TOKYO MER8話あらすじネタバレ
朝、涼香(佐藤栞里)は、喜多見に、過去の経歴に対して本当のことをMERのみんなに言えばいいと提案。
喜多見はまだ真実を話す気にはなれません。
その頃、音羽(賀来賢人)、久我山(鶴見辰吾)らが、天沼(桂文珍)が、圧力をかけ、音羽はストレスを内にためていました。
なんとしても、MERを解体させ、喜多見の過去を暴こうとやっきになっているのです。
しかし、女刑事の月島(稲森いずみ)は、テロ専門の警察に、喜多見を連行させました。
喜多見は、レスキュー隊の中に紛れていたツバキ(城田優)と共に、テロ組織の一員だった可能性があると、月島は睨んだのです。
勿論、喜多見はそれを否定し、その後、解放されました。
喜多見は現場へ戻ると、すぐさま、MERへの出動要請を引き受けます。
喜多見の空白期間について、MERのみんなの前で突っ込み、ニューヨークから日本に戻るまで、テロ組織に加担し、逮捕された過去があるのでは?と鋭く追及。
救急車の中で、空気が気まずくなるMER達。
野沢病院で停電により、全ての医療機器が停止。
多くの患者たちが死に直面するパニックに・・・!
出勤した喜多見(鈴木亮平)、ミン(フォンチー)、夏梅(菜々緒)、冬木(小手伸也)、徳丸(佐野勇斗)、比奈(中条あやみ)、そして、音羽(賀来賢人)らTOKYO MER達。
喜多見の空白の1年の経歴の秘密を知った音羽は激しく反発。
「テロに関与している人に命を預けることはできない、みんなにちゃんと話すべきです。命令には従わない」と吐露。
ふと、赤塚知事(石田ゆり子)から電話が。
「公安が動いているようね。高輪さんから、涼香ちゃんが心配しているって話を聞いた」
そのことで、喜多見は、逮捕されたことがある事実をみんなに話すには、MERが完全に守られている体制になってからでないと、話せないと口にします。
みんなに迷惑を掛けないように後々、打ち明けてもいいと言葉を続ける喜多見に、厳しい審査を経て、喜多見がMERとして働けるようになったのだから、今、言うのは早い、政治家たちにもまだそれほどひどく喜多見の過去は知られていないと返答する赤塚。
ここで、喜多見と電話を切った赤塚は胸の痛みを感じて、蹲りますが、なんとか耐えました。
現場に到着した東京MER達。
案の定、停電と地震が起きていて、医療機器を使う患者たちの安否優先で、一同は気持ちを切り替えます。
シリンジポンプの付属バッテリーが切れて、意識が戻らない患者もいます。
電気の供給が完全に止まり、非常用も使えない状況。
ここで、酸素ボンベや点滴やアドレナリン調達。
さらに、葉月という子供の母親が、駆け込んできて、喜多見達は次から次へと移動。
オペ中に電源が落ち、手術中の関口葉月という16歳の女の子の虫垂炎が引き起こした腹膜炎の手術が中断。
さらに、手術室に閉じ込められたので、ERカーに葉月を運ぶことに。
腹腔内の汚染がひどく、手術中に電源が落ちた影響だと睨む比奈。
お陰で、血圧が安定した葉月。
駒場(橋本さとし)から途中で連絡があり、新たな場所で土砂崩れが発生し、患者たちの医療機器や生命維持装置に支障が出ているという連絡でした。
さらに、徳丸(佐野勇斗)が発電の為に途中、出ていきますが、その付近で土砂崩れが起こきてもおかしくないということで、徳丸はその場を逃げるように離れました。
土砂に埋まった非常用電源を取りに行こうとしていたのです。
駒場はレスキュー隊を出動させるから、それまで耐えてくれと言いますが、喜多見はたった一人で、非常用電源の復旧へ向かうのでした。
その頃、音羽、ミン、比奈、夏梅らは、葉月を搬送。
ここで、葉月の手術を担当している男性医師、野沢が、頭を途中で怪我しながらも、葉月の搬送を手伝います。
他の多くの患者たちを連れて行くなかで、高齢女性が「自分よりも若い人たちを助けてほしい。私の医療機器を外してほしい」と夏梅に声を掛けました。
「何を言っているんですか・・・諦めないでください、必ず全員助かりますから」とフォロー。
喜多見は非常用電源を改善する作業をしながら、音羽と連絡を取ります。
ここで、みんなに伝えたいこととして、喜多見は自分の空白の経歴を吐露。
実は喜多見は、テロ組織の一員だったツバキ(城田優)が患者として搬送された際に、助け、彼を匿っていたことで逮捕されたことがありました。
以降は、刑務所での期間を経て、赤塚や、高輪、妹の涼香の協力や理解を経て、MERの意思として働いていると伝えました。
皆に迷惑を掛けたくない、これでみんなが自分についてきてくれるか不安だとこぼす喜多見。
そして、真実を打ち明けることが遅くなって申し訳ないと思っていることや、自分に前科があることは変わらないと言葉を続けるのでした。
喜多見はここで、復旧したにも関わらず、感電してしまい、倒れてしまいます。
MERのみんなは心を動かされ、駒場の命令を無視して、喜多見の救出へ。
音羽は喜多見の優しさに感化されたのか、かつ、喜多見が言っていた「待っているだけじゃ救われない命がある」と口にしました。
駒場はみんなの安全を守る為、蘇生処置を辞めて、すぐに退避するように泣く泣く命令。
ところが、冬木(小手伸也)が涙を飲んで止めようとしても、音羽は心臓マッサージを続けます。
「ふざけんなよ、俺達を勝手に巻き込んで・・・戻って来い」
どうにかして、蘇生する喜多見をMERたちは搬送。
喜多見は経過観察入院となり、他の患者たちも安全が守られました。
ここで、赤塚は駒場だけに、自分がMETを作った理由と、喜多見の空白の経歴をきちんと話すと、話しかけます。
喜多見は高輪に、MERのみんなに過去を打ち明けたことを話しました。
その後、音羽はMERは早く解体したほうが、喜多見とMERの為だと口走ります。
涼香にふと、呼び止められます。
喜多見から、「俺の過去の経歴のことに関しては、音羽の味方になっていたほうがいい」と言われていたことを聞かされました。
「自分はあなたが思っているような味方ではない、俺は所詮、官僚だし、喜多見の空白の一年を探る為に涼香さえも利用していた。あなたに僕の行動の何が分かる」と返答する音羽。
「私は音羽先生は本当は国や日本の医療を改善する為に熱い思いを持っているし、MERで必要とされている。だから私は音羽の味方です」
音羽は、白羽(渡辺真紀子)と久我山に嘘の報告をし、喜多見がエボラ熱で入院していたことに誤魔化しました。
ところが、白羽の目はごまかせず、白羽は次の手として、黒い革張りの表紙がついた極秘データを手に取るのでした。
赤塚は、高輪に対して、音羽がカバーしてくれたと報告。
しかし、高輪の診察中、赤塚はとうとう倒れてしまいました。
次週、白羽の黒い動きと、赤塚の命やいかに?!
TOKYO MER8話感想・みどころ
今までにない緊迫感が漂った本日の8話。
医療機器が全て止まって、多くの患者たちが危機的状況に陥っていて、喜多見たちMERのいつも以上のあわただしさが伝わりました。
高齢者の女性患者が、「電気ないんでしょ?こんな老いぼれよりも、若い人を救ってあげて」という言葉に泣きました。
夏梅が「諦めないでください、必ず全員助かります」とその女性の手を握って強い言葉でフォローした時は胸が熱くなりましたね。
喜多見の過去がついに解禁!やはり、元々の優しさや情熱は裏切りませんでした。
テロ組織だったツバキ(城田優)を助け、搬送し、匿っていたら、逮捕って切なすぎる。
それで、喜多見は犯罪に感嘆していないのに、人の命を救っただけで、テロを起こそうとしていたと疑われて不憫な気持ちになりました。
赤塚を除いた政治家たちにも、喜多見の本当の姿が早く伝わると良いですよね。
音羽は喜多見たちMERにとって「敵側」なんだけど、過去の放送で、彼の母親の過去が関係しており、1人でも多くの命を救える医療体制を願う、喜多見に似た優しさを胸に秘めているシーンも良かったです。
音羽って、ツンデレですよね。
喜多見が後半では、瀕死の状態になって、喜多見チーフ助かれ!ってMER全員の気持ちが一つになり、私も同じ気持ちで視聴。
涼香や周囲に、冷たい態度をとったかと思ったら、駒場の命令を無視して、悪態をつきながらも、喜多見を助けようとする熱心さに感動!
稲森いずみさん演じる、月島は喜多見の経歴を疑っていて、彼女にも注目です。
音羽の周辺である、白羽や久我山の黒い動向にも今後、目が離せない8話でした。