私たちはどうかしている2話あらすじネタバレ
光月庵で暮らし始めた七桜(浜辺美波)。
女将の今日子(観月ありさ)のいじめに耐えながら、彼女は健気に和菓子作りに励みます。
下っ端職人から始めるようにと椿(横浜流星)から厨房に案内されました。
従業員を椿から紹介され、さっそく、「嫁の仕事」として気持ちを新たに切り替えます。
しかし、七桜を物珍しがる他の従業員たちは、男性ばかりで、七桜が椿に盾突いてまで妻となった度胸の良さに注目していました。
見習いの城島(高杉真宙)から、15年前の事件で、光月庵の従業員が総変わりしたことを知らされました。
城島だけは七桜に心優しく接していて、唯一の心の救いです。
七桜はそこで、自身の母が関わったことの関連を調べる為、注文書を見ながら「呉服屋 白藤屋」のデータを見て長い光月庵の歴史を知るのでした。
15年前から白藤屋に届けるお菓子が決まっていることを見抜いた七桜。
その様子をじっと目撃するのが今日子。
事件当時のことを知る客から話を聞くため、七桜は、厨房が多忙な時に、古参のお得意様、白藤屋にお菓子を届けるチャンスを作ろうとしますが失敗。
同じころ、栞(岸井ゆきの)は父から椿との結婚が破談になったことを父から激怒されてしまいました。
葵が何を言っても、父は昔ながらの価値観を持っているので、話を聞いてすらもらえませんでした。
七桜に対し、自分がお菓子作りを夜、不眠不休で白藤屋のおかしを作り、七桜が白藤屋にそのお菓子を届けに行きました。
一人で白藤屋を訪ねた七桜ですが、箱を開けると白藤屋特注のお菓子が台無しになっていました。
七桜はパニックを起こし、光月庵は大事な得意先を失う事に。
椿が電話で確認したところ、白藤屋は、「そんなお菓子の注文なんかしていない」と言ったそうです。
七桜は、城島から女将の今日子が、お菓子を珍しくチェックしていることを七桜に伝えます。
そこで、真相を確認するために、七桜は、今日子を問い詰めます。
赤いマニキュアをしていることを見て、確信を得た七桜。
それは自分を店から追い出すための今日子が仕掛けたものでした。
今日子は七桜に、生け花の水を掛け、「この・・・疫病神!」と暴言を吐くのでした。
それでも、七桜は元々、気が強く、へこたれない精神を持っているので、めげずに今日子や光月庵と闘う事を決めたのでした。
しかし、今日子のいびりは止まず、七桜が母からの形見である和菓子作りの調理器具を光月庵の池に捨てました。
それを拾う七桜をあざ笑う今日子ですが、椿は七桜を庇い、調理器具を池から持ち上げるのでした。
さらには、なんと、白藤屋が七桜を指名して注文が入ったと衝撃の言葉を口にします。
白藤屋は七桜が作ることを条件に最中を注文。
その背景には、多喜川(山崎育三郎)が白藤屋に呼び掛けたこともあったからでした。
しかし、今日子の嫌がらせは止まらず、ベテランの富岡(岡部たかし)は今日子にそそのかされて、七桜を厨房から追い出します。
椿が庇って止め、七桜に光月庵独自の餡子の作り方を教えようとすることも阻止します。
富岡は自分は大旦那様(佐野史郎)の言う事は聞くけれど、まだ跡継ぎでもない椿が光月庵の一人息子であっても指示に従わないと反論。
他の従業員たちも富岡が厨房を仕切っているので、誰も七桜を庇う事が出来ません。
大旦那(佐野史郎)に直談判する椿ですが、七桜はそこで祖父と孫である2人の確執を目の当たりにします。
なんと、椿は大旦那の本当の孫ではないのです。
椿は今日子が外の男性とつくった子供でした。
そこで、椿は店を正式に継ぐ者だけが使うことを許される和菓子の調理器具を見せます。
幼い頃から大旦那にも邪険に扱われてきました。
椿は父との約束を守り、和菓子作りや店を守る強い信念を持っています。
七桜は夜10時の他の従業員が厨房を使わない時間を見計らって、厨房をこっそり使って、白藤屋の為の最中を作ることに。
心優しい城島の存在もあり、七桜は助けになります。
椿は今日子のふりをして今日子に気がある富岡を誘惑し、「今夜、部屋で待っています」という妖しい手紙を残しました。
案の定、今日子の部屋を訪れた富岡は、今日子に化けた椿に、「厨房を帰してもらえませんか?」と声を掛けるのでした。
その甲斐もあり、七桜は椿と共に光月庵の餡子を作ることに成功しますが、椿から、「何かが足りない、餡子は自分を写す鏡」と指摘されます。
椿は言葉を続け、「あんたが本当に美味しいと思う餡子を作ってみろよ、あんたは光月庵の餡子を美味しいと思っているか?」と言われ、言葉が出ない七桜。
しかし、最中づくりを続け、椿にも認められます。
餡子にハチミツを隠し味で入れることで、さらに、「美味しい光月最中」を作ることに成功。
しかし、餡子をいつもの光月庵の味に作り変えました。
早速、光月庵を持っていくと、「昔ながらの光月庵の味だ」と白藤屋の女将も満足。
椿はそんなはずがないと思った椿ですが、七桜は過去の注文を見て、上生菓子の注文が多いことを調べていました。
七桜は白藤屋側がいつもと変わらない味を求めていることを感じ取ったのです。
白藤屋は大満足し、七桜は椿に餡子をお馴染みの餡子に作り替えたことがことを伝えます。
椿は「どうして俺に言ってくれなかった?」と怒りますが、七桜は、「それを椿に相談したとしても、差し替えたりするでしょ?」と反論。
やがて、2人は夫婦らしい行動として手を繋いで歩きますが、祖父である大旦那こと、宗寿郎ともう一度話し合う事を提案した途端、椿は不機嫌に。
椿と宗寿郎の関係は簡単には言えない複雑なわだかまりがあるのです。
その日の夜、「白藤屋の信頼を失わずに済んだのは七桜のおかげだ」とのことで、宗寿郎から夕食の席に呼ばれた七桜。
七桜の姿に、今日子はすぐ文句を言いますが、宗寿郎には逆らえず黙りこくるのでした。
椿が落雁を店頭から降ろすと話を切り出した宗寿郎。
七桜はそれを冷静に聞き、椿は和菓子作りに対する熱意があると話しました。
しかし、納得したふりをして、七桜に激怒します。
七桜は、妻なのに部屋は夫婦別々であること、かつて15年前も七桜の母が自分の息子を殺した、さらに、今日子が不倫をして椿を宿したと暴言を続けます。
椿が庇い、七桜を自分の寝室に連れていくのでした。
七桜と眠る前、椿は幼き頃、七桜と同じ名前の女の子がいて、その子は暗い光月庵にとって明かりのような存在だった、七桜も、手が太陽のように温かいと口にします。
七桜と椿は一夜を共にする寸前になりますが、その頃、七桜の素性を富岡に頼んだ今日子が調べていました。
椿に七桜はもし、目の前に「桜と呼んでいた女の子が現れたらどうする?」と試しに聞きます。
すると、椿は「俺の目の前から消えてもらう」と答え、今までに見たことのない復讐や憎しみに燃えた顔を七桜に見せるのでした。
七桜の素性がついに今日子に発覚してしまうのか?!来週も待ち遠しい!
私たちどうかしている2話感想・みどころ
七桜は今日子からひどい嫌がらせを受けますが、椿に度々助けてもらったり、七桜自身のメンタルの強さもあって立ち向かっていますね。
しかし、今日子の影の支配力は力強く、大事なクライアントである白藤屋まで巻き込む始末。
ですが、七桜の天性の和菓子の素質や知識、椿のサポートもあって「安心してお客が食べられるお馴染みの光月最中」を作ることができて本当に良かったです。
大旦那こと、宗寿郎と椿が祖父と孫の関係ではないことを知り、母、ゆり子(中村ゆり)から一心に愛情を受けて育った七桜には理解しづらい溝に直面しているなと思いましたね。
宗寿郎は物分かりの良いふりをしては、すぐに感情的になるよくわからない情緒不安定な人物だと思いました。
今日子がとにかく怖い!怖すぎる!彼女が従業員に七桜の正体を調べさせた後の光月庵と七桜の立場が変わってしまいそうです。
今日子も怖いけれど、椿も怖いですね・・・もし、「桜と幼き頃に呼んでいた女の子が目の前にいたら消えてもらう」なんて・・・。
人を無意識にぞくりとさせる威圧感は母、今日子譲りです。
何を考えているのか、七桜が光月庵で働くことを認めた人物・・・もしかして彼も七桜となんらかの関係があるのでしょうか?回を追うごとに知りたくなる2話でした。