姉ちゃんの恋人3話あらすじネタバレ
ハロウィン当日、閉店後のホームセンターでは、クリスマスに向けたレイアウト変えが徹底しておこなわれました。
店内に飾られた大きなもみの木を見上げる桃子(有村架純)。
胸には達成感がこみ上げ、真人(林遣都)もまた、来店した客たちの嬉しそうな笑顔に今まで味わったことにない喜びを感じていました。
桃子たちの飾りつけは大成功し、開店した直後、お客たちがたちまち笑顔に。
桃子と吉岡は、達成感をお互いに感じ、余韻に浸ります。
家路に着いた桃子と真人は互いの健闘をたたえ合い、2人きりの時間を過ごすことに。
お酒が苦手というわけではないけれど、飲まないという真人と、思ったことを何でも言う饒舌になると話す桃子。
2人は、近くのファミリーレストランへ行きます。
いつもは、ホームセンターと母の弁当屋の仕事を手伝っている真人は、夕食をとるのが朝だと話す桃子。
桃子は別れ際に、真人が頑なに人を寄せ付けない「何か」を抱えていることに気付きます。
桃子と食事後、弁当屋の手伝いに入る優しさを持つ真人。
彼の仕事の頑張りを見に行くと言う貴子。
息子の仕事ぶりに思わず涙する貴子に対し、もうこれまでとは違い平穏な日常が送れるし、自分のことは何も心配いらないという真人。
その頃、桃子は親友のみゆき(奈緒)と共にストロングチューハイを飲みながら「お疲れ様会」をコンビニの前で楽しみます。
弟たちは、吉岡の保護司で、桃子の叔父、川上(光石研)に、桃子が恋をしていることを告げます。
桃子は日頃から、職場恋愛はしない主義を貫いていますが、初めての恋に夢中になっています。
桃子は、みゆきに職場恋愛をしていることを打ち明けていました。
また、真人が自分には言えない何かを抱えていることも話します。
一方、バーで一目ぼれした悟志(藤木直人)が同じ職場の人間だと知り、運命を感じる日南子(小池栄子)は悟志の笑顔と人なつっこさにますます、心惹かれていきます。
悟志が来ることを想定していて、日南子はわざと今、バーの席に座ったところと誤魔化します。
二人はほろ酔い状態で楽しく飲み、ほのぼのした空気に。
「この人と想ったら一生添い遂げたい」と言う悟志や、彼の優しくて温和な態度にますます心がときめく日南子でした。
あくる日、みゆきは仕事帰りに、学校とバイト帰りの和輝(高橋海人)に誘われてお茶します。
和輝はみゆきの初恋の人だと急に告白。
カフェオレのクリームが口についていたのを和輝がペロッと手ですくってなめる仕草に、みゆきは経験したことのない恋心を覚えるのでした。
その頃、真人の母、貴子(和久井映見)は息子の働きぶりを見てからホームセンターへ。
貴子は息子が仕事仲間と協力しながら、クリスマスの飾りつけをした様子を見て、感動。
思わず涙をこぼす姿に、桃子は何か困っているのでは?悲しいことがあったのではと誤解して声をかけます。
貴子を気遣いながら話す桃子。
「ニュースに出るようなツリーも素敵だけど、ちょっと気後れしてしまう人もいて、クリスマスだからってはしゃげない人も世の中にいて、そういう人も見に来れるし触れるし」と本音をこぼす貴子。
桃子は彼女が真人の母だと知らず、話しを続けました。
「とっても素敵な人で、仲間なんです」と言う桃子。
桃子のことを真人に話す貴子。
貴子は、息子の真人が、二人と川上しか知らない過去が原因で、自分らしく生きていくことをどこか躊躇っている様子を感じ取っていました。
真人は母の優しさに気付きながらも、それを優しさと自分の本当の心に蓋をして誤魔化していました。
日南子は、デートに誘おうにも、どうしていいか分からず、困惑。
そこで、同じように真人に恋をしている桃子に、「ある作戦」を提案。
ダブルデートをしたいとのこと。
高田に恋をしている日南子は、桃子が真人に気があることも既に気付いていました。
そして、悟志のほうから返事は来ますが、真人はなし。
その頃、桃子のホームセンターでの配送の仕事をしていた真人は、作業中に段ボールが体に落下し、それどころじゃない状況でした。
真人は一命を取り留め、意識もあり、自力で帰れることになりますが、手を怪我しました。
そして、病院の待合室で、彼はトラウマになっている、母の貴子と保護司の川上しか知らない過去がフラッシュバック。
実は、香里という恋人が事故に巻き込まれ、安否が不明な状態になっていたのです。
その時、彼は警察に連行され、手には手錠をかけられていました。
その後、桃子にダブルデートの返事をし、元気を取り戻すのでした。
来週は、真人の過去にさらにもっと迫ります!香里のその後は?真人は何に怯えているのでしょうか?
桃子と真人、日南子と悟志のダブルデートの行方もお見逃しなく。
姉ちゃんの恋人3話感想・みどころ
可愛い・・・桃子と真人がクリスマス準備を経て、ホームセンターの同僚や先輩たちと達成感を共感し合う姿。
仕事を終え、ファミリーレストランへ駆けてゆく2人は、まるで青春を謳歌している若者のようでとても微笑ましかったです。
日南子と悟志のオトナの恋も、冬の温かなクリームシチューのように、ほっとしますね。
桃子の親友、みゆきにも今日は進展が!みゆきはなんと、和輝とゆくゆくは良い恋ができそうな気がしました。
貴子が真人と桃子たちがクリスマスの店内装飾をしたホームセンターへ行ったとき、クリスマスツリーを見て涙ぐむ母の顔をしたとき、私ももらい泣き。
貴子は心の繊細でちょっと過保護なとこがあるお母さんですね。
我が子が仕事場で頑張っている姿が見れただけでなく、彼女にとっては息子の真人が過去の「ある出来事」で、前に進めなかった時期があるからこそ、余計クリスマスツリーを見て気持ちがこみ上げてくるところが共感。
川上に保護司としてケアをしてもらった背景から前科があったことがうかがえます。
大切な存在だった香里との過去や、真人が恋することや自分らしく生きることに関して、「自分はありのまま生きていちゃいけない」とか「こんなに幸せで嬉しいけどそんな自分でいいのかな」って迷っているところが顔や、桃子への態度で感じ取れます。
ただ、みんなでクリスマスのデコレーションを完成させたときは、「俺、みんなと笑ってる、仲間と一緒にいる」とでもいうかのように心から笑顔をこぼす真人がいて・・・あ、だめだ、思い出したら涙腺が。
真人は元々、心優しい人だと思います。
しかし、香里との過去、川上の温かい存在、母、貴子の献身的なサポートにより、ようやくギリギリ、人並みに平穏に暮らせている自分との葛藤がうかがえますね。
桃子と真人の恋がどうか実りますように・・・そして、2人がどうか、桃子の両親の事故死と、真人が香里を失った原因と繋がらないことを願いたい3話でした。