ルパンの娘2 6話あらすじネタバレ
華(深田恭子)と、和馬(瀬戸康史)の一人娘、杏(小畑乃々)が登校中に、美雲(橋本環奈)から、和馬の携帯写真を見せられ、思わず「パパだ」と答えてしまいました。
杏はそのとき一緒にいた同級生から、「知らない人に名前を教えたらだめ」と言われ、走り去ってしまいます。
和馬とLの一族との間に、杏が生まれたのでは?と疑う美雲は、さらに追及しようとしますが、華の兄で、杏の叔父、渉(栗原類)が放った新しいてんとう虫によって、妨害。
緊急事態を知らせる警報が鳴り響くなか、華たちに対し、気遣いをみせ、渉は誤報だったと誤魔化すのでした。
尊は、渉の様子がおかしいことに気付きます。
美雲は帰宅してから、執事の猿彦(我修院達也)に心配され、記憶があやふやな事に気付きます。
猿彦は、「お嬢様は、Lの一族が桜庭和馬と関係がある」ってつぶやいていたと伝えます。
杏の学校で親の仕事を子供が見学する「子ども参観日」が行われることに。
何も知らない杏は、父親の仕事を見に行けると大喜び。
しかし、和馬は職場に、子供もいないし、独身と表向き言っているので、職場に連れて行くわけにはいきません。
華と和馬は悲しむ案をなだめていると、尊(渡部篤郎)と悦子(小沢真珠)が、自分達の仕事を見学すればいいと言います。
華は泥棒を家業にしている両親に、もちろん反対します。
自分もその家業を続けていることが分かるのではないかと不安視。
しかし、尊と悦子、マツはノリノリ。
尊には杏に家業がばれない秘策があり、物流関係の仕事をしていることにして、レンタルスタジオを借りた尊と悦子。
当日・・・。
杏が子供参観日の準備をしていると、円城寺(大貫勇輔)が。
今回は杏を和ませようとして、ミュージカル仕立てで、子ども参観日への意気込みを盛り上げます。
物流の仕事をしていると杏に伝え、言葉巧みに頭をひねって「家族の仕事」を伝えるのでした。
途中、席を外した悦子と尊に華は違和感を抱くのでした。
その頃、和馬は美雲から「Lの一族は生きている。北条家とLは因縁関係」と伝えられ、誤魔化そうとしますが、美雲は疑ってしまいます。
悦子と尊、マツは杏に対し、「じいじとばあばとひいばあばのお仕事は沢山のお客様の宝を扱う仕事をしている。ひいじいじもいて、ひいじいじは海外で仕事をしているから滅多に帰ってこない」と話を続けます。
杏は熱心に聞いていて、華が見守り、本来は泥棒の家族が娘に嘘をついていることに呆れるのでした。
北条三雲は、Lの事件のことを追っていて、祖父は探偵を続ける自分を応援し続けてくれたことを話します。
祖父、宗真(伊吹吾郎)は美雲が中学生の頃、謎の放火事件に巻き込まれ、他界。
証拠を隠滅され、Lの一族がすべての元凶だと思い込んできた美雲。
美雲の母は、夫亡きあとに、新興宗教にはまってしまいます。
精神的にも環境的にも美雲を育てられないので、実家に給料のほとんどを仕送りしている美雲。
美雲自身は極貧生活を強いられている環境だと和馬に話しました。
和馬は美雲の祖父が元々、Lの一族に関わらなければ美雲から家族が奪われることがなかったのではないかと自責の念に駆られるのでした。
華は家で、両親が泥棒の仕事を杏に誤魔化して教えたことを責めます。
渉は杏が美雲に声を掛けられたので、家を出て環境を変えることを提案。
杏は参観日で、祖父母が物流の仕事をしていること、後継ぎがいないので自分が成長したら手伝いたいと言います。
それは杏の純粋な優しさでした。
華は思わず、「ダメ!それは駄目」と声を出してしまいます。
帰り道、杏はあまりにも優しい性格から、華に「ママは、じいじやばあばのお仕事が嫌いなの?跡継ぎがいないなんてかわいそうだよ」と訴えて走り出します。
そこへ、ひったくり犯が現れ、杏とぶつかりそうになりますが、杏は無意識に「Lの呼吸」を覚醒し、杏は難を逃れました。
つまり、娘にもLの一族の血があるのです。
杏を心配する華に対し、「解離」状態にあって、Lの呼吸が起きた杏はケロッとしていました。
その頃、尊は華と渉に内密で、単独で動いたために、美雲の執事、猿彦に捕らえられてしまいました。
美雲は和馬に対しても、「Lの一族」を目の敵にしていることをさらに深く告げ、和馬さえも自分の麻酔効果のある武器で気絶させてしまいました。
しかし、尊は無事でした。
尊はわざと美雲の作戦に乗り、猿彦につかまるふりをして、彼をとらえ、本日のお宝をゲットしていました。
そのお宝は、Lの一族について書かれた貴重な巻きものでした。
杏を「子ども参観日」に連れて行ったレンタルスペースからお宝を盗むルートを作りました。
さらに、渉が美雲に好意があること、自分達家族を、美雲が好きな気持ちを隠してずっと支え続けていることを見抜くのでした。
華は和馬を助ける為、一人、アパートに乗り込みます。
しかし、美雲との対立の末、彼女がずっとLの一族に対して復讐心と共に生きてきたことを知る華。
美雲はLの一族たちのことを誤解していると察知した華。
しかし、美雲は刃物を振り回し、華を完全に目の敵に。
そこで、気絶させ、記憶を消すスプレーを使い、難を逃れて、和馬と逃げます。
ところが、美雲はスプレーを以前にも吹きかけられた経験から、それは想定の範囲内なのでした。
次回、なんと、華たち家族がバラバラに?!
ルパンの娘6話感想・みどころ
三雲家が相変わらずユーモアすぎます。
レンタルスタジオを借りてでも、杏に「偽りの仕事」を教える悦子や渉。
華の母としての気持ちが凄くわかります。
かわいい子供には、普通の家と違う家庭だからこそ、まっとうに育ってほしいと思うでしょうね。
でも、華の願いは届かなかった・・・(笑)ちょっと杏ちゃん、某呼吸を取得しちゃだめでしょ。
杏が優しすぎるくらい人に優しくて、家族思いですぐにちょっとしたことで繊細さゆえに泣いてしまうところは、某呼吸のキャラクターに近いなって思っていましたが、やはり・・・。
それでも、小さな身体でひったくり犯を倒す姿はとても潔く、杏にしかできないLの一族の力だなと思いました。
受け継がれた才能を華と和馬は今後、どう受け止めるかめちゃくちゃ気になります。
美雲はとても手強いです。
可愛くてちょっと大人にしては幼い顔立ちの美雲は、薄幸の生い立ちと祖父や猿彦の愛情の狭間のなかで生きることに必死だったのだと思うとちょっと同情してしまいます。
Lの一族のことを祖父が不審な火事で他界した元凶だと、自分から愛する家族すら変えてしまったと誤解し続けている美雲が切ないですね。
復讐心に燃えていますが、根は優しい部分があるので、いつか美雲とLの一族である三雲家、そして、和馬が和解できる関係になれればいいと思った6話でした。
来週はなんと、杏が児童相談所?なのか警察なのか、然るべき機関に連れて行かれてしまう?!三雲家が最後に見つける答えが今後も待ちきれませんね。