元科捜研の主婦

元科捜研の主婦(おんな)最終回

元科捜研の主婦(おんな)最終回あらすじネタバレ

科捜研所長の小沢(遠藤憲一)が、元科捜研の主婦、吉岡詩織(松本まりか)の夫、吉岡道彦(横山裕)の兄、吉岡修一(戸次重幸)の殺人事件について真相を知っている可能性を睨みました。

(小沢)ちゃんと話すよ7年前に何があったのか

小沢を家に呼んだ詩織

(小沢)7年前、厚木窒素ガス殺人事件が起きた時、警察は世間を騒がせているこの事件の犯人を早く上げようと躍起になっていた。松井の犯行の裏付ける証拠は2つ。防犯カメラの映像と松井の皮手袋だ。だけど吉岡は松井は犯人じゃないと確信していた。DNA鑑定から。でも吉岡は独自の捜査を続けて恐らく、真犯人に辿り着いた。

厚木窒素ガス殺人事件の犠牲者となった、道彦の兄、修一(戸次重幸)は小沢に松井が犯人出ないことを訴え、松井が犯人じゃない証拠を出してほしいと懇願していました。

(修一)松井が犯人じゃない証拠が欲しいんです。松井の犯行を否定できる何かが!

(小沢)簡単に言うけどよ

(修一)防犯カメラの映像、今こっちにありますよね。松井が映ってる前後1時間、いや、全部見せてください。

(小沢)いい加減にしろ!今更ほじくり返せるわけないだろ

(道彦)真犯人に倉庫に呼び出されて殺された

(小沢)俺は吉岡の遺志を継いで厚木の事件のことを自分なりに調べた。だけど松井犯人説を覆す証拠は掴めなかった。

(詩織)どうしてもっと早く言ってくれなかったんですか

(小沢)家庭に入って幸せそうにしている師匠を見て言えなかった。それに弟家族の幸せが吉岡にとっては一番の望みだったからね。

(詩織)でも私達は真実が知りたいです。

(小沢)もしかすると、犯人は科捜研内部に敵がいるかもしれない。資料見たら、松井のDNA型鑑定のデータが消えていた。そろそろはっきりさせよう。

消されたDNAと鑑定書には真相が闇に葬られていました。

(小沢)でも皆さん宜しくお願いします。

そこへ、副所長の加藤(小手伸也)が入り、詩織たちの行動をまたしても止めようとしました。

(加藤)いい加減にしたらどうなんですか。

(小沢)副所長が師匠を避けてる本当の理由がようやくわかったんすよ。

(加藤)【小手伸也】刑事上がりのお飾りが所長に一体何が分かるんですか。

(小沢)元刑事だから分かるんです。吉岡修一に関することを探られたくなかったんですよね。厚木窒素ガス殺人事件の鑑定を担当したのは、副所長でしたよね?今から厚木窒素ガス殺人事件の再鑑定をします。松井を犯人だと決定づけたのは毛髪のDNA型鑑定です。それを再鑑定します。

(詩織)比較対象ならここにあります。

(加藤)あれはもう終わった事件だ。再鑑定?!比較対象もないのにどうやって再鑑定するんですか。刑事部の指示もなしにそんな勝手が許されるわけがない!これは警察の威信に関わる問題なんですよ!君達もただじゃ済まないぞ!

(詩織)終わっていません。松井が生前使っていいたヘアブラシです。松井の毛髪のDNA型を付着して、手袋についていた毛髪のDNAと一致するかどうかを改めて調べます。

(小沢)もし何かあれば私が全責任をとります。もし、内部に真実を捻じ曲げた人間がいるならそれを正すのが私の役目です。では師匠、宜しくお願い致します。

詩織は、松井美里(紺野まひる)から松井のDNAが確認できる遺品を預かっていました。

(美里)本当にこれで過去を変えることが出来るんでしょうか

(詩織)やってみます。

そこで、息子の亮介(佐藤大空)の迎えを道彦に電話で頼みました。

(詩織)どうしよう。ほんとに再鑑定してもらえることになっちゃった。亮介のお迎え。帰り遅くなるかもしれない。

(道彦)俺に任せてよ。こちらこそいつもありがとう。

夕方、亮介を迎えに行った、道彦。

(道彦)亮介、今日何食べたい?

(亮介)肉じゃが!

(道彦)ハードル高いな。じゃあ2番目に食べたいのは?

(亮介)ぶり大根

(道彦)カレーでいい?

(亮介)いいよ

その頃、再鑑定する詩織たち。

(北村さくら)【島袋寛子】これが当時、手袋から採取された毛髪のDNA型データ。

(詩織)でも当時、採取された松井のDNA型のデータはどこにも存在しない。

(小沢)つまり今から鑑定する松井のDNA型が手袋に付着していた髪の毛のDNA型とこれ一致しなければ、松井は犯人じゃないってことだよね

(詩織)よく出来ました!凄い。

(詩織)それでは始めます

(小沢)何を始めるんだっけ

(詩織)よくできました

(加藤)私が疑われるとはな

(詩織)私は副所長を科学者信じたいんです。30分もすれば結果がすべてを教えてくれます。科学も目は誤魔化せません。

(加藤)科学の目か、やはり君なんかを育てるべきじゃなかった。遅すぎたんだ何もかも。犯行を認めない松井の容疑を固めるために行ったDNA型鑑定のはずだった。真犯人が拘置所で首を吊ったとして分かれば、問題になる。科捜研も

例の手袋のものは、松井はシロで、犯人は別のいます。

しかし、それを捜査一課長の金田(渡辺いっけい)に伝えたところ、金田から鑑定結果を捏造するように言い含まれました。

(加藤)課長大変です。DNA鑑定の毛髪が松井のものじゃありませんでした。科学が証明してくれました。無理です。私にはできません。

(加藤)鑑定結果をね、捏造しろと?出来ません。科学が証明した結果です。

(金田)このことを誰が知っている?犯人は松井だ。松井はさっき死んだんだ。手袋の毛髪が松井のものと一致したと書き換えればいい。拘置所で首を吊った。手遅れなんだよ。

過去を話した加藤に、詩織は言いました。

(詩織)手袋に付着した毛髪のDNAデータを破棄しなかったのは何故ですか?あのデータさえ捨てていれば再鑑定は出来ず、真実を隠せたのにそれは副所長の正義ですよね。科学者としての。けど、7年前に真犯人が別にいるとわかっていれば、義理兄は死ななかったかもしれません。悔しいです!

加藤も自らの態度を改めました。

(小沢)金田の指示だったのかよ

(加藤)冤罪で捕まった犯人が拘置所で首を吊ったなんてことが世間に知られたら警察の信用は地に落ちる。科捜研だってどうなるか分からない。私は松井が罪を被って死んだことをいいことに、金田課長の提案を受け入れた。そうだな、その通りだ、私が間違っていた。

小沢は、金田に追求

(金田)やってくれたな、科捜研ごときが

(小沢)ふざけてるのはどっちだよ。あんたのせいで死ななくてもいい人が死んだんだぞ

詩織はさくら(島袋寛子)に慰めてもらっていました

(詩織)科学はさ、使い方次第で人を傷つけることが出来るんだよね

(さくら)7年かかったけど真実がわかった。それも科学の力でしょ。それと詩織のおかげ。詩織がいてくれたから7年越しに扉が開けごまーって開いたんだよ。真犯人、一緒に探そう。

詩織が翌朝、帰宅すると、亮介と道彦と寝ていました。

(亮介)…タッチ

亮介が握手を求めると、詩織は手を繋ぎます。

(詩織)亮ちゃん…お父さんとカレー作ったよ、食べてね、亮介。

その頃、道彦は太田(八嶋智人)に真犯人は別にいると告げました。

(太田)瀬谷の件、事故じゃなかったって説明してくれよ。

(道彦)兄は爆発事故を装って殺されたんです。恐らく厚木窒素ガスの真犯人に。

(太田)勘じゃないんだな?

(道彦)これは科学がくれた答えなんです。

(太田)よし、真犯人俺達の手で絶対捕まえるぞ。そのコートを脱ぎなさい。

(岡部)ちょっと俺も混ぜてください。2人だけでずっちいな。混ぜてくださいよ。

(太田)その話し方やめなさい。モッズコート脱ぎなさい

(捜査一課女性刑事 千葉)今度、焼肉奢ってくださいね。

(道彦)岡部・千葉組は6年前に爆発のあった瀬谷の倉庫を所有していた会社に聞き込みにお願いします。太田さんは瀬谷の倉庫近くに昔の防犯カメラが残ってないかどうかの確認をお願いします。俺は吉岡がい留置所を調べてきます。

(岡部)事件は会議室じゃない。現場で…!

太田と女性警察官は関係者に聞き込みを、道彦は拘置所に行きました。

詩織に倉田歩人(大内リオン)が電話するものの、詩織は亮介と米粉の餃子を作っていました。

(倉田)吉岡が映っていた防犯カメラ映像なんですけどちょっと気になることがあってみてほしんです。

(詩織)わかった、ごめん、すぐ行きたいけど手が離せなくて

(亮介)お母さんと作った。おばあちゃん!

(倉田)ああ、料理中だったのね。亮ちゃんが作ったの。

道彦と修一の母、美代子(かたせ梨乃)が来ました。

(美代子)元気だった?亮ちゃん、お土産、けん玉

(亮介)ありがとー!

(詩織)お母さん、大丈夫ですか?

(美代子)道彦から修一のこと事故じゃないって聞いたらなんか、居ても立っても居られなくなっちゃって。詩織さん、道彦さんと一緒に修一の無念晴らしてくださいね。

(亮介)お母さん、おばあちゃんとスイッチする?

亮介は美代子と詩織が、詩織の科捜研「スイッチ」が入った時のハイタッチをするのかと微笑んでいました。

その頃、道彦は松井の警務官、永田裕二(金田哲)に接触を図りました。

(道彦)松井直也の件についてお話を聞かせてください。亡くなる前、松井がどんな様子だったか。

(永田)松井のことは今でも忘れられません。松井は子供の誕生を楽しみにしていました。毎日の取り調べに耐えて、ここから出るんだってそう言っていたのに。ある日突然、全て自分がやったと罪を認めて亡くなりました。忘れもしないクリスマスの夜でした。参考になるか分かりませんがこれは松井に関する記憶です。

留置所にいた松井は子供が生まれる喜びや自身の心を落ち着かせるために鼻歌を歌っていて、胸が痛みました。

その直後に松井は亡くなったのです。

(松井)永田さんお子さんは?もうすぐ生まれるんだ。待ちに待った子供です。そのこと考えるとつい…。

(永田)2歳の坊主です。

(松井)2歳かー可愛いだろうな。

やがて資料から道彦は、松井の友人で、マイクロバイオ研究員の手塚達郎(尾上寛之)に辿り着きました。

歩人が生前の松井が映る研究所での防犯カメラデータを確認

(歩人)これです、見て下さい。映像のどの部分が沢山再生されているかを調べたんですけど、、松井が研究準備室から帰った後、午後2時40分この辺りが重点的にみられています。

(詩織)この研究所の図面はありますか…ありがと。防犯カメラの位置は、さっきの映像をもう1回。こ

詩織たちは、研究所の図面を確認しました。

(詩織)ここを見ててください。一瞬、影が見えます。

(さくら)つまり部屋の扉が一度開いたってことね。

(小沢)事件現場の横にある準備室だ。

(詩織)つまり、防犯カメラの死角を移動して、準備室に入った松井以外の人間がいるということです。犯人は研究準備室のドアの隙間から、隣の研究室に液体窒素を撒いた。そして犯行に使った松井の手袋を見つかるように敢えて研究所のごみ箱に捨てた。カメラに映らないように準備室まで移動できるとしたら…この部屋しかないと思います。

(小沢)吉岡はそれを見つけたんだ。

真犯人は松井の犯行に見せかけるために、証拠品を捨てました。

(小沢)そこが誰の研究室なのか調べてみる。あの部屋を使っていた松井以外の人物が分かった。手塚達郎、松井と同期の研究員だ。

(倉田)セイヤーズの画像ヒットしました。

詩織、道彦、科捜研のさくら、小沢、倉田らは、防犯カメラの動画を一緒に確認します。

そこに真犯人が映っていました。

道彦は松井名義の研究結果で賞をとったこと、そこへ修一が通りが飼って真犯人を見たのです。

(道彦)手塚は松井が亡くなった日の朝、面会に来ていました。それにこれ…松井と手塚は共同で多くの論文を発表しています。松井の死後に単独名義で出した論文で賞を取り、その後、プロジェクトリーダーに就任しています。

ふと、道彦は太田が調べた事件現場にいた動画配信者について聞きました。

(道彦)それなんですか

(太田)ああ、瀬谷で活動する動画配信者、セイヤーズ。瀬谷をひたすら歩きまわる3人組。アーカイブに7年前の火災が映っていた。それがあの爆発事故の日の生配信だった。生配信時間もあるんだぞ。

そこへ、岡部と千葉が調査を終え、警視庁に戻って来ました。

(岡部)太田さん。倉庫の会社に問い合わせたところあの倉庫は、事件の半年ほど前から滅多に使われなかったそうです。そこで俺ひらめいたんです。犯人があの倉庫に目を付けた理由が。

(千葉)倉庫のバイト従業員のリストです。

(岡部)【入江甚儀】学生時代4年間、手塚はそこの倉庫でアルバイトしてたらしいっす。鍵の管理も任されていた。

道彦と詩織は手塚に真実を追求します。

(手塚)刑事さん今日はどうされたんですか?

(道彦)妻です。科捜研の職員です。

(詩織)7年前に起きた防犯カメラの映像を改めて調べたところわかったことがあるんです。あなたの研究室は事件の横にあった準備室まで防犯カメラの死角を通って移動できる唯一の部屋であることが分かったんです。さらに、犯行に使われた皮手袋についた髪の毛は、松井のものではないことが分かりました。7年前の鑑定は間違っていたんです。

(道彦)そして、松井は真犯人に辿り着いて事故を装って殺されました。瀬谷区で起きた。爆発事故です。覚えてますよね。これを見て下さい。かつてあなたが事故があった日に、バイトしていた倉庫です。4年間働いていて鍵も渡されていたそうよね。あなたはあの倉庫のどこにどんなものが置いてあるのか全て把握してたんじゃないですか。当然、倉庫にベンゼンが大量にあるのも確認できたんじゃないですか。倉庫であなたが何かを運ぶ姿が映像に残っていたんです。あの日、事故現場を撮影していた動画配信者の動画に映りこんでいたです。台車で何かを運ぶあなたの姿が。

(手塚)何を運んだって言うんですか。

(詩織)液体窒素です。倉庫の広さから考えて撒かれた液体窒素の量は40リットルと推測されます。ここに映っているのは20リットルのボンベが2本。計算が合います。液体窒素 あなたは液体窒素とベンゼンを使ってあの倉庫で爆発事故を起こした。

(道彦)あなたには既に逮捕状が出ています。DNA鑑定も行えば全て明らかになる。まだ続けますか?

(手塚)なんで今頃

(道彦)上司と同期3人を殺したのは何故

(手塚)不当な評価ですよ。松井とは同期で評価されるのはいつもアイツばかり。一度辞めたくせに、子供が出来たから戻りたいってむかついたんですよ!松井に罪を着せたら一挙両得でしょ?

(道彦)松井に面会した時何を言った?なぜ松井は死んだ?

(手塚)言ったでしょ、弱い奴だって、美里ちゃんが犯人だって言ったら信じたんです。奥さんを救いたかったら、墓場まで持っていくって話したら本当にすぐ死んじゃったんですよ。

松井が留置所で自死した理由は、面会に来た手塚が、真犯人は美里だと嘘をつき、さらに、精神的に追い込む言葉を言ったからでした。

あまりにも、残忍な彼の本性に道彦は手塚の胸倉を怒りで掴みました。

(道彦)お前のせいで、お前のせいで…!松井。厚木窒素ガス殺人事件、吉岡修一殺害の容疑で逮捕する

(太田)覚悟しろよ、手塚。

詩織は道彦を労いました。

(詩織)お疲れ様、お疲れ様

道彦は全てが終わり、兄の殺害の理由を知り、詩織の胸で泣き崩れたのでした。

詩織は松井の遺品を妻の美里に返しました。

(美里)事件を解決してくださって、有難う御座いました

(道彦)全部、妻のおかげです。妻は優秀な科捜研職員です。

(詩織)元です。私だけの力じゃなくて、みんなのおかげなんです。とくに夫には感謝しています

(美里)いいですね、お2人とても素敵です。この7年間、ずっとここにかかっていた靄が今朝、起きたら晴れたんです。亡くなった吉岡さんにも感謝しています。本当に有難う御座いました。

(道彦)兄も喜んでいると思います。

道彦はようやく、修一の事実を晴らすことが出来ました。

(小沢)7年前の厚木窒素ガス殺人事件に関して、科捜研及び捜査一課で、DNA型鑑定が書の偽造が発覚いたしました。科捜研の当該職員に関しては証拠隠滅の疑いで近く送致される予定です。誠に申し訳御座いませんでした。また本事件の証拠品を再鑑定した結果、別件の被疑者、手塚太郎のものと一致したため、手塚を殺人で逮捕されました。当時、被疑者とされた、松井直也は無実です。これが7年前の事件の真相です。私のほうからは以上です。

(記者)所長、7年も前の事件の真相が、暴かれたきっかけはなんだったんですか。

(小沢)えーそれはですね。元科捜研の主婦です。6年前に退職した優秀な女性です

テレビを見ていた亮介と道彦。

(亮介)これってお母さんのこと?

(道彦)そうだよ。お母さんは大事件を解決したんだ。

(亮介)へぇー凄い

(詩織)米粉のパンケーキで来たよ。

(道彦)食べる前に1つお話があります。どうしても実証したい仮説があるんだ。お母さんが科捜研になる仮説。さくらさんも言ってたでしょこれがラストチャンスだって。それ考えたら科捜研で頑張る詩織の姿が診れないのはなんかさみしいなって。その才能を発揮してほしいし、科捜研でいきいきしている詩織も好きだし、もっと見たいんだ。詩織が活躍しているところ。あ、勿論、詩織次第なんだけど。

(亮介)お母さん、科捜研になるの?僕も見たい

詩織は家族の優しさに涙ぐみながら本音を伝えました。

(詩織)私は家庭に入ってからずっと幸せでした。でもやっぱり科捜研の仕事も大好き。どちらも選んでそれでも幸せになれる仮説を証明してみたい。この証明は簡単じゃないかもしれないけど、家族一緒なら答えが出せる気がする。

(道彦)やってみよう。

(亮介)僕もやってみる

(詩織)お残りさん増えるよ。朝の支度もスピードアップだよ。

(亮介)僕なら出来るよ。年長さんだもん

(道彦)お迎えもちゃんと手分けしてしよう、家事も詩織だけに任せない。

(詩織)もし失敗してもまた考えよう

(亮介)失敗は成功の母だよ

(道彦)亮介、さすがだな

(道彦)(詩織)スイッチ

(道彦)(亮介)スイッチ、スイッチ

翌朝。

(亮介)お母さん、遅刻しちゃうよー

(小沢)おはよう、みんな元気

(歩人)課長また来たんですか。

(さくら)こっちはお迎えのタイミングがあるから課長の相手してる時間ないの

(亮介)では、始めましょう

(幼稚園教諭)共働きでも慌ててお迎えに走ってくるのって大抵、お母さんですよね。これって変わらないんですかね。済みません、今度、私、結婚するんです。仕事続けようか迷ってるんです。

(詩織)先生、科学ではものの見方を変えると思わぬ結果が得られることがあるんです。でも1人の力では難しい時があって。でも私、最近買われた気がするんです。一人じゃなくてもっと周りを頼っていいんだって。家族がくれた答えなんです。

(幼稚園教諭)さすが科捜研の女ですね。未来が明るくなってきました。

(亮介)あれ?お父さん?

(道彦)今日、お迎えじゃなかった?

(詩織)今日、私の番。

(道彦)じゃあ次は誰が早いか競争だ

(亮介)お父さん、待ってー

科学はいつだって私の味方だ、でも今は科学だけじゃない、家族が最強の味方だと改めて感じた、詩織なのでした。

元科捜研の主婦(おんな)最終回

ついに明かされた道彦の兄、修一の真相…。

これまでの犯人は誰かのことを想い、その気持ちが複雑に絡み合って罪を犯してしまった人たちが大半でした。

しかし、修一を殺した手塚は、人の姿をした怪物でしたね。

彼には良心の欠片もなく、冤罪で留置所にいる松井に

「真犯人は松井の妻の美里だから墓場までこの秘密を持っていこう」

なんて言ったなんて心の底から怒りが湧き出てきましたよ。

松井が生前、刑務官をしていた警察官の永田に子供が生まれる喜びを口にした場面に涙が止まりませんでした。

「永田さん、お子さんは?」

「2歳の坊主です」

「2歳か、可愛いだろうな」

この会話から、彼のような罪なき優しい人が冤罪で亡くなるなんて胸が張り裂けそうな思いでした。

松井周囲から評価されていたなどくだらない理由で、松井の人生と、修一の命も奪った手塚に、道彦の怒りと悔しさが伝わってきました。

シリアスな展開のなか、吉岡家の愛息、亮介を演じた佐藤大空さんの愛らしさと、入江甚儀さん演じた「クセが強すぎる刑事」、岡部のユーモラスに救われました。

手塚が逮捕され、全てが終わった解放感と、修一の死を受け入れて、前を向いていく詩織たちに、私も、友人を亡くしても、明日を生きてゆく勇気をもらいました。

今度は科捜研として事件と周囲の人物の背景に迫る、詩織にまた出会いたい最終回でしたね。

 

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