俺の話は長い 5話 あらすじ
・銀杏と爪切り
満(生田斗真)は小さい頃から将来の夢は「珈琲屋の店主」だった。
一方、綾子(小池栄子)は昔からコロコロ夢が変わって飽き性なために養育費が満よりも多くかかったという話になっていた。
最近、綾子は娘の春海(清原果耶)がわざと模擬試験で悪い点を取って、好きな彼と・陸(水沢林太郎)と同じ高校に行こうとしているのではないかと疑っていた。
春海は否定し、光司(安田顕)は直接電話で陸に確認してしまう。
光司と陸が繋がっていたことを初めて知った綾子は、その事実を自分だけ知らなかったことにショックを受ける。
その後、1人で居間で勉強する春海に「好きな人と同じ高校を受けることはオススメできない」と、自らの経験をもとにアドバイスをする。
お風呂上がりに爪を切っている綾子と銀杏の殻を剥いていた満は昔話で盛り上がり、観た映画の名前が思い出せずにモヤモヤしながら「フォレストガンプ」と思い出した。
・シャンパンと合鍵
犬の散歩の最終日、満は飼い主の明日香(倉科カナ)と部屋で鉢合わせする。
明日香は上から目線で満をわざと怒らせるような発言をして茶化しているが、突然「今日誕生日なの」と言う。
一緒にご飯だけ食べて欲しいという明日香に付き合う満、色々と愚痴を聞かされた満だった。
帰ろうと合鍵を返そうとするが、また散歩をお願いするかもしれないからとそのまま合鍵を持っていることになった。
帰宅する満は牡蠣を買ってきて欲しいと頼まれていたが買えず、家族との夕食にも間に合わなかった。
すっかり怒っている家族はトランプをしながら、満をシカトする。
しかし満はめげずに、ウザく絡んでくるので結局「黙っているのは無理だ」「身体悪いわね」とすっかり元どおりになった。
それぞれの恋愛?
本格的に吹き矢を習い始めた房枝さん、吹き矢という習い事を選ぶあたりは個性的だなと思いました。
家で吹き矢を練習しているところに光司さんがやってきて、吹き矢に挑戦するシーンでは戸惑う光司さんが面白かったです。
このままだと間接キスだし・・・と思ったのでしょう。
喫茶ポラリスでは吹き矢のお友達が来店し、あからさまにやきもちを妬いている牧本さんのキャラが良かったです。
よくわからない無茶苦茶なことを言って、房枝さんに近づけさせないようにしているから最終回までにもしかして結婚?になるのかもしれません。
一方、陸くんと春海ちゃんの恋愛の方は・・・今回は進展がなくて残念でした。
先生の誕生日を率先して祝ってあげるちょっと目立つキャラの陸くんに、キュンとしてしまう春海ちゃんの気持ちには共感できるなと思いました。
結局陸くんの本音はどうなのか、未だにはっきりわかりません。
光司さんがうまく聞き出してくれれば、春海ちゃんの恋も成就するのではないかと思います。
仲良しな姉弟の様子が最高!
家族団欒で、小さい頃の夢の話をしているシーンがとても微笑ましくて好きでした。
光司さんの殿様バッタというのも面白かったし、綾子さんのように夢がコロコロ変わるのもあるあるだと思いました。
満は小さい頃から珈琲屋になりたかったという夢があって、それを叶えたのは凄いと思いました。
でもそんなにもなりたかった夢を、もう簡単に諦めてしまったのでしょうか?
爪を切る綾子さんと銀杏の殻を剥く満、その時の「邪魔?」「いや、向こうでやるからいい」という会話がとてもリアルで自然だなと思いました。
このドラマはアドリブとも思えるほど自然な会話のシーンが多くて、馴染みやすいです。
夜に爪を切ると親の死に目に会えなくなるって、私自身もよく言われたことがあります。
昔、満が綾子さんに協力したという話も映画のタイトルがなかなか思い出せなくているところも面白くてすごく良かったと思います。
調べればわかるけど敢えて思い出そうとして、思い出した時のスッキリ感って好きです。
満の言うように面白い木の実を見つける人生という、その例えも良かったと思いました。
次の日、ちゃんとその映画のDVDを借りてきてくれた満はやっぱり家族思いの良い人です。