ナンバMG5 ８話あらすじネタバレ
剛(間宮祥太朗)、深雪（森川葵）たちは、白百合高校の３年生に進級。
修学旅行で広島に行く話で大盛り上がりです。
出発前夜、剛は市松高校に通う友達の伍代（神尾楓珠）と、千葉商業高校に通う大丸大助（森本慎太郎）と遊びに行きます。
大丸と伍代に、普通の店でパンツを買いに行きました。
剛は母のナオミ（鈴木紗理奈）が、派手なメンズ用のパンツしか買ってこず、普通のパンツを買い求めていたとのこと。
そこで、大丸の中学の時の同級生で初恋の相手だった水野友美（森迫永依）と再会。
大丸は、彼女に思いを伝える前に、友美が引っ越してしまったので、思いを伝えられないまま時だけが経過。
そして、友美に声をかけた大丸は、近況を聞くと、「大ちゃんには関係ない」と言われ、キャバクラが入った雑居ビルへと消えた友美。
違和感を抱いた大丸は、剛や伍代と別れた後、大丸は友美を仕事終わりまで待ち伏せ。
友美は、キャバクラで働いていました。
すると、明らかになったのは、母親の再婚相手からのDVによる虐待から逃げて、福岡の親戚を頼ったので、友美は兄の幸男（田本清嵐）と暮らすことになり、引っ越した経緯を話しました。
兄は友美と母親を義理父の暴力から庇うほど、優しい性分。
しかし、引っ越し先で、幸男がスロットに負け、不良仲間から700万も借金をしてしまったとのこと。
それで、友美は、大丸たちと中学の時に行った夏祭りの途中で抜けていました。
そこで、友美は借金返済のために今働いている店を紹介されたとのこと。
その不良仲間は、ヤクザの息子で西日本最強と恐れられている高校生、安藤網平（葵揚）。
後日。
大丸は、安藤と話をつけるために伍代、友美とともに新幹線に乗り、広島へ。
たった一人の兄を助けるために大丸と伍代と共に向かいました。
父がやくざの安藤は、とても最強で経済的にヤクザの世界は厳しいと父に叱られます。
そのむしゃくしゃを抱えつつ、友美に電話。
友美の兄、幸男は、安藤の舎弟として働いているのです。
その頃、剛は修学旅行を満喫中で、剛の家族、難波家は猛（満島真之介）は近所のおばちゃんと共に渋谷へ。
友美の兄の幸男が安藤から借金のことで悪用されていることを察知。
幸男は今のところ、ケガもせず、安藤の言いなり。
友美を庇いながら、伍代と大丸は、安藤との勝負に勝ち、安藤が幸男と友美に近づかないことを約束させました。
その頃、剛は、巻（富田望生）、深雪（森川葵）や男子たちとクラスメイトと大盛り上がり。
剛の好きな相手は、深雪だと恋バナに花が咲きますが、見回りの先生が近づくなか、一斉にみんなで隠れました。
布団の中で、難波を見つめる深雪と、胸が高鳴る剛は、そっと深雪の肩に手を置きます。
大丸はクラブ「JJ」で幸男と友美を守るために、安藤と喧嘩。
思わず伍代が庇うものの、安藤はとても手強い存在で、高身長の大丸も歯が立ちません。
ヤクザの会合のため、友美も被害に遭わず、大丸と伍代の元を去る安藤。
翌日。
相変わらず修学旅行を楽しむ剛ですが、剛は同級生の島崎（春本ヒロ）の体調が悪くなりた、倒れたので、小さな診療所へ連れて行きます。
偶然、大丸と伍代も同じ病院にいて、喧嘩の怪我を治療しに来ていました。
大丸と伍代の事情を知った剛は2人を心配。
剛の兄、猛は近近隣住民の島田と共にパチンコへ。
その帰りの夜、2人のヤンキーが絡んできて大ピンチ。
彼らは不良集団「マッドマウス」のメンバー。
不良たちにひどい目に遭わされていた島田を助けるため、「グレ」こと、小暮翔（東啓介）と、「グロ」こと、石黒正（鈴之助）。
伍代は一人で安藤がいるJJへ。
安藤と伍代を幸男と友美の目の前で殴り続ける安藤と大勢の不良たち。
しかし、剛は状況を察して、JJへ伍代と大丸を助けます。
剛は闘ってから、友美と幸男の借金をチャラにし、旅館へ。
痣だらけな剛の顔を見た見回りの教師、桐山は思わず心配します。
しかし、桐山の目を避けるために伍代と大丸に頼んで、汚れた特服を宅急便で送ってもらいました。
ジュースは飲んだからないと言いますが、次の日、桐山から難波家に電話が。
剛は停学処分になりますが、母、ナオミ（鈴木紗理奈）はヤンキーの常識を押し通していて、剛の二重生活はばれずに回避。
夕飯の食卓でも、剛が修学旅行で広島を制覇したと難波家は大盛り上がり。
しかし、兄の猛だけは、昔から勘が鋭いので、剛の様子がおかしいと気づいていました。
車に乗り、彼が到着したのは剛の学校でした。
ナンバMG５ 8話感想。みどころ
心優しく、正義感が今日も溢れていた剛。
そんな彼の親友、大丸にフォーカスを当てた本日の8話、今日も義理人情に厚くて、感動しました。
大丸はかつて同じ中学だった初恋の相手、中野友美とその兄、幸男を守るために、ヤクザの一人息子、安藤やその腰ぎんちゃく的な不良たちと闘う勇姿がカッコいい！
しかし、身長が高く、身のこなしも運動神経抜群な大丸や、剛に負けず劣らず、喧嘩に強い伍代さえも負けてしまう安藤のおぞましい強さが際立ちましたね。
安藤は集団を思い通りに動かし、一人じゃ闘えない臆病者でしたが。
剛や大丸、伍代のように本当の意味で気にかけてくれる仲間と安藤は一生出会えないでしょうね。
今回は、女性の登場人物である友美が安藤が率いる不良たちからひどい目にあわされなくてよかったところは救いでした。
虐待サバイバーだった彼女が、自分と母を、義理父から守るために庇い続けてきた兄、幸男のやらかしを放置できず、頼もしい大丸と伍代に頼った結果は正解だと思いました。
ところが、剛が最終的に助けなければ、安藤達はますます力を増して、もっと危険なことをしでかしそうな勢いでしたね。
剛もギリギリ負けそうになりますが、やはり彼は無敵で、安藤の隙を狙った一撃は見ていて爽快。
剛の正体を見破ろうとする新校長の言いなりな、教師、桐山の目もあっさり潜り抜けますが、兄の猛の目は誤魔化せないようですね。
難波家の中で、一番、勘が鋭くて、家族の変化、人の気持ちに敏感なところが剛に似ている猛。
不良のグロとグレから、近隣住民を守るために戦った時も、剛のルーツとなるような正義感や人が傷つくことを最も嫌う人柄の良さが伝わりました。
そうそう、不良の一人、グレを演じているのは、剛役の間宮さんとは今年、二度目の共演となった、東啓介さん。
東さんは「ファイトソング」では、料理上手な間宮さん演じた売れないバンドのボーカルのバンド仲間で親友役でしたが、今回のグロ役は同一人物とは思えない迫力と怖さがありましたね。
東さんと剛の絡みも今後、期待しちゃいます。
猛は、難波家にとって、もう一人の父親的存在といえます。
普段は、昔気質ですが、情に厚く、厳格な雰囲気に見えて、娘の吟子には甘い勝と違い、優しくもあえてはっきり本音をそっと寄り添う猛の動向に今後も注目したい。
その猛がいよいよ、剛の真実を暴きに、白百合高校と市松高校へ出向くラストシーンはひやひやしっぱなしですよ。
次週、剛の青春に足を踏み入れる「部外者」は、猛かもしれませんね。
