元彼の遺言書最終回あらすじネタバレ
篠田(大泉洋)は麗子(綾瀬はるか)のおかげで無実に。
「十ヶ浜強盗殺人」事件は、無事、解決しました。
篠田はショート動画投稿サイトで、客を呼び込もうと必死にアピール。
しかし、その動画を見た人たちは、「暮らしの法律事務所」を探偵事務所と誤解していて、麗子は探偵の仕事が次々と舞い込んでいて、うんざり。
篠田は、この際だからパスポート申請など心機一転する準備をすることで心浮かれています。
昼食はデリバリーのちょっと美味そうなハンバーガー。
篠田は自身が描いたミステリー作品を出版社に持ち込みます。
しかし、編集者(アルコ&ピース 平子祐希)からは中身が古いと指摘されて、落胆。
ひょんなことで出会った「ウメ出版社」の車崎秀という男でした。
喫茶店で篠田の小説を読んだ車崎は、古き良きミステリーの奥に光る嵐差を見出して絶賛。
しかし、売るためにはプラス何か要素が必要とのこと。
その時、客らしき女性が篠田に気づき、十ヶ浜の事件が無実で良かったと話しかけてきます。
そこで、篠田のことに気づいた車崎は、「いけるかもしれない」と原稿を預かります。
ほどなくして、篠田の小説が製本されて、事務所に届きます。
麗子に喜びを伝えたくてうずうずする篠田ですが、麗子は電話を篠田にかけ、これから「タヒチ」に旅行に行くと話しました。
もうすぐ飛行機が立つところとのこと。
間もなく、麗子を頼って、津々井(浅野和之)がやってきます。
娘の彼氏と会うことになっていたのですが、彼氏と娘、両方の連絡がとれないというのです。
さらに、そこには、ホストクラブでケーキを客からもらった黒丑(望月歩)と、紗英(関水渚)も現れました。
紗英もケーキを持ってきたので、みんなで食べようと提案。
ケーキどころではないと騒ぐ津々井。
紗英の依頼は、政治家、嶺村信一の事務所から裏金が3億円もきえたので、力になってほしいとのこと。
ふと、麗子からメールが。
「お金になりそうな案件はすぐ自分に連絡してほしい」麗子らしい文章ですが、彼女が普段使うアドレスと違うことが発覚。
紗英が秘書として働き、潜入捜査を開始。
佐久間進(脇智弘)と接触する紗英。
2人目は、嶺村の息子、恭司。
3人目は、もう一人の女性秘書の先輩、遠山聡子(三倉茉奈)。
3人の秘書が嶺村の金庫の開け方を知っている模様。
津々井は娘が自分を嫌って家出すると言い、黒丑は持ってきたケーキの中に300万円の価値がある指輪が含まれていることを客から知らされました。
篠田は麗子不在で、案件に立ち向かわなければいけないなか、自費出版でも作家になる協力をしてくれると、車崎の提案に乗りました。
自費出版の費用は、紗英が出しました。
津々井はあまりにもよくできた状況に、詐欺だと言い張ろうとしますが、紗英も黒丑も篠田が作家になったことを喜んでいる空気。
麗子は、「篠田敬太郎様 3億円の件だけ詳細を頼む」とメール。
しかし、その不自然な麗子らしからぬメール内容や、麗子が使っていたアドレスに不信を抱く篠田。
そこで、篠田はアドレスの元を調べ、メール自体が麗子からの連絡ではないと知った、篠田。
案の定、麗子は別の人にメールを代行してもらい、警察に捕まっていました。
麗子は拘置所にいて、動けない状況。
その頃、紗英は、会社で、先に帰社した嶺村の息子、恭司と佐久間が、NPO法人の健康促進クラブへ行くことを突き止めました。
2人が健康促進クラブへ行くように、仕組んだのは聡子。
そのことを「暮らしの法律事務所」で話した紗英は、麗子が篠田の小説家デビューを知っていると思ってうっかり話したことを告げました。
元々、麗子には篠田から話すまで内緒のはずでしたが、麗子は喜んでくれていたとのこと。
しかし、拘置所で麗子と面会した篠田は、事件を起こすために、NPO法人の健康クラブを立ち上げる馬鹿はいないと一喝。
案の定、犯人だと思っていた聡子は白で、佐久間がフィットネスクラブを作ったものの、聡子は腰痛クラス、佐久間はメタボ改善クラスでした。
本当の3億円が消えた原因と犯人の動機は、嶺村信一を逮捕させることでした。
嶺村から送り込まれた探偵「森川紗英」と名乗った紗英。
しかし、犯人はこの中にいるけどこれから考えると言う紗英に、聡子は大笑い。
金庫の3億円は一旦、隠されて、嶺村にお金が盗まれたと錯覚させ、金庫に戻しました。
健康促進クラブは裏金を動かし、嶺村を騙すために仕組まれたもの。
事をわざと騒ぎ立てて、マスコミまで呼んだ佐久間達。
佐久間、恭司、聡子は最初から共犯で、紗英と出会ったときは不仲のふりをしていました。
裏金である3億円を隠し持つ嶺村を逮捕してほしかった3人による小さな工作事件でした。
やがて、麗子が出所して帰宅。
豪華な料理をふるまう篠田。
津々井の花婿の情報を麗子に渡し、花婿の居場所が分かったとのこと。
帰宅しようとしたら、オートロックで、マンションとマンションの間で骨折して、身動きができなかったのです。
彼を庇った娘と津々井はぎくしゃくしていました。
次に篠田は、麗子がなぜ、拘置所にいるかを説きました。
麗子は車崎(阿南健治)が詐欺師だと気づき、彼にそのことを問い詰めた上、彼から「麗子に殴られた」と嘘をつかれて、逮捕。
偶然、麗子と車崎が会っていた店にいた中年女性にも、「麗子が殴った」と嘘を言われてしまったのでした。
島崎とその女は、橘(勝村正信)によって逮捕。
さらに、黒丑が客からもらったケーキに入っていたダイヤモンドの指輪は、麗子が口に入れ始めたケーキから見つかりました。
麗子と篠田は切磋琢磨し、今後も、案件を解決するバディとなりました。
元彼の遺言状最終回感想・みどころ
最終回は、自由の身になった篠田が、麗子不在のなか、紗英や津々井が持ってきた案件を推理するストーリー性となりましたね。
篠田一人で大丈夫?ってちょっと思いましたが、案の定、拘置所にいる麗子を訪ね、少しヒントを得てから、答えを導き出した様子は、麗子なしでもやっていけそうかも。
今回は、社長の裏金の事実を明るみにして、彼を逮捕するために秘書3人が仕組んだトリック。
この辺りは消えた3億円の行方として、高揚感が高鳴りました。
残り2つの、津々井の娘と花婿の事件、ちょっと辛口になりますが、必要だったかなぁ?
津々井の娘と彼氏が、家の外にいたことや、命が狙われたりすることがなくてそこは救われました。
津々井の娘の彼氏が骨折して家に入れなかったっていう真相。
アタマの堅い津々井だからこそ、娘と反りが合わなくて、娘も結婚間近になって、父親を困らせたという、娘さん、思春期じゃないんだからもう少し大人になってほしかったな。
黒丑がホストとして沢山の太客からもらったケーキ・・・。
どれも美味しそうで食欲そそられますが、量が多すぎて、日持ち大丈夫かなって思いました。
麗子が拘置所にいる間、篠田が少しは平らげたけど、それでもダイヤの指輪が見つからないところは、謎めいているのかと思いきや、すべてが解決し、麗子が口にしたケーキに・・・(笑)。
ユーモラスを交えた篠田と麗子の活躍はまだまだこれからが第2章のはずなのに、どこか名残惜しくて、もっと2人の活躍を追いたくなる最終回でした。