ルパンの娘2 3話あらすじネタバレ
泥棒一家、「Lの一族」の長女、三雲華(深田恭子)はようやく、刑事であり、お腹の子どもの父である刑事、桜庭和馬(瀬戸康史)の娘を、家族や助産師の友人、薄井佐知(遠野なぎこ)に見守られながら出産しました。
可愛い初孫に、2人の結婚に良心的な尊(渡部篤郎)と妻、悦子(小沢真珠)、祖母、マツ(どんぐり)だけでなく、和馬と華の結婚に反対していた和馬の両親、典和(信太昌之)や、母、美佐子(マルシア)、そして祖父の和一(藤岡弘)までもが温かく支えていく環境に。
和一に娘の杏と対面させ、和一は認めてくれました。
そのうち、典和も美佐子も、華の娘、杏を認めてくれました。
華と和馬の生活も認められるようになりましたが、和馬は「Lの一族」に関わった者として公安にマークされているので、表向きは2人共独身であると嘘をつき、土日だけは家族で過ごすことを条件に新しい生活を開始。
娘は、母、華の性「三雲」を名乗り、杏と名付けられました。
時が流れ・・・杏は小学校に上がりました。
8歳の小学3年生になった杏は天真爛漫で素直な女の子に成長。
早速、華からお小遣いをもらって、おやつを買いに行きました。
華はかつて自分が杏ぐらいの頃は、物は買うのではなくて、盗むのが普通だと思っていたことを和馬に告げます。
そんな過去に、和馬は切ない気持ちになるのでした。
そこで、華は、「Lの一族」を親の代で終わらせようとしていた為、両親が杏に自分たち家族が泥棒一家であることを軽々しく口にしないか不安を募らせるのでした。
和馬は、Lの一族のおかげで警部に昇進。
和馬の職場に新人が配属されてきますが、それがなんと美雲(橋本環奈)。
「令和のホームズ」の異名を持ち、先祖代々が名探偵の娘。
寸借詐欺の捜査に挑むことに。
しかし、相変わらず執事(我修院達也)と共にぼろアパートで暮らしています。
彼女は、Lの一族の最短ルートを考え出し、新たな動きをしようと目論んでいました。
華たち、「Lの一族」は、新たな希少価値のあるお宝「アンモライト」に目をつけていました。
華は母として、家族に「いい加減、杏のためにも泥棒は止めよう」と言いますが、家族たちは聞く耳を持たないマイペースで、尊と悦子は、「杏に本物の化石を見せてやりたい」と躍起。
華の兄、渉(栗原類)杏は、教科書で見た化石に興味津々のようです。
育児休暇を終わらせて、泥棒を手伝ってはどうかと華に提案する三雲家の面々。
閉じこもりがちな華の兄、渉(栗原類)も杏を大切にしています。
渉は杏に、美雲に恋をしていることを相談。
杏の授業参観にて、マツ(どんぐり)、悦子、尊が急に観に行きます。
先に着いていた華と和馬は娘が授業でいきいきと発言する様子に感心していました。
しかし、悦子や尊、マツらが、授業内で「泥棒」について話し合う時、つい、子供達に分かりやすいように「ルパン三世」や、「アラジン」の話を持ち出してしまうのでした。
おかげで華のクラスメイト達は、泥棒をかっこいいと勘違い。
しかし、華は「仕事」へ出かけた両親と祖母、そして、和馬が去ってから、華が学校で友達がいて普通にうまくいっている様子に&を覚えるのでした。
一方、和馬は寸借詐欺師の御子柴保(コウメ大夫)逮捕に向けた証拠固めの捜査に着手。
保のマンションに張り込む新人と和馬ですが、華たちが先に保の家に着いていました。
マツ、悦子、尊は、御子柴を記憶を消すスプレーで気絶させます。
華と渉を除いた三雲家は、渉の秘密兵器を使って、わざと御子柴が家で寛いでいる風に見せかけます。
渉がいることに気付き、手を振るマツは、腰を痛めてしまい、うっかり手がその秘密装置に当たってしまいました。
Lの一族の正体にばれそうになったので、アンモナイトを盗んで退散。
その夜、杏はテレビで偶々、「Lの一族」を描いたバラエティ番組を見ています。
宿題を終わらせず、テレビをいつまでも見ている杏を注意しますが、その番組が「Lの一族」だと知り、つい、「こんなのを見ちゃだめ」と声を荒げてしまいます。
杏は素直に謝りますが、怒られた衝撃で泣いてしまいました。
翌日、杏に思わず強く叱りすぎたことを詫びた華。
杏は気にしていないと笑顔を見せ、学校へ。
しかし、御子柴は、華が友達と学校で撮った写真を利用して、詐欺行為を続けていました。映っている杏を「娘」と偽って、娘が病気なのだと偽りました。
杏の写真がネットにばらまかれていることで、娘の危機を感じる華。
自分は杏の母として泥棒として動かず、両親と祖母が動くことを期待する華。
和馬の後輩、美雲が犯罪者に利用されている杏に「御子柴は父親じゃない」と証言させるために、杏の小学校に向かっていたのです。
しかし、マツの腰の容態は思っていた以上に悪く、悦子と尊は泥棒の仕事に行くように、わざとマツと共に、華に冷たい態度で接します。
和馬は杏と接触しないようにして、暴走する美雲についていきます。
華は、御子柴の家に到着し、彼を撃退すると、渉の兵器、テントウムシを御子柴の額に取り付けます。
そのてんとうむしには役割があり、御子柴はてんとうむしに操られて交番へ。
さらに、尊と悦子がヤクザのふりをして、御子柴の詐欺のデータや証拠が入ったカバンを御子柴に渡しました。
さらに、マツが後から到着し、怪しい老女のふりをして交番へ。
わざと御子柴の鞄に体をぶつけ、中身を露見させました。
おかげで、御子柴は逮捕。
美雲は杏の学校に向かいますが、和馬は父としてすんでのところでそれを阻止。
その帰り道・・・美雲と和馬は、美雲が通っていた高校の前を偶々、通ります。
そこで、美雲は和馬こそが当時自分が高校生で、誘拐された時に救ってくれた刑事であることを思い出しました。
美雲は未だ自分の保護者であり、家族でいてくれる執事の猿彦に通信で連絡し、そのことを打ち明けます。
猿彦は良かれと思ってあの時のお礼を和馬にしてはどうだと提案。
そして、華の家をその夜、訪ねた美雲は・・・玄関を開けた華を見ます。
次回、とうとう、Lの一族であることが娘、杏(小畑乃乃々)にばれる?!来週もお見逃しなく。
ルパンの娘2 3話感想・みどころ
母になった華の心境変化がとにかく切なかったですね。
杏は素直な良い子に育っていて、学校でも友達に恵まれているので、真っ直ぐ育ってほしいという華の気持ちに共感しました。
渉、小学生の姪っ子に恋愛相談するなよって思いましたが、彼も杏のことをネットコミュニケーションを通して家族として温かく接している様子が微笑ましかったですね。
華も和馬も、「Lの一族」のことを愛娘、杏が知って混乱やショックを受けないように、親としての必死感が伝わってきました。
今回は、小梅太夫さんがゲスト出演で、寸借詐欺師の御子柴を演じましたが、お笑い芸人の顔とは別人の俳優としての存在感が素敵でした。
杏は普通の家の子どもとして、父、和馬とは休日オンリーで接触し、華の実家、三雲家で育てられている・・・とてもいい子で、母、華が泥棒だと知った時はどんな反応や態度をとってしまうのかちょっと不安ですね。
三雲家の変装と小芝居が面白すぎる・・・特に祖母のマツ(どんぐり)の衣装と白塗り化粧が怖すぎました。
ホラー映画の老女の幽霊か、昔実在した某有名お婆ちゃんをオマージュしたものだなって察知。
和馬にかつて助けられた探偵一家の高校生だった美雲ですが、社会人になっても変わらない。
新人刑事なのに、職場での服もどこかちょっと子どもっぽかった・・・。
執事の猿彦(我修院達也)が残された唯一の家族として、大人になってもちょっと幼さが抜けない彼女を裏切らず、温かくサポートし続けてほしいですね。
裕福な家庭で育ち、行動力はあるのになぜか、自分はどうしたいかが決められない美雲。
悪気なく、猿彦が誘拐された時、助けてもらったお礼を和馬に言うのは?とアドバイスをしたがために、美雲はそれを実行しに、ラストシーンで華の家に行くのが怖い。
シーズン2になり、危険な展開に加速していく三雲家の動きが来週も見逃せません。