ナイトドクター

ナイトドクター6話 美月(波留)と深澤(岸優太)に変化が!

ナイトドクター6話あらすじネタバレ

朝倉美月(波留)は、工場の事故現場で複数の傷病者が出たと「あさひ海浜病院」にドクターカーの出勤要請が入ります。

本郷(沢村一樹)は、朝倉美月(波留)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)たち現場に向かわせました。

美月は車で患者に関する資料を見ていて、眩暈を感じますが、疲れているだけだろうと気に留めませんでした。

まず、美月は鴨田という患者の処置にあたりました。

鴨田は鉄骨が落ちてきたことが原因。

深澤が崩れた資材置き場を見に行くと、重傷を負った作業員がいます。

鴨田は美月に事故が起きた原因である何かを指示。

作業員は足を挟まれてとても痛々しい状況。

治療の自信がない深澤は、美月を呼び、処置を頼むことに。

美月は作業員を助ける為に、資材の山を登るが、立ち眩みを起こして落下。

暫く意識を失った美月だが、深澤の呼びかけに、目を覚ましました。

「早くレスキュー隊を呼ば回とあの患者持たない」と訴え、美月は処置を続けます。

全ての傷病者の対応を終えた美月は、資材の山から落ちた際に、肋骨が折れて脈にも異常が起きていました。

桜庭(北村匠海)は搬送される美月を見て、心を痛め、思わず深澤に何があったか声を荒げて問いただしました。

「自分のせいで・・・」と深澤は責任を痛感。

深澤は自分が傷病者の処置を任せきりにしたことを悔やみ、成瀬(田中圭)も美月を止められないことに責任を感じます。

骨折の影響で、失神したことが判明した美月は医療器具に繋がれ、入院することに。

本郷(沢村一樹)に自分が美月に処置の対応を任せっきりで、無力だったと説明。

朝倉はどうしてバランスを崩したかと問う本郷に対し、美月がこのところストレスを感じていて、立ち眩みをしている前兆が以前からあったと告げます。

成瀬も、自分もちゃんと朝倉の状況を把握できていなかったことを伝えました。

さらに、本郷は朝倉がナイトドクターの仕事と掛け持ちで、昼間のクリニックで働き始めたことを初めて知るのでした。

翌朝。

美月が事故に遭ったことはあっという間に病院内で話題になり、問題視され、嘉島(梶原善)は本郷の監督不行き届きだと叱責。

その頃、「肋骨が3本折れて、処置が遅れていれば死んでいてもおかしくない。」と幸保(岡崎紗絵)に言われた美月。

その後、入れ替わりに来た成瀬(田中圭)は、美月が副業をしていることをそれまで知らず、そのシフトを見つけて叱責。

「お前のしたことは一歩間違えれば患者の命だったかもしれない。今のお前は救急医失格だ」

美月は少しでも患者の役に立ち、周囲の足を引っ張らないように努力したかった意思を酸素マスク越しに告げますが、成瀬は去っていきました。

本郷は、桜庭の母、麗子(真矢ミキ)と、病院長の八雲(小野武彦)に全ては自分の責任と頭を下げ、今後はルールを厳守したうえで成果を出すと宣言。

美月のことで落ち込む深澤を寮でフォローする成瀬。

かつて美月と同じように情熱をもって、患者に接していた後輩の女性がいたことを口にします。

彼女は当時27歳で過労死。

無理をしてでも働くなんて当然だと思っていたと話す成瀬。

朝倉を見ていると、その彼女を思い出すと言葉を続け、そういう価値観を抱いていた自分を今は悔やんでいるとの事。

深澤はこの仕事が無理がたたると最悪な事態になると痛感。

2週間後、なんと朝倉が入院生活から回復し、デスクワークをする深澤を気にかけます。

バストバンドをつけていれば、動いて大丈夫だと言い、すっかり元の美月に。

バーで呑んでいた本郷と麗子はお互いにナイトドクターの存続について話し合い、本郷は「いつか俺もお前も死ぬ。その時まで、生きた証を残したい」との事。

現場に戻った本郷。

始末書を書き、美月は本郷から復職を許可されました。

患者の一人、鴨田を尋ねたところ、彼は美月に礼を良い、従業員の労災手続きをしていることを告げられます。

そんな朝倉と患者の様子を別の患者(柳俊太郎)がベッドに潜りながら耳を欹てていました。

復帰早々、幸保は美月の体調を気遣いますが、美月は復帰したからこそ、自分がみんなに迷惑を掛けないようにと機敏に動きます。

しかし、その態度や周囲の思いやりを理解していないと感じた深澤は激しい怒りを美月にぶつけました。

「いい加減にしろよ!みんな朝倉のことを心配しているんだ!どうしてもっと自分の体を大事にできないんだよ!本郷先生だって責任を感じている。みんなにこれ以上、迷惑をかけるな!」

朝倉と深澤の大人げなさを本郷は「早く2人とも仕事に戻れ」と軽く注意。

新たな現場へ向かう朝倉達。

深澤は胸部を圧迫された患者を一人で対応するよう、成瀬に指示され、処置方法を説明。

対応に途中まで応じ、次の患者に声をかける深澤。

美月は幸保から「頑張っている人は自部が頑張ることで自己満足を得ているだけ、見ている周囲は心がすり減らされることだってある」と厳しく指摘され、反省。

その後、美月は別の患者の一人で、鴨田と同じ現場で働く作業員から、鴨田が持病があり、鴨田が作業現場で機械を誤作動させてしまったことが事故の原因と知らされました。

作業員はさらに言葉を続け、鴨田の処置は成瀬が快く対応してくれたおかげだと報告。

その頃、無事、患者の対応を終えた深澤たち。

深澤に成瀬に褒められたことを思い出し、自分に自信がつきます。

翌朝

美月と深澤はお互いに衝突したことを謝り、美月は自分の管理が甘いせいで、医師たちに迷惑を掛けたことを詫びるのでした。

深澤は幸保に本を借りるなどしてドクターとしての知識を深めていました。

陰ながら彼が努力をしていることを知る美月。

現場に夕方以降、出勤すると、鴨田が倒れたことを知りました。

一緒に働く作業員の話によれば、それまで鴨田は従業員の為に持病の体を無理をして働いてきたことも聞かされた美月。

美月は鴨田に、幸保と深澤から指摘された言葉を借りて、無理やり現場に向かい、クライアントに謝罪しようとする鴨田を説得。

幸保や深澤に自分たちが伝えてきた説得法をそのまま、鴨田に伝えます。

美月は自分とよく似た価値観の患者に直面し、ナイトドクターとして一歩、成長するのでした。

また、幸保や成瀬、深澤にもっと医師として成長したく、参考書やDVD、公演に参加して学びたい意思を仲間たちに伝えた美月。

幸保、成瀬、深澤は美月の揺るぎない向上心の強さを見守ることにしました。

深澤は妹の心美(原菜乃華)から、深澤が臆病者を卒業し、1人で現場で対応をしたことを話題にされ、美月が話したことを察知。

その後、訪ねてきた美月と共に、「チキン卒業」を喜ぶ深澤。

彼もまた、ナイトドクターとして一進したのです。

ナイトドクター6話感想・みどころ

今回は美月と深澤のそれぞれの成長が垣間見れたエピソードだと思いました。

美月は努力を惜しまず、1人でも多くの患者を見捨てない為にがむしゃらに頑張る鴨田と自分を重ねていたのかもしれません。

ただ、美月の一人で頑張る姿は、周囲をハラハラさせ、結果、まだ勉強不足でヘタレな深澤もさすがに、怒鳴りましたね。

深澤も成長できていない部分があり、怖がりなのに美月に言う?って思ったのですが、美月に好意を抱く彼は優しさと苛立ちが一緒になって、感情を爆発させた様子が伝わりました。

本郷は相変わらず、厳しい目線で部下たちを一歩、引いたところで見守るところに愛を感じました。

深澤だけでなく、幸保や成瀬も、1人で突っ走ってばかりで、周囲の優しさが見えない美月に厳しく接する様子も、美月を信頼しているからこそ、頼りになる存在ですね。

成瀬も、美月と同じようにかつて、頑張りすぎて過労死で亡くなった後輩がいたことを深澤に話し、彼をフォローする厳しさのなかにある愛情・・・。

その女性のことも今後のエピソードで少し紹介されるのかな?という期待がわきますね。

美月が現場で倒れた時は、急展開に胸がざわつきました。

ただこのアクシデントは、美月に頼りっぱなしの深澤が、ナイトドクターとしてまた一歩、自分を見つめ直すきっかけに繋がったことが心温まりました。

深澤は成瀬に、現場で出血や重症の患者を診て怯んでいるところを叱責され、我に返ったように驚異的な技術を発揮。

のちに、成瀬に褒められた時の深澤の嬉しそうな様子は微笑ましかったです。

チキンだった深澤と、人一倍努力家すぎて周りを見て動くことが不器用な美月が、ナイトドクターとして自分が今、最優先すべきことや、自分に負荷を掛けず、患者に向き合っていく働き方改革の意識が芽生えた6話でした。

 

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください