姉ちゃんの恋人4話あらすじネタバレ
桃子(有村架純)と真人(林遣都)、日南子(小池栄子)と悟志(藤木直人)でダブルデートを開催。
花宮公園で行うことを真人に知らせた桃子。
桃子の弟で、長男の和輝(高橋海人)は桃子が初めての恋愛で傷つくことがないようにと願っています。
真人は、過去のトラウマから自分は、「楽しんで」いいのかどうか葛藤していましたが、悟志(藤木直人)にメールで促されていくことに。
和輝、優輝、朝輝は、それぞれの近居報告をし、桃子は自分の稼ぎを発表。
和輝はアルバイトも稼ぎが良いこと、優輝は大学で良い評価をもらい、末っ子の朝輝は入りたいスポーツチームがあることを桃子に頼みます。
桃子は、それを了承。
次に、自分達家族がこの家にい続ける事が出来るのは亡き両親が家を遺してくれたこと、弟たちは世間から見ると容姿が良いから、弱い人を助けられる優しい人になること、自分の人生をそのきれいな顔と綺麗な心を持って真っ当に生きてほしいと弟たちに伝えるのでした。
そして、自分は真人に恋をしていることを報告。
3人の弟たちは姉が恋愛で悲しむことを危惧し、真人のことを心配しています。
弟たちの優しさに桃子はその夜、思わず涙するのでした。
貴子もそんな真人の心境変化を感じ取ります。
桃子の親友、みゆき(奈緒)は、和輝から先日訪れたカフェに誘われます。
親友の弟からの積極的で純粋なアプローチに戸惑うみゆき。
和輝は当時、中学1年の頃、両親を亡くしたばかりで桃子が家族のために必死だったことや、両親の死で悲しむ自分をコンビニに連れて行ってくれて、なんでも買ってやると期前の良いことを言ったことを、みゆきに話します。
そのとき、和輝は柔軟剤を選び、みゆきにもっと違うものを選ぶことをたしなめられたこと、おでんを一緒に食べた思い出を語るのでした。
その後、みゆきに告白した和輝ですが、みゆきに女性の気持ちが複雑で、今、交際を求められても返事ができないことを伝えます。
みゆきは純粋無垢な和輝に根負けして付き合う事に。
同じ頃、桃子は職場のホームセンターで、日南子(小池栄子)がミスの連発でみんなに迷惑をかけていることを伝えました。
桃子と計画しているダブルデートのことで頭がいっぱいでミスしてしまったのです。
桃子たちは日南子のミスをみんなでカバーすることに。
同じ頃、職場のお弁当屋で同僚の中野藤吉(やついいちろう)が母に反発ばかりでなにもしてやれなかったことを後悔していることを貴子に告げます。
貴子は普通の母子のコミュニケーションの取り方が分からないのです。
真人が母思いの優しい息子であると同時に、彼の過去の闇が関係していて、親子の「普通」を知らない状況であることに気付かされた貴子。
家で真人が言いかけたことに関して口をつぐんだ際、「無理しなくていい、母親に言いたくないことがあるときもある。それでいい」と優しさを覗かせます。
反抗して「うるせぇばばあ」と言っても構わないとも伝えました。
そしてふと、真人は忌まわしい過去を思い出します。
真人には大切な恋人、香里がいました。
夜道を二人で歩いていたところ、たちの悪い男たちにぶつかり、香里が男たちに連れ込まれてひどい目に遭わされそうになりました。
不良と格闘しても、小柄で華奢な真人はすぐ倒され、香里はどんどん危ない状況に陥りました。
香里を助けるため、近くにあった資材で男を殴り続けて警察に。
不良たちは死ななかったものの、警察から取り調べを受けた真人ですが、香里がなんと、男に襲われてなどいないと不自然な証言をしたのです。
当時の刑事は、真人が酔っ払って男に危害を加えたのだと思い込んでいました。
ここで、真人は罪に問われてしまったのでした。
そして、そんなトラウマがフラッシュバックしながらも、真人は気持ちを切り替えてダブルデートに出かけました。
悟志と日南子、桃子と真人。
日南子は桃子に、デートの服装が似合っていると肯定されたり、年齢を重ねた人を「いたい」という表現をする人を許せない、誰かを誹謗中傷をする人を放置できない彼女の優しさを知るのでした。
デートのとき、真人と桃子は偶々、同じブランドのパーカーを着ていることに気付き、その場の空気が微笑ましい雰囲気に。
みんなでスーパーへ行き、バーベキューの食材を買った後、公園でアウトドアを満喫。
桃子は真人に、両親の悲しい事故死以来、常に弟たちのことを考えて生きてきたこと、元恋人がいたけれど、弟の話をばかりして降られたことを話しました。
悟志は日南子に、「自分はいらない存在、生まれてきてよかったのか?」と思うほど一般的な家族愛を知らずに育ったからこそ、自分を心から愛してくれる人がいたらと思い続けていたと伝えました。
日南子は温厚な彼の予想外の人生背景に思わず涙します。
桃子は真人に、自分の生き方に後悔していないこと、自分に起きたことは受け入れるしかないと前向きな思考を伝え、真人に告白。
しかし、真人は自身のつらい過去から、大切な人を失う恐怖が拭いきれません。
ふと、タクシーで仕事先から帰ろうとしていた川上(光石研)は、真人が桃子と仲睦まじくしている姿に戸惑いや複雑な心境を覚えます。
川上は桃子と弟たちの叔父で、真人が逮捕された時から、今の貴子との穏やかな日常が送れるようにサポートしてくれた保護司だったのです。
来週は、心の傷から立ち直れない真人が、優しすぎるくらい周囲に優しいプラス思考な桃子と距離をとってしまいます。
姉ちゃんの恋人4話感想・みどころ
真人の成長を穏やかに長い目で見る母、貴子の優しさが身に沁みます。
真人と、香里の過去がつらすぎるんですけど。
場面がきつい・・・とにかく心にずしっとくる乗り越えるのに時間がかかる経験をしたな、真人って思いました。
不良にぶつかり、女性なら誰もが立ち直るのに時間と歳月がかかる経験をした香里を助けようとした真人ですが、その香里が真人にした仕打ちがひどすぎるんですが・・・。
そりゃあ、真人がコミュニケーション下手だったり、女性との距離感や自分は人と楽しい時間を過ごしていいのかって憶病になる気持ちわかります。
香里が助けてもらったのにもかかわらず、恩を仇で返すような行動をとった理由もまだ明かされていませんが、今後、めちゃくちゃ気になりました。
でも、女性からしたら、自分が強姦されそうになったことは思い出したくない出来事だし、警察に根掘り葉掘り聞かれることも抵抗あるだろうという気持ちは分かります。
きっと香里と真人の間にはとても大きな展開が待ち望んでいそうですね。
真人だけでなく、悟志にもトラウマがあったなんて。
悟志は周囲に愛情深くて優しい人なのに、人生背景が意外でした。
真人の女性恐怖や、人と歩み寄るのが不器用な原因が、悲しすぎましたが、その分、日南子と悟志が遊具でエンジョイするシーンは救われましたね。
幼少の頃から親から疎まれ、家族愛に恵まれていなかったことから、自分を本当に好きになってくれる人が好きとかもう・・・・日南子のようにもらい泣きしてしまいました。
真人と悟志ってどこか似たようなところがあるのでしょうね。
自分のつらいバックグラウンドから、桃子と日南子に出会い、前に進もうとしている発展途上なところが似ています。