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同期のサクラ5話見どころ紹介!「“七光り”だった葵が変われたきっかけは?」

同期のサクラ5話あらすじ

2019年9月・・・。

未だ、北野桜(高畑充希)の容態が回復する兆しはありません。

眠り続ける桜を横目に、葵は「大変よく出来ました」と子どもにあげるご褒美シールが貼られた手帳にふと、視線を落とし、入社5年目の“あの日”、桜に助けられた過去が走馬灯のように彼の脳裏に蘇ってきました・・・・。

それは、2013年9月・・・。

桜の故郷、美咲島に架ける橋の着工が無期延期になり、人事部に配属されて5年目が経過した、桜。

それでもいつか土木部に配属移動となり、美咲島の橋を建設する希望を捨てずに、人事部での仕事に今日も精進する日々を過ごしています。

そんななか、人事部では、優しそうに見えて人を都合の良いように利用する上司、黒川(椎名桔平)が社員の社内表影に関する仕事を、火野すみれ(相武紗季)に丸投げするばかり。

社内告知の手配の仕事を任された桜は、葵が社長賞を受賞したことを知ります。

しかし、広報部の同期、月村百合(橋本愛)は、受賞者は立候補した人の中から選抜されるので、自己アピールと、パフォーマンスばかりの葵が選ばれることに“塩対応”

社長室で表影されて表面的なビジネススマイルと明朗快活な態度で話す葵に、花村建設の社長、花村(西岡徳間)は、“お父さんによろしく”と声をかけます。

その言葉に一瞬、表情は強張りつつも、なんとか笑顔で対応する葵。

実は、葵は国土交通省の父と“デキる兄”の間に板挟みに合っていて、子どもの頃から父親に兄と比較され、罵倒されるなど“毒親”の葛藤を内面、抱えていました。

その頃、葵が所属する都市開発部では目玉プロジェクトが国の予算の都合で急きょ、凍結されるという大きなトラブルに見舞われます。

表影上を持って今度こそ、父に認めてもらえると淡い期待を抱いていた葵ですが、上司など周囲から「お前にできることは父親に頼むこと」と言われ、社会でも自分はしょせん、父親の七光りと思われていることに複雑な心境をさらに募らせるのでした。

その夜、葵の社長賞を祝おうと桜の呼びかけで、百合や、清水菊夫(竜星涼)、土井蓮太郎(岡山天音)らは、新人の頃から集うことが頻繁となった、桜のお気に入りの喫茶店にいました。

本当の自分を素直に表現できず、心に蓋をしてピエロのように振舞う葵を見ている葵ですが、同期達が悩みながらも充実した様子を目の当たりにしているのを見て、つい、父親が自分にしてきたような人を卑下する物言いをしてしまうのでした。

そこで、感情的で思ったことをはっきり言う人に厳しい百合を含め、同期たちは全員激怒!

一人残った桜も、号泣して感情を露わにし、酔いつぶれてしまいます。

仕方なく、桜を衛に送り届けてから帰宅した葵。

彼は高級住宅地に佇む実家暮らしで、プロジェクトの凍結について父、康秀に報告しようとするものの、官僚をしている兄、光一の話ばかり。

成人して社会に出ている息子、葵のことなど最初から眼中にないような態度や話しぶり。翌日、父と話し合えなかったことを同僚らに言いだそうとするものの、周囲の自分への反応を気にして、ふさぎ込んでしまう葵。

咄嗟に別のアイディアを提案する葵に、「実力のないコネ入社のくせに」などと、都市開発部の面々は冷めた様子。

会社では“親の七光り”とあざ笑われていることに気付いた葵は、自分を気にかけてくれる桜をその日の気分で、飲みに誘い、愚痴をきいてもらうのでした。

桜の前で、自分は家庭で子どもの頃から居場所がなく、いつも劣等感と疎外感を感じてきた過去を語ります。

葵を実家まで送った桜は、葵が愚痴の途中で話したある、「建築話」に感銘を受けます。

そこで、葵を家に送り届けるついでに、そのことを光一と康秀に話した後、突然、嘆願書と書き込み済みのパンフレットを渡します。

果たして康秀光一の心境に変化はあらわれるのか?

33歳の元気ではつらつした葵と、病院緒ベッドに酸素マスクで横たわる桜。

本当なら笑って長いキャリアを語り合えたはず・・・切ない思いを抱きながら、眠る桜を見ながら、入社5年前のことを思い出していました。

桜は隣人の若いカップルにまた一言物申すといつも通り出社。

小学低学年の娘のやる気が出ないので、ご褒美シールで意欲を引き出すことを考えたすみれ。

相変わらず朝は“気になること”で遅刻しがちな桜に、すみれは「これで大人しくしてて、問題ごと起こさないで」とでもいうようにシールを渡すのでした。

いつも上層部のご機嫌取りでなんとか自分の会社でも居場所を維持する葵。

その葵をすみれと見守りますが、美咲島の工事に目を向けてほしいなど社長に早速、意見してしまう桜。

なんとかすみれが止めて事なきを得ますが、すみれは桜に念押しして厄介ごとを起こさないように伝えるのでした。

都市開発部では着工が凍結になったことで、大パニック!

葵は社長賞で浮かれていますが、現実に引き戻されます。

その夜、同期の仲間でいつもの喫茶店で食事する桜と同期達。

葵が社長賞を取ったことをみんなでお祝いしようと提案しようとする桜。

しかし、葵は上層思考が強すぎて、百合、蓮太郎、菊夫は怒って先に帰ってしまいます。

桜は珍しく飲酒しますが、実は泣き上戸でした。

なんで同期たちはそれぞれの部署で仕事を頑張っているのにそれを馬鹿にするのかと桜は号泣しながら葵に訴えます。

戸惑う葵をよそに、桜は泥酔して一瞬で爆睡。

葵は帰宅後、桜を家に送り届けます。

家で兄、光一、父、康秀との関係が複雑で、なかなか今の自分の会社での状況が悪化していることを伝えられません。

父に話がうまく伝わらなかった葵は、にこやかな営業スマイルをつくりながら名案を出そうとしますが、国交省の高級官僚である父を持つからこそお前を雇った、いてもいなくてもどちらでも良い社員なんだと上司に言われた葵は愕然。

その日、いつもの喫茶店に寄る葵は、百合、蓮太郎、菊夫が自分の不利な会社での立場の話を立ち聞きしてショックを受けます。

桜が合流しても、葵は相変わらず皮肉屋で、百合たちはまたしても葵を見捨てて去っていくのでした。

葵はストレス発散で一人喫茶店に残った桜に愚痴をこぼします。

自分が会社に居られるのは父親のコネ入社だからと言われたこと、実力も何も認められていないこと、家庭でも父から兄と常に比較されていることも口にします。

今度は、葵を家に送り届ける桜。

桜は美咲島の着工が延期になっていること、なぜ、橋が美咲島に必要なのかを知ってほしいと資料を渡してしまいます。

さらに、葵が作ったプランも同時に持ってきてそのプランが記載された資料も。

葵は酔っても、光一と康秀に反発をまじえて都市開発部での自分のプランを受け入れてもらえるように訴えます。

しかし、幼き頃からは母しか理解者がおらず、康秀と光一は葵とまっすぐ向き合わず、レベルを下に見ているのです。

その母も葵の父、康秀の浮気が原因で家を出て行ったのです。

桜は葵を放置できず、葵のために何かできることはないか考え込みます。

葵は酔って桜に好意を持っているような素振りを見せ、桜は思わず防御本能から葵を平手打ち。

祖父にいつも通りファックスで葵の状況を伝えると・・・

「勝ち負けなんかにこだわらず、自分の価値を知るほうが大切」、「“価値”より、“勝ち”だ」とアドバイスが届くのでした。

葵は出社しますが、精神的に鬱になり、トラックにひかれそうになりました。

そこで桜がすんでのところで助けて同期達とともに喫茶店へと葵を連れ出します。

桜は黙りこくる葵に毒舌と厳しさをまじえた説教を!

「偽物だって良いじゃない、葵君あんたは黙っていたらなんにも価値がない、でも嘘もホウエンって周りのみんなのために言い続けていたらいつか自分のためではなくほんとうの言葉になる」と葵を厳しくも愛ある言葉でフォロー。

会社に戻る前に、光一と康秀が会社で、都市開発部のプロジェクトにはやはり協力できない意思を伝えにいっていました。

それを携帯メールで知った葵は、涙ながらに光一と康秀に精一杯の反論を。

都市開発部のみんなを始め、人のことを思いやれないあなたたちは、何のために官僚になったのか?と強く訴えました。

しかし、康秀も光一も聞く耳を持たず、都市開発部との今後の関係を見直すと言って去ってしまいました。

葵はその夜、百合や蓮太郎、菊夫と和解。

しかし、桜は後日、出勤すると官僚である葵の父、康秀を怒らせたことから、子会社へ出向になってしまいました。

葵が桜の憧れの土木部へ・・・。

2019年夏・・・葵は入院して未だ意識の戻らない桜にあの時の礼を述べました。

桜がこん睡状態になるきっかけになった状況がいよいよ解明されていく次回、乞うご期待!

 

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