うちの弁護士は手がかかる

うちの弁護士は手がかかる1話 無敵のエリート弁護士とお人好しパラリーガル誕生!

うちの弁護士は手がかかる1話あらすじネタバレ

蔵前勉(ムロツヨシ)は人気女優、笠原梨乃(吉瀬美智子)を30年に渡ってサポートしてきた超敏腕マネージャー。

スケジュール管理や的確な仕事な精査は勿論、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力を発揮し、梨乃を日本のトップ女優にまで押し上げた人物。

カフェにて、梨乃のために、いつもの抹茶ラテを頼むと、カフェ店員(本多力)がメニューについて口五月蠅く絡んできて、どうにか乗り切った、蔵前。

仕事先で、上司の静原から嫌味を言われた現場スタッフの吉岡(入山法子)庇い、自分こそが結婚できない男といじられる側に徹した、蔵前。

同じ頃、天野杏(平手友梨奈)は最年少で司法試験に合格したニューフェイスの弁護士。

香澄今日子(戸田恵子)が所長を務める「カスミ法律相談所」に所属。

法律の知識こそ誰にも負けないものの、人とのコミュニケーションが苦手な上、猪突猛進な性格が空回りしてしまい、弁護士として全く成果が出せないでいました。

静川から吉岡へのパワーハラスメントはとどまらず、今度は新人教育ができていないと叱責し、突き飛ばしました。

その光景を見ていた蔵前は静原を抑え、吉原をその場から連れてフォロー。

しかし、その夜、プレミアム試写会に出席した、蔵前は、突然、笠原からクビを言い渡されました。

「僕は薄給でもあなたのことをずっと支えてきました。トールソイ抹茶クリームラテも頼んで、あなたのことを思って尽くしてきた。僕はあなたに捨てられたらどうやって生きていけばいいんですか?」

「私がそのドリンクとっくに飽きたの知らなかったでしょ?それに自分のこと特別な存在だと思っていない?私の人生にあなたは関係ある?あなたの仕事は誰がやっても変わらない。」

帰りの電車で、飛び降りようとしていた、蔵前は、偶然、弁護士の杏を見かけました。

クライアントに猛抗議の電話をしていた杏。

蔵前は杏が弁護士バッジをつけていたことから当たり前につけ、カスミ法律事務所まで訴訟書類を届けます。

「私、笠原梨乃のマネージャー、蔵前と申します。駅で偶然、見かけまして届けました。」

杏は、蔵前が自身の書類を拾ったことを放棄する誓約書にサインさせようとしました。

「そんな書類書かせるよりもお礼でしょう?感謝しなさい!」

今日子は慌てて、杏を窘めます。

蔵前がマネージャーを解雇されたと知った今日子。

「あなたはバカですか?解雇には正当な理由が必要です。あなたは悪くない。」

「貴方に何がわかるんですか?」

「天野先生もうお腹いっぱいです」

「どういう意味ですか?」

「そういう意味です!」

天野は今日子に反発し、今日子はある名案を思い付くのでした。

翌日。

蔵前をパラリーガルとして雇い、杏とバディを組ませようと提案。

「いやです!ぜったいやです!」

「いやじゃありません、あなたは一件も仕事の誓約がとれていません。このままではクビ。蔵前さんとバディを組んで挽回して下さいね。」

「私の足を引っ張らないでください」

そして、ベテランパラリーガルの丸屋泰造(酒向芳)、やり手弁護士、辻井玲子(村川絵梨)熱血弁護士、山崎慶太(松尾論)、若手パラリーガルの岩渕亮平(日向亘)と出会いました。

静川プロデューサーからのパワハラを受ける、吉岡の案件を引き受けることになった、蔵前。

次のプロデューサー候補を新人の鮎川にすることが決まり、恋愛も結婚も子供も全部なしで許してきたのに、時間外に呼び出されるなど、多大な被害を受けてきたのでした。

「パワハラ、過重労働…私は裁判しかないと思います。」

「私やります!」

その言葉ににやりと笑う、天野。

事務所に戻ると、辻井と山崎が、蔵前にパワハラについて再現して伝授。

相手の人格や容姿を否定したり、記録が残らなければ、大声で怒鳴るだけではただの叱責として受け取られてしまうと解説しました。

静川は、吉岡からのパワハラの証拠を掴むために録音。

しかし、吉岡からの怒鳴り声だけでは弱く、LINEを見せました。

3年を超えると、無効になってしまうデータ。

そこで、「一気」に何か行動を起こすと思い立った、天野。

撮影現場にて、天野はスタッフに「どなたかパワハラを静川さんから受けている人はいませんか?相談にのりますよ」と次々と名刺を渡していきました。

「先生、素晴らしかったですよ。」

「馬鹿にしないでください」

「本気です」

なんと、助監督が連絡してきました。

「ADの吉岡さんにはしょっちゅうですよ。」

「それを証言できますか?」

「証言?!」

次々を当たりますが、誰も自分の立場が脅かされることを恐れて、証言してくれません。

最後に、鮎川を追求。

「あなたも事件に加担しているようなものですよ。なぜ見て見ぬふりできるんですか?」

「鮎川さんこのように人は同じことを繰り返します。あなたは10年前の吉岡さん。貴方も新しい人が見つかれば、吉岡さんと同じように扱われますよ。」

釘をさす、蔵前。

「そんなわけないです、とにかく失礼します」

「うあああー!」鮎川の危機管理の甘さに苛立つ、天野。

同じく、気持ちに共感する、蔵前。

帰りの居酒屋。

「すみません、ここまでしてもらったのに」

「まだなにもしていません」

ふと、ぐびっとオレンジのお酒を飲んだ、天野。

しかし、天野はお酒を今まで飲んだことがなく、なんとか飲み干します。

その様子を微笑ましく見守りながら、ドラマの共通の話で盛り上がる、天野と蔵前。

天野と蔵前は「踊る大捜査線」のファンで、蔵前のドラマのヒロインと同じモデルの腕時計に盛り上がります。

「世代かな」

「私はやっぱりテレビ業界の中で働きたい。」

このまま静川のパワハラで今の仕事を諦めたくない、吉岡。

その後、バッティングセンターへストレス発散へ出かけた一同は、鮎川を見かけました。

やはり、鮎川も静川の標的に。

天野は鮎川がこのバッティングセンターを利用することを彼女のスケジュール長を覗き見ていました。

「私みたいにならないで。最初の、テレビに関わりたい気持ちを大切にしてほしい」

「あの…証言させてください。」

鮎川が証言者として協力してくれたものの、天野法律事務所の海堂俊介(大倉孝二)。

しかし、「これは単なる叱責」とみなします。

「単なる?」

「コミュニケーションの意思疎通が取れていなかったと思われます。現状では解決金をお支払いすることができます。あの、私、お姉さまの弁護士事務所で担当をしております…このままではあなたの名家に傷がつきますよ」

なんと、海堂は、天野杏の腹違いの姉、天野さくら(江口のりこ)の元で働いているのです。

そして裁判を迎えます。

鮎原が証言。

「他にも似たような叱責だと思います…私が記憶している限りはありません。」

「本当に人格否定するような発言はありましたか?!」

予想外の状況に鮎原に詰め寄る、杏。

「どうして?」

「私はあなたになりたくない。結婚も子供もプロデューサーの立場も逃したくない。それの何が悪いんですか?」

今日子からも和解交渉に転換するように指示されます。

「依頼人のために闘うべきではないのですか?」

「これはあなたのためじゃない、和解交渉に応じてください」

しかし、当の吉岡からも担当の仕事を外されたことが連絡がきました。

「天野先生、これ以上は…吉岡さんも仕事に支障が出たそうです」

「勝たなきゃ依頼人を守れません。」

「でも、今日子先生もおっしゃっていましたよね?」

「関係ありません」

その夜、この件を知人の安藤カオリ(安達祐実)に話しました。

「みんな正義面して自分だけが正義って言うよね。今までは白黒つけてこなかった。今回はグレーだね。応援しているよ、蔵前」

翌日。

杏が交渉に納得。

「この正解はほとんどが勝負がつかない。痛み分け…どれだけ依頼人に寄り添えるか、その後の依頼人の人生の為に。それはあの子にもいずれわかるはず。もうわかっているのかも。」

「今日子先生、天野先生の意志を尊重したいんですよ。どうされますか?」

「勿論、訴訟に決まっているでしょ。」

「念のため、先生の個人的な執着は関係ないですよね。なにかあれば、勝つ、勝つ、勝つと…」

「していません、法律こそ弱者が闘う唯一の武器。法律が正しいことが私の救いだから」

「吉岡さんがもし負けたらどうしますか?」

「たらればの話は聞きたくない」

「勝率は50パーセント。裁判以外ないでしょうか。」

和解交渉に応じたものの、杏は静川に吉岡に謝罪するように、告げました。

「謝る必要はない!やってもないことを謝る必要はない!では、代理弁護士の私がこれ以上することはない」

「そこのズブ、新人パラリーガルから言うことがありますから」

「皆さん、吉岡さんがどれだけ苦労されて、いるかわかっていない。みな静川さんの暴言がひどいと証言がありますよ。」

「吉岡!お前ちくりやがったな!無能なババアを誰が使ってやったと思っているんだよ」

あえて、その声が局内に流れるようにするべく、あえて静川を怒らせた、天野。

「有難う御座います。おかげで助かりました」

「貴方に辛い思いをさせて申し訳ない」と蔵前。

最後に、蔵前は鮎川と一緒にいる静川の前に現われます。

「蔵前…てめぇ!」

「うちの弁護士は手がかかるんですよ。でも間違っちゃいない。」

その後、鮎川が以前から静川と不倫関係にあったことを伝えました。

「パワハラにセクハラ、不倫…」

「脅しているつもりですか?」

その後、静川は吉岡に謝罪。

吉岡は新しい仕事を紹介してもらえました。

うちの弁護士は手がかかる1話感想・みどころ

かつて、大御所女優のマネージメントを務めてきた、蔵前。

しかし、あまりにも何様で、蔵前の人権すら無視する行動をレッドカーペットでとった、梨乃。

梨乃の身勝手で、長年尽くしてきたマネージャーである蔵前に感謝の一つもないのはあまりにもひどかったです。

自殺さえ頭に浮かんだ蔵前は先回りして人に気配りができる有能さと不器用さを持ち合わせていると思いました。

今回は同じ梨乃の現場で、静川からパワハラを受けていた、吉岡を弁護。

3年も過ぎれば過去のパワハラデータは時効、大声で怒鳴るだけでは叱責としか受け取れないなど法の厳しい現実も突きつけられましたね。

吉岡への静川の暴言や「そんなんだから結婚できない」など、相手のプライバシーや人格否定する様子は胸が痛みました。

さらに、吉岡の状況を知って味方になってくれると思っていた鮎川がまさかの寝返り。

それもあんなにも女性を大切にしない、静川と不倫関係になるなんて信じられません。

天才で、有言実行で依頼人の為に闘う杏に脱帽です。

和解交渉に踏み切ったものの、静岡をわざと挑発して、吉岡を怒鳴らせ、その音声を録るだけでなく、局内に一斉に流した方法は、爽快でしたね。

杏自身も、弁護士になるきっかけが学生時代のいじめと彼女自身の正義感。

そして、姉である天野さくらとも関係が悪い…。

「勝ったのか負けたのか」と妹に聞く「結果」しか見ていない、さくら。

家族間の杏の溝も気になりました。

次回、その杏の過去にスポットライトが当たるので楽しみです。

 

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