ユニコーンに乗って2話あらすじネタバレ
元銀行員の小鳥(西島秀俊)と天才エンジニアの現役大学生、森本海斗(坂東龍汰)が新入社員として、「ドリームポニー」の一員になりました。
佐奈(永野芽郁)はさっそくネットの仮想空間に誰もが無料で通えるバーチャルスクール、「スタディーポニーキャンパス」を企画し、実現に向けてアプリのリニューアルを試みます。
一つのアプリに、学校や教室など教育のメタバーズを展望。
SNSを使い、未成年だけでなく、どの世代も馴染みやすいように、アバターも作るとのこと。
1カ月以内に新規ユーザーを10万人達成をまずは目指すとのこと。
アクティブユーザーは日常的に利用してくれるターゲットのこと。
小鳥は今日のみんなの様子を見て、仕事を覚えることを指示する、佐奈。
社内チャットで、小鳥のアカウントを作ることを提案する、功。
しかし、小鳥には何のことかピンときていない様子です。
栗木もフォローしますが、小鳥は社内のみんなへ休憩時間にあげるドリンクの注文も何とか。
佐奈はまだ来たばかりなので、小鳥を見守ることに。
新しい資料をデータで送ったから誤字脱字がないか確認してもらえないかと簡単な雑務を頼む佐奈。
アナログの物はなんとか対応できますが、ペーパーレス化を知らない小鳥は添削した資料をコピーしてしまいました。
次に12時40分にチャットで外に出るように連絡したのに、遅れる小鳥にモヤモヤ。
開発のために資金調達に急ぐのですが、ベンチャーキャピタルの担当、白金(山口貴也)から、追加投資の条件として、20万人の新規ユーザー獲得を命じられてしまいました。
なんと、小鳥は添削した資料をクリアファイルに入れて、佐奈のデスクに置いていました。
案の定、白金に資料の誤字脱字が訂正されていない、学生のレポートだと指摘。
佐奈は古い仕事のやり方ではなく、デジタル化に対応することを厳しく、小鳥に念押し。
功の知人で、インフルエンサーの凛花(石川恋)をオファーすることに。
小鳥はアナログ形式な営業スタイルで、体験型企画を提案。
気まずくなるものの、佐奈は小鳥に他に振れる仕事がないので、一か八かで任せてもいることに。
IT用語に疎く、社内チャットも使いこなせない小鳥に、いら立つ気持ちを隠せない、佐奈。
パソコンもなかなか不慣れな小鳥は、功にパソコンの使い方を教えてもらいながら、新人のような真っ新な気持ちで取り組みます。
「プライドないんですか?失礼ですけど・・・周りはみんな年下だし」
「昔はありましたよ。でも、今は誇りを持っています。誇りがやりがいに変化していくことがありますから」
爽やかな笑顔でそう返した小鳥に、功はキャリアの長い彼に言い返せませんでした。
とある休日。
高校生の妹の依里(武山瑠香)と、カフェへ行った佐奈。
そこで、インフルエンサーの凛花に、ドリームポニーへの協力を頼んでいる功を目撃。
小鳥はバーとウォッチングをしている最中、羽田早智(広末涼子)が息子の玲央(寺島眞秀)と偶然出会いました。
玲央の野鳥観察に付き合いながらも、小鳥は佐奈の企業で働いていることを羽田に伝え、談笑。
自分のような中年男が、スタートアップ企業で働いているなんてと謙遜する小鳥。
羽田は佐奈の雑草魂は嫌いじゃないと笑います。
凛花と会った佐奈は、凛花から功のことで過去にトラブルがあったことを思い出しました。
凛花は、功に協力する代わりに自分ともう一度、交際してほしいと頼みました。
また、自分は信念を持ってインフルエンサーをしているからこそ、何でも掲載することはできないと言って、功に協力することを断りました。
「功はいつまでそうしているのよ」と、彼が恋愛に前向きにならないことに不満を持つ、凛花。
「俺は30まで、恋愛しないって決めてるんだ」
小鳥は羽田から、佐奈が川の潮の流れのように変動して、事業を展開していこうとしていることや、小鳥を雇ったことに気づいて、佐奈をひそかに認めていました。
翌日。
佐奈はインフルエンサーに商談、小鳥は会場を抑えようと動くことに。
一人目は、勉強が苦手だからと断り、もう一人の女性インフルエンサーのPOMPOMは、金額に見合わないと断りました。
教育系インフルエンサーは他のエドテックからオファーがかかっていて無理とのこと。
一方で小鳥は銀行員時代から培ってきた営業力を活かし、ドリームポニーのアプリ「スタディーポニーU」を営業で宣伝。
なんとか会場を抑えることに成功。
佐奈と功は四苦八苦するものの、別の方法を考えました。
栗木や恵実(青山テルマ)、森本はアプリのバグなどを修正し、アップグレード作業に徹しています。
そして、ドリームポニーみんなの努力の甲斐もあって、キュービックモールの4階センターパークで宣伝が決まりました。
小鳥は、スタディーポニーUアプリを親子に進めてコツコツ伝えていました。
彼がアプリを恵実や栗木に教えてもらって、以前よりも操作できるようになったことを褒める、佐奈。
ここで小鳥は自身が少年時代に貧しさから、問題集1冊買うにも親に言えなかった過去を知りました。
自身と似たような境遇を生きてきたことを知る、佐奈。
小鳥は自分の時代にはなかった無料の学習アプリである「スタディーポニーU」をもっと多くのユーザーに知ってほしいと意気込みます。
佐奈は、カフェエルのように、話題性のある敏感な人達が集まる場所で、スタディーポニーUを直に宣伝することを決めました。
画面越しのユーザーの声だけではなく、直接、人と触れ合うことでユーザーの獲得と信頼をさらに拡大していくことに。
小鳥にアプローチの方法を教えてもらいながら、アバターを使って恋人と勉強したいと思う中学生や、恵実は女子高生たちの声を参考に。
スタディポニーUは、若者やファミリー層の客から大人気に。
そこへインフルエンサーのTAKAが。
自分は子供の頃にスポーツばかり夢中で、ケガをきっかけに断念。
将来に挫折したことがあったが、学ぶ機会をもう一度、得たいとひそかに思っていたことを話ます。
そして、学び直しがしたいという大人ユーザーである彼も、佐奈達のスタディーポニーUの利用者になりました。
功は、佐奈が小鳥の温厚で素直な態度、学ぶ姿勢や営業力を武器に雇ったことを悟りました。
夜に、居酒屋で打ち上げをするドリームポニーの面々。
みんなで盛り上がるなか、飲み物を倒した佐奈に、染み抜きをあげる小鳥に、佐奈を盗られたような気持ちの功。
みんなそれぞれ泥酔しながらも、和気あいあいとした雰囲気に。
飲み会が終わり、功は謝って、森本のお酒まで飲んで倒れてしまいました。
気が付くと彼は、功の家にいて・・・。
次週、ドリームポニーはどんどん飛躍して、チームワークができてくるけど、功の佐奈への恋心はゆっくり上昇中。
ユニコーンに乗って2話感想・みどころ
経験こそ力になる・・・小鳥はパソコンが苦手でも、トークや宣伝など、幅広い視野で顧客のニーズに寄り添うことができる人でしたね。
佐奈は、デジタルに不慣れな小鳥にイラっとしたところがありましたが、元銀行員として、一人一人に丁寧な接客や、何を求められているかを感じ取ることが若い自分たちよりもはるかに培ってきた、小鳥のスキルを察知して採用したことが伝わります。
佐奈って人を見る目がありますよね。
小鳥は変わらない低姿勢と学ぶ意欲を持ち、デジタルが苦手でも、周りとの調和を取り、ドリームポニーの一員としてぐんぐん成長している姿に応援したくなりました。
また、佐奈と同じように勉強する環境を満足に与えられなかったことや、問題集を買ってもらえない共通項が覗かれたことも、ドリームポニーに縁があったとしか言いようがないですね。
功は人気インフルエンサーの凛花に自分たちへの協力を頼みますが、凛花は佐奈と功の関係を良く思わないどころか、功とまた付き合えるかどうかと諦めていない。
凛花がいくら元交際相手でも、功は今は凛花とは違う人生を歩んでいるのになぁ。
自分はインフルエンサーとして仕事に誇りを持っていることを伝えているけど、それなら、恋愛のごたごたを抜いて、功に協力するオトナな姿勢を持ってほしい。
ただ、今後気になるのは、功と凛花と、佐奈。
佐奈が功とあの大学の「もぐり」で出会って以降、一緒に起業する仲間として認め合い、共に成長していこうとする今の関係になれたバックグラウンドが次週、解禁されます。
凛花が嫉妬したくなるのもわかるけど、功は佐奈と小鳥の距離感が縮まっていたり、小鳥の前では違う自分を見せているように佐奈が見えていて、恋愛面も気になる2話です。
小鳥には正直、早智が相性良いんだと思うのですがね。