SUITS2020 6話あらすじネタバレ
甲斐はタクシーを赤城という人物に手配してもらってから、自宅で料理をしている鈴木大輔(中島裕翔)を訪問。
かけがえのない秘書の玉井伽耶子(中村アン)が解雇で去っていき、喪失する甲斐(織田裕二)。
ある日、クライアントのジュエリー会社の社長、碓氷秀明(博多華丸)に会いに、大輔(中島裕翔)を連れて、マカオのカジノを訪れました。
会場には、聖澤真琴(新木優子)も、蟹江(小手伸也)も来ていました。
伽耶子はこの日、真琴と一緒の筈でしたが、彼女自身、断ったそうです。
同じ頃、チカは絵美里(清水ミチコ)に甲斐を解雇する手段に出たほうがいいと提案され、自分達が決断を迫られていることを意識していました。
秀明はギャンブル依存症ですが、ここ数年、賭け事をセーブしています。
甲斐の心配をよそに、カジノのVIPルームでポーカーに興じていた秀明は、一回の勝負に300万ドルも賭けた挙句、負けてしまいます。
しかも、ジュエリーの全株式を担保にすることを紙ナプキンに書いて、300万ドルものお金を借りていたこともわかりました。
一方、真琴(新木優子)と蟹江(小手伸也)は、とあるバレエ団の公演で、偶然一緒になります。
公演後、バレエ団の演出家、里中栄一郎(吉沢健)が劇場スタッフと揉めているところを目撃。
ダンサーが二名、捻挫しているトラブルが発生しているのに管理が甘いことを指摘。
里中のファンだった蟹江は、劇場側との交渉の代理人に名乗り上げると、その案件を真琴に任せる事に。
やるべきことをリスト化した蟹江は早速そのデータが入った録音機を真琴に渡すのでした。
秀明に借りがあった甲斐は、帰国後すぐに、城田(三浦誠己)と彼の代理人弁護士、安斎芳樹(加藤啓)に会いに行くことに。
城田たちは悪びれもせず、いつでも連絡をしてもいいと甲斐に強気な口調で言ってきました。
幸村チカ(鈴木保奈美)の元に、旧友でもある関東弁護士会副会長の羽鳥亜美(堀内敬子)から電話連絡がきます。
羽鳥は、コースタルモーターズの訴訟の件で、甲斐が賠償金と弁護士資格のはく奪を和解条件として提示されていることを問題視していました。
そこで、裁判を待たずに甲斐の解雇を推進・・・さらに、チカと羽鳥は彼女の進路を左右するレポートを消したトラブルをきっかけに、因縁関係がありました。
その頃、甲斐は碓氷の件の重要なデータのUSBを大輔に渡します。
そこへ伽耶子の後任として、小笠原誠也(黒羽麻璃央)がやってきました。
彼は積極性があり、生け花も得意な有能さがうかがえます。
甲斐と鈴木は、城田と安斎と再び、接触して話を作る機会を設けますが、城田は「かつて自分はクーデターに遭って苦労したことがある」と過去を吐露。
そこで、城田と安斎は交渉に消極的で自分達は悪くないの一点張り。
「交渉決裂」とまで言われてしまった甲斐。
その頃、真琴も、栄一郎の件でバレエ劇団のダンサーが環境により、5人も過去に怪我をしていることがわかります。
しかし、劇団側は、蟹江と真琴に「文句を言うならよそで稽古をしろ」と言ってきて悪戦苦闘。
劇団の金を着服していた栄一郎の実態も明らかに。
甲斐と大輔も、弁護士の安斎の裏の顔と、城田も今回だけでなく、過去にも失態があったことがわかりました。
蟹江は、栄一郎に彼の実態を突き付け、一からバレエ劇団ときちんと向き合い、造ることが今やるべきことだと追及。
大輔と甲斐は、碓氷がギャンブル依存症の治療を受けていて、3年前もその症状からトラブルを起こしています。
2人は城田に「碓氷のギャンブル依存症を世間に公表することで真実を明らかにし、碓氷には治療に今後とも積極的に向き合ってもらう」と提案しますが、彼はその事実を会社の保身のために隠蔽していました。
3年前の碓氷が起こしたトラブルも同じことが過去にあったことを意味していました。
カジノの帳簿にもその痕跡があり、今回の件はとても難解なことを実感する甲斐と大輔。
残業している真琴と会話を交わし、蟹江からもらった音機材で仕事をする真琴から、その機材をからかうように奪って音声をふざけて再生した大輔。
しかし、そこで、蟹江が甲斐と大輔が上杉に関する過去の会話を盗聴していたことを知るのでした。
甲斐の訴訟の件を上杉に密告していた内容も録音されています。
甲斐は翌日、碓氷に考え直して自分たちに協力することを提案。
その後、大輔は蟹江が影の裏切り者で、盗聴器の件を甲斐に伝え、今後は慎重に行動しないと油断しちゃいけないと忠告するのでした。
甲斐は、城田の詳しい失態について彼に改めて突き付けます。
親の七光りであることを自覚しておらず、調子に乗って有能ぶってきたこと、その結果、会社にも迷惑をかけ、ギャンブル依存症で大きく損している城田を利用している生き方を突き付けました。
このこともあり、碓氷は今後は自分と真摯に向き合うことができ、訴訟問題など安斎らとトラブルに発展することもなくなりました。
碓氷は甲斐に心からのお礼を言います。
しかし、チカに甲斐は今回のことで叱責を受け、自分の立場をわきまえてもっと慎重に動くように言われてしまうのでした。
それでもチカは、エリカ(清水ミチコ)との今後の業務を辞めることを伝え、甲斐を解雇しない意思を伝えるのです。
次回、大輔の「幸村・上杉法律事務所」の生命をかけて新たなる戦いが始まります。
SUITS2020 6話感想・みどころ
まさに、奪われたら奪い返す・・・巻き返しだ!甲斐の逆襲の新章、解禁。
碓氷のように、精神的な病気から、失敗続きで弱みを付け込まれることが多い可哀想な人物でしたね。
カジノで失敗して、周囲にいた城田や安斎にも裏切られ、大ピンチだったところを甲斐と大輔に救われて良かった。
伽耶子はパーティに参加せず、このまま甲斐や大輔、真琴との関りも希薄になっていくのでしょうか?ちょっと心配ですね。
伽耶子も別のかたちで、真琴や甲斐、大輔らと関係を維持できたらいいなと思いました。
城田はとても人間性が腐っていて、親の力で今の立場があることをわきまえていないところが多々ありました。
だからこそ、甲斐と出逢って、自分がしてきたこれまでの行動の結果が「倍返し」されて納得です。
今日の蟹江を見ていて、大輔や真琴に対し、部下をちゃんと見ている良い上司かと思い直しましたが、やはり、上杉の腰巾着ですから、甲斐と鈴木の会話をこっそり録音するなど姑息で巧妙な裏切り行為が多いですね。
甲斐と蟹江、大輔、そして最強の敵、上杉との今後の戦いが楽しみな6話でした。