Tシャツが乾くまで5話あらすじネタバレ
瀬尾充(松山ケンイチ)のスマホに残されていた長野県千須の住所を訪れた、瀬尾咲子(蒼井優)。
(咲子)初めまして。瀬尾咲子と申します。充さんはご在宅でしょうか。
その後、今住んでいる住人は、充のことを知らなかった為、千鶴にそのことを報告する咲子。
(咲子)千鶴さん?ううん、不発です。いませんでした。住んでる方もほとんど知らないみたいで。何の住所だったんだか。これでもう手は尽くしました。諦めます。
同じ頃、あずさ(夏帆)が育った児童養護施設の職員、光江(宮地雅子)が、事故のことを知り、樹生(中島歩)を訪ねてきました。
(光江)園田さんですよね?初めまして。突然、申し訳御座いません。児童養護施設の平岡と申します。びっくりしたし、悲しかったけど、でも結婚してお子さんもいるって知って、それは嬉しかったんです。あのあずさちゃんが結婚したいって思える人に出逢えて、生きててくれて良かったけど。だから今日はご主人の顔を拝みに。
(樹生)あずさが昔お世話になった。やめてください。どうぞお掛けになってください。
その後、光江はあずさのバイト先の宮内幸次(リリーフランキー)の元へ行きました。
(宮内)わぁアハハ。懐かしい顔。ああどうも。あずさちゃんとこ?知ってました?結婚して子供も。
(光江)ご無沙汰してます。びっくりです、あのあずさちゃんが。
(宮内)あの子がね
2人は知り合いでした。
事故から1年経とうとしている矢先、咲子と樹生は距離を縮め、毎週コインランドリーで洗濯をしたり、樹生とあずさの一人息子、翔(久保田薫)の面倒を見る日々を過ごしていました。
スーパーで偶々会う、樹生と咲子。
(咲子)今晩はー夕飯決まってます?良かったらうちで。先週お邪魔したんで
(樹生)じゃあまた次はうちで。
(咲子)順番こで
(翔)さっちゃん
(咲子)半額シールついてたんで
(樹生)翔、走らないの。翔、今日さっちゃんちでご飯
(翔)やった
充の喫茶店のアルバイト店員、直人(高橋文哉)は、こっそり充に電話していました。だったらなおさら行きます。日曜ですよね?住所教えてください。
(直人)咲子さんには言わなくていいんですか?はぁ、分かりました。
充と咲子はコインランドリーでクッションカバーの話をしました。
(咲子)洗うって決めないとなかなか洗わないものってあるじゃないですか?クッションカバーとか?土曜日ここに来るの定番化してきたんで、ここ来る日にカバー外してもって来れば、きちんと週1で洗えるって気付いたんです。今そこ回ってます。
(樹生)なるほど。いいかも。クッションカバーって週1で洗います?
(咲子)夏は洗うでしょ
(樹生)月1で洗ってないかも
(咲子)カーテンはどれぐらいの頻度で洗います?
(樹生)カーテン、いや、洗った記憶ないです。
(咲子)それは分かります
(樹生)翔が今度、お泊り保育があるんです。来週の木曜日に一泊。
(咲子)親のほうが緊張しそうですね。
(樹生)夜1人になるの久し振りです。
(咲子)ああ、ですね。私はいつも一人ですけど慣れたらいいもんですよ。
(樹生)お仕事ってあれですか?第三金曜日が忙しい。木曜の夜とかって暇です?
(咲子)木曜の夜…忙しいです。たぶん、ごめんなさい
(樹生)なんで謝るんですか?木曜日暇か聞いただけなんで。あのお仕事の忙しさを聞いただけなんで。あ、小銭ねぇや。千円札しか使えないんですが。
その後、翔をプールに迎えに行きました。
(翔)先生と明日また泳ぐ約束した
(樹生)日曜日はパパとドライブ行く約束でしょ。こういうのは気持ちの問題だからね。
(翔)お花置いてくるだけでしょ。ママいるなら行きたい。いないでしょ?
樹生は事故現場に直人があずさに花を献花しているのを見ました。
(樹生)あ、こんにちは
(直人)さよなら。なんですか?
(樹生)ちょっと、いやなんですかってなんで
(直人)もうすぐ1年になるんで。
(樹生)ええ、それでそんな恰好までちゃんとして?
(直人)ああこれは別件です。
(樹生)お店は?
(直人)閉めてきました。
(樹生)わざわざ?
(直人)はい、別件もあるんで。今日、蒸しますね。
(樹生)ああ、蒸しますね。
(直人)ここら辺に美味しいお蕎麦屋さんって
(樹生)あ、一緒に行く?車出来てるし
2人は蕎麦屋へ行ってそばを食べることにしました。
(樹生)別件って誰かのお葬式か何か?
(直人)はい、誰のお葬式でしょう。瀬尾さんじゃありませんよ、残念でした。
(樹生)それよりなんであずさに花を
(直人)はい、咲子さんどうしました?そうなんですよ、ちょっと急用で。なんかありましたか。あーそうなんですね。すいませんこっちから連絡しておけば良かったです。じゃあまた失礼します。咲子さんみたいです、店の手伝いに来てくれたみたいです。なんでしたっけ
(樹生)聞いてないですけど。なんでここまで来てあずさに?
樹生は直人にあずさに何故、献花しに来たのかを訪ねました。
(直人)だから、わざわざここまで来たならら花の1つくらい持っていきますよ。この1年、あずささんに何も出来てなかったんで。
(樹生)ずっと気になってました。妻のこと年下の綺麗な女性って言ってましたよね?名前とか年齢ならギリギリ聞いていたとしても、年下の綺麗な女性とか、見た目のこと、充さんそんなふうに話すかなって。
(直人)瀬尾さん、瀬尾充さんの事知らないですよね?
(樹生)まぁ面識はないですけど大体分かるんです。あの、良く知ってる人からよく聞いてるんで。あずさとは面識あるんですか?
樹生は咲子から充のことを聞いていると伝えました。
蕎麦を食べている間、あずさが一度だけ充の「喫茶ひこうき」に来店した話を聞きました。
(直人)店に来たんです
(樹生)何しに
(直人)珈琲飲みにですよ。
(樹生)お客さんにいちいち名前や店長との関係性聞くんですか?
(直人)あずささんが来た日、たまたま瀬尾さん休みだったんですけど、瀬尾充さんはいますか?と聞かれて。休みだと伝えたら残念そうにしてて。気になって関係を尋ねました。毎月、第三金曜日、コインランドリーで充さんとお喋りするんです。ここの喫茶店で働いているって聞いてサプライズで来ちゃいましたって。俺が聞いたのはそれだけです。何か伝言を聞きましょうかって聞いたら、うーん大丈夫ですって、ここに来たの内緒にしてくださいって言ってたんで。
(樹生)似てない
(直人)1回会っただけなんで物真似のクオリティ求めないでください。。別にいいんじゃないんですか、ご馳走様でした。じゃあ俺こっちなんで。
(樹生)ねぇ、充さんと連絡とってるんだよね?あの人、帰る気あるの?
(直人)それ次第で園田さんはなんか変わるんですか?気持ちとか。
咲子さんと仲良くなっても。誰に迷惑かけるわけでもないし。
その頃、大井田千鶴(臼田あさ美)は、既婚者の不倫相手、荒木拓真(庄司浩平)に別れを切り出しました。
(拓真)奥さんと別れようと思ってる
(千鶴)え、そうなの?よく考えて決めたの?それでいいの?
(拓真)うん。
(千鶴)そうか、分かった。じゃあ私達もお別れだね。
(拓真)俺、千鶴さんとは別れないよ
(千鶴)私ね、人様に迷惑かけたくないの。拓真が結婚してるって知った時にその一点だけで別れようと思ったわけ。自分の恋愛で奥さんに?他人に迷惑かけるのは違うから。でもそういうスタンスで夫婦やってるって聞いて、みんなが幸せな形だからそのまま付き合うことにしたの。私にだけ気持ちが向いて、その形が崩れたならもうなしじゃない?
(拓真)ちょっと待ってよ。俺は千鶴さんが喜んでくれると思って
(千鶴)その時点で違うってことじゃないかな。私が何を喜ぶか全然分かってなかったってことだから。
その夜、千鶴は咲子と会い、自身が拓真と別れたことや、咲子の樹生の話を聞きます。
(咲子)分かります、千鶴さんの決断
(千鶴)嘘つけーずっとうっすら軽蔑してる感じあったじゃんかー
(咲子)それは、いやでもその、その誰にも迷惑をかけないっていう恋愛する基準?納得です。
(千鶴)別に一人で生きていけるし。子供も完全に諦めついたし、そうなると恋愛ってとにかく楽しく、かつ人様に迷惑かけない、これに尽きるんだわ。
(咲子)確かに
(千鶴)咲子はどうなってんのあの人。
(咲子)どうもないですよ。仲の良いご近所さんです。
(千鶴)長野の住所が不発って分かった時点で、収まるところに収まるのかと思った。
(咲子)いい人だなって思います。毎週土曜日のコインランドリー楽しみです。先週と同じ服にならないように気を付けちゃったりなんかして。ホームセンターに行く約束もしました。一緒にいて楽しいです。でもちょっと違う。まだいるんです。退かない限り、他の人にはならない
(千鶴)いいじゃん。気を負わない感じなんだ。充君とは?
咲子は千鶴に、樹生と過ごして楽しいけれど、充とはやはり違うものを感じることを伝えたのでした。
樹生は翔が幼稚園のお泊り保育の為、送りました。
(樹生)じゃあね、ここでバイバイだけど大丈夫?パパ以内で寝れる・明日まで会えないんだよ
(翔)大丈夫、また明日ね。こう君、やっほー
(樹生)翔、バッグ
あずさの幻影を見る樹生は家の契約更新の通知を見たり、あずさの服を見て彼女にに思いを馳せていました。
(あずさ)お久し振り。翔、偉いね、泣かないでお泊り行けて。あ、いいよいいよ、捨てな。次の日の萌えるゴミの日に出しなよ。
(樹生)1年ぶり?翔のほうが成長してる。いや、あずさの物捨てたらさーもう二度と見えなくなっちゃう気がして。
(あずさ)月曜と木曜のまま?捨てられなかったの?だったらなおさら捨てたほうがいいかもね。不倫してる感じになっちゃう。私まで近くにいたら、ずっといたらさ、ね?喫茶店のあの子にお花有難うって言っておいて。更新するとお金かかるしタイミング丁度良かったじゃん。原状回復頑張って。あとさ、翔の事甘やかしすぎ。嫌われるの怖がっちゃいけませんとか。実樹ちゃんにはホント感謝してる。姉妹できて嬉しかったの。結婚した時。あと、お義母さんのことマジで嫌い。茨城ごと嫌いになるくらいに嫌い。でも樹生のこと好きだから我慢した。このくそ婆って思っても樹生を生んでくれたんだもんなぁ。ギリギリの愛想笑い、偉かったなぁ生前の私。まぁ背中押す的なことって必要だよね、乗り替える時。
(樹生)あずさ、いいよ、いればいいじゃん。なんで今になってあずさ見てるの?俺。なんで死んだんだよ。俺はあずさと生きていきたかった。あずさ、ちょっと言葉違うかもしれないけど元気でね
あずさの服を見つめながら、妻への思いが蘇る、樹生なのでした。
(あずさ)しょうがないじゃん、もういないんだから選べないよ。
咲子と樹生は、その夜、ナポリタンを食べました。
(咲子)美味しい
(樹生)いやいや凄いのはクックパッドです。1年もすれば食べられる程度には。
(咲子)美味しいですよ。
(樹生)粉チーズ買ったんだった。どうぞ。ここ再来月更新なんです。良いタイミングだから引っ越しも考えてて
(咲子)引っ越し手伝いますね
(樹生)瀬尾さんは?
(咲子)戸建てに一人でどうすんだって感じですよね。うーん美味しい。
(樹生)帰ってくるかもしれないから?あのおうちに住み続けるんですか?一人で。
(咲子)すぐに引っ越す予定はないですね
(樹生)引くほど図々しいこと聞きますね。引いてもらって大丈夫なんで一旦、聞いてください。引くこと確定で、言っていいですか?
(咲子)引くこと確定なんですか?いいですよ言っちゃって。粉チーズ…っと。
(樹生)僕と翔が瀬尾さんのお宅に引っ越すのはありですか?3人で暮らすのはありですか?
咲子は思わず粉チーズを落としてしまいました。
(咲子)なしです
(樹生)そうですか。了解です。やっぱり引っ越すなら入学前ですよね?子供は大人以上に環境の変化に敏感っていうし。親子2人だとどのくらいの間取りが良いんだろ?どうせなら日当たり?どうせ引っ越すなら、乾燥機買っちゃおうかな。ドラム式の。瀬尾さんの家、ドラム式洗濯機
(咲子)吸いません。スルー出来ないです。なんですかってなんですか?なんで一緒に住もうみたいなことに?
(樹生)ナシならいいです。
(咲子)いやなんでありかもって…
(樹生)寂しいからです
(咲子)ダメです。園田さんって寂しいから誰かと一緒に住もうなんてそんな単純な思考の人じゃないですよね。
(樹生)誰でもいいわけじゃないです。
(咲子)寂しいは寂しいです。私も。けど、済みません、今はそのこと今は考えられないです。ごめんなさい
(樹生)もうすぐ一周忌なんでそれが過ぎたら答えもらえませんか?考えてみてください。
(咲子)今、お断りしたつもりなんですけど
(樹生)ホームセンターいつ行きます?
(咲子)考えておきます
咲子は直人から店の仕事を手伝ってほしいと頼まれ、応じました。
(咲子)今日どうかしたの?直人君から手伝いに来てほしいって言うの珍しいから。でも特別混んでなかったし、なんかあったのかなって。あ、いや別に全然大丈夫なんだけどね。
(直人)僕、裏で事務作業してるんで。電話、電話出てもらっていいいですか?
直人は咲子に、充からの電話があることを分かっていて、店を手伝ってほしいと言ったのです。
(咲子)はい、喫茶ひこうきです。
(充)さっちゃん
咲子は充の電話に涙ぐみます。
(咲子)うん、充、久し振りだね
(充)元気
(咲子)元気。充は?
(充)元気。
(咲子)暑いけど大丈夫?ちゃんと食べてる?
(充)うん、さっちゃんは?
(咲子)食べてる。寝てる?
(充)寝てる
(咲子)なんかね、寝てる間に熱中症なるらしいよ。、コップ一杯の水飲んだほうがいいんだって。お店はね、変わらず常連さん来てくれてて、まぁ大丈夫そう。最初は心配去ったけど直人君うまくやってる。私も手伝ったりして。
(充)今どこにいるのかって聞かないの?なんでいなくなったのって
(咲子)直人くんが入れる珈琲凄く美味しくなったよ。充のと同じくらい美味しくなったよ。もうね、同じくらい。同じぐらいだよ。
咲子は話をはぐらかして、充と電話します。
(充)なんで、なんで聞かないの
(咲子)嘘はダメ。でも言いたくないことは言わなくていい
(充)決めたね。結婚するときに懐かしい
(咲子)充から言わないなら言いたくないならいいよ。言いたいなら言うよね。言いたくないことは言わなくていい。まだ夫婦だから。戸籍上だけの話かもしれないけど、まだ夫婦だから。でも、でもごめん、1つだけ聞きたい。夫婦だけの問題じゃないことあるから。園田あずささんなんで連れて行ったの?ごめん、スマホ見た。メモにあった長野県の住所行ってみた。知らない人住んでて、充のこともあずささんのことも何も知らないって言われて何も分からなかった。あれメモしていたってことは充の行きたかったところなんだよね。いや、もういい、もうどこに何しに行ったかなんでもいいんだけど、なんであずささん一緒だったの?事故遭ったんだよ?死んじゃったんだよ?分かってる?なんであずささんも連れて行ったの?そのこと分からないと、ちゃんと分からないと、ずっとつらいままの人いるんだよ?ずっとそのこと答えが出ないこと考え続けなきゃいけない人いるんだよ。2人で私達に内緒で出かけてなんてどういう関係か想像つくけどさ、でも説明してほしい。園田さんの事考えてみてよ。知ってるでしょ。子供いるんだよ?6歳の男の子、来年、小学校。その子残して、大好きだった奥さん、充のせいで死んじゃったんだよ?なんで一緒だったの?いい。もういい。決めたもんね、言わなくていいって。ごめん、聞いてごめん
(充)さっちゃん
(咲子)何
(充)元気そうで良かった。元気でいて?
充が家に帰ることはないと悟った咲子は、悲しみでいっぱいになりました。。
(咲子)うん、充も元気でね
(直人)すいません、色々知ってること隠したままで。
(咲子)なんか私ずっと園田さんサイドに立ってたよね、自分で喋っていてびっくりした。帰るね
咲子は、次に充から電話があった際はどうしたら夫婦に戻れるか自分の何がいけなかったのか聞くつもりだったが、出てくる言葉は全部、樹生のことを想っていることに落ち込むのでした。
翌日。
樹生、翔、宮内、実樹は、かつて、あずさが育った児童養護施設だった教会に行きました。
あずさの遺骨はここで眠ることになったのでした。
(宮内)素敵なところだね
(実樹)元々この教会の施設に、あずささんいたらしくて
(宮内)じゃあ良かった、安心して眠れるね。
(樹生)お気遣いいただき、有難う御座います。
(宮内)まぁこんな形で戻って来るとは思わなかったんですけど。
(樹生)翔、背筋ピンとして
実樹が翔を見ている間、宮内と樹生はあずさを失った喪失感と、充を恨んでも仕方ないと話し合うのでした。
(宮内)悔しいねぇ。1年経ってもちっとも楽にならないね。殺されたようなものだもんなー他の男と出かけたとはな
(樹生)僕はそんなふうに思ってないですけど。充さんが連れ回したとは思えないんです。あずさがお願いついてきてとかついていってもいいとか言ったんじゃないですかね。僕からするとそれが自然です。
(宮内)それ言いそうだな。ついていきたいかもとか言ってそう。気持ち決まっている時こそ、言うんだよなぁ
(樹生)言いそう。そういうちょっと曖昧な言い方。お風呂洗ってほしいかもとか
(宮内)それ言われてたの?可愛いじゃない。
(樹生)あずさ側の僕らはそういうことにしておいたほうがいいと思います。余計に人を恨まなくて済むし。
(宮内)恨むのも疲れるしねぇ
(樹生)恨みたくないです。
その後、樹生と咲子はホームセンターで脚立を買いました。
(咲子)おお、いいですね。安定感。
(樹生)脚立、壊れたんですか?
(咲子)ずっとないんです。高いところ任せていて。で、1回椅子使ったら転んでもうそれから怖くなっちゃって。でも買ったら帰ってこない気するじゃないですか。もう大丈夫なんで買います。
(樹生)分かります。持ちます。
(咲子)後は大きめのごみ袋。
咲子と充の遺品整理をする為、クローゼットから乾燥機を取りました。
樹生もそれを手伝います。
(樹生)大丈夫ですか
(咲子)大丈夫です。一人でとれました
(樹生)おめでとうございます
(咲子)実はまた電話に出れて、今度は少し話せました。逃げられても嫌いになれない。説明のしようがないんです。好きだからとしか。だから、声聞いたら完全に気持ち持っていかれちゃうと思ったんですけど逆でした。充と話しているのに、園田さんの事ばかり言ってて。この人とはまた違う。別の、大切な人になってるんだなって。この1年、園田さんがいてくれてホント良かったです。それに気づけました。ただ我々、くしくも男女なので
咲子は樹生に、充とはまた違った一緒にいる心地良い関係でありたいと伝えます。
(樹生)なんですかその言い方
(咲子)いや、いや…男女2人だとそういう関係がありかなしかってことになりがちですけど、はっきりした関係じゃなくても一緒にいてもいいじゃないですか。お互い心地良くて、誰にも迷惑かけるものでもないなら。
(樹生)僕も関係をはっきりさせたいわけじゃないです。このまま曖昧なまま一緒にいていいのか焦ってた。ここに引っ越すとかどう考えても。引きましたよね?
(咲子)唐突です。引いてはないですけど、動揺は
(樹生)粉チーズ撒き散らかしてましたよね
(咲子)あれは本当に申し訳ないです。新しいの買っておきますね。充の物捨てるところから始めます。気持ちの整理するの。
(樹生)歯ブラシとかもですかー
(咲子)お腹空きません?ピザ頼みません?
(樹生)そんな楽しげなものじゃなくても
(咲子)ピザって一人で食べると虚しくありません?これもう着れないな。結婚式の時着てた服だ
(樹生)自分の物のほうが、結婚式で出会ったんですよね?気になります。パスワードにするくらいの出会い。
(咲子)捨てるの多そうですよね。あれ?今日6月8日ですよね。
(樹生)えーバラしちゃったりします?
(咲子)何もなかったので。えー聞きます?長くなりますけど。
(樹生)ええ、聞きますよー片付け長くなりそうなんで。
(咲子)高校の同級生の結婚式だったんですけど。あ、ピザ来た。続き、予想して待ってください。。
(樹生)さすがに、序盤過ぎて
インターフォンが鳴り、ピザが来たと思って、ドアを開けると、充がいました。
(充)ただいま
(咲子)お、お帰り。
咲子は樹生と新しい今を歩もうと考え始めた矢先、思わぬ先客万来でした。
Tシャツが乾くまで5話感想・みどころ
樹生と咲子が、それぞれの形で前を向こうとしていた矢先、とんでもない進展になりましたね。
樹生があずさの服を見て、彼女に思いを馳せてしまう部分に涙が止まりませんでした。
「あずさ、なんで死んだんだよ。あずさともっと生きたかった」
「いないんだからしょうがないじゃん、選べないんだよ」
樹生と、幽霊になってるあずさの会話に胸が詰まりました。
咲子と充の電話が、とても切なくなりました。
咲子が充に、精一杯の怒りも悲しみもぶつけたいけど、精一杯、優しい言葉を選んでいましたね。
ラストで、充は咲子と別々の道を歩もうとしていると思いきや、なんと、帰って来ました。
玄関開けたら、充が意を決してドアの前にいて、ぎょっとしました。
咲子は樹生と新しい今を生きようと決意した矢先、帰って来た充がどうするのか、何を話すのか次回まで待てない気持ちです。