にじいろカルテ

にじいろカルテ3話 安達祐実にフォーカスが当たる!まだら認知症に真空は?

にじいろカルテ3話あらすじネタバレ

朝、熱をいつも通り計る真空。

朝食を食べる前に、母から「元気」とメールが届きますが、真空は無視。

浅黄と太陽が作ってくれた健康的な朝食を食べますが、その日はなんだか体調が優れない様子でした。

浅黄と太陽は、朝、食器を食事中に落としたり、お茶をこぼす真空を何かと気にかけて心配しています。

その頃、雪乃の妻、晴信が妻を探しまわっていました。

虹ノ村診断書に、いつもと様子が違う雪乃(安達祐実)が駆け込んできました。

真空(高畑充希)のことも、自分のこともわからない状態の雪乃に衝撃を受ける真空。

雪乃に、「落ち着いて」と話しかけますが、雪乃は泣きそうな顔でパニック状態になっていました。

浅黄(井浦新)から、雪乃は3年前から、まだら認知症を抱え、何度も10日や2週間も、記憶が飛んでしまう日常生活を送っていることが判明。

ふと、真空は最初に虹ノ村に来た時、雪乃が自分は「人妻らしい」など自分の事に関して「~らしい」と口にしていたことを思い出しました。

動揺を隠しきれない真空。

雪乃を探して、診療所に駆け込んできた、夫の晴信(眞島秀和)のことも、雪乃は誰だか分からない様子です。

嵐と氷月が到着し、雪乃の事情を既に知っているので、雪乃に自己紹介をし、自分は「雪乃」という名前であること、認知症で、名前を含めた自分の事を忘れてしまう雪乃に説明し、穏やかに接します。

「治らない病気」と言われてきた雪乃の病気だけど、雪乃は決して不幸ではないとフォローする氷月と嵐。

雪乃のこれまでの歩みを彼女自身のアルバムをめくり、自分達が雪乃の幼馴染で、雪乃の小さい頃を振り返る説明をします。

雪乃は、嵐と氷月は、雪乃の幼馴染ということに質問します。

嵐と氷月があまりにも年が離れているからです。

浅黄も、太陽(北村匠海)は落ち着いた様子です。

そんななか、みんなを和ませてくれる陽気な嵐(水野美紀)と、氷月(西田尚美)、は、真空と雪乃を連れて、彼女の実家へ連れて出かけることを提案。

雪乃の父が大工だったことを説明する嵐。

「あなたが思い出すことはないけれど、新しく知ってほしい。教えたいんだ、あなたがどんな人だったか」

「それはね、雪乃のことが好きだったからだよ。あなたは愛されて生まれてきて、愛されて生きている」

「だから自信を持っておすすめしているんだよ」

嵐と氷月はそれぞれ、雪乃の病気を理解し、寄り添うように説明しました。

すると、雪乃は「前にも2人にこんな風にして話してもらった気がする」と話しました。

雪乃の母校を訪ね、雪乃の亡き母も、この村の元ミスコンだったことを伝えます。

また、氷月は、学童保育で子供を見ていますが、不妊治療を重ねても子供ができにくい体質であることを伝えました。

自分が憧れていた人生と違って、悔しさを感じる事もあった、でも自分は旦那が優しいことが救いだと、氷月自身のことを話します。

でも、自分の子どもを虐待している人を見ると、「なんで?」と大きな怒りを抱えてしまうことも話します。

次に、嵐は自分ががさつで無神経だからか、旦那が出て行き、一人娘の日向(中野翠咲)が可愛くてたまらない、旦那の父である(泉谷しげる)が面倒を見ている状況を話します。

旦那は失踪し、何が嫌だったのか分からない、そんなことを考えるのではなく、前に進むと宣言。

一方、無言のまま、雪乃たちを見送った晴信は、浅黄や、太陽、霧ヶ谷(光石研)と共に、思い出のカツサンドを作り始めます。

そのとんかつは、雪乃の父が大好物だった晴信の手作りのとんかつでした。

真空も自分の病気の事で、虹ノ村のみんなに迷惑をかけてしまうのではないかと不安を抱えていて、「なんで私がこの病気に?」と思っている自分がいると話します。

みんな頑張ってもどうにもならないことがある、現実に付き合っていくしか方法はないと零す氷月。

間違った考え方かもしれないけれどと前置きし、世界に不幸の量が決まっているとして、私は世界を少し綺麗にしている、誰かが救われている時もあると持論を展開。

晴信と対面させ、晴信は雪乃が全てを思い出せなくても、写真を撮ってあげます。

真空はとうとう、自分の体調が以前から優れないことを浅黄と太陽に訴えました。

「仲間に嘘をつくな!」と真空を一喝。

数値も悪く、病院に行かなくてはならない状態でした。

真空は患者のことなど心配で言い出せなかったことも話し、病院へ行きます。

微妙な数値を見て複雑な心境を抱く真空ですが、病気と付き合っていくしかないと思い直すのでした。

その後、ビデオレターで、真空が以前、治療した男の子が祖母と連絡してきて、「真空先生、僕と結婚してください」と可愛い「告白」をし、真空は元気をもらいました。

立て続けに、桃井から連絡が来て、年齢を感じる体調の異変があると伝えますが、自分の状況に付き合っていくしかないと彼女もこぼすのでした。

真空は虹ノ村の人たちが自分を思いやっている優しさに気付き、元気を取り戻します。

その後、真空は母にメッセージを通して連絡をします。

怒られる前に謝りなさい、という母の教えを守ること、いつか自分の現状を話すことを母に連絡し、その様子を見た真空のは母、娘の元気にしている様子を見て、ほっと胸を撫で下ろすのでした。

その後、雪乃が元気を取り戻したこともあり、虹ノ村のみんなで恒例の大宴会が。

そこへ、元気になって別の病院から退院した筑紫(半海一晃)がみんなの元へ加わり、虹ノ村に笑顔が戻りました。

来週は、浅黄が虹ノ村の医者になるまでの悲しい過去が明らかに!ゲストは、佐々木希さんです。

にじいろカルテ3話感想・みどころ

嵐と氷月の優しさや、寄り添う愛情が、無償の愛すぎて涙腺決壊。

病気を理解し、人に寄り添うことができる彼女たちの心の広さに感動ですよ。

私の過去と重なり、氷月と嵐の言葉が心に沁みました。

母のような姉のような存在の嵐と、氷月は、年齢が離れていても、雪乃のことをずっと知って見守ってきた同志ですね。

「あなたは思い出すことができなくても、新しいことを知ってほしい。あなたは愛されて生まれてきて、愛されて生きている」

もうこの言葉にどれだけ心が洗われたか・・・。

雪乃が何もかも思い出せなくても、晴信も本当に根気強くて、普通なら彼自身も心が折れてしまってもおかしくない状況なのに、心から雪乃をずっと愛し続けている純愛も伝わりました。

氷月をとおして、憧れていた人生があるけれど、どうしようもない現実が誰にでもあり、医者だから諦めようと頑張っても辛い現実は変わらない。

しかし、それでも生きていくしかないことをかみしめた真空。

氷月と嵐を通して、雪乃と真空が廃校で遊ぶ姿はまるで、子供の頃から互いを知っている同級生のようで微笑ましくて涙が。

子供に返って廃校でかくれんぼをし、それぞれの大人の女性だからこその悩みを打ち明けた後に、誰も否定せず、理解し合う4人の背中は前を向いている気がしました。

雪乃にスポットが当たりますが、嵐や氷月の過去も少しずつ覗かれていて、子供ができにくくく、不妊治療を続けていても子供がどうしてもできない悩、それでも旦那が愛情深いことで救われている背景は、自身の知人と少し被るところがあって、泣けてしまいました。

対象的に嵐は、前向きで、旦那がなぜ急に失踪したのかわからないけれど、それを考えるのも嫌になったこと、旦那の夫(泉谷しげる)の存在や、可愛い一人娘の日向がいることで前向きになれるといったポジティブ思考にも元気をもらった気がしました。

真空自身も、自らが隠していたもう一つの現実に向き合っていく過程が切なかったですね。

虹ノ村のみんなの優しさや、遠く離れた真空の母の愛情が、今の真空をつくったきっかけだと実感。

真空が冒頭シーンで、母が心配するメールを無視しているのを見た時は、真空が繊細過ぎるほど優しい原因は、母との複雑な背景が絡んでいるのでは?と思ってしまいましたが、真空と母が普通の親子関係でほっとしましたよ。

「怒られる前に自分がしたことを反省する」ことを教えた優しい母の存在も、真空があんなにも人に温かさを持つ素敵な女性になれたことを意味していましたね。

朝、体温計で熱を測る姿を見て、微熱を押して仕事を続けているのかなと思える様子もありました。

真空は優しい性格だからこそ、みんなに迷惑を掛けたくなくて、自己犠牲的な態度をとってしまうのでしょうね。

最後、筑紫(半海一晃)が退院して、虹ノ村に帰ってきた場面で、また優しい涙が溢れました。

ドラマなのに、なんだか自分の身内が病気から退院して帰ってきたような気持ちで見ていました。

「筑紫さん、お帰り」って思わずつぶやいてしまった。

来週は心優しく、少し口は悪いものの、真っ直ぐな愛を持つ、浅黄(井浦新)の衝撃の過去と、彼を支えたキーパーソンを佐々木希さんが熱演します。

 

 

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