おコメの女~国税局資料調査課雑国室~

おコメの女4話

おコメの女あらすじ4話あらすじネタバレ

東京都国税局資料課、通称、「コメ」。

有能な国税調査官、米田正子【せいこ】(松嶋菜々子)により、その新部署「複雑国税事案処理室」通称、「ザッコク」が開設されました。

ある夜、米田正子の行きつけの居酒屋では、正子と同じ米好きの「推し活動」仲間、真由美がいました。

(美郷)還付金?

(真由美)そろそろ確定申告だから少しでもね。

(美郷)ああもうそんな時期かー

(真由美)美郷さん、お店やってるんだから知るべきだよ。やり方次第で結構戻ってくるんだから。

(美郷)そんな細々としたこと出来ないって。そもそも真由美、あんた会社員やってるのに還付金なんてもらえるの?

(真由美)それが貰えるらしいの。なんでも秘密のテクニックがあってね。国ってさ、こういう庶民にとって美味しい話は、全然教えてくれないのよねぇ

(美郷)大丈夫?せいこに怒られそうだけど

(真由美)別に悪いことしてないから、ちゃんとプロに相談料支払って申告するし、みんなもやってることなんだって。だったら自分だけ損するの嫌じゃない?

(真由美)せいこ久し振り

(美郷)今日なににする?冷えるから熱燗?

(米田)えっとね、麓井の圓、きもと純米本辛、あては炙ったからすみと大根。

(真由美)3人揃うの久々だねぇ

真由美、米田、美郷はお米を愛する推し活動を通じて知り合いました。

そのイベント、「モチモチナイト」で出会って以降、友情を育んでいます。

(米田)モチモチナイト以来

(美郷)ねぇ、せいこ聞いて、真由美が脱税しようとしてるみたいなの

(真由美)ちょっと美郷さん、違うから。ほらぁ、怖い顔になってるー

脱税と聞いて、聞き捨てならない米田は、真由美を睨みます。

(米田)詳しく良い?内容次第では私の数少ない友人が減ることになる

(真由美)だから違うってば!確定申告するときの庶民のちょっとした知恵だから

国税局資料課複雑国税事案処理室、「ザッコク」にてー。

仕事に取り掛かる前に、古町と

(笹野)はい、なんか適当に入れておきますね

(古町)いやいや適当じゃだめだよー初メッセージは何かしら面白いのでお願い

(笹野)じゃあ、みんなでグループ作りません?優香さんもどうです?この際。作りましょうよーこのチームぐっと距離が縮まってきたことだし

優香は相変わらず、可愛い顔に似合わず、毒舌です。

(俵優香)どの際よ?私あんたのその感じ、引き続き苦手だから

宮城真由美(堀内敬子)をきっかけに、会社員を騙して、所得税の不正艦不を指南するフィッシング詐欺の情報を得ました。

(米田)ミナさん、所得税の不正還付を指南している馬鹿ものを見つけました。私の知り合いの会社員が騙されているようで。

(俵優香)【長濱ねる】不正還付の指南?会社員に?

(飯島作久子)【大地真央】となると、ありもしない副業をでっち上げて、本業の所得と損益通算させているとか?

(優香)よくいますよね。節税コンサルうたって、情報に疎い人から手数料をとるインチキ税理士。でも個人の還付じゃ額が少なすぎるし、さすがに支店に任せる案件では?

不特定多数にリーチしてる可能性がある。どこまでの広がりか知りたいので、笹野くん、単独調査できる?

(笹野)大丈夫です。僕一人でやれます。

(米田)のちに知り合いに繋ぎます。

(古町)チームでやらないの?

(米田)調査対象は山ほどあります。他にもブタレから様々な情報が。1つは山で3億円が発見された件、それから大手事務所から独立した個人事務所の調査。

虚偽申告する寸前だった真由美を止めた正子は、この手口に騙された多くの人が、不正還付に手を染めているのではないかと疑い始めます。

「米田の郵人」と聞かされ、調査に向かった笹野(佐野勇斗)は、騙されかけた人物の一人が、母の真由美だったことを知りました。

真由美にフィッシング詐欺に騙されていることを伝える、笹野。

(笹野)じゃあネットで税理士を名乗る相手にSNSで指示されて、この申告書を作ったってことだね?この申告じゃ間違いなく、不正還付だよ。間に合って良かった気を付けてよ

(真由美)まだ出してないってば!お金も振り込んでないし。これほんとに不正になるの

(笹野)本当だってば、そもそも会社員とか公務員の給与所得者って、会社側が所得税分を厳選聴取するものだから。基本的には還付金はもらえない

(真由美)でもみんながやってるって。副業で赤字があれば給料と足し引き出来るんでしょ

(笹野)実際に赤字があった場合はね。このハンドメイド雑貨のネット販売ってこんな副業実際やってないでしょ?

申告書を照らし合わせながら、説明する笹野。

真由美は副業でハンドメイド雑貨のネット販売をしていました。

(真由美)手作り雑貨やってます。昔、ビーズクッション作ってあげたじゃない

(笹野)それは趣味。あくまで副業として事業実態があるかどうかだから。

(真由美)趣味が節税になるって税理士さんが

(笹野)実態がないものを申告するのは明らかな脱税行為だよ。この典型的なSNSのフィッシングサイト見て。このURLを飛ぶとまた別のアプリをダウンロードするように誘導される。URLに飛ばされる。一番危ないやつだから。そもそも一回も会っていない税理士とか怪しすぎ。

(真由美)なんか、随分久し振りだね。こんな喋ったの。あんたから連絡よこさないし

(笹野)変に俺が連絡とらないほうがいいかと思って。

(真由美)あなたが自分のこと押し殺していないかお母さん心配なの

ザッコクに戻ると、真由美が脱税者になりかけていたことを黙って調査させたことを米田に追求する、笹野。

(笹野)なんで黙ってたんですか。どんな条件でも任された仕事は全うしますから変な気回さないでください

(米田)言ったら行かないと思ったから。では引き続き調査を。

笹野は帰り道に、父親が何らかの詐欺に騙され、両親が離婚したことを思い出しました。

彼がヘッドフォンが手放せないのはそれが理由でした。

翌朝。

麦谷部長(戸次重幸)に声を掛けられる、笹野。

笹野の有能ぶりを知る麦谷は、財務省キャリア組から、ザッコクにいる笹野を呼び戻そうとしていました。

(麦谷)笹野君、そろそろ正気を取り戻したかな。ザッコクなんかに長くいると、あの連中から悪影響を受けないとも限らん。君は将来有望な財務省のキャリアだ。早く本来の姿を取り戻してくれ

(稲村太陽)【松川尚瑠輝】自分がどう思われているか考えろって話だよ。

麦谷の腰巾着で、部下の稲村ははっきり笹野に伝えました。

(笹野)ですよね。今は自分一人の仕事を任せてもらっているので、凄いやりがいを感じているんです。

笹野は笑顔で、麦谷の言葉に共感しながらも丁寧に断るのでした。

麦谷と稲谷は悔しそうに去っていきました。

(麦谷)忠告はしたよ

ザッコクでは、今回の不正還付の件以外の、小さな案件が大したことなく、呆れる果てる米田達。

(古町)散々、山の中、調査したのに結果はシロだよ、で最後は、山の組合員の人たちからしこたま酒飲まされて筋肉痛と二日酔いのダブルパンチです。

(飯島)【大地真央】芸能事務所もガセネタだった。元々所属していた大手事務所が嫌がらせで垂れ込んだみたい。

(優香)ブタレの多くは個人的な恨みが多いですからね

(米田)笹野くん、調査報告を。

聞き取り調査を終えた笹野の報告で、詐欺グループは連絡先や相談料の振込口座を頻繁に変えてきたことが分かり、追跡するのは困難だと、ザッコク達は頭を悩ませていました。

(笹野)不正還付の件ですが、やっぱり、SNSで不特定多数にリーチしていました。会社員でも受け取れる還付金がありますと報告して、間口を広く釣っているようです。全てスマホからで

(飯島)たち悪いわねぇー切実な庶民勘定に付け込んで

(古町)で、相談料はかなり取られるの?

(笹野)5万です。

(古町)そんなに高く取られないんだ

(飯島)絶妙ねー高過ぎたら費用対効果が悪いし、逆に安過ぎたらインチキくさいか

(米田)一人頭は小さくても総額はバカにならない。

(笹野)1年で1000人指南したとして五千真似、これを何年もやってるとしたら。

(古町)いや、その全員が不正に受け取った還付金を足したら、ちりつもで相当な脱税額になるよ

(笹野)しかもややこしいのは全てがネットで行われていて、相手の顔が見えないということです。

(古町)やりとりの大本を辿れば一発なんじゃ

(米田)フィッシングサイトは簡単に足がつかない。

(優香)申し込んだら別のサイトに飛ばされるとか?

(笹野)案の定、話を聞いた僕の母親も誰にも会わないままネットの中で騙されていました。

(古町)お母さん?お母さんなの?

(笹野)お恥ずかしい限りです。といっても、向こうには新しい家族がいるので戸籍上は違いますけど。身内で脱税は国税局員としてやばいですから。チャット用のアカウントですが、あらゆる手を使って頻繁に連絡先を変え、すぐ足跡がつかないようになっているかと。

(飯島)あれ?たしかせいこさんの知り合いじゃなかった?(米田)たまたま。20年ほど前にお米のオフ会で知り合って。

(優香)フィッシング詐欺の常套手段ね。相談料の振込口座からは辿れない?

(笹野)還付された後に振込先を電話で教える段取りになっているようで。

じゃあ電話番号も口座もすべて捨ててるわね

(米田)今回のミッションは見えざる敵を追うこと。

その頃、フィッシング詐欺の現場では、受け子の一人、佐竹が大元の安井に、辞めたい意思を告げました。

(佐竹)済みません。僕、辞めさせていただきたいんですけど

(安井)スマホ貸せ、録音しているだろ。そういうイキったことしたらあかんで、佐竹くん

暴力を振るわれ、佐竹は身動きもとれません。

その頃、笹野は、母の真由美と同じように、詐欺に引っ掛かった男性たちとカフェで会いながら、聞き取り調査をします。

(笹野)去年申告されたこちらの副業、中古家電販売業は事業の実態がないということですね?

(男性1)はい。

(笹野)ここに記された倉庫の仕入れの実態もないと。この領収書は?

(男性1)ホントにすみません。ネットで買いました。

(笹野)チャットで指示されて

次に、2人目の関西鉛の男性に調査をします。

(男性2)売ってるサイトを教えてもらって。そういう認識はないんやけどそのハウスクリーニングの個人請負を副業でやれって指示をもらって。

(笹野)税務署から探りが入った時の為に?

最後に3人目の男性、大崎(山崎樹範)に聞き取りをしました

(笹野)データを見る限り複数やってますよね。

(男性3 大崎)最初の年に何も言われなかったので3年程。

(笹野)フリーのカメラマンが副業となっていますが、

(大崎)はい、カメラはすごく好きで、瞬間を切り取るって日常でドラマになる

(笹野)趣味ではなく、副業としての事業実態を聞いています。

(大崎)趣味が節税になるって言われたんです。

(笹野)連絡は全てチャットで?

(大崎)はい。電話が繋がらないんです。もしかして逮捕されます?国税局の局員じゃなくてもしかして刑事さんだったりします?

(笹野)電話で繋がった人物と連絡取れます?自分にそのような権限はありません。

(笹野)国税局員として脱税を見逃すわけにはいきません

(男性1)勿論です、還付金をお戻しします。

調査を終え、ザッコクに戻って米田達に報告する、笹野。

(笹野)検索システムを使って怪しい申告者についてあたってみたんですが、全てからぶりでした

(古町)全滅か、一人くらい悪の親玉に繋がってればな

(飯島)まぁねー実際に還付金を不正に受け取った人物は昨年以前の深刻になるから。

(優香)1年経てば足跡は消えちゃうか

そこで、笹野は詐欺の被害者になりかけた母、真由美におとりになってもらい、大元を突き止めることを提案しました。

(笹野)あの提案なんですけど、皆さんのいう通り大元を辿るには。今年これから申告する人の動きを捉える必要がありますよね?僕、母に頼んでみます。そうすれば振込口座も電話番号も今年のだから生きてるし、まだ辿れますから。

(米田)母親に脱税させる気?

(笹野)いえ、報告用のチャットに還付があったと嘘の一報を入れさせるんです。還付の証拠書類は僕が作ります。これが敵に近づく唯一のチャンスだと思うんです。

(古町)いやいや辞めとけ

(米田)一旦止めます。これは職務命令です

母親をおとりにして、敵に近づこうとする、笹野に米田は捜査を一時中断します。

(優香)どこ行くの?お昼ご飯にはまだ早いと思う

(笹野)お腹空いちゃって

(優香)ちょっと深入りしすぎじゃないの。むきになってもうまくいかないって。危険を冒してまでやることじゃない。あんたのこと苦手なの、案外、同族嫌悪かもね。とにかく職務命令は守って。

夕方、母の真由美にカフェで合って、協力を求める、笹野

(笹野)頼むよ!早めに申告したって想定したら今がちょうど還付の頃合いだから。

(真由美)無理よ、これ怖い人を騙すってことじゃない。

(笹野)騙す奴を騙し返すだけだろ、問題ない

(真由美)せいこはなんて言ってるの。

(笹野)特に何も。この件は全て俺に任されてる。頼むよ、おかあs名、初めて任された仕事だからなんとしてもやり遂げたくて。

(真由美)やっぱり無理。申告はしてないし、もらってないものをもらったことにするなんてお母さん、出来ないよ。なに?思ったことがあるならちゃんと言ってよ

間もなく、被害者の一人、大崎から電話が。

(大崎)笹野さんですか?還付のことでご指導を受けた大崎ですが。

一方、経済産業大臣の鷹羽(千葉雄大)の秘書、灰島(勝村政信)は何故か、米田の父、田次(寺尾聡)を訪ねました。

(灰島)米田さんどうもすみません急に

(米田正子の父 田次)どうぞ。

(灰島)お気遣いなく。いつ来ても思うのですが随分とつつましい暮らしをされているものだ。清貧というやつですか。政界に戻られるおつもりは

(田次)冗談言うな。隠居してるんだ

(灰島)当時のあなたの仕事ぶりをたまに議事録で読むんですよ、勉強の為にね。いかにあなたが優秀な秘書であったか伝わってきますよ。

(田次)あんたほどじゃないよ。今日はわざわざこんなところまで何しに来たんだ

(灰島)急ぎ、ご報告が御座いまして。

その夜、一人でいる笹野は、大崎とコンタクトをとるため、電話を掛けました。

(大崎)済みません、少し到着が遅れそうで。

(笹野)分かりました、お待ちしております。ほんとにやり取りした方の連絡先わかるんですよね

(大崎)はい、ほんとうに情けないんですけど、笹野さんにお叱りをいただくまでは今年も還付を受けようと、なもので電話番号を知っていまして。この間は言いそびれてしまって済みません。

(笹野)今年は還付金の申告はされていませんよね

(大崎)そうですね、必要ありませんから。

笹野は複数の男性たちに誘拐されてしまいました。

近くでは、鷹羽(千葉雄大)が、Y2K美容クリニックのC<に出ていた女性、助川葵と車の中で相瀬を重ねていました。

(鷹羽)うるさくて騒々しいな

(助川葵)そうくんよそ見禁止

(鷹羽)よく言うよ、よそ見は葵の専売特許だろ

(葵)なんのこと?

(鷹羽)とぼけるなよ。ついこないだまで、美容整形の小金持ちと良い仲だったんだろ?もういいのか?そっちは?

正子と真由美はいつもの居酒屋にいました

真由美は正子に笹野のことを話します。

(真由美)ごめんね、気を遣ってもらったのに

(米田)難しいよね、親子の関係って

(真由美)もうどれくらい経つんだろ。耕一が明るく振舞い始めて、計算ドリルやパズルをするのが好きな物静かな子だったんだけど。率先して明るく振舞い始めて、ことあるごとに一緒だよ、約束だよって夫婦仲を取り持とうとしていた。あの子のおかげで実際、1,2年はなんとか持ちこたえた。

(正子)それが逆にか。離婚した後は?

(真由美)それが成功体験になってしまった。あの子が高校の時、再婚したけど、大学入ってから寄りつかなくなって、長い時間をかけて傷つけちゃったの

真由美の家庭環境と耕一の心の傷を知った、米田。

(米田)真由美には真由美の人生があった。大丈夫、寄り付かなくたって子供は子供でちゃんと親の事考えてる。

(真由美)ああ、でも心配だったな。今日の耕一。ねぇ、せいこー、本当にあんな方法で調査していいものなの?

(米田)あんな方法?

(真由美)還付金を受け取ったと嘘の報告をして、相手の素性に近づくとか危なくない?

(美郷)耕一君の大好物、炊き込みご飯。また一緒に食べられますようにって願いを込めて。

(米田)笹野くんがそういったの?美郷さん、ごめん、これおにぎりにしておいて

真由美との会話から、笹野の身に危険が迫っていることを察知した、正子は店を後にします。

そのことを複雑事案処理室に戻り、古町、飯島、優香らに伝えました。

(飯島)まだ調査を続けてる?

(米田)そうなんですが、まだ単独で動いているみたいで

(古町)あの件は中断したんじゃ

(ゆうか)あのバカ!

(飯島)少しは頭を冷やさせないと。室長、ID交換してるよね。連絡してみて。

(古町)ちょうど笹野くんからだ、なにこれ?意味分からない。なんだこれ短い動画みたいだけど

(飯島)もしかしてなにかあったんじゃ、嫌な感じね

(米田)音量を最大にして

笹野から送られてきた動画には笹野が誘拐されていく様子を映した様子がありました。

(古町)どうしようメッセージ送ったほうがいいかな

(優香)うかつに送っちゃだめです。

(飯島)シビアな状況ならより危険に晒すかも。

(米田)位置情報をGPSにして送ってください。笹野君が一瞬でも見るチャンスがあれば

笹野が位置情報のリクエストを送ろうとしますが、優香が代わりにやりました。

そして、誘拐されたアジトでは、安井に暴力を振るわれた挙句、大崎(山崎樹範)が指示役だったことが判明しました。

(安井)あんたが嗅ぎまわってる兄ちゃんか。アホやな、こいつ!おい、逃げるなよクソ役人。

(大崎)笹野さん、その節はどうも、親切にしていただきまして。不正還付のごしっ同をいただいたものです。先程もお電話で。騙された会社員のふりをして、自ら調査してもらいました。あなたが国税を装った刑事じゃないか確認するために私から連絡を。調査していたのは、指示役はこちらだったわけですー!

そこで、見張り役にされた佐竹が、安井に酷い目に遭わされていることを察知した、笹野。

(笹野)あの大丈夫ですか?

(佐竹)大丈夫じゃねぇよ、痛いよ

(笹野)あの、提案があるんですが。

そこで、佐竹と協力して、脱走を試みる2人。

(佐竹)見つかったら殺される。おい…

笹野は大崎がある部屋に入る様子を見ます。

(笹野)あなたのことは警察にいいません。先に行っていてください

(佐竹)馬鹿野郎、知らないぞ知らないからな

その頃の米田達

(米田)警察には

(飯島)連絡してある

大崎は純金のある部屋を持っていました。

その頃、安井たちは、笹野を探します。

(安井)済みません、逃げられてしもうて

(大崎)なにやってんだよー!…待て

笹野は大崎が金塊に恍惚していた部屋に侵入しました。

(笹野)純金、タマリか。

大崎は笹野が金塊のある部屋にいると見抜きます。

その頃、笹野は、安井に見つかりました。

(安井)大崎さん見つけました。なめてんちゃうぞ、コラ。大崎さん、見つけました

(大崎)国税局員さんここでなにを?スマホ見せていただけます?

(飯島)笹野くんからメッセージ

(米田)インゴッドナンバー

(古町)位置情報にメッセージ送られてきました

(優香)GPSの位置情報が途切れた

(大崎)おとなしくしないと安全に暮らせなくなりますよ。あなただけじゃなくてあなたの家族も。国税局の局員が、国民の正義のヒーローになったつもりか?

大崎や安井らに暴力を振るわれている、笹野は走馬灯のように母との思い出が蘇ります。

(米田)ここのビルで間違いない、臨場します。

(飯島)こうなったら片っ端から探すしかないわね

(米田)東京国税局の米田です!うちの局員を返してもらいに来ました。

(笹野)すいません、ご迷惑をおかけして。

(安井)なんや、お前このくその仲間か

(米田)そこにある薄汚い金、それ正しく納税していませんね

(大崎)なんのことですか

(飯島)とぼけても無駄!その金を貴金属店で購入したことは既に調べてある!

(優香)言い逃れ出来ませんよ

(古町)うるせぇ!この野郎、うちの笹野に手を出しやがって

(米田)犯罪者が吠えるな。この金の延べ棒、不正還付の指南で稼いだもので間違いないですよね?即座に答えてください!

(大崎裕太)もし仮にそうだとしても時効が過ぎていれば問題ない資産ですけど?!

(米田)彼からインゴッドナンバーが送られてきた、この金の名義人も、口座情報も住所も取引履歴も、全てわかってる。切実な庶民勘定に付け込んで、足がつかないように奪い上げる。絶対に許さない悪質な手口!

(大崎)ここまで育て上げたのに邪魔しやがって

(米田)知ったこっちゃない!ここからは警察の仕事。あなた方が間違った指南をした多くの人たちには、申告書を修正して、還付金を還元してもらう。その後、あなたにはたっぷりとペナルティーを課すので、覚悟してください。

大崎を厳しく一喝する米田。

大崎の不正総額は54億3120万円、過去5年に渡る相談料が全て無申告、、追徴税、2億9824万円の脱税が暴かれました。

(真由美)病院で見てもらったの?

(笹野)一応

(真由美)無茶したらだめじゃないのもう。

(笹野)俺なんでこの仕事したのか思い出した。母さんが褒めてくれるのが嬉しかったんだよね。勉強すると、喜んでくれるの嬉しかった。今の俺があるのはお母さんのおかげ。

(真由美)あんたまたそんな気を遣って

(笹野)これは本音だよ、嘘じゃない。俺ザッコクに入ってから結構楽しいんだよ。だからもう心配しないで。これからはもう少し連絡するよ。

(真由美)わかった

(美郷)耕一君大好物の炊き込みご飯。張り込みで炊いちゃったの。死ぬ気で食べてね。

母との絆を取り戻した笹野は米田に今回の案件で単独で動き、迷惑をかけたことを詫びました。

(笹野)今回はご迷惑をおかけしました

(米田)本当にここまでの暴走は想定外でした

(笹野)せいこさんが僕をザッコクに誘ったのって母の友人として?

(米田)あなたの能力を買ってのこと。力になってもらいますよ。私も目的を果たさないとね。

勘の鋭い彼は、米田が鷹羽を執拗に追っていることに深い理由が隠されていると察知します。

(笹野)はい、力になります。それって鷹羽宗一郎に対して、ですか?

(米田)どうしてそう思うの

(笹野)一緒に仕事してそう感じることがあって。せいこさんがここを立ち上げたのは鷹羽家が理由なんじゃないですか?

(米田)正さなきゃいけないことが沢山ある

その頃、大崎が逮捕されたことを、箱山(浅野和之)は秘書、岸本から報告を受けていました。

(岸本)先生、昔、出入りしておりました大崎という男が国税の新部署、ザッコクに挙げられたそうです。箱山先生に繋がることはないと思いますが、念のため、お耳に入れて…。

(箱山)岸本、もう少し、静かだと有難いね

鷹羽は灰島にY2K美容クリニックのCMに出演した女性とのスキャンダルをもみ消すように圧力をかけました。

(灰島)いかがいたしましょうか

(鷹羽)らしくないな…なんのための秘書だ。もみ消してから持ってくるのがお前の仕事だろ!さまつなことはお前が処理しろよ!ようやく大臣のポストまで来た、ぬかるなよ。

(灰島)承知いたしました。

怒号をあげ、彼は灰島にパワハラをしていました。

箱山は一人、ほくそ笑んでいました。

米田は、父が鷹羽家のせいで、脱税容疑で逮捕されていくトラウマが蘇りました。

おコメの女~国税局資料課雑国室~4話感想・みどころ

今回は、笹野にフォーカスを当てたエピソードでした。

笹野も母親もお人好しすぎて、騙されやすいところがたまにキズでしたね。

彼もまた、父親が騙されたことで両親が不仲になり、離婚した過去を持っていました。

鷹羽宗一郎に家族を壊された米田としては、独自で動く彼がほっとけないのも分かります。

また、米田だけでなく、優香も、前回のエピソードから、周りに頼ろうとしない彼に、自分をオーバーラップして、彼女なりに気にかけている場面が良かったです。

ザッコクメンバーは、やはり、結束が固いところが魅力です。

今回の敵を演じた、山崎樹範さん演じる、大崎が怖すぎました。

山崎さんといえば温厚な父親役など演じることが多いですが、ヴィラン(悪役)になった時の顔もまた、がらりと違う一面を見せてくれますよね。

受け子達に酷い暴力を振るう関西人の安井もトラウマレベルにゾッとしました。

笹野は母親を利用して、大元である大崎と安井に辿り着こうとしていましたが、相手が相手でしたね。

真由美が断って本当に良かったですよ。

彼らの悪の所業を無事、暴くことができ、命の危機に遭った笹野を救えて何よりです。

ラストでは、米田にとって家庭崩壊させた鷹羽宗一郎に繋がりそうな、箱山という男。

演じた、浅野和之さんが品格を纏った手強い存在を感じさせましたね。

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