼の面倒を見るように頼んだ栄治の存在があったからこそ、自分を取り戻せるまで這い上がれたことは救いです。

さて、篠田の無実は証明されるのでしょうか?!物語はいよいよ、修羅場になりそうです。

 

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