妻小学生になる

妻、小学生になる最終回 圭介(堤真一)の粋な計らいが最高!幸せいっぱいのラストに涙

妻、小学生になる最終回あらすじネタバレ

新島圭介は、貴恵を亡くして以降、娘の麻衣(蒔田彩珠)と2人きりの生活を再開。

ふと、チャイムが何度も鳴って2人は、万理華を見つけて大喜び。

貴恵(石田ゆり子)は、いよいよ本当に最期の別れを夫の圭介(堤真一)と娘の麻衣(蒔田彩珠)に告げる決意を固め、再び、小学生の白石万理華(毎田暖乃)の体を借りました。

貴恵と圭介の結婚記念日なこともあり、万理華の状態で、貴恵として家族に会いに行くことに。

麻衣と圭介に、入れ替わった経緯を説明。

万理華と再会し、「会いたいと思う気持ちを大切にして」と言われた貴恵。

朝、すっかり万理華の母、千嘉(吉田羊)とも話しをし、新島貴恵として夫と娘に会いに行くことに。

千嘉は万理華と自分のことを理解を示し、自分たち親子が良い方向に変わるきっかけをくれた貴恵に感謝していました。

そして、貴恵に礼を言い、思わず抱き締めます。

貴恵として、麻衣と圭介と大型商業施設で買い物をし、麻衣は沢山の春服とアクセサリーをつけていました。

麻衣は、万理華の姿の貴恵に、「パパが本当は貴恵に似てよく笑う子だと言われたんだ」と言います。

「そうよ、知らなかった?」

次に、貴恵のしたいこととして、麻衣は愛川蓮司と話をし、和解することに。

母との二度めの別れを経験すること、それが普通とかけ離れているので、蓮司に謝ることにしたのです。

蓮司(杉野遥亮)は安堵し、麻衣の恋が発展するように、見守る圭介と万理華。

その後、小学生の万理華に表向きは成りすました貴恵は、「実家にご挨拶ごっこ」がしたいと要求する貴恵。

圭介と万理華を前にして、真剣に麻衣と一緒に過ごしたい、麻衣を必ず地に足をつけて幸せにすると宣言。

貴恵の姿に戻り、蓮司に対し、麻衣と彼の結婚を認めました。

「これから先あり得ないことが色々起こるけど、麻衣のことをよろしくお願いします」

それは圭介も同じでした。

貴恵は自分の亡き後、夫の幸せを願っていました。

守屋に万理華と貴恵に起きた奇跡を手短に電話で話しました。

そこで、圭介の言ったことが何がだか分からないまま、ふと、万理華に会った時の彼女の態度に子供っぽさと年齢以上に大人びた様子が出ていたことに気付いた守屋。

貴恵が人生を遺してくれた分、精いっぱい生きようと、貴恵の弟、友利(神木隆之介)も漫画家として仕事が進んでいます。

出版社と話し合い、作品を少し工夫することになった友利。

ふと、仕事中の友利をそっと見守った貴恵は、その後、万理華のふりをして、彼が漫画家として成長していることを知っって喜ぶのでした。

その後、万理華のまま、新島家に帰宅した貴恵。

圭介は自身の会社、ラビットフーズの看板などを使い、貴恵と万理華の関係を、弥子(小椋梨央)、寺喫茶のマスター(柳家喬太郎)、守屋(森田望智)、宇田、副島(馬場徹)、詩織(水谷果穂)らを自宅に招待。

生前の貴恵が言っていた「レストランのシェフになりたい」という夢を叶える目的でした。

他のみんなはまだちゃんとした事情を知らないものの、守屋は事情を把握。

蓮司も後から合流し、賑やかなパーティーが始まりました。

圭介は今の家を手放さず、大切に暮らすことをみんなの前で決意。

美味しい料理に舌鼓を打ったゲストたちは夜遅くに続々と帰っていきます。

麻衣と蓮司は仲直りし、今では婚約者に。

マスターも万理華の体に宿る貴恵を見守ります。

貴恵は家族と最後のお別れをする前に、新島家で育てた農園が荒れ放題になっていることが最後の心残りだと思い出しました。

そこで、まだ帰っていない蓮司を呼び止めて、彼の車で圭介や麻衣と共に、農園へ連れて行ってもらうことに。

圭介には25年前、ハバネロミートボールを食べさせて、出会えてあなたの妻になれて良かったと言い、麻衣には、ママに何もしてあげられなかったというけど、そんなことはない、ママの子供として生まれてきてくれた瞬間から、ママはあなたが娘で良かったと告げます。

麻衣はもう泣いたりしないし、ママに笑った顔を見ていてほしいと精神的な成長を遂げました。

3人で野菜を育てる朝。

「ママ、大好き・・・だいすき、会いに来てくれてありがとう」

「ありがとう、貴恵、帰って来てくれて、ありがとう。僕の妻でいてくれて」

そして、麻衣は本物の、万理華になりました。

万理華を家まで送った圭介たち。

万理華は帰宅後、千嘉と共にオムライスを作る白石万理華に戻っていました。

遺影がシェフ姿の貴恵に戻っていることを圭介と万理華は気付き、微笑みます。

もう泣き虫で弱音ばかり口にしていた圭介と麻衣の姿はありません。

自分達の本当の幸せに向けて、笑顔が咲く彼らの姿は、春の陽だまりのように温かく、夏の向日葵のように輝いていました。

そして、万理華と同じ体験をし、心優しい高校教師、吉川(水川かたまり)が憑いていた、出雲凛音(冨田あみ)も友達ができました。

時計が進んだ新島家、白石家、友利、守屋はもう、貴恵が「消えて」も、自分の幸せを信じて、太陽の下を歩いていたのです。

妻、小学生になる最終回感想・みどころ

千嘉が、貴恵としての万理華に礼を言い、成仏する前に家族の元へもう一度、朝、送り出したシーンが初っ端から泣かされました。

あんなにギスギスしていて、心に余裕がなかった千嘉も、貴恵という思いやりのある芯の強い女性に出会ったことで、彼女自身も母として、ひとりの女性として心を変えることができて本当に良かったです。

貴恵の心強さと根気が、毒親育ちで、娘に辛く当たってしまう彼女を人間にしたと思います。

新島家と白石家、守屋や友利などそれぞれが自分の為に見つけた光を手にして前進する姿が輝かしいですね。

守屋も事の状況を万理華に以前、会った時に彼女の違いを理解し、快く協力してくれる気遣いがあらわれていました。

万理華の小さな身体でも、貴恵として娘の幸せを守り、夫が娘を支えながら、彼の自立を見守ってきたことが伝わりました。

圭介や麻衣に関わる人達がすべて陽だまりのように温かくて、人と人の絆をとても感じさせる賑やかなレストランの描写。

みんなが笑って、談笑し、酒を飲み、守屋達や、圭介の同僚たちは新しい友人の輪を作っていく・・・。

麻衣も蓮司との誤解が解けて、幸せを見つけることができて良かったです。

蓮司が男気があって、熱いハートの持ち主でしたね!彼なら麻衣を幸せにできそう。

貴恵がみんなと食卓を囲み、圭介が彼女の生前叶えられなかった自分のレストランを持ち、シェフになる夢を叶えた粋な計らいや、いつもうじうじして優柔不断だった彼が、貴恵、麻衣と共に、新島家の農園でハバネロを植える様子も微笑ましかった。

麻衣が「私はママに何もできなかった」と告げた時、「そんなことないわよ、ママは麻衣が生まれてきた瞬間から嬉しいし、あなたが娘で良かった」という貴恵の言葉が余計、温かくて泣けてきました。

亡き母が小さな女の子の体を借りて、再会した奇跡はどんな宝石よりも貴重な時間で、心のどん底から這い上がれなかった圭介と麻衣を立ち直らせ、生きてゆくきっかけを与えた貴恵。

貴恵がくれた奇跡は、圭介だけでなく、心のボタンを掛け違え、親子として向き合うことができなかった万理華と千嘉も変えていき、愛と優しさを育んでいくことができたことも奇跡ですよね。

貴恵が母として、妻として願うことは愛する家族や大切な人の幸せだった・・・。

小学生になってでも、家族や大切な人の先々の幸せと未来を願う貴恵が、家族や守屋、千嘉、弟の友利が自分に出会った時よりも劇的な変化を遂げ、心が人間として成長していく姿を切ない目で寂しそうに微笑むところは辛かった。

自分がいなくても、もう大丈夫・・・みんな歩いて行けると貴恵は心の中で呟いていたんじゃないかな。

麻衣がウェディングドレスを着ているアイキャッチシーンも、ドラマなのに自分の大切な友達が結婚したような喜ばしい気持ちになれました。

圭介と貴恵が両親として見守り、娘の一歩と幸せな門出を祝うアイキャッチや、春服を買う場面では、万理華として子どもの姿だった貴恵が、大人の貴恵として映り、大人に成長した麻依の為に、圭介に沢山の服やアクセサリーを圭介に買わせる場面も、家族と過ごす最初で最後の1日だからこその幸せで溢れていて、彼らの幸せにタイムリミットが迫っていることが伝わりました。

貴恵がくれた、妻が偶然、小学生になった奇跡は、心の成長と、大切な人が亡くなっても自分自身として生きてゆく強さを与えたのかもしれませんね。

 

 

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