天国と地獄3話あらすじネタバレ
彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の魂が入れ替わっていることに気付いた、彩子の後輩、八巻(溝端淳平)。
味方ができた彩子は、今後どうするかを八巻に相談します。
月になるはずだった星が太陽に、またその逆の伝説が奄美大島にあって、それに関連した植物が、入れ替わりを元に戻してくれる可能性を話す八巻。
日高が捨てた川の手袋を河原(北村一輝)ら警察よりも先に手に入れることを試すと言います。
もしも、手袋から日高の指紋と被害者のDNAが検出されれば、自分が逮捕されてしまうのです。
そこで、警察が手袋を見つけた段階で、八巻がこっそり同じブランドの同じ色をした別の手袋とすり替える作戦を立てます。
入れ替わっても尚、日高を捕まえることを諦めない彩子。
しかし、彩子【体と顔は日高】(高橋一生)は、そんな日高【体と顔は彩子】(綾瀬はるか)の考えを見抜いていました。
なんと、帰り道に偶然、同じ電車に乗っていた彩子の姿な日高に遭遇し、作戦を見破られてしまったのです。
新しいのを購入しようと思っているだけと咄嗟に誤魔化す日高の顔と体の彩子。
翌日、五木樹里(中村ゆり)に自分の手袋のブランドを訪ねた日高ですが、すぐ違和感を五木に指摘されてしまいました。
警察では河原が拾得物から皮手袋を集めており、日高の手袋を探して特定することに。
すぐこのことを八巻は電話で、日高になった彩子に報告します。
その際、五木から、日高として彼女と接触後に、手袋のブランドは、デンツのカーキ色だと判明しました。
お互いに「入れ替わりの秘密」をうまく隠しながら情報交換する日高と八巻。
そして、集まった大量の手袋を鑑識部屋に持ち込むと、そこにはなぜか、彩子【日高】の姿がありました。
鑑識の新田(林泰文)を手伝いに来たといいます。
私が手袋を見たのは一回だけ、この中のどれが日高の手袋か特定し、すり替えることは可能なのか?と河原に問う彩子な日高。
日高は日高で、手袋をすり替えることを考えているのでは?と推測した八巻は、その夜、日高【本物の彩子】に電話で報告。
また、手袋はこれから手配することを聞かされた彩子は不満げでした。
翌朝、ある小学校では落下した手袋の片方を見つけた小学生男児が、教室で整理整頓の指導を受けていた際に違和感を覚えます。
警視庁では、八巻が偶然、手袋の中に日高の手袋と同じブランドのものを特定。
本物の日高に、その手袋を渡しますが、同じ製品の色違いや、ラベルの右左の違いという些細な違いを見抜かれてしまいます。
彩子になった日高は、日高の姿をした彩子にそのことを電話で報告。
本物の彩子は、警察が結構、やりがちなミスで、八巻も間違うことがあるとその場を切り抜ける言い訳を思いついて伝えるのでした。
そんななか、太陽と月の入れ替わり伝説に出てくるシヤカナローという花を見つければ元に戻れるかもしれないと考えた彩子【中身は日高】(高橋一生)。
日高が犯行当時に使っていた凶器の石を展示している専門家に石の正体を聞きました。
さらに、その石は呪いの伝説が言い伝えられていて、持っているだけで身に良くないことが起こるのだと奄美大島の地元民から知った彩子。
夜、民宿に泊まる彩子は、頭を打って記憶喪失だったと誤魔化し、日高の姿で女湯に謝って入ってしまったことを経営者(酒井俊也)に詫び、日高の手がかりを掴む為に単独行動を進めていました。
八巻と連絡を取りながら、奄美大島でさらなる手掛かりの情報を聞き、翌朝、奄美大島を歩きます。
日高な彩子も、「日高」の秘密を探る為に、奄美大島で民宿経営者に協力してもらいながら、入れ替わりが治ると噂されている花、シヤカナローのヒントを探します。
しかし、冬には咲かない夏の花で、サガリバナという名前だと判明しました。
警視庁では、実在する写真投稿SNS、「インスタグラム」にて、事件当時のもう片方の手袋が複数の投稿の中から見つかったことが判明。
河原たちはすぐ動きますが、八巻は彩子の姿をした本物の日高に、自分と、日高になった彩子との作戦が見破られないように必死で誤魔化します。
しかし、勘の鋭い彩子の姿をした本物の日高は、八巻が「自分に知られてはまずい秘密」を握っていると挑発してきたのでした。
日高の手袋の片方を入手した河原が帰宅。
慌てて引き止める八巻ですが、本物の日高【彩子になった(綾瀬はるか)の知能の高さ、河原の行動力により、手袋は科捜研に回されてしまいました。
さらに、手袋がインスタで発信されている情報を先手で掴んだ日高は、彩子をもっと極地に陥れる為に、河原に恩を売ったのです。
夜、八巻に、鑑識に回された手袋を盗むよう指示する彩子ですが、八巻は周りが適だらけだし、八巻自身は、左手の手袋を2つずつしか持っていないと嘆きました。
そんな彼に苛立ちをぶつけてしまった彩子は、慌てて、八巻に詫びるのでした。
ふと、日高は警察から家に帰宅する前に、よく歩く歩道橋の橋に「4」と赤いペイントで書かれた様子を見て、殺人当時の出来事を思い出しました。
夜中に、その「4」というペイントを必死で消している人物が・・・それは、彩子の同棲中の男友だち、渡辺陸(柄本佑)でした。
その不審な様子を彼のアルバイト仲間の湯浅(追田孝也)が発見し、何をしているか声を掛けます。
彼はなんでもないとごまかします。
後日、鑑識に回された手袋からは、田所の指紋がバクテリアに汚染されて不検証だったという結果を知った、彩子。
八巻は本物の手袋を無事、入手。
日高がわざとバクテリアを手袋に含ませ、わざと、日高姿の彩子に手袋のことを捜索させたのでは?または、日高が彩子をフォローしたのではないかとも推測する彩子。
八巻とのチームバディを意識しながら、彩子は引き続き、日高の体でも捜査を続けることにしました。
一進一退のなか、日高がなんと彩子の姿で新しい犯行を開始。
ゴルフクラブを使って、被害者を天井から吊り上げて、頭を殴りつけて殺害。
あまりの残酷な様子を、日高の姿をした彩子は、真逆の状況にいる日高からその様子を携帯動画で送信されて絶体絶命を感じるのでした。
入れ替わりが元に戻ったとしても、彩子は殺人を犯した証拠が出てしまったのです。
警視庁では、田所を殺した犯人と同一人物が犯行をしたと大騒ぎ。
さらに、彩子が犯した犯行の証拠となる血に汚れた衣服を、回収スタッフに回収される前にゴミ袋の中から見つけた陸は愕然とします。
彼からすれば、彩子が血の付いた衣服を入れていることを怪しむ状況に・・・。
彩子の姿で新しい事件を引き起こし、ますます、肉体が日高の本物の彩子を追い詰める日高。
来週もノンストップな展開の天国と地獄をお楽しみに。
天国と地獄3話感想・みどころ
彩子と日高は入れ替わって、とても苦労が絶えませんね。
男の体の彩子と、女の体の日高。
日高は女の体でも知能犯で、頭もきれるので、なんとか状況を切り抜けていますが、日高になった彩子の四苦八苦振りが可愛い。
八巻が、入れ替わり状態な彩子を献身的にサポートし続けている様子は頼もしいものです。
日高の姿で、奄美大島で入れ替わりを治す植物を探している彩子が切ないですね。
しかも、3話後半では、彩子になった日高が、自分とは逆の立場の彩子を助けようとバクテリアを手袋に混入させたのか?と思いきや、予想不能のラストが恐ろしい。
彩子の姿のまま、殺人を犯し、お互いが元に戻ったとしても、刑事である彩子が、猟奇的殺人を犯したことにしてしまうなんてひどすぎます。
殺し方も残酷で、犠牲になった被害者が不憫でなりませんね。
八巻という心優しい味方がいて、日高の姿でも、「日高」の真相を暴く為に奮闘する彩子の努力を面白がるように、入れ替わりを歪んだ方向に利用していく日高に背筋が凍りました。
一方で、彩子の様子に異変を感じた陸(柄本佑)も、「4」にまつわる落書きを必死に消していたけれど、彼は何か隠していることも明らかです。
日高が乗り移った彩子を疑っている様子を突き止めようとしているもう一人の「味方」であてほしい陸がまさか、日高関連の「4」の真相を知っていることを仄めかすシーンは来週まで待ちきれません。