サバ缶宇宙へ行く

サバ缶、宇宙へ行く3話

サバ缶、宇宙へ行く3話あらすじネタバレ

奈未の母は奈未がサバ缶を宇宙に飛ばすことを目標にしていることを地元民に告げました。

(奈未の母)卒業だから最後は遊んだら言ったんだけど。

一方、シングルファザーの家庭で育ち、車椅子ユーザーの小学生の妹、瑠夏(吉本実由)のいる寺尾は父の茂信から家を継がなくていいと言われました。

(茂信)無理してここ継がなくていい

福井県小浜市の若狭水産高校。

若狭水産高校の新米教師、朝野(北村匠海)と生徒の奈未(出口夏希)、寺尾(黒崎煌代)、木村(山下永玖)、凪沙(夏目透羽)、柚希(ゆめぽて)らは、NASAが作った食品衛生管理システムのハサップ認証を取得するため、申請を提出しました。

(朝野)通った。ハサップ。正式に認証が下りたんだ、全部通った。みんな分かってると思うけどハサップに認証されることが目標じゃない。

(木村)てか遅いわ、半年以上かかったわ

(奈未)しゃあないやろ、仮運用とかいろいろあったんやから。

(朝野)とりあえず落ち着いて座って。みんな分かってると思うけどハサップに認証されることがゴールじゃない。そこで聞きたいんだけど、みんなはどうしたい?

(生徒達)どういうこと?

(奈未)そんなん決まっとるやろ、宇宙に飛ばすうちらのサバ缶。そういう話やったやん。いまさらなにいってるの

(寺尾)なみ、本気で言ってる?

(柚希)でもハサップが取れたからって宇宙に行けるわけじゃなくない・

(凪沙)先生どうやって飛ばす

(朝野)ごめん、それが分からないからみんなで考えないかなって。

(生徒達)なんだよ

(柚希)そもそもはサップってNASAが考えた基準だよね?宇宙食を作るために考えたやつ。

半年以上経過し、朝野の受け持つ生徒達は進路について考える時期になりました。

(柚希)ウィーアーハイスクールスチューデント

(柚希)さっきからなんなん?気になるなら入ればいいやん

(凪沙)戦力外やけどな

NASAへサバ缶を宇宙に届けたいという気持ちを英語でメールしたものの、なしのつぶて。

(奈未)私達が作っているサバの缶詰を宇宙へ届けたいです。

朝野は食堂で、教師の黒瀬正樹(荒川良々)に、NASAに生徒達がメールをして、サバ缶を宇宙へ飛ばすことについて実現することは厳しいと話し合いました。

(黒瀬)NASAにメール?

(朝野)返事が来てくれればいいんですけど。

(黒瀬)繰るかどうかは別として自由にさせたったらええ。ここまでようやったんやったしな、うちなんかでハサップ取ったのは正直ごついことや。そう簡単にできること茶腕。やからな、次は宇宙へ行っていくっていう夢物語、悪くないやろ

(朝野)夢物語ですかね

JAXAにてー会議を行う木島と東口と担当者に資料を渡されました。

(担当者)こちらが宇宙の本職候補品の新案です。味付けも地上で人気のシリーズを踏襲し、長期保存も可能で食べ慣れた味となっています。

(木島)人気は宇宙では関係ありません。宇宙では食中毒を起こさない安全性が必要です。ちなみにどこまで検証されましたか?

(担当者)今後…

(木島)今後では困ります。そこは第一優先にしてください。ハサップ以上のレベルで安全性を確認してください。

(担当者)相変わらず木島さんは厳しいですね

(東口)命に関わることですからね、引き続き宜しくお願い致します。

寺尾はダイビング体験を終えた、瑠夏の車椅子を押しながら環境汚染について話しました。

(寺尾)るか、今日も楽しかったか?

(瑠夏)海、綺麗なところだけじゃないんやな。濁っとるとこあった。魚も全然おらんし。

(寺尾)ああ、昔はな、あの辺一面に草が生えとったんやって。アマモって言ってな、魚の赤ちゃんの海みたいなもん。それが減るとー、海が汚れるらしい

(瑠夏)じゃあアマモ増やしたらええやん。だって、海が汚れたら地球が青くなくなっちゃうやん。

(寺尾)簡単に言うなぁ瑠夏は。地球が青いのはな。

奈未は凪沙たちと夕飯を食べることを母の美雪に言いました

(奈未)ママ、今日、美雪たちとご飯食べてきていい?ハサップの許可が下りたで

(美雪)ハサップって?ああ…サバ缶宇宙に飛ばすやつね

遥香(西本まりん)、奈未、凪沙、柚希は浜中和子と道夫の食堂へ。

(奈未)めっちゃ笑われたわ。宇宙行くんやってーって。別に私が行くわけじゃないから。出来も線無駄なことをやってるって思っとるんよ。

(遥香)応援してくれてるんちゃうの

(凪沙)うちもお母さんにほんまに飛ぶの?って言われた。パートで噂になってるって。

(柚希)話広まるの早くない?

(奈未)これだから田舎は

そこへ、朝野が来て、凪沙は皆で考えたNASAに送るメールの下書きを見せました。

(凪沙)先生、これNASAに送るメール

(朝野)うん、いいと思う。熱意が伝わる。

(柚希)ほんまに言ってる?

(遥香)熱意というより勢い

食堂の夫婦、浜中和子(村川絵梨)と、道夫(三宅弘城)は、朝野と生徒達のサバ缶を宇宙食にする夢を応援します。

(和子)私らも聞いたで宇宙の話

(道夫)笑わんよワシらは。昔は若狭もよう分からんこといっぱい言うとった。

(和子)言うとったな、アホみたいなことばっかやったって。先生にめちゃ怒られたんやろ

(道夫)ああ、魚焼く火加減調べる言うてな。七輪10個並べて実習室煙だらけにしてな。あほか、火事になったらどないすねん言われて。

(柚希)でもへこむものはへこむやん。こっちは真剣にやってるのに笑うとかさ。

(朝野)それってさ、なにかを始めたって証拠なんじゃない?何もしてなければ笑われない。笑われたってことはちゃんと前に出たっていうことじゃないかな

(奈未)今、いいこと言った

(和子)(道夫)言うたな

翌朝。

NASAにメールをして1週間が経過しました。

奈未たちは自分達の思いが伝わるか心配していました。

(凪沙)NASAに送って一週間たってる。

(柚希)寺尾、なにそれ。まさか勉強?

(寺尾)海の本。これ増やすと海が綺麗になるらしい。

(遥香)急にどうした

(寺尾)瑠夏がダイビングしたいって言って。海が汚れると地球が青くなくなるって

(遥香)地球が青いのは…

(奈未)そやな、一ついい事思いついたんだけど

夕方ー、朝野も生徒達と同じことを考えていると、田所(八嶋智人)のたこ焼き屋の前を通りがかりました。

(朝野)ああ、1週間か、時差にしては長いよな

(田所)先生、宇宙行くんやって?町中で噂になってるで、いつ飛ばすん?

(朝野)いや、今、手探り中で大変なんですよ、だから

(田所)最近ずっと考えてんねん。うちの店舗の今後の計画。

(田所)3号店で大阪やろ、12号店でニューヨークやなぁーうん、でな、日本に広げるのは簡単やけど、問題はニューヨークやな?そう簡単には見に行かれへん。日本やったら月さえあればどこでも押しかけられるのにな

(朝野)田所さん有難う御座います

(田所)お金は?宇宙かーいいな

そんななか、アメリカにあるNASAではなく、日本からと気付いた朝野は茨城県つくば市にある、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に出向き、宇宙教育センターの皆川有紀(ソニン)を訪ねました。

奈美達生徒らが作った人の手で考案した管理体制の資料を皆川に見せました。

(朝野)まずはこちらをご覧ください。生徒達が高校でハサップを取得した記録です。高い設備が用意できないなかで、人の手で管理する仕組みを考えて、動線管理、これがチェック体制、生徒達が手作りで作ったんです。こちらが仮運用のチェック表です。あ、それで、半年以上かかってようやく、ハサップ認証していただくことがdけえ来ました。生徒達が自分達が作っているサバ缶を本気で宇宙に飛ばしたいという思いがあるからです。先日、NASAにメールを送ったんですけど返事が返ってこなくて遠くのNASAより近くのJAXAに。…何か僕、失礼なことを?

(皆川)ふふ。ごめんなさい。入り込む隙がなかったので。生徒さん達のことどれだけ大事か凄く伝わりました。高校の加工場でほぼ手作りでハサップを取得したのは本当にすごいことだと思います。そちらが本気なので正直に伝えますね。今のままでは宇宙食として認められることはありません。そもそもなんでサバ缶なんですか?サバ缶には液体が入ってますね。宇宙環境では粘度、形状、飲みこみやすさ、どれか一つでも甘いと、事故につながる。大手メーカーでさえ、何年も試行錯誤して宇宙食を開発しているんです。やろうとしていることはかなり険しい道だと言わざるを得ません。

(朝野)具体的に何か生徒達にアドバイスをしていただけないでしょうか。

朝野は若穂井の生徒達が、自分達が作るサバ缶を宇宙食にする為、試行錯誤を重ねる経緯を伝え、実現に向けてのアドバイスを求めます。

(皆川)自分は教育センターの人間なので、開発の専門的な判断までは出来ないんです。ただ、ただ、宇宙食開発している部署に繋ぐことはできます。ただし、条件があります。宇宙食として成立する設計を考えてきてください。どういう考え方で宇宙という環境に適しているのか、汁が飛ばないというのもその中の一つです。上司や開発の人間を口説けるだけの材料だと思えば繋げます。期限は10日後で。

そのため、宇宙食として設立する設計を10日後に提出してほしいと課題を提示します。

朝野から報告を受け、やる気を見せる奈未たちとは対照的に否定的な意見を言う木村。

(生徒達)JAXA?

(朝野)日本で宇宙開発を研究しているところ。そこに話を聞いてきた。うちのサバ缶が本当に宇宙へ飛ばせるのか。今のままじゃ無理。粘度とか形状、飲みこみやすさ、どれか1つでも甘いと事故に繋がるんだって。とくに汁物のサバ缶は難易度がらしい。まぁつまりその粘度とか形状をクリアできればいいってこと。でね、10日期に宇宙食として成立する設計を考えて、プレゼンする機会をもらえた。もしそこで納得してくれたら宇宙食を開発してくれる部署を紹介してくれるらしい。

(凪沙)詰んだ

高校3年生の彼らにとって高校生活は後半年もないのです。

進路に悩む木村は同級生たちに冷たく言います。

(木村)アホすぎるやろ。正直に言うけどさ、出来もせんこといつまでやるん。夢見すぎやって。どうせ、俺ら卒業したらこの町から出ていける奴と、一生ここに残る奴に別れるだけやろ。ずっとこの町におって、親の仕事そのまま継いだりなんかして、正直ださなん?かっこよく生きようや。宇宙なんかよりそっちを考えたほうがええんちゃう。俺は親父の仕事継ぐ気ないし、イマドキ、漆塗りの箸とかそれこそダサすぎるしな。この町で一生終わる人生、俺は無理や

(凪沙)なに?みんなで最後まで頑張ろうとしているのに

現実主義的な考えと、自身の独り善がりな考えを持つ木村に、漁師をする父を支える寺尾は憤慨しました。

(寺尾)継ぐのなにが悪いんや、親父らと同じ仕事したら一生ダサいままなんんか。この町誰が守ってると思ってる。毎日、海出て、天気とにらめっこして、魚おらん日も船出して。親父らが必死にこの町を守ってる。それをださいの一言で片づけるんかい。卒業まで半年やで?

(木村)俺は現実見ろって話をしてる。卒業まであと半年やぞ。宇宙なんか飛ばせるわけがない

(寺尾)俺は絶対に諦めん!俺が作ったサバ缶を宇宙へ飛ばすんや!

怒りをあらわにし、寺尾は木村を殴ってしまいました。

朝野は木村宅を訪ね、木村の件を謝りました。

(朝野)今日、学校でケンカがありまして、木村くんが怪我しまして。木村君のケンカを止められなかったのは僕の責任です。

(木村の父 恒彦)はぁ?だからなんですかね。さっきまで息子そこにいましたがね。そこに座って何も言わないとただ私の仕事見ていました。

(朝野)ここはもう長いんですか?

(恒彦)ええ、かれこれ100年以上続いております。息子にはイマドキ漆箸なんてださい、100円ショップで充分だって言うんですけど。代々、職人たちが繋いできた伝統なんて必要ないんですかね。

(朝野)100年以上ですか。

翌朝。

奈未たちは、寺尾を誘い、サバ缶の汁が飛ばない為の粘度調査を実習室で開始しました。

(凪沙)プレゼンまであと九日やんどうする?

(遥香)粘度、形状、粘りやすさ。

(奈未)とりあえうUできることを全部試してみよう。うちらだけでもやろうか。

(凪沙)やろう?時間ないし

(木村)なに寝たふりしとるん、おい行くぞ、サバ缶飛ばしたいんやろ

(奈未)とりあえずやってみようか

(きむら)やるで

(遥香)まずは汁が飛ばない為の粘度調整

(凪沙)ゼラチン?

試行錯誤する奈未たちを見守り、アイディアを出す朝野。

(朝野)どう?みんな。例えばこの箸なんだけどさ

(遥香)先生。プレゼンの日ってもうちょっと延ばせない?

(柚希)延ばしたとしてもできる気せんくない

(木村)最悪や。ダメ出しされに筑波行くって

(凪沙)プレゼンの資料も作らな

(柚希)今からやるん?

JAXAにて、皆川は木島に朝野と若狭水産高校の生徒達がサバ缶を宇宙食にしようとしていることを話題にし、意見を聞いていました。

(木島)どうしたの急に見学したいだなんて

(皆川)へぇこんな感じなんだー、うん、ちょっとね。見学してみたいと思って。こないだ先生来てね、福井の水産高校の先生。生徒思いの熱心な先生でね、学校で作ってるサバ缶を宇宙食に出来ないかって相談に来てね。

(木島)宇宙食は再現性が求められます。企業と違って先生も生徒も入れ替わる高校で、それは実現できません。現実的ではないですね。教育としては良いと思いますけど

(皆川)だよね

そして、朝野は生徒達を連れてJAXAへ向かい、サバ缶をどうして宇宙へ飛ばしたいのか、その計画の意図について、プレゼンテーションしました。

(皆川)今日は来てくれてありがとう、早速だけど聞かせてください

(奈未)私達が飛ばしたいと思っているサバの缶詰、それには課題があると教えていただき、この10日間、出来る限り改善しようと試作を繰り返しました。まず最初に試したのは粘度についての問題を解決することです。そのために、ゼラチンを使ってみました。

(遥香)固めれば行けると思いました。でも温度を上げると固まらないし、固めると今度は食べにくい。何度やっても宇宙へ行った人たちが安全に美味しく食べられる形にはならず、与えられた課題に応えることは出来ませんでした。でもこの10日間でどこがだめでなにが足りなかったのかを知ることが出来ました。

(柚希)もっと時間があれば、必ず完成させられると、私達は思っています。技術的な課題には答えられませんでしたが。何故サバ缶なのかという問いについては答えることができます。ここは私達が住む町、福井県の小浜市です、日本海の若狭湾に面した小さな港町です。こんなに小さな港町ですが、遡ること1千年以上前、ここは御食国と呼ばれていました。

(凪沙)御食国というのは、海の恵みを都がある朝廷へと運び、献上していた土地のことです。江戸時代になるとサバが沢山獲れるようになって、一塩したサバを京都まで運ぶ道が出来ました。

(奈未)それが、鯖街道です。サバを運ぶ人達は京は遠ても十八里って言っていたそうです。遠いと言いつつも実際には大したことはない、すぐそこだという思いが込められており、都への近さ、困難な道のりを乗り越えて物質を届ける小浜の人達の埃が示されていたと言われています。ISSは高度約400㎞。鯖街道は72㎞。鯖街道を2往復半すれば宇宙へとたどり着けます。

(凪沙)昔の人達ならへっちゃらな距離です

(奈未)私達の町はいくつもの困難を乗り越えて、代々ずっと遠くへサバを運ぶことをやって来ました。

(寺尾)僕は卒業したら漁師になります。遠く宇宙へ飛ばすためのサバは僕が獲ります。

(木村)今を生きる私達は、小浜の誇りを胸に、我が校伝統のこのサバ缶をこの町から宇宙へ運びたいです。

木島は、宇宙から日本へ帰って来た、宇宙飛行士、奥山亨(萩原利久)と対面しました。

(奥山亨)まだ諦めてないよな。宇宙飛行士。いつか一緒に食べよう、木島が認定した宇宙食を待ってるぞ。

JAXAを去る、朝野

(朝野)せっかくつくばまで来たんだしみんなで

(奈未)先生のおごり?

(朝野)決めるの早いね

(奈未)みんなが遅すぎ

(朝野)あ、菅原さんこれ…前にお母さんから電話があって捨ててあったけど大丈夫ですかって

(奈未)私には必要ないから。継ぐって他にないやん。お母さん1人やし置いていけないし。

(朝野)どんなに遠くても大したことないんじゃなかった。京は遠くても18里でしょ

その夜、奈未は帰宅して母に進路を伝えました。

(美雪)どうやった

(奈未)なぁお母さん進路のことなんだけど、私、東京の大学行きたい。大学行ってあっちでダンスちゃんとやってみたい。店継がないといけないっていうのは分かってる

(美雪)私もここ出たいと思った。でもここに残った。後悔はない。だから奈未も、後悔のない選択をすればいい。アホやなぁ子供がやりたいこと反対する親やと思った?よそみたいな援助は出来ひんけど、でもな、応援はするよ。頑張れ。ほら、明日、目腫れてブサイクになるでー

そして、朝野の元にJAXAから電話がかかり、若狭水産高校にJAXAが来ました。

(皆川)こんにちは、JAXA宇宙開発センターの皆川です。今日は宇宙飛行士がどんな暮らしをしているのか少しだけお話を死に来ました。宇宙飛行士はISSと呼ばれる国際宇宙ステーションの中で約半年間、ぐるぐると地球を回りながら生活しています。ISSは約90分で地球を1周するため、宇宙飛行士は何と、1日に16回も日の出と日の入りを見ることができます。そう聞くと楽しそうに思えますがその生活はとても地味です。食事もその一つです。こちらが実際、ISSで食べられている宇宙食です。どうぞ。ISSには冷蔵庫がありません。賞味期限は最低でも1年以上。粉や水滴が飛び散る食べ物は基本的にNGです。宇宙食の開発は美味しさよりも先に安全が求められています。そのため、宇宙食に選ばれる基準はとても厳しいです。でも、先日この学校のサバ缶を宇宙食にしたいという生徒さんたちのプレゼンを聞きました。何を運びたいとかとてもよく伝わってきました。宇宙食を目指す道は決して甘くはない。京は遠ても十八里。ISSは高度約400㎞、鯖街道は72㎞。鯖街道を2往復半すれば、宇宙へ辿り着けます。小浜の伝統である鯖街道を宇宙まで繋げてほしい。私は応援します。

帰り道

(皆川)宇宙食開発の担当者にも早速話をして繋げます。でも残念ですね。せっかくあの子達の為に門が開いたのに中へ入れないなんて。

やがて、卒業していった、奈未、寺尾、木村、凪沙、柚希達の思いは、後輩へと引き継がれていくのでした。

朝野は奈未たちが作った記録ノートを見て、感慨深げに思っていました。

最後のノートのページには、「先生ありがとう サバーズ」と書かれていました。

(柚希)なにしてんのー先生ちょっと来てよ

奈未たちはダイビングショップを運営する檜山香織(熊切あさ美)に頼みごとをしました。

寺尾の妹、瑠夏が望むように、海の汚染を防ぐ為、アマモを植えることにしたのです。

(香織)先生待ってましたよ

(朝野)これはどういう状況?

(香織)生徒達に頼まれてこのアマモを海に植えてほしいって

(奈未)海が汚れたら地球が青くなくなってしまうやろ。

(朝野)そうか…そうか。

(香織)流されないようにしっかり植えてね。

(柚希)まさか奈未が東京の大学にね

(遥香)寂しいわ

(奈未)宇宙よりも近いでしょ

(凪沙)遥香はここから大学通うんやな、田舎、馬鹿にしてたくせに

(奈未)竹下通りにカフェだもんな

(木村)って思っとったんやけどここにオシャレカフェ作るのも悪くないかもな。俺にしか出来ないだろ。

(寺尾)生意気や田舎もんのくせに

(奈未)寺尾は漁師だろ

(柚希)何したいか分からないからここに残る。これも立派な絆やろ

(奈未)謎の説得力。あーあ飛ばしたかったな、サバ缶。

奈未達はサバ缶を宇宙に飛ばす未来を実現できず、卒業となりました。

成績優秀なクラスの人気者、宮井恵(早瀬憩)。

(桑田)お早う早川

(早川)お早う。

(実桜)なに?

早川一樹(中川)は、恵に片思いしているクラスのムードメーカー。

3人目は桑田実桜(足川結珠)。

早川、桑田、宮井は、奈未たちの意志を受け継ぎ、サバ缶を宇宙食にすることになるのです。

サバ缶、宇宙へ行く3話感想・みどころ

まさか、奈未たちが、ハサップの取得を得たものの、サバ缶を宇宙食にする夢はまだまだ実現しないうちに卒業してしまうとは…!

卒業まで半年を目前に、木村の進路についての現実的な価値観と、夢を追い続ける奈未たちとの温度差が凄かったですね。

木村は他の生徒達より精神的に大人な部分があります。

奈未たちはサバ缶を宇宙食として実現させる幻想を少し追いかけすぎだなとも思いました。

木村の言うように、親の跡継ぎになるか、自立して地元を離れて自分の行きたい道むか、宇宙食開発よりも考えるべきことですよね。

でも、木村も結局は親の仕事を馬鹿にし、自分が育ててもらっている環境や、仕事の苦労を分かっていない子供でしたけどね。

生徒達が心を一つにし、サバ缶を宇宙食にするにはまだまだかかるものの、海の汚染を防ぐために、アマモを植えることだけが救いのような気がしました。

予想外の展開と、奈未たち「先輩」から、早瀬憩ら「後輩」達に引き継がれるバトンが感動的でした。

福井県小浜市の鯖の歴史についても、かつて学生時代に学んだ歴史の授業のような場面があり、感慨深かったです。

新たな3人の生徒達がサバ缶を宇宙へ飛ばせる日が来るのが楽しみですね。

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