田鎖ブラザーズ最終回あらすじネタバレ
真(岡田将生)、稔(染谷将太)は両親を殺した犯人が、辛島貴金属工場の辛島貞夫(長江英和)と、両親の死後から見守ってくれた、中華料理店の店主、茂木(山中崇)だと知りました。
31年前の事件の全貌をふみから聞いた田鎖兄弟は、辛島貞夫を銃で殺そうとしていました。
貞夫は事件のショックで、認知機能に問題があり、ふみの話では、2人の事を全く覚えていないといません。
(稔)逃げなかったの。動かなかったの。朔太郎さんと由香さん、声も出さなかったって。もっちゃんがそう言ってた。
(真)何言ってんだ、ふざけんな!
(稔)もしかしてもう死んでた?
(真)お前まで何言ってるんだよ。
稔は検視官の勘がさえわたります。
(稔)確かに証拠はない。あの時からお父さんとお母さんが生きてた証拠を。
(真)なんでやめた?でたらめに決まってるだろ。あんな話信じるのか。犯人はもっちゃんだ
(稔)憶測を信じるのか。でもあの話が本当だったら真犯人がいる。もしかしたら、もっちゃんが犯人じゃないってことだろ?だったら…調べてみないと。
稔は辛島貞夫を殺すことを躊躇いました。
一方で、真の先輩刑事である、小池(岸谷五朗)は、真と稔が両親を殺された日に、何者かに切り付けられた、質屋の経営者、晴子(井川遥)と意味深な会話をしていました。
(小池)あなた一体何を隠してるんですか?足利春子さん。
その後、稔は真犯人が茂木でない可能性を感じ、もう一度調べることに。
(稔)俺は残りの関係者を当たる。もっちゃんに殺害を指示したのは工場長と笹岡だ。五十嵐組の天城も関与してるかもしれない。あと小池さんも。
小池はふみを気にかけ、食事を届けに来ます。
(小池)食事を持ってきました。足りないものがあったら。田鎖が来たんですね
(ふみ)主人は私のために罪を犯しました。今度は私が主人を守ろうと思ったんです。全部、間違ってました。もう逃げるつもりはありません。あの子達が来たら全てを受け入れようと思ってます。
その頃、石坂直樹(宮近海斗)に、五十嵐組の男、天城が既に死んだことを調べてもらいました。
(真)どうだった?いいから報告。
(石坂)仕事休んで何してるんですか?暴対の先輩に聞いてきました五十嵐組の天城はかなり前に死んだそうです。薬っすね。惨めな最期だったらしい。ていうか、なんでこんなとこ調べてるんすか。ちょっと今、忙しいって。
(真)死んだ?次は蓬田港で漁師をやってた、漁師の公司って男を調べてくれ。名字は分からないけど、31年前に死んだはずだ。
稔は同じ頃、法医学者の神楽(JP)【芸人】に両親の遺体状況を確認しました。
(稔)神楽先生、ちょっといいですか?うちの親の解剖記録を確認してもらえませんか?事件の前に死んでいたかもしれないんです。
(神楽)田鎖の親って…確かに既に死んでいた可能性がゼロとは言い切れないな。2人とも刺創による生活反応が不明瞭。出血も死後早期なら静脈や毛細血管に残ってた血液が、重力で漏出することもある。
(稔)もう、死んでたのか
(神楽)断定はできないけど、明らかな刺創があったから、刺殺と判断したんだろ。
(稔)刺殺じゃないなら真犯人はどうやって
(神楽)解剖しているから死因は限られると思うけど、もしかしたら…。
真と稔は家で情報を共有しました。
(真)天城は死んでた。あとは笹岡を探して、小池さんからもう一度直接話を聞くしかない。
(稔)神楽さんに調べてもらった。親父と母ちゃんは毒物で死んでた可能性がある。
(真)毒物?ちゃんと検査したんだろ?
(稔)1995年の検査対象は、主要約毒物に限定されていて、青酸や睡眠薬など数十種類しか検出できなかった。見落とした毒があってもおかしくないって。
(真)じゃあ検体を調べれば
(稔)31年前だ。もう処分されてる。これ以上調べようがない。もうすぐだな、親父の誕生日、俺あんま覚えてなくて
(真)毎年同じだよ。俺達が手紙渡してもそっけない返事しかしてくれなかった。寝る前に酒飲んで酔っ払って何回も読み返して年取るのも悪くないなって嬉しそうに笑ってた。親父とお母さんは俺達より年下だ。
(稔)親父は俺の1個下か
ふと、真と稔は、両親が料理にお酢を掛けていることを思い出しました。
そこに両親の死のヒントが隠されていると睨み、自宅の物を物色します。
(真)あの日、俺達は口にしなかった。
(稔)どっかに入ってるはずなんだけど!あった!真、毒物が入っていたとしたらこれしかないはずだ。
後日、稔は神楽に両親が御酢に含まれた毒物を飲んだ結果を調べてもらおうともう一度掛け合いましあ。
(法医学者)神楽先生スクリーニングの結果が出ました。
(神楽)やっぱり毒物は出ないな。
(稔)もう一度他のパネルで試してください。。うちの両親だけが口にしたのはこのお酢なんです
(真)以前、笹岡隆弘さんと同じ職場だったそうですが。今でも連絡は?毒物は?
(稔)何も出なかった。
(真)どこ行くんだよ
(稔)ドイツ。神楽先生に頼んでもらって、向こうの法医学研究所の紹介状書いてもらった。国内の薬物スクリーニングだと一度に調べられるのは200種類の化合物が限界だ。
(真)ドイツなら?そんなに違うのか?
一度の検出対象は1万6千に上る。毒物が出たら犯人はもっちゃんじゃないってことだろ。絶対見つけてくるから。
稔は神楽に紹介状を書いてもらい、真と稔の両親が死んだ毒物についてドイツへ調べに行くことにしました。
(真)情けない兄ちゃんだよな。これくらいしか残してやれなかったわ。
真はその夜、笹岡の行方を捜すために麻雀をする裏社会の男達に居場所を聞きました。
(真)笹岡はどこだ
(男達)知らねぇよ
真は夕方、港で宮藤詩織(中条あやみ)を見かけました
(詩織)いつ戻って来るんですか?こんなところでさぼってるなら仕事してください。
(真)お前こそどうなんだよ。宮藤、このまま俺は戻らないから。
(詩織)今日は非番です。弁護士に会ってきました。時効を迎えた被害者遺族の方に会ってきたんです。その方は何年経っても犯人への憎しみは変わらないと言っていました、けど、加害者を許したそうです。このままだと自分達の人生まで壊れてしまう。これ以上、犯人に何も奪われたくないから、前に進むことを決めたって。私も止まったままでした、だから、母の事受け入れようと思っています。田鎖さんも復讐なんて
(真)ごめんな、宮藤、飲みに行く約束守れそうにないわ。
詩織は弁護士に会い、時効を迎えた別の被害者遺族を訪ね、被害者遺族が前に進んでいることを真に説き伏せました。
また、自身が、母親と交際相手から虐待を受けていた過去を受け入れることも伝えました。
記憶を事件のショックで亡くした貞夫に懸命に寄り添うふみ。
(貞夫)朔はどうした?そうか、真と稔はいつ来るかな?
(ふみ)今日は来ませんよ。来てくれるといいねえ。
真は石坂を食堂に呼んで、両親の死に関する事実が記載された資料を読みました。
(石坂)これです。焼肉定食いいっすか。
(真)特上でいいか
(石坂)焼肉定食特上で。
石坂に1万円と警察手帳を石坂に渡すと、警察を辞める覚悟を決めました。
(真)ちょっとな…課長に渡しておいてくれ。今度、宮藤と飯でも行ってこい。
(石坂)は?いや、田鎖さんどういう意味ですか?
店を出た真は、ショックで悲痛な声を上げました。
(真)うわーうわー
稔から電話がきました
(稔)もしもし真?ふみちゃんが言っていたようにもっちゃんは犯人じゃない。誰かがあの瓶に毒物を入れたんだ。
(真)ちょっと調べたいことがある。協力してくれ。
真は、稔の同僚と連絡をとり、現場へ向かいました。
小池は笹岡に電話していました。
その夜、ドイツから帰って来た稔が真に、事件当時の服を調べさせたのはなぜか問いただしました。
(稔)説明してくれ。なんであの服を調べたんだ
(真)銃の取引が中止になった2日後、蓬田港で溺死した漁師がいた。殺された運び屋だ。事件当日来ていた衣類から毒が出た。犯人は確定だ。
(稔)なんで…なんでだよ。31年も追いかけて。なんで…
鑑定書を見て、ショックを受ける、稔。
真犯人は茂木ではなく、晴子でした。
晴子は五十嵐組と改造銃の取引をしていた漁師、公司の娘だったのです。
翌朝。
(真)どこ行くんだ
(稔)県警に辞表出してくる。現役の警察官が事件起こしたらまずいだろ。蓬田港に7時に呼んである。
警察署では、笹岡(柳憂怜)が、小池と会いました
(小池)笹岡さん
(笹岡)遅くなって悪かったな
石坂は、小池の元相棒の笹岡が訪ねてきたことを珍しがり、詩織に話しかけました。
(石坂)あの人って小池さんの相棒ですよね
(小池)あの時、俺は笹岡さんと五十嵐組の癒着に気付いてた。見て見ぬふりをしたまま何もしなかった
(笹岡)あの時、退職願を出したそうだな。でも上はそれを認めなかった。
(小池)笹岡さんにはホントに可愛がってもらいました。私が弱かったんです
(小池)本当にすまなかった。茂木に対する殺人教唆の件は一課のほうで聴取を受けてもらいます
(詩織)なんで笹岡さんが今更、自首したんですか
(石坂)もう時効ですよね
(小池)田鎖の行方を追ってくれ。田鎖は銃を所持してる。
小池は田鎖兄弟が、真犯人を殺そうとしていることを察知していました。
夜の港
(稔)真。ホントはもっと早く呼んだんだろ?
(真)ばれたか
(稔)嘘が下手だな。親父と一緒だ。真が兄弟で良かった。なに?
(真)いや、別に。銃よこせ
やがて、本当に真と稔の両親を殺した真犯人の、晴子が来ました。
石坂と詩織は真と稔を捜しました。
(宮藤)ここにもいない。田鎖さんはどこに
(石坂)宮藤さん、自宅にも帰ってませんでした。課長に報告してもいいですか?田鎖さんを殺人犯にしても宜しいでしょうか
(小池)今日、蓬田町に、田鎖の弟がいたそうだ。海のほうに向かって歩いていたらしい。宮藤も石坂と向かってくれ。事件が時効になったのは、警察の責任だ。今度こそ、あの兄弟を守ってやりたい
真は晴子に切り出しました。
(真)殺された漁師は足利公司。親父だろ
95年4月17日、父が泥酔して港で転落したことを知った、学生時代の晴子(中西希亜良)。
父の衣類を地元民の女性にもらった、晴子。
(晴子の地元民の女性)ごめんね、これ組合から預かってたお父さんの。
父の遺品のノートを見た、晴子は、父親が五十嵐組と改造銃の取引をしていたことを知りました。
(学生時代の晴子)4月10日、天城から連絡。取引の日時決定。4月13日、荷物がない、取引中止。辛島の工場でトラブルか…
辛島金属工場の前を敢えて通りかかり、父の死の真相を確かめに行きました。
(貞夫)海で死んだ漁師知ってるか。アイツは酒に酔って溺れたんじゃない。殺されたんだ。お前が銃を持って帰って来たからあいつは死んだんだぞ。
(朔太郎)ちょっと待ってください
父の死の真相を2人の会話から知った、晴子。
田鎖家の中華料理店で食事をしながら、朔太郎と由香が御酢をよく使うことも熟知していました。
(晴子)それからあなた達、k族時間を調べた。の行動を監視し、合鍵の隠し場所や、留守になる
(心理カウンセラー)【渡辺真紀子】晴子さん、気分転換に読んでみたら?
真が逮捕した紘橋市市役所の福祉課の心理カウンセラー、秦野小夜子(渡辺真紀子)が、晴子の父と妹と弟に焼香を上げに来た日、ジキタリスが載った植物図鑑を渡されました。
(真)あの日、ジギタリス
晴子は、朔太郎と由香が使うお酢にジギタリスを入れました。
父親を失ったことへの真と稔への復讐を彼女も実行したのです。
そして、真が外にいた晴子に助けを求めたことから、晴子は救急車と警察を呼びました。
(幼い真)誰か助けて
茂木に手を切りつけられて泣いている稔の痛々しい声が聞こえまし
(幼い稔)痛いよ痛いよ
(晴子)ちょっと待ってて救急車呼ぶから。
(稔)うちにあったお酢からジキタリスの成分が検出された。服用すれば心臓機能が停止して、死に至ることもある。
(真)足利春子の服から、ジギタリスの成分が見つかった。あの日、もっちゃんは家を出て女子高生を切り付けた。
(真)なんで殺した?銃を届けなかっただけだよな
(晴子)失敗したと思ってた。そっか、やっぱり私か。私のお父さんも銃を届けられなかっただけだった。家族を殺された。大好きなお父さんだったのに。
銃を届けなかったせいで、晴子の父、幼い妹と弟は五十嵐組に殺されました。
そこで、真と稔に復讐しようと、両親を毒殺したのでした。
(稔)なんで今まで手を貸してくれた?晴ちゃん
(晴子)そうやって呼んでくれるから。はるちゃん、はるちゃんって、一緒に釣りしたりチャーハンに蝋燭立ててお祝いしたり、就職の祝いまでして。死んだ弟と重ねた。一緒にいるのが苦しくなって、時効になった時、私はあんた達から逃げた。
しかし、晴子は2人から両親を奪った罪悪感に苛まれ、2人を温かく見守ってきました。
(稔)だったらなんで逃げた?自由になれたんだろ
(晴子)でも罪は消えなかった。どこにいてもどんなに笑っても寝る前には必ず真と稔の顔が浮かんだ。もう自分の運命に身を委ねることにした。だからここにいる。
(真)復讐は成功した。どんな気分だ?
(晴子)私はきっと真と稔に裁かれたかったんだと思う。
稔は涙ながらに、晴子に銃口を向けましたが、撃てません。
真が銃を持ち、晴子は真と稔に殺される覚悟をしました。
(真)後は俺がやる。
小池と詩織、石坂は間に合わなかったと感じました。
事件後、港で語り合った2人
(真)なぁ稔、大きくなったら何になりたい?
(稔)もう大きいよ
(真)何になりたい?
(稔)忍者…真は?
(真)俺は…なんだろうな
晴子を撃ったが、命は奪わなかった真と稔。
2人は両親と食事をする想像をしながら、こうあるはずだった未来に浸り、警察署に出頭していくのでした。
(真)おいちょっと何やってんだよ
(朔太郎)騙されたと思って食べてみろって
(由香)これが美味しいんだから
(稔)無理無理無理、酸っぱい。
田鎖ブラザーズ最終回感想・みどころ
田鎖兄弟の復讐の終焉となりました。
両親を殺した犯人は当時10代だった、晴子でしたね。
晴子も、漁師をしていた父の公司が、改造銃を渡さなかったがために家族を殺されてしまった被害者遺族だったとは。
真と稔の父、朔太郎に復讐心を持ってしまった晴子も心苦しかったですね。
2人の両親を殺した後で、罪悪感から姉のように接してきた贖罪がようやく終わりを告げた感じがしました。
真と稔は晴子を撃てず、警察を辞めて出頭していったのでしょう。
ラスト、助かった晴子が詩織と似たようなコートを着て港で釣りをしていたので、分かりづらかったですね。
田鎖兄弟に人は殺せないなって思っていましたが、晴子が助かって良かったです。
31年間、時が止まったまま動いてきた真と稔は、両親と安心して食事をしたかった日を幻想しながら、更生へ向かって歩き出したのでしょう。