妻小学生になる

妻、小学生になる1話 子供の姿の妻と家族再生の涙腺崩壊ストーリー解禁

妻、小学生になる1話あらすじネタバレ

新島圭介(堤真一)は、10年前に最愛の妻、貴恵(石田ゆり子)、娘の麻衣(蒔田彩珠)と3人暮らしでした。

秋には家族で育てた野菜を収穫しに畑へ行き、野菜を収穫する楽しみを家族で味わう温かい家庭。

引っ込み思案な麻衣を心配したり、「妻がメインなら自分はおまけのような存在」と表現するような、妻思いな圭介。

車の中でも、貴恵に対し、「君と出会ってから物語の主人公は、君だ」と、ロマンチストなことを言うのでした。

しかし、その野菜収穫の帰り、交通事故で貴恵を亡くして以降、妻のいない人生を「余生」同然に思って懸命に生きるのですが、失意の底に落ち、立ち直ることは厳しい様子。

一人娘の麻衣(蒔田彩珠)の幸せを願っているものの、生活費を稼ぐ以外、何もしてやることができず、娘との距離にも溝ができていました。

同じ家にいながら、生きているようで、ゾンビのようになってしまった父娘。

務めている食品メーカー「ラビットフーズ」の役職を退職し、新しい部署へ移ったものの、圭介はかなりの年下で上司の守屋(森田望智)と仕事をする気まずさを経験。

まだ圭介が貴恵が生きていた頃、バリバリ働いていて、人望も厚かったことを知る部長の福島(馬場徹)と、宇田慎一郎(田中俊介)は、かつての圭介とは別人かと思うぐらい、妻の死で落胆する彼を見守ることしか出来ません。

そんなある日、新島家の前に、見知らぬ小学生の女の子(毎田暖乃)が突然現れて、自分は10年前に亡くなった、新島貴恵だと奇妙なことを言い出してきました。

自分の遺影がダサいなど、家の中が暗く、汚いことを尽く指摘する少女。

自分のことを新島貴恵で、貴恵が輪廻転生して今、自分はここにいると必死に訴えます。

少女は続けて、現在は、表向き、小学4年生の白石万理華として暮らしているとのこと。

夕方になると、万理華は帰宅し、また来ると言って帰って行きました。

彼女は、「小学生」としてどこか別の家で暮らしている関係から、同居することはできず、門限は6時だと子供らしいことを言い出し、圭介の家に行った時も、貴恵が生前気に入っていたお皿をすぐ手に取っていました。

帰宅した「貴恵」は、万理華の姿でこっそり持ち帰ったアルバムを見て、可愛い一人娘の麻衣の成長を彼女がまだ小学生のうちまでにしか見届けられなかったことを悔いるのでした。

彼女の話を聞いて心当たることや、貴恵との歩みを思い出すことが多い圭介は、少女の存在に困惑。

翌朝。

麻衣は、喫茶店でバイトをする弥子(小椋梨央)に貴恵の生まれ変わりを自称する万理華のことを相談。

その様子を見守る喫茶店の常連客、中村(飯塚悟志)とマスター(柳家喬太郎)。

しかし、万理華は普通の子供のふりをして、麻衣に近づきます。

母、貴恵が娘を思うような口調で接しますが、麻衣は自分たちに二度と近づかないでほしいと万理華に伝えるのでした。

万理華は明らかに、貴恵のようにポジティブで、珈琲の淹れ方上達したかなどと、圭介を心配します。

「地面ばっかり見ても美味しいものは落ちてないわよ、顔を上げなさい」

まるで貴恵だと錯覚するような話し方で、圭介はますます混乱。

妻の生まれ変わりだと麻衣や、圭介に訴える彼女に手を焼く新島親子。

再び訪ねてきた万理華は、来客が来るからと追い返そうとする圭介に対し、来客をもてなす準備ができていない彼を咎めました。

料理を作る彼女に、万理華に気付き、思わず麻衣は彼女に激しい怒りをぶつけました。

「それはママのものだし、そのキッチンの席はママの場所なの?もう出て行って!」

さらに、万理華のエプロンを強引に取り上げた麻依は、「私たちお母さんが死んでから10年前で時間が止まっている、いつまでこうしているんだろうね」と意味深な言葉を呟くのでした。

その夜、貴恵の友人たちが新島家に来て大盛り上がりし、貴恵を偲びます。

友人たちの前で、圭介は引っ越しをして、麻衣と新しい一歩を踏み出そうと葛藤していることを口にしました。

万理華は皆が帰った後に新島家に入り、珈琲を淹れるのが苦手だった圭介は、珈琲を淹れながら、生前、貴恵が珈琲を淹れるのが上手くなったと口にしていたことを笑います。

「もう自分たちのことはひっかきかき回さないでほしい。貴恵が亡くなってからの自分の人生は余生なんだ。みんなが10年も経過すれば、貴恵のことを思い出して過去形で笑ったり思い出を話したりするけど、俺はそれができない」

万理華は生前の貴恵のように、圭介の頬を優しく触り、「残りの人生を余生のように過ごすのはよくない、残りの人生は長い」と説得。

妻を名乗る彼女の存在にますます心が葛藤する圭介は、彼女にもううちに来ないでほしいと伝えました。

娘の麻衣も一歩踏み出すにも、何をしたらいいかどこに向かったらいいか分からないと、喫茶店のマスター(柳家喬太郎)を訪ねました。

彼は、麻衣への誕生日ケーキを預かっていました。

恐らくそれは、万理華の可能性が・・・。

万理華は圭介の家を訪ねなくなりますが、かつて家族みんなで作った農園を訪ねた際、農園が荒れ果てている姿を知り、悔しさに泣きます。

しかし、農園にかつて育てたラデッシュが残っていたことを知り、それを持ち帰るのでした。

圭介は翌日、会社にて、「新島圭介様 これが最後です」と添えた手紙とお弁当が、弥子によって届けられました。

麻衣が弥子に圭介に渡してくれるよう頼んだのです。

お弁当の中には、かつて貴恵がキッチンを営んでいた際に作ってくれたハバネロミートボールだったのです。

あの事故の日、農園で育てたハバネロでした。

思わず圭介は、万理華が貴恵の生まれ変わりの可能性があると確信し、貴恵が通う小学校へ。

同じことを思った娘の麻衣も、同じ行動をとっていました。

駅のホームで仏滅の日に、プロポーズしたこと、誕生日は3月12日、最初のプレゼントはトマトのカタチのコースター、最後にくれたプレゼントは業務用の皮むき器、最後に行った家族旅行は水族館で、圭介が携帯電話をなくしたせいで、麻衣と貴恵はイルカショーを見逃したこと、パンチが効いたハバネロミートボールを作ってくれたこと・・・全て新島家の家族の思い出でした。

数々の家族の思い出に、「貴恵」として万理華をハグしてしまった圭介。

思わず万理華の同級生たちは、防犯ブザーを鳴らしますが、万理華は「親せきのおじさん」と圭介のことを言って思わず、麻衣と圭介は3人で新島家へ。

新島家へ向かった貴恵は圭介に「私がいない人生は余生?ふざけんなよ。麻衣の大切な人生まで道連れにするようなことしないで」と一喝。

麻衣は万理華の姿の「貴恵」に少し心を開きます。

「ママは小学生でもママだね」

「麻衣、11歳も12歳も13歳も・・・お祝いできなくてごめんね。二十歳の誕生日おめでとう」

その後、麻衣は就職活動に、圭介は万理華を彼女が今住んでいる家に送り、久々に笑うことができました。

麻衣と圭介も食卓を笑顔で囲むことや、これまでと違い、笑顔を取り戻すようになりました。

同じ頃、万理華として生活する貴恵は、家に閉じこもりがちな母(吉田羊)が起きてきて、娘が朝食を誰かに作って食事をしていることを不信に感じます。

圭介にお弁当を土手で渡した万理華ですが、圭介から「18歳になったら結婚しないか?また家族になろう」と思わず突拍子もない発言をします。

万理華は思わず自分はまだ小学生だと言い、その様子をなんと2人はある男性からこっそり怪しまれていました。

その人物は圭介を知る関係者です!次週も温かい涙がこぼれそうな1話でした。

妻、小学生になる1話感想・みどころ

10年前の優しい新島家の記憶は夢に描いたような幸せな家庭そのもので、見ている私も幸せになれる光景でしたね。

家族で野菜を収穫して、なんでもみんなで分け合う穏やかな時間・・・しかし、あの日、優しくて強い母、貴恵(石田ゆり子)は事故で亡くなってしまいました。

圭介の運転が別の車にぶつかって・・・。

先ほどまで楽しく野菜を収穫していた3人に起きてしまった不慮の事故の描写が現実味が増していて心が痛かったです。

10年後、就職活動をする気力や前に踏み出すことがない麻衣と部署が異動しても仕事や生きることへの活力がでない圭介。

10年前から止まった2人の時計は、どこにでもいる小学生の姿をし、妻の記憶を完全に持つ女の子、万理華の登場によって少しずつ前向きに動き出す描写に感動!

万理華はあまりにも困っしゃくれているだけじゃなくて、貴恵が小さな姿になったそのままで、万理華を演じる毎田暖乃さんの演技が印象的で素晴らしかった。

圭介と貴恵の不器用で歩み寄る馴れ初めから、可愛い一人娘の麻衣の誕生から10歳のあの日まで・・・優しい時間を語り合う圭介と万理華として生きる貴恵の姿は温かくて、涙が流れました。

突然、妻の生まれ変わりだと言って訪ねてきた小学生に葛藤し、母の死、妻の死から立ち直ることが厳しくて、「自分の人生は貴恵を失い、余生のようなもの」と口にする圭介を叱咤激励する万理華はまさに、生前の貴恵そのもので心がギュッと締め付けられました。

万理華として、生きる貴恵ですが、精神的な事情を抱えているであろう母(吉田羊)と2人暮らしの模様。

家事をあまりしない彼女は、娘が毎朝、誰かの為にお弁当を作る姿を不信に思うのもわかります。

万理華は学校に友達もいないようでしたし、今後、どんなかかわり方をして、万理華が切り開こうとしている新島家に「壁」として立ちはだかりそうな予感がしました。

麻衣は就職活動に一歩踏み出し、圭介は勤務先の食品会社にて、役職から定年して部署を異動し、年下の部下の守屋(森田望智)とも穏やかにコミュニケーションが取ることができたのも、万理華の中に生きる貴恵が、希望の存在となってくれている証拠ですね。

自転車で、圭介が万理華を乗せて家に送るシーン・・・途中で、貴恵になっていて、もう目の前が涙で見えません。

亡くなってから成仏できないまま、大切な人のことで頭がいっぱいで、生まれ変わって行動する貴恵の優しさが伝わりました。

ラストシーンで少し顔を上げて歩けそうな新島親子と貴恵ですが、2人のことを怪しむ謎の男の存在が今後、貴恵の危機かも?!と思う1話でした。

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