リコカツ

リコカツ3話 薫(宮崎美子)の第二の人生理由と紘一の優しさに涙腺崩壊!

リコカツ3話あらすじネタバレ

交際ゼロ日婚を果たした、咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)。

紘一の自衛隊主催バーベキュー大会の時、唯一の紅一点の隊員、一ノ瀬(田辺桃子)の嫌がらせにより、慣れない森林の中に置きざりにされた咲でしたが、紘一が居場所を突き止め、みんながいる場所へ連れ出してくれました。

どんな時も自分を大切に思う紘一の優しさに頼もしさや信頼を寄せる咲。

そんな咲に紘一もリコカツ中でありながら同じ気持ちでした。

2人がバーベキュー騒動から帰宅して直後、咲の母、美土里(三石琴乃)が2人が暮らす家に突然、相談もなしに同居をすると言って押しかけてきました。

既に荷物をまとめ、「私、今日からここに住む」と宣言する美土里は、武史(佐野史郎)との離婚を考えていました。

浮気を繰り返す父の行動に、咲は慣れており、なんで今更、離婚なのかと母に問うと、美土里は「浮気の証拠を握られた」と不適切発言をされて呆れます。

一方、モラハラ気質な夫、正(酒向芳)に耐えかねた紘一の母、薫(宮崎美子)は人生のチャレンジのため、「陣屋」という旅館の仲居の仕事をしながら、ずっとやりたかったゴルフを楽しみ、新しい一歩を踏み出していました。

その様子がSNSに流れ、咲と紘一は薫の居場所を特定することに成功します。

咲のことを考えて、咲の実家から遠くない距離に今の家を選んだという紘一に、美土里はほっとします。

「咲、良い旦那さんと結婚できてよかったわね」という美土里の言葉に気まずさを感じつつも波長を合わせる咲でした。

咲も紘一も仕事に出かけますが、咲は職場で水無月連(白州迅)に声を掛けられます。

連は咲が落とした紘一のお気に入りのボールペンを拾ったのですが、彼のただならぬ妖しい雰囲気に飲み込まれそうになる咲。

どこか危ない感じの恋愛小説家、連を咲は要注意人物のように感じます。

同じスポーツジムに通う紘一と青山貴也(高橋光臣)はお互いに気が合って、サウナで身の上話をします。

貴也には5年付き合っていた恋人がいたけれど、他に好きな人ができて別れたとこぼします。

その相手こそ咲ですが、紘一はまだ青山と知り合ったばかりで、まさかその相手が咲だとは気づいていません。

編集者の立川(中山麻聖)と共に、新たな本を出版することになった美土里はインドでの仕事依頼が舞い込んで有頂天。

娘の咲の新婚旅行を応援しつつも、自分のことに大忙し。

同じ頃、咲は編集長(松永天馬)にファッション誌の部署から小説や文学作品を扱う文芸部への移動を告げられます。

正は自衛官の面子を気にして妻を迎えに行くことを「男の沽券にかかわる」と言って拒否し、咲と紘一が「新婚旅行」と称して、薫が勤める箱根の旅館へ会いに行くことを決めました。

前夜、紘一の職場で進行旅行壮行会が開催され、一ノ瀬は、紘一に咲が迷ったことは自分が自衛隊キャンプで忘れ物をしたと勘違いし、見知らぬ場所に連れてきてしまったせいだと詫びます。

紘一はそのことを「気にするな」とフォロー。

帰り道、一ノ瀬は紘一に相談があると持ち掛けましたが、紘一は「新婚旅行」のことがあるので、今日はその相談に応じられないと断りました。

紘一はその夜、酔っぱらって帰宅。

翌日に箱根旅行なのに、酔っている姿に咲は呆れました。

翌朝、車の状況、飲料など準備万端な様子を咲に伝えた紘一。

咲は相変わらず、「自衛官」口調の紘一に呆れます。

その直後、小学生の娘、梓(夏野琴子)を連れた咲の姉、楓(平岩紙)から電話がかかってきて、咲は呆れます。

なんと楓も「母が心配」と言いながら、咲と紘一が箱根に行っている間に、勝手に咲の家に住んでいました。

身勝手で自由奔放な家族の振る舞いに咲は苛立ちを感じます。

箱根旅館「陣屋」に到着するないなや、紘一の自衛隊の隊長、重森(菅原卓磨)の気遣いでお花や豪華な食事などを薫の仲居の先輩、松山あざみ(松川星)からおもてなしされ、新婚旅行を楽しむふりを続ける咲と紘一。

その日の夕食で、紘一は母、薫に家に戻るように言いますが、母、薫子に当然、その気はなく、仲居として息子と咲に接しました。

咲は、いきいきと仕事に精を出していることに、薫の表情を見て読み取るのでした。

今まで見てきた母の姿が何だったのか分からなくなった、母はずっと本当は不幸せだったのかもしれない、ずっと自分の為に父のいる厳しい環境を我慢してきたんだと感じる紘一。

一方、咲は子供の頃、雨が降った時、母が迎えに来てくれたか問います。

咲は母が仕事と自身のことに多忙で、咲や楓に構う余裕がないのです。

中学になっても、母が雨の日は傘をさして迎えにきた過保護ぶりがあったと振り返る紘一。

また、躾に関しては人に優しくすること、困っている人がいたら助けることを口酸っぱく言われたことがあったと話しました。

咲は母が出ていった責任は自分にあるのではと重くとらえる紘一に、子供の手が離れた特に、自分の人生を生きてみようと踏み出してるのではないか、紘一のせいではないとフォロー。

離婚しようと考えているけど、偽りの新婚旅行にウキウキすることもあるとつい、ぽろっと本音が出た咲。

昔から女性は家庭に収まるか仕事をするか踏みだすか選択肢がなかった、だからこそ、母はこれまでの人生と違う別の道を歩きたかったのでは?と言う咲。

私達は雨が止んだら別々の道へ歩き出す、今はお互いに「雨宿り」の時期なのではと自身の現状を紘一に投げかけるのでした。

紘一と咲は翌朝、旅館を出ますが、母、薫のことが気がかりでも、複雑な表情で悩む紘一。

「もう戻れとは言いません・・・でも、少し時間をください」

これまで母と向き合わなかった紘一は、咲のフォローもあり、母の第二の人生を理解しようとしていました。

「お父さんを嫌いになったわけじゃない、色々あったけど、ああ見えて本当は優しい人なの。一人で生きていく、ちゃんと自立した証にけじめをつけたかった」という薫。

「私、ここで、緒原さんの奥さんでも、紘一君ママじゃなくて、薫さんって呼ばれてる。それが今は一番嬉しい。お父さんと新婚旅行で色んな場所に行ったけど、私は妻で母だった。妻でもなく母でもなく、一人の居場所がほしかった。私、今とっても楽しいの」

「正直まだ納得はできません・・・けど、今の母さんすごくいい顔だ。体に気を付けて 頑張って」

「ありがとう、紘一 ごめんねこうちゃん」

紘一は母の新しい人生を理解し、母の第二の人生を応援することにしました。

その後、父に対して、母、薫の今の生き方を認めようと思うと話します。

ところが、正は「笑止千万!これまでの俺の自衛隊人生が駄目になる。こんな年になって妻に逃げられたなんて、自衛隊のメンツとして恥ずかしい」と心無い言葉を吐きます。

咲は「お義父さん、紘一さんは悪くない。紘一さんはお母さんの新しい人生を理解しようとしてるんです。家族で薫さんの新しい人生を応援しましょうよ。紘一さんだって苦しんできたんです。」と正に反論。

しかし、頑固一徹な正は咲と紘一に対し、物を投げつけ、「帰れ!箱根にまで行って何をしてるんだ」と話が通じません。

旅行時に、紘一が、薫に、「咲の笑顔を守りたいと思ったから結婚した。」と言っていたことを薫から聞かされた咲。

咲は紘一がとても思いやりがあり、誠実な人柄を改めて感じ、離婚しようとしている自分の心が掻き立てられ激しく迷います。

「今はまだあなたの妻だから」

2人は信頼関係が深まり、家路に着いたとき、抱き合います。

新婚旅行時に、旅館からもらった赤いハートの風船が揺れました。

箱根から帰宅した紘一と咲は、家に青山が突然、来ている謎の状況に驚愕。

来週は、美土里や楓の自由過ぎる暴走に咲は?!青山が咲の元カレだと知った紘一の動向に注目!

リコカツ3話感想・みどころ

紘一の母、薫が「リコカツ」を考え、紘一と正と暮らしていた家を離れて、仲居になった理由が凄く心に響きました。

正の妻、紘一の母としてではなく、一人の女性、薫としての生き方がしたいから思い切って踏み出してみた・・・ってポジティブだけど切ないです。

でも、紘一が咲のフォローや、薫の「人に優しさをもつ」という躾の影響で、不器用ながらも女性と真っ直ぐ向き合う誠実な人間性が育まれてよかった。

紘一は話し方や、自衛隊ならではの独特な生活スタイルを変えることに戸惑うことや、咲のように「のんびり、普通」の家庭とずれた行動が多いですが、彼の時折見せる咲への気遣いや行動力には涙してしまいます。

自由すぎる母の元に育ち、若干、言い方は悪いですが、子育ては二の次のような環境で育った咲と、少し過保護だけど息子に大きな愛を持つ母、薫という対照的な家庭で育った咲と紘一。

このでこぼこ夫婦、離婚するべきじゃないってますます思ってしまいます。

愛と優しさを違うかたちで受けてきた2人だからこそお互いに支え合い、リコカツなのにどんどん距離が縮まっていてすごくお似合いなんですよね。

雨が止めばそれぞれの道を歩き、今の2人の現時点は、雨宿りをしている状況・・・なんて咲の言葉選びのセンスは、執筆活動をする母譲りなのかなと思うところがありました。

正は妻を愛しているものの、紘一と違って頭が固く、年齢や世代もあり、女性は家庭に収まるもの、妻は夫に寄り添うものだという固定観念が抜けず、歯がゆいです。

紘一に対して、「箱根まで行ったのに妻を取り戻さなかった 自衛隊の面子の意味で恥ずかしい」なんて・・・息子と違って優しさが足りないし、自分の考えが絶対すぎるなと思いました。

紘一も咲と過ごすうちに、自分の価値観や尊敬している父の古い価値観が「当たり前」と思って母や咲に接していた部分を反省し、省みて、いい意味で前に進んでいますよね。

正には、放送回が進むにあたって、人間性が成長してほしいなと思いました。

咲のおかげで紘一が笑うようになったり、仕事の話など今までしなかったのに仕事の話をしたり、咲と出逢った時は、この笑顔を守りたいと思ったから・・・結婚した理由が、もうますます涙腺が緩みますよ。

咲を抱きしめ、咲が「まだあなたの妻だから」といって笑うラストシーン・・・この2人、離婚しないでほしい!

紘一は純粋ですごく変わり者ですが、咲に見せる少年のような部分、成熟した大人として妻を一生懸命支えようとする発言、行動力に惚れてしまいそう。

来週は紘一と青山、そして咲が、妻の元カレVSリコカツ中の夫婦として向き合います。

 

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