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知らなくていいこと最終話 ケイト最大の”知らなくていいコト”それぞれの決意!

知らなくていいコト最終話あらすじネタバレ

30年前・・・ケイトの父、乃十阿徹(小林薫)は、当時3歳だった実の息子が、実は幼い子どもによくありがちないたずらではなく、お手伝いの為だったことがわかりました。乃十阿の息子は、母親がよくハーブティーを来客に淹れるところを見ていて、優しさゆえに、草を水に入れることを「良いこと」だと思っていました。

そこで、あの「無差別殺人事件」当日、キャンプ場の飲料タンクに、「ハリヒメソウ」を入れたことで、事件が起きてしまいました。乃十阿はその際、息子の悪気ない行動が事件に繋がったことで、「自分がやりました」と庇っていたのです。

乃十阿は最初から殺人犯ではなかった・・・・?これらの事実を、乃十阿の弁護士、高村(平田満)から聞いたケイトと尾高。

あくる日、野中が欠勤続きが知られるなか、ケイトたち、週刊イーストの「特捜班」たちは大忙し。

ケイトはイーストを「病欠」で休み、当時3歳だった乃十阿の息子の行方を追って、ドイツへ。

尾高はようやっとケイトと連絡がとれますが、父、乃十阿がまた忽然と姿を消したことを連絡。

ケイトは、当時3歳だったその息子に真相を聞こうと決意。しかし、尾高はそれを止めます。乃十阿が息子を庇った心情を理解しているかのような尾高にケイトは違和感を覚えるのでした。思わず、ピリピリして苛立ち、ケイトに暴言を吐いてしまった尾高。

ケイトはそんななか、自分と年齢の変わらない腹違いの兄を尋ねました。既婚でドイツ人との間に子どももいて、ピアニストとして活動していました。

そんななか、帰国したケイトは尾高が空港まで迎えに来てくれました。

その頃、野中はカメをペットショップで見ながら、語り掛けて愚痴をこぼすのでした。自分はビッグになりたい、愛がほしい、お日様がほしい・・・・などと不安感を吐露。

その後、イーストの現場に戻ってきたケイトを待っていた岩谷(佐々木蔵之介)。岩谷は、ケイトの「長期休暇」を許可していて、表向き「病欠での欠勤」扱いにして、ケイトをドイツに行かせてくれていたのでした。

彼は、再び、事件の真相についての手記を書くようにケイトに迫ります。乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴き、その息子の人生を狂わせる記事を発表することにケイトは抗います。

岩谷はケイトがどうしても拒否するなら自分が書くと、言います。

そして、編集部の岩谷チームで新しく選抜チームを組み、30年前の乃十阿についての事件の裏取りに急ぎます。

乃十阿の子どもが通っていた小学校や、当時の関係者を訪問して、取材を続けます。

自分抜きで仕事が進む状況にケイトは、モヤモヤした気持ちを胸に秘めるのでした。

まず、乃十阿の元妻の近況報告。彼女は乃十阿と色々あってから再婚。高級老人ホームに夫婦2人で入居。

さらに、杏南と出会う前の乃十阿には最初の妻がいました。杏南はそもそも、乃十阿との間に、ケイトを「不倫」関係で生みました。

乃十阿の妻は、元々、情緒不安定で、子どもへの虐待も疑われたことがあったとのこと。

その為、家族関係修復を考え、あの「無差別殺人事件」当日、乃十阿の家族は家族ぐるみで付き合っている別の家族とキャンプに向かうことにしたのです。そのキャンプで、当時3歳だった乃十阿の息子が、キャンプ場の飲料タンクにハリヒメソウを入れたことで起きてしまったのです。

さらに、ケイトはあの事件の被害者遺族を訪ねると、「乃十阿のせいで俺の奥さんが死んだ。取材でなくて説明してくれ」と責められ、言葉に詰まります。

いっぽうで、尾高(柄本佑)に彼の仕事用スタジオへ呼ばれたケイト。

ケイトはここで、尾高に相談。すると、尾高は、ケイトには記事を書く記者としての才能があるし、真実を書くことができると言いました。さらに、乃十阿が傷つくかもしれないけれど、ケイトが真実を追及すれば、乃十阿も無実が証明され、嬉しい気持ちになれるのではないか?と後押し。

その後、ケイトは尾高から、「離婚した」ことを告げられます。しかし、ケイトは、乃十阿が子どもを守るために行動を起こしたのなら、自分との関係のために妻子を捨てて、自分と結婚に踏み切ろうとする尾高は嫌いだと泣きながらこぼしたケイト。

それでも、尾高は、自分と結婚してほしいと懇願。それでも、ケイトは乃十阿について記事を書く気持ちになり、吹っ切れたことを尾高に伝えると、尾高との結婚を断りました。

その日の夜・・・ケイトは泣きながらも乃十阿について、自分について書くことを決意。徹夜して、なんとか記事を書き上げました。

同時刻・・・尾高は帰宅すると、家に一人、まだ乳飲み子の息子が取り残されていて、離婚届に印鑑が押されているのを見て、愕然とするのでした。そこで、小さな男の子を抱え、写真の仕事を続ける事に。

イーストでは、乃十阿の記事が右トップを飾ることに変更になり、倉橋が調べていた別の記事が差し替えをしようと企画が進むことに。

すると、変わらず騒々しいイーストに、野中が狂ったようにやってきて、退職届を出すと、自分がケイトの両親について他社の週刊誌に暴露したことをイースト編集部みんなの前で話し、去っていきました。

今度は、副社長がやってきて、ケイトが懸命に書いた乃十阿の記事を、社長が気に入らないので、別の記事に差し替えにしてほしいと頼んできたのです。乃十阿の記事については、「無差別殺人事件」の被害者遺族の反応を不安視している面もあること。

さらに、副社長は、ケイトに乃十阿について手記を書けと言いながら、あの記事を没にしないと、ケイトも岩谷も東源出版にはいられないと圧力をかけてきたのでした。

そこで、右トップは元々、倉橋(小林きな子)が、書いていた別件の記事に右トップが戻されました。

ケイトは休憩時間に会った尾高に全てを話したうえで、自分と一緒に尾高の子どもを育てないかと提案しますが、尾高は「そんなケイトは好きじゃない」とそっけない態度。

ケイトは乃十阿に会う事に。実父の乃十阿にどうしても読んでほしいと思い、「ゲラ」を持ってきたのです。

乃十阿はケイトの記事をざっと読みます。「乃十阿が本妻の息子を守ったように、不倫相手の杏南との間にできた子ども、ケイトのことも、殺人犯の娘にしたくなかったのではないか」と記事が終わらせてました。

ケイトにゲラを何も言わずに返す乃十阿。ケイトは「この記事、持っていてくれませんか?」とケイトがさらに言葉をかけますが、乃十阿はゲラを炭火焼で燃やしました。

これで、ケイトと乃十阿は、お互いに納得し、「連続無差別殺人犯の父子」という長年の苦悩を終結させました。

3年後・・・。黒川が新編集長に、岩谷は局長に、ケイトは相変わらずバリバリとイーストで編集部員たちをうまくまとめ、的確な指示を出しながら記事を書く記者として健在。

そして、あの、野中は・・・一流作家としてメディアに取り上げられるようになりました。

テレビに映る野中に、イーストのみんなは悪態をこぼしつつ、自分達の仕事に専念。

ケイトが新しい記事の為に取材へ外へ出た時、偶然、幼稚園児ぐらいに成長した息子の手を引く尾高の後姿を見かけました。ケイトは何も声をかけず、彼の後ろ姿を優しく見守り、取材へでと足を運ぶのでした。

それぞれの、春らしい旅立ちが目立つ爽やかでちょっと切ない名残惜しい最終回となりました。

 知らなくていいコト最終話感想・見どころ

ケイトは尾高と潔い別れをし、乃十阿との間に起きた「無差別殺人事件」に自ら、乃十阿と納得のいく決意で終わらせましたね。乃十阿とケイトの会話は親子とは思えないほど最終回まで他人行儀でしたが、お互いを気遣いすぎて、どこかで思いやっている事は変わらないと思いました。

ケイトと尾高のシーンは胸キュンしましたね。尾高がケイトに結婚を申し出た時は、この2人どうなっちゃうの?!と胸がざわつきましたが、ケイトと尾高も、年相応の落ち着いた大人らしい決断をして、それぞれがまたいつか会える時まで別れることにしたのは切なさが・・・でも、これでよかったのではないでしょうか。

野中が”メンヘラちゃん”状態から、よく大物作家に・・・あれは凄い。あんなに精神的にぼろぼろで、どんなトラブルを起こしてもおかしくなさそうでしたが、野中にも最後、僅かな希望が広がっていって救いがありました。

イーストの副社長は、身勝手です、ケイトに乃十阿との手記を書けと圧力を掛けながら今度は、ケイトが死に物狂いで懸命に単独で書いた記事を没にして別の記事と差し替えないと、ケイトも岩谷もイーストにいられなくなる!なんて脅迫ですよ、脅迫。いつもは上からの圧力にも屈しない、岩谷もさすがにケイトと自分の立場に危機を感じて、今回、副社長に逆らえませんでしたね。でも、ケイトが自分で自ら、生い立ちと乃十阿との関り、腹違いの兄とのことに決着をつけたので、とてもスカッとする最終回になりました。

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