ルパンの娘2 5話あらすじネタバレ
華(深田恭子)が泥棒姿で兄、渉(栗原類)と共に逃亡する姿が激写されてしまいます。
父、尊(渡部篤郎)は、てんとう虫3号調査隊を放って、撮影位置を特定。
そこに残されたバイクのタイヤ痕を辿って、犯人のアジトを突き止めました。
アジト内部に潜入したてんとう虫3号が送信する映像には、かつて戦った敵の双葉美羽(田中みな実)が!
美羽はある目的のために、手下の大岩(本間朋晃)、依田(真壁刀義)の手引きで脱獄していたのです。
尊は美羽たちに「Lの一族」が生存している証拠を隠蔽させるため、アジトへの潜入を計画。
しかし、華と尊は顔が割れているので、警戒厳重なアジトへの接近が厳しい状況。
そこで、尊は渉(栗原類)に造らせた秘密道具を家族達に装着させます。
渉が作った脊髄の上につけるてんとう虫は、どんな効果が期待されるのか・・・?
渉はようやく秘密兵器を完成させますが、眠気に勝てませんでした。
うっかり彼の頭がパソコンのキーをクリックし、新しい兵器に異変が起きてしまうのです。
マツと華の入れ替わりに、華は大不評。
元に戻そうとしますが、マシーンの不具合で、身体がマツのままの華。
マツは一応、孫の華のふりをして、一馬や娘の杏の前で平然を装います。
しかし、マツの体の華は腰を痛め、華の体のマツも、腰を固定するバンドを癖でつけてしまう失態を。
北条美雲(橋本環奈)は和馬(瀬戸康史)に交際を宣言するのですが、二度と誰かを愛せないと断られたことを機に、ますます不信感を募らせるのでした。
執事で保護者の猿彦(我修院達也)に和馬への気持ちを指摘され、美雲は反抗。
和馬をうそ発見器にかけて、和馬が女性を愛せない真相を探ろうとするのですが、和馬には怪しまれます。
美雲は和馬への接近はあくまで「Lの一族」を暴く為だと言い張るのでした。
悦子と尊はまだ体が入れ替わっていないので、杏とマツの入れ替わりに茶々をいれたり、秘密兵器の改善に努める渉をからかいます。
渉は和馬の体に入れ替わって、美雲と恋人になりたい願望や、悦子は華と入れ替わって和馬を誘惑してみたいという願望がありました。
その頃、美羽のことは和馬たち警察も捜査を進めていました。
華は学校で杏が同級生に怪我をさせられた連絡を杏の担任から受け、マツと共に駆け付けます。
マツである「華」は、杏の担任に、同級生の男の子が杏をいじめたのは、杏に気があるからだと言ってしまい、本来は華の「マツ」はそれをたしなめます。
杏(小畑乃々)は無事で、保健室で手当てを受けていました。
ところが、華は外で一人、先に出ている間に、美羽と手下に誘拐。
和馬は差出人不明の封筒を受け取り、一人で出ていくのですが、美雲は不審な行動が多い和馬の追跡を開始。
後から到着した和馬と美雲も捉えられてしまいます。
華を誘拐した動機を話す美羽は、華たちが行方知らずの間、「Lの一族」を追ったドキュメンタリーを拘留中に見て、涙を流したことを訴えます。
愛を知らない美羽は、愛とは何なのかが分からないので、和馬と華を拉致し、二人の絆を試そうとしていたのでした。
また、2人の関係を崩壊しようとしている目的も含まれています。
巨大な毒ガスマシーンがいる部屋に閉じ込められた華と和馬、放置された美雲。
美雲は、彼女の携帯電話に入れたGPSのおかげで、執事で保護者の猿彦(我修院達也)に救われました。
華と和馬が捕まったことで、悦子(小沢真珠)と尊(渡部篤郎)、心は華のままのマツが美羽のアジトへ。
マツである華は、つい、「もうぽっくり逝ってしまいそう」とつぶやいてしまい、入れ替わりを知らない和馬は必死で華を説得。
毒ガスが充満し、和馬は華を想ってこのまま2人で死ぬとまでいってきました。
しかし、これは和馬の華を守りたいがための作戦で、華にキスすると見せかけて、チョップで倒します。
そして、華にマスクをつけます。
外では、美羽と大岩、依田の目の前に、円城寺(大貫勇輔)が登場。
円城寺は得意のミュージカルで、美羽を虜にし、大岩や依田さえも、独特のミュージカル風の世界に巻き込んでいきました。
愛を知らない美羽の「愛ってなんだろう」という葛藤を利用。
家では、渉が最終手段として、テントウムシをわざと自爆させました。
悦子、華、和馬、マツ、尊は爆発事故で一時的に気を失います。
華は渉のおかげで、元に戻りました。
美羽や大岩、依田と格闘し、ピンチのところで和馬が。
夫婦の連携プレイで、美羽を倒します。
その頃、爆発で、悦子の目が覚めず、尊は号泣。
悦子は意識を取り戻しますが、悦子とマツは途中で入れ替わってしまいました。
なんとか渉の機転で、マツと悦子はすぐに元に戻ることができますが、そこへ美雲が駆け付けそうになったので、退散。
その直前、美羽に「三雲家直伝」の渉特製、記憶の消去スプレーを噴射。
華たち「Lの一族」と会ったことを忘れさせました。
美羽たちは逮捕されることになりますが、美雲は、美羽が持っていた写真に杏が写っていて、その写真に反応した和馬に違和感を覚えた美雲。
事件が解決したと思えば、美雲は登校中の杏に声をかけ、和馬の写真を見せます。
杏は何も知らず、「パパだ」と答えてしまうのでした。
華の家では異変が起きた時に現れる警報機が・・・。
ルパンの娘2 5話感想・みどころ
今回は有能な渉の秘密兵器がとんでもないことになりましたね。
華とマツがまさか入れ替わってしまうなんて・・・80代後半のマツが、和馬に胸をときめかせる様子は可愛かったです。
乙女で若かりし頃を思い出したかのようなマツの心の変化をどんぐりさんは見事に表現していると思いました。
和馬は気付かなさすぎ!なんかおかしいって気付こうよ!
でも、和馬は華を心から愛していて、2人が夫婦でよかったですね。
和馬と華が夫婦の力、本当の愛の力で、美羽に勝ったところは爽快感!
美羽はどうしてあんなに愛に飢えているのか、生い立ちが気になりましたね。
田中みな実さんは、過去ドラマ「奪い愛、夏」や、「絶対正義」、今年は「L~愛すべき人がいて」でも、毒女を熱演!今回の美羽も、なぜか愛に飢えていて、自分の都合の良いように人を振り回すことしかできない女性を演じています。
小悪魔でくるくる変わる表情がとても可愛く、ときに危なっかしく、妖艶で今後も「美羽様」の活躍が楽しみですね。
あんなに可愛くて、欲しいものは必ずどんな手段を使っても手に入れるワガママな女性。
美羽が円城寺(大貫勇輔)のミュージカルを楽しみながら、「愛ってなに」と繰り返していた様子はちょっと切なくなります。
美羽って親から愛されたことないのかな?依田と大岩を従わせて、自分の存在意義を確認しているような気がしました。
円城寺は、視聴者を笑いに誘うのがうまい。
とくに、美羽たちをミュージカルの世界に巻き込んだときに、腕を組んで美羽、大岩、依田、円城寺が歩く姿は、往年の女優、ジュディガーランドさん主演の「オズの魔法使い」のオマージュなのかなって思いました。
円城寺が登場すると、あっという間に世界が薔薇色になっています。
悦子が死んじゃうの?って思った爆発事故・・・ですが、尊の優しさと愛の強さで、悦子も一命を取り留めて良かったです。
一瞬、マツと入れ替わったときは最高に笑えました。
マツおばあちゃん怖いって・・・悦子の体になってもう一度、恋がしてみたいかもしれないけど。
無事、身体がすぐに元通りになったことが救いでしたね。
最後は美雲の暴走がとにかく止まりませんでした!何も知らない無垢な杏に、和馬のシャイ心を見せ、杏は悪気なく「パパ」と答えてしまいました。
次週はついに、杏の両親のことが世間に、杏の学校に明るみになるのでしょうか?来週も見逃せません。