Tシャツが乾くまで1話あらすじネタバレ
ある夏の日、瀬尾充(松山ケンイチ)と瀬尾咲子は、いつも通り、家事を分担しながら過ごしていました。
(咲子)乾いてから呼んでください
(充)2階のエアコン掃除、終わったよ。あれ?さっき終わらなかった?洗濯
(咲子)うん、乾燥またバカになったかも。1回で乾かないの。
洗濯機の僅かな故障について話す2人。
(充)また勝手に直るんじゃない?外に干す?
(恵美子)えー
(充)ホント洗濯物干すの嫌いだよね
(咲子)嫌い。洗濯物取り込むのも畳むのと同じくらい嫌い。
(充)畳むのは?
(咲子)同じくらい嫌い
同じ頃、幼稚園に通う一人息子の翔を園田あずさ(夏帆)と育てる、園田樹生(中島歩)。
(あずさ)翔、急いで。
(樹生)梓、俺のあのTシャツは
(あずさ)あー乾いてないかも。樹生ごめん、朝ご飯、適当にして
(樹生)翔、翔、ぎゅー
(翔)行ってきます
職場に着いた咲子。
結婚情報誌の編集者である、咲子。
(咲子)今回はロングトレーンドレス着てるので、私はAのほうがトレーンまで綺麗に見えていい気がします。
(咲子の上司、大井田千鶴)(臼井あさ美)私も賛成、じゃあ次は色味とレイアウト。みんなの意見教えて。
(後輩 莉乃)マリッジデータ特集のラフデータ送りますんであとでチェックしてもらえますか?
(咲子)了解
咲子と千鶴はランチを食べに行き、そこで、千鶴に恋人、荒木拓真(庄司浩平)が出来たことを知りました。
(千鶴)咲子、ランチ行こう
(咲子)なんかいいことありました?
(千鶴)彼氏、出来ただけ
(咲子)どんな人ですか?
(千鶴)なんと10個以上年下。
(咲子)さすがです
(千鶴)需要と供給がぴったり合った。恋愛観とか期待するものが同じ。
(咲子)あーそれ大事ですよね。一緒にいて楽だし楽しい
(千鶴)充君とそうなんだ
(咲子)はい
(千鶴)でもさ、長く一緒にいたらあるでしょ?不満とか、昔の人と比べちゃったり。
(咲子)それがないんですよね。休みが合わないことくらい
(千鶴)はぁー、普通旦那が家にいるの嫌になって来るんだけどね、凄いわ
(咲子)いや、充が凄いんですよ。私みたいなのが一人の人とずっと一緒に暮らせるなんて
充は、喫茶店「ひこうき」を経営しています。
(充)直人くんお願いします
(直人)お待たせしました。飛行機ブレンドです。
その頃、製菓メーカーの社員、園田樹生(中島歩)は会議に多忙です。
会議が終わり、後輩の明奈に話しかけられました。
(樹生)これをベースに外のかりっと感って出せたりします。あともう少し砂糖を
(樹生の後輩 明奈)園田さん、いります?フィナンシェ。奥さんに持って帰りません?
(樹生)いいよ持って帰って。フィナンシェ好きじゃないのよ
(明奈)ええ
同じ頃、樹生の妻、あずさは宮内(リリーフランキー)が経営する古い書店でパートをしていました。
売り物の本を立ち読みし、私物のしおりを挟んでいたので宮内に軽く注意されました。
(あずさ)はは、ごめんなさい
(宮内)お客さんに立ち読み禁止って言えなくなっちゃうよ
(あずさ)ごめんなさい
(宮内)売り物に私物挟むんじゃないよ
(あずさ)スリリングでいいんですよ。買われちゃうとしおりも持ってかれちゃうから。あえてお気に入りを挟んでいます
(宮内)何にスリルを味わってるんだよ。なんかもらうお菓子ってこういうのばっかり。フィナンシェとさ、マドレーヌってこれどう違うの?好き?こういうの
(あずさ)好きです。いただきます。
充は夜になり、店員、直人(高橋文哉)と店を閉めます。
(客)ご馳走様、美味しかった。
(充)またお願いします。直人君、閉めちゃおうか。
(直人)咲子さんが好きなのわざと多く作ってますよね。
(充)うん
(直人)認めるんだ
(充)さっちゃんのほうが稼いでるからねぇ、これぐらいはしてあげたいよー
(直人)瀬尾さんって、普通に外でもさっちゃんって言いますよね。
(充)さっちゃん以外になんて呼ぶの?
(直人)いや、普通は妻とか嫁とか
(充)へぇ変なの
夜に、咲子は充と旅行の話をしました。
(咲子)あー洗い物有難う
(充)うん。あーいいの?こんな時間に
(咲子)明日のおやつにする
(充)あ、そうか明日忙しい日だもんね
(咲子)第三金曜
(充)ごめん、考えたくなかった?
(咲子)ううん、頑張る。ねぇなんで充のお店、定休日なの?
(充)変えたいんだけど常連さんもいるから。
(咲子)だよねー
(充)店長権限でいつでも臨時休業できるけど
(咲子)それもそっか。旅行行きたい
(充)いいよ、どこ行く
(咲子)煙草クサい
翌日、第三金曜日の多忙な日を乗り切る咲子。
(千鶴)はい、今月もやって来ました。第3金曜日校了日です。今月は来ない気が来てたでしょ。なんと今月もやって来ました。頑張りましょう。
その頃、あずさは息子の翔(久保田薫)を幼稚園に送迎しました。
同じ頃、充はコインランドリーで、あずさに会いに行っていました。
夜になり、仕事から帰宅した咲子は充に甘えます。
(咲子)はぁただいま。乗り切った
(充)お疲れさん。ご飯冷蔵庫、あっためる?
(樹生)ただいま
(あずさ)お帰り、遅かったね
(樹生)ああ、忙しかった
(あずさ)お腹空いてる?
(樹生)うん
樹生と咲子は、偶然、よく利用するコインランドリーで初めて会いました。
(樹生)あ、乾燥もします?乾燥もします?
(咲子)はい
(樹生)じゃあそれですよ。
(咲子)有難う御座います
咲子はふと、お金が足りないことに気付きました。
(樹生)あ、小銭ありますよ。20分くらいっすか。
(咲子)ちょっとでもお金なので。じゃあ冷たいものとか暑いですし。私が飲みたいんで
(樹生)いやいや本当に大丈夫です。
(咲子)有難う御座いました
(樹生)いやいやいいですってホント
(咲子)間違って2本買っちゃいました。あのうちの洗濯機乾燥の調子が悪くて夫がここにコインランドリーがあるって教えてくれたので来てみました。
(樹生)ああ、うつもです
(咲子)あ、乾燥機、調子悪いですか
(樹生)いやいや乾燥機は元々ないんですけどなんかタオルがフカフカで。妻がここの乾燥機使ったって言ってたんで
(咲子)へぇフカフカになるんだー楽しみ。あ、落ちました
(樹生)ああすいません
(咲子)わぁ可愛い小さい
(樹生)息子のです
(咲子)おいくつなんですか?
(樹生)5歳です。
(咲子)子供の服ってなんでそんなに可愛いんですかね。ちっちゃいってだけなのに
(樹生)もう靴下なんてこんなですよ。
(咲子)お近くですか?
(樹生)橋渡って川沿いを高速のほうに向かった先のマンションで。
(咲子)うちもその辺です。あ、終わった。おおーフカフカですー
(咲子)犬とか飼っていらっしゃいますか?
(樹生)いやとくには。
樹生と咲子は家の近くまで来て別れました。
(咲子)有難う御座いました。家ここなんです。
咲子が帰宅して、洗濯物を畳もうとしていると、充が事故に遭った知らせが届きました。
(咲子)畳むか
一方、樹生もあずさが事故で搬送された連絡を受けます。
(女性警察官)園田あずささんのご家族のお電話で間違いないでしょうか?園田あずささんは南信州市内の病院に緊急搬送されています。
(警察官)長野県警南信警察署の交通課の者です。瀬尾充さんのご家族の方のお電話で宜しいでしょうか。瀬尾充さんが乗車されていた高速バスが、長野県内の国道で事故に遭いました。
樹生の妹、実樹(齋藤飛鳥)にタクシーの中で連絡する、樹生。
(樹生)だから今向かってるとこ。病院。え、いやだから俺も分かんないんだって!
夜に実樹は、翔(久保田薫)を連れてきました。
(翔)パパ
(実樹)お兄ちゃん
(樹生)ごめん、実樹、名古屋帰るよね。ごめんね遠回りさせて。おい、翔、大丈夫だった?いい子にしてた?
なんと2人は偶然、同じバスに乗り、事故死してしまったのでした。
(翔)5枚
(実樹)回転寿司
(樹生)回転すし?5皿食べたの?新記録じゃん。回転寿司いくらしたの?あと新幹線だよね?タクシー使った?あ、これ違う違うママのだ、怒られる、勝手に
(実樹)翔ちゃん、パパ忙しいってママも忙しいって。今夜は実樹ちゃんと一緒にいてくれる?
実樹はあずさが亡くなったことを察し、翔を連れて行きました。
(翔)いいよ。ママに5枚食べたって言っておいて
あずさはバス事故により、亡くなり、遺品の財布や上着が物語っていました。
咲子も、充が持っていた私物を遺品の中から、確認しました。
充の遺体は見つかっていません。
(咲子)夫のです。あ、違うかも。神経質な人なんでこんなに傷だらけにしないと思うし。
免許所を見せる警察官。
(咲子)これ夫のです。これって持って帰れるんですか?
(警察官)ご主人を全力で捜査致しますので。
(咲子)他に助かった方って?全員?
(警察官)はい
(咲子)いつ見つかりますかね?明日とか明後日とか
(警察官)全力で捜索致します。
咲子は報道を見て、充が遭った事故の状況を知りました。
バス事故の被害者は殆ど亡くなり、1名が失踪している状況でした。
長野県で起きた高速バスの事故で、運転手1人、乗客11人、行方不明者が出ていました。
翌朝、夫の手がかりを探すべく、長野県に向かった咲子は、コインランドリーでまたしても樹生と再会しました。
咲子は長野のコインランドリーが良い店だと充に教えてもらっていたからです。
(咲子)あ、洗剤別売りみたいです。名乗らなかったから。ですね…済みません。
(樹生)有難う御座います。
(咲子)瀬尾です。これ良かったら半分残ったので。
(樹生)園田です。わぁびっくりした。ああ、有難う御座います、助かります。ご旅行ですか?
(咲子)夫が事故に遭って、ニュース見ました?この辺であったバスの転落事故。それに夫が乗っていたみたいで。びっくりしました。ちょっと出かけてくるって言って。まさか長野とは
咲子は充を送り届け、長野にコインランドリーがある会話をしたのが最期でした。
(咲子)また乾燥バカになったかも。
(充)コインランドリーあるよ。橋渡って真っ直ぐのところ。
(咲子)行ってみようかな
(充)ちょっと出かけてくるね。夜には帰るから。
夫との最期の会話を振り返りながら樹生に話し続ける咲子。
(咲子)嫌な汗いっぱいかいたんで。とりあえず洗濯を。夫はまだ見つかってないんです。もう、ったくどこにいるのやら。あ、でもたぶん大丈夫です。水泳でインターハイ出てるんでうちの人、川なら寧ろ、有利っていうか
(樹生)僕もです
(咲子)インターハイ?
(樹生)同じバスに妻が。妻は見つかってます。亡くなっていました。
2人は同じバス事故で、同じ痛みを抱えていることに気付きました。
樹生もあずさをいつも通り送り届け、最後の会話となりました。
(樹生)あずさ、これ
(あずさ)タオルフカフカでしょ
(樹生)うん、思った
(あずさ)コインランドリーで乾燥かけたの。あの橋渡って真っ直ぐ行ったところ。ちょっと出かけてくるね
(樹生)ん?誰と?
(あずさ)友達。樹生の知らない人。翔、宜しくね
(樹生)まぁそろそろ実樹も来るけど。行ってらっしゃい。
(あずさ)行ってきます
警察署にて、警察官から樹生は死亡診断書を受け取りました。
(警察官)こちらが医師が作成した死体検案書です。死亡診断書と同じものですのでこれ持って役所で手続きを行ってください
(警察官2)また何かありましたらご連絡しますので。
(樹生)あの妻が誰と一緒だったか分かりますか?
樹生はあずさが友達と遊びに行くと言っていたので、その相手を探ろうとしていました。
咲子は一人洗濯物を畳みます。
(咲子)履かなくていいって言ったのに履いてくれてる。私がいつも使ってる薄手のバスタオル。充がいつも使ってる厚手のバスタオル。充の靴下、充のハンカチ、充のTシャツ。でか…
その夜、咲子は充が経営していた喫茶店へ行き、直人(高橋文哉)にコーヒーを淹れてもらいました。
(咲子)いただきます。直人君ごめんねお店。一人じゃ大変じゃ大変だよね。
(直人)まだ見つかってないんですよね瀬尾さんが戻って来るまで店を開けておいてもいいですか?これいつも売れ残るんです。
(咲子)えー美味しいのにね。ん、美味しい。いただきます。
(直人)良かった
あずさが亡くなったことで、書店を臨時休業している、宮内幸次(リリーフランキー)。
(宮内)あーあこっからが面白いのに
あずさが読むはずだった本を読み、悲しみに暮れていました。
咲子は充が被害に遭った、長野のバス事故の被害者遺族の会に参加し、樹生とまた会いました。
(事故の状況を説明するバス会社の男性)事故の原因は、運転手である50代の男性の心臓発作に夜ものであると、警察から確認が取れております。社内で調査を勧めましたが、勤務形態や定期健診に問題はなく、従いまして本件は予見不可能な。バス会社に過失はなく、行方不明の男性については
(被害者遺族の男性)行方不明って言葉を濁してないで、死人が大勢出たことを真摯に受け止めろって言ってるんですよ!おい、娘返せ!娘を返せ!
(バス会社の男性)はい。現在も川の下流を警察の機動隊を中心に捜索を続いています。
(被害者遺族の女性)バス会社に責任はないんですか!行方不明になった方の遺体もまだ見つかってないんですよね。私達は家族を殺されたんですよ!
被害者遺族たちの悲痛な怒りを聞き、咲子は会場を後にしました。
咲子は充を捜します。
充の遺体はまだ見つかっておらず、樹生はあずさが亡くなった状況です。
(咲子)充、充、充!充
そんな咲子を樹生が腕を掴んで止めました。
(樹生)瀬尾さん!
(咲子)済みませんでした
(樹生)あの同じような状況で分かり合えること多いと思うんですよ、家も近所ですし。あの助け合いませんか?旦那さん帰ってくるまで。
長野から帰ってすぐに、仕事に戻る咲子を千鶴は上司として、友人として気に掛けました。
(後輩 莉奈)瀬尾さんこのチェックお願いしても
(咲子)うん、やっとく
(千鶴)【臼田あさ美】咲子、早く上がっていいよって言おうと思ったけど、仕事したほうが楽ならそれでもいい。でも、体とは相談して。食べて、寝て。
(咲子)いい上司すぎる
咲子はその夜、樹生がご飯をちゃんと食べているか心配するメールをくれた為、彼の家に、お裾分けを渡しました。
(樹生)息子の翔です
(咲子)こんばんは。可愛い。瀬尾咲子っです。あ、こっちは冷凍できるやつです。翔くんアレルギー大丈夫ですか?
(樹生)ああ、ないです。有難う御座います。
(咲子)じゃあまたね
(樹生)翔?瀬尾さん帰るからバイバイしよ?すみません、散らかってて。
(翔)遊ぼう
翔が咲子の手を引っ張り、引き留めたので、家の中に入れました。
(咲子)翔くんって…分かって
翔が母親の死を理解しているか心配する、咲子。
まだ5歳で幼すぎる彼には人の死が理解出来ません。
(樹生)これから少しずつですかね。翔、ベッドで寝よう。
翔を寝かせた樹生。
(咲子)シンクお借りしても?置き場が…洗っちゃいますね
(樹生)あ、済みません。おかずも有難う御座います、助かりました。料理苦手で
(咲子)いえ、こちらこそ助かります。作り置き沢山したばかりだったんで。充すごい食べるから すいません夫です。ああ見えて大食いで。見たことないか
(樹生)共働きですよね?家事の分担って?
(咲子)明確には決めないで気づいたほうがってスタイルでした。うまくいってましたよ。優しい上に気が利くんです。まぁ私がうまくいってたって思うだけで、夫のほうが家事してたかもしれません。一人暮らしの家事、楽すぎてびっくりします。一人分しか洗濯物超少ないし。クーラーの機器、早いんですよ。設定温度1度上げました
(樹生)瀬尾さん、自分はましだって思うのはやめてくださいね。まだ生きてるかもしれないから。家族亡くした人だっているんだから自分は悲しんじゃだめだって、そう思うのやめてくださいね。つらいの態度に出しちゃって大丈夫なんで。
樹生は咲子が無理して明るく取り繕う態度に気付き、優しく寄り添いました。
(咲子)難しいなぁ、態度に出すの。会いたいなとか話したいとかじゃなくて早く見つかってほしいってことがあります。勿論嫌なんですけどね、ふらっと無傷で帰ってくるのが一番なんですけど。
(樹生)旦那さんどんな人か教えてください。帰って来た時の答え合わせするんで。妻から見た夫と他人から見た夫の整合性を確かめたいんです。
(咲子)それは自信ないです。もう好きな人フィルターかかっちゃってるんで。
(樹生)いや、久々に聞きました。女子高生じゃないんだから。
(咲子)結婚したってフィルターかかったまんまです。
(樹生)そんなに素敵な人なんですか
(咲子)さっちゃんと結婚するために生まれて来たって
(樹生)うわーキザだ。ロマンチストですね。
一人、バス事故のニュースを見ながら、洗濯を終えた咲子は虚しい気分になりました。
(咲子)乾いてない
咲子はまた、コインランドリーで樹生に会いました。
樹生は妻のあずさがバス事故当日に遭っていた時の動画を見返していました。
(咲子)園田さん、翔くんは
(樹生)妹が来てくれていて、気分転換に散歩でもしてきたって。乾燥機の楽さを覚えたんでついでに。
(咲子)干すの大変ですよね
(樹生)まだ干すの大変ですか。家の乾燥機
(咲子)はい、前は自然と直ったんですけどね。
(樹生)自然と?
(咲子)夫に乾燥機が馬鹿になったって愚痴ると大抵翌日には乾燥機能復活していて。
(樹生)それあれじゃないですか。旦那さんがフィルターの掃除をしてくれたんじゃないんですか
(咲子)私だって掃除してますよ。あの糸屑とか溜まるそういうとこですよね
(樹生)ああそれあれでしょ。排水フィルター。乾燥フィルターは?こういうところありません?埃溜まる。実家帰ると掃除させられるんですけど。上に物置いたりしてるからじゃないですか?
(咲子)ホントに充が掃除してくれたかも
(樹生)優しいですね
(咲子)教えてくれればいいのに。それなら自分でやるのに
(樹生)直っていると思う瀬尾さんが見たかったんじゃないすか。本当に素敵な人ですね、旦那さん。でも僕の妻と不倫してましたよね。うわ最悪、まだ乾いてない
(咲子)あの…
(樹生)あなたの夫、僕の妻と不倫していましたよ。もう少し黙って色々聞きだそうと思ったけど済みません、ちょっともう限界で。好きな人フィルターですっけ?掃除したほうがいいですよ。
なんと、樹生の妻、あずさは充と不倫疑惑がありました。
同じコインランドリーで会い、意気投合していた2人。
樹生と咲子は同じバス事故の被害者家族でありながら、お互いの夫婦が不倫していたかもしれない衝撃の事実に辿り着くのでした。
Tシャツが乾くまで1話感想・みどころ
平穏な日常を過ごす2組の夫婦。
彼らのうららかな風が吹くような優しい時間を突如奪ったバス事故。
運転手の心臓発作が原因とはいえ、夫の充の遺体が見つかっていない咲子と、妻が亡くなったことが発覚した、樹生。
偶然にも同じ悲しみを経験し、2人が時間をかけて良き友人になりながら、少しずつ前を向けることを期待していました。
まさか、樹生の妻のあずさと、咲子の夫の充が不倫関係疑惑。
不穏な足音が画面越しから聞こえたような気がしました。
樹生の物腰柔らかなゆったりとした口調から出てきた、「あなたの旦那さんうちの妻と不倫していた」。
事故当日に同じバスに乗っていたあずさと充は、それぞれ「友達に会う」約束で出かけていた事実に蓋をしたくなりましたね。
樹生の静かなる怒りに共感しました。
咲子と樹生は、互いに複雑な思いを抱えながら、第三金曜日と充とあずさの関係性、充が本当に死んだかの真相に近づことうとしています。
2人ともがいがみ合わず、前に進んでほしいなと思った1話でした。