サバ缶、宇宙へ行く9話あらすじネタバレ
JAXAによる、宇宙日本食候補への選出から1年半。
若狭小浜高校海洋科学科の教師、朝野峰一(北村匠海)と宇宙食サバ缶プロジェクトの開発を行ってきた寺尾瑠夏(伊東蒼)、小松崎菜那歌(平澤宏々路)、竹田奏仁(木村絃碁)、川上寿々(石田莉子)の4人は、まもなく終わる保存検査の結果を待っていました。
(寿々)眠い
(竹田)センター試験は。
(菜那歌)余裕そうでいいな、推薦組は。
(竹田)昨日も遅くなるまでやっとったん?大学入ったら兄ちゃんと起業するって決めたしな
(菜那歌)かっこいいやん企業とか。
(寿々)那菜歌はCA目指すんやろ
(菜那歌)アテンションプリーズ
(寿々)絶対、大学入ったら留学するって決めてる。瑠夏は?
(瑠夏)今は考えられへん
(菜那歌)落ち着かないわ。もうすぐ保存検査が終わるってJAXAから連絡来たんやで1年半も待たされたんやで
(瑠夏)やれることは全部やったんやん。結果はついてくるって。
(菜那歌)ほんま瑠奈は冷静やな
(瑠夏)そわそわしてるよ私だって。
職員室では田所(八嶋智人)がドーナッツを持ってきました。
(田所)スペースドーナッツですー
(奈未)デリバリーも初めてなかなかのやり手やん
(田所)デリバリーはもう海外では普通や。それを先取りってやつや。どうなんや?サバ缶の認証は?もうすぐなんやって?大丈夫やって。
(朝野)でもその保存検査とかの跡に微生物検査、官能検査がある
(田所)官能検査?なんやその色っぽいネーミングは。
(奈未)最低
(黒瀨)【荒川良々】ほんまアホやな。味とか香りとか人間の感覚で確かめる検査のことや。
(田所)せやからそんなの大丈夫やろ言うてんねん、小浜の田馬関まずいわけないやろっつってんねん。
(奈未)まぁね保存検査さえクリアできれば大丈夫やろうね
(田所)頼むで。このサバ缶は今や街中みんなの夢なんやから。
地元の人達
(百瀬)【佐戸井けん太】いよいよ宇宙かー。ん?美味いな。これ。ここまで来るのに何年かかった?
(須崎)創亮の代からやさけ
(茂信)ここまで来るのに12年かかったんやで
(須崎)12年かー長かったなー
(浜中和子)【村川絵梨】認証されたら町中お祭り騒ぎだな。
(柚希)町じゅうもやけど一番嬉しいは…。
(朝野)12年かあ
(奈未)12年です。琉夏ちゃんの代で飛ばしてほしい。
(凪沙)もうすぐ認証たやって話で。
幼稚園教諭として働く菊池遥香(西本まりん)も、園児たちに昼食時に、サバ缶を宇宙へ飛ばす話をしていました。
(菊地)先生たちが学校で造ったサバ缶を宇宙へもうすぐ飛ぶかもしれないんだよ。
(園児たち)えー宇宙ー?
(寺尾と瑠夏の父、茂信)長かったけどあっという間だったな。
(寺尾)年はだいぶ取ったな
(茂信)わしはまだまだ若い奴には負けへんぞ
(寺尾)いやーけど、まさか瑠夏達がこのタイミングで、関わってくるとは思わなかった。昔から宇宙への思いが一番強い、誰よりもや。
(茂信)ほんまやな。そやな
JAXAにて、皆川と東口は話し合いました。
(皆川)【ソニン】聞きましたよ。高校生が宇宙食を作っただなんて。初ですよ。今までノータッチだった上の人達も期待しているって。
(東口)【鈴木浩介】節操がないですね。高校生が作ったってだけでなんだかこう、宇宙が身近に感じられますからね。
(木島)【神木隆之介】まだ作ったと断定してませんよ
(皆川)そんな固いこと言って本当は応援しているくせに。
(木島)応援はしてますよ、認証は認証ですから。
一方、海洋学科の教師として奮闘する菅原奈未(出口夏希)は、実習にて、思うように生徒の指導がいかず、悩んでいました。
(結)ねぇ、今日遊べる人?つるべにクレープやあるらしいで。
(乃愛)私、今日ダメや、倍とある。
(美咲)休めばいいやん、風邪ひいちゃいましたって
(乃愛)前使ったばっか
(奈未)実習中やで?スマホよりも手を動かして。その包丁の角度それでいい?魚に対して斜めに五連と。藤倉さん、もうちょっと丁寧にね。
(藤倉)一応これでもやってます
(奈未)一応やなくてちゃんとね。
奈未は職員室で生徒達の愚痴を朝野にこぼしました。
(奈未)先生ってめっちゃ大変やわ。よう先生、一人で出来とった。
(朝野)もっと褒めていいんだよ。独り立ちしたんだから頑張って。
(奈未)分かっとるけど、一人、手強い子おってな、藤倉さん、やる気なくて注意しても全然や。短距離やってて、全国上位レベルだったらしくて、高校推薦もらっとったのに怪我してその話もなくなってうちに来た。
特に、藤倉綾香(池端杏慈)のどこか虚ろな様子が気がかりでした。
綾香は中学時代に陸上の短距離で全国上位レベルの選手だったものの、怪我で推薦の話がなくなった挫折を経験しています。
藤倉は他の生徒と別れてから、危ない男達に声を掛けられました。
(彩花)ほんまにバイト大丈夫なん?
(乃愛)まぁ最悪クビやなぁ
(美咲)軽っ!
(彩花)なぁこの後どうする?カラオケとか
(乃愛)私もう帰る。バイトサボっと取るし。さすがに親に怒られそう。
(美咲)帰って刀剣乱舞見たいんや。ごめん
(結)綾香、うちも帰るわ。期末悪かったから親
(男達)うちらと遊ばない?ちょっとどこ行くの
(凪沙)これ何味?
(凪沙の同僚達)おおお待たせ。明日は早番よろしくーじゃあねー
(彩花)有難う御座いました。
凪沙は念のため、彩花を家まで送ります。
(凪沙)海洋の子やな。そっか、菅原先生は普通か。…普通ね。一番寂しい言い方やな、ええとこ沢山あるんやで
(彩花)先生に興味とかないんで。
(凪沙)ま、分かるけどな。うちらも最初はそんな感じだったし。
(彩花)先輩達も凄かったんですよね。賞とかとったりして。
(凪沙)凄くないよ。でもまぁ奈未がリーダーかな
(彩花)海洋行くようになって周りの人らによく、もうすぐ宇宙やなって言われてます。私にはわかりません。
そこで、福原凪沙(夏目透羽)が同僚の男性たちと共に助けられました。
敦賀の商店街で綾香と偶然会った、若狭小浜高校(旧若狭水産高校)の卒業生、福原凪沙(夏目透羽)は、綾香を励まそうと言葉を掛けました。
(綾香)海洋の人だって。もうすぐ宇宙やなって。
(凪沙)今盛り上がっとる
(彩花)本気になって全部、なくなったらそのほうがしんどいじゃないですか。夢とか目標とか持つだけ損やと思います。最初から期待せんかったら裏切られることもない。
(凪沙)それはそうかもしれんけど、でも私は夢を見れたから高校生活がめっちゃ楽しくなったと思っとるよ。あれは誰やったっけな。うちらサバ缶を宇宙飛ばせるんちゃうって言ってな、意味分からんかったけどいつの間にか自分の夢になっとったわ。気をつけてな。
(彩花)有難う御座いました。
浜中食堂にて、夕食をとりながら、奈未が生徒に奮闘していることと、今後のことを話す、黒瀬と朝野。
(黒瀨)苦戦中か?
(朝野)初めて一人で受け持ったのに手強い生徒がいるって。
(黒瀨)藤倉か。道夫さん、生お代わり。
(道夫)ああすまん、そこにあるから自分でやっといてくれ。
(黒瀨)ええけど、和ちゃんどうしたん?
(道夫)なんや今日、夜用事ある言うて休ませてくれって。
(黒瀨)奈未は落ち込んどる?
(朝野)落ち込んではないですね。でも、どうしたらいいか分からないってだけで。彼女のことをほっとけないのかなって思って。昔の菅原さんに似てる気がして。
(黒瀨)朝野先生はどうするの。教育委員会
(朝野)教育委員会にはサバ缶の認証が降りるまでは考えられないと伝えてあります・
(黒瀨)奈未にはまだ言うてないんか
(朝野)まだ決定したわけじゃないので
(黒瀨)現場なら今は奈未がおる。生徒らが繋いできたように、先生だって次にバトンを渡してもええやろ。一つのことに拘り続けるのも美徳やけどな、一歩間違えるとただの執着やで。
すると、和子(村川絵梨)と槍蔵香織(熊切あさ美)、田所が来店。
(香織)朝野先生らも来とったんや
(朝野)どこか行ってたんですか
(和子)田所ちゃんがな、男紹介してくれて飲んでいて。浜中さんと私は赤の他人
(田所)彼女にな相性があるやつがおったっらな、そいつ和ちゃんと俺とかおりんで飲んでたんや。
(香織)ねぇその言い方やめて!いい年して恥ずかしい
(田所)ええやんか
(道夫)浜中さんって。お前も元浜中さんやろ。今でも俺や。
(田所)今のはただの執着や
(朝野)これが祝着か。
(黒瀨)かおり…
JAXAにて、東口と木島が、朝野達が作ったサバ缶を最終検査していました
(東口)保存状態問題なしです。微生物検査、全項目クリアです、いよいよですね。
(木島)官能検査に移りましょう。見た目は問題なさそうです
(東口)臭いも問題ありません。
(皆川)どうですか
(東口)木島君どう思いますか?
そして、JAXAの木島は検査結果報告を朝野にしました
(朝野)ついさっきJAXAの木島さんから連絡があった。1年半の保存を経て味が変わってしまったって。微生物検査も全項目クリア。ただ、官能検査で問題が出た。汁の粘度に気を取られ過ぎてサバとのバランスが崩れた。そのせいでサバの身に味が染み込まなかったって。だから認証を出すことはできない、再試験だって。
(菜那歌)再試験?ほな、それすぐ改善したら認証貰える?うちらじゃ飛ばせなんってこと?
(朝野)改善出来たかどうか確認するためにまた保存検査がある。そうだね…悔しいな。宇宙は遠いな。本当にそう思った。宇宙ってさ、一体どれくらい大きいのかどうかとかそういう宇宙の全貌を知ることって絶対できないって。まぁつまり、それだけ宇宙は難しいってことなんだろうけど。ごめんなんて言ったらいいか。
(竹田)なにしとるん
(瑠夏)出来るよ、飛ばせるよ、ねぇ今、聞いとったやろ?やめろって
JAXAにて、皆川は木島が納得がいかないことに不満を抱いていました。
(皆川)なんで基準は満たしてるんでしょ?
(木島)検査の基準は満たしてます。官能検査の味覚以外は。忘れられないんですよ、生徒達が言ってましたけよね。未だ不完全です。
今回の件で人一倍、ショックを受ける瑠夏のことを浜中食堂で話す寺尾と朝野。
(浜中和子)ごめんな、これだけしか出せないで。おっちゃん朝から潰れてるわ
(寺尾)瑠夏、少しは落ち着いたみたいよ。
(朝野)僕のせいだな。僕が見守ることだけをしてきちゃったから。僕がもっと。情けないな。悔しいよ
寺尾は一人で空を眺める瑠夏を見守ります。
(瑠夏)朝野先生と一緒にいたん・
(寺尾)瑠夏、なにしとん?寒いやろ。朝野先生めずらしく弱っとったわ。宇宙飛ばせなかったのは俺の責任やって。俺らも飛ばせんかったの悔しかったけど、いつも変わらんからな、勝手に強いと思っていたけど、それ朝野先生は毎回味わってきたんやな。ほんまは毎回めっちゃ悔しかったよな。
翌朝。
3年生のプレゼンの授業が始まりました
(乃愛)なぁバイト首になった。ってことで今日、遊べる人
(桜庭美咲)また怒られても知らないよ
(藤倉彩花)あかんかったんですよね宇宙サバ缶。やっぱりな。夢なんて簡単に裏切るんよ。
朝野は落ち込む瑠夏を励まします。
(朝野)寺尾さん、これ覚えてる?
(瑠夏)貝殻
(朝野)寺尾さんがくれたやつ。実はこれ1回落としてなくしちゃってさ。どこで落としたんだろうって思ってたら、木島さんが返してくれた。寺尾さんがくれて、で、僕が落としちゃって、木島さんが拾ってくれて、また僕の手に戻って来た。人の手に渡ってちゃんと戻って来た。サバ缶もそうなんじゃないかな。自分達の手から離れてもまた誰かが拾ってそれがいつか戻ってくるかもしれない。だから、なくなったんじゃない、ちゃんとここにある。
そのおかげで少し元気を取り戻した瑠夏は、竹中、寿々、菜那歌と共に、プレゼンの資料作りや役割分担に取り組みました。
(菜那歌)奏仁やろ?
(竹田)それやったら菜那歌が一番喋れるやろ
(寿々)メインの発表って何がある
(菜那歌)(寿々)一番宇宙への気持ちが熱い人がやるべきだと思います。この3人やったら奏仁が一番やなって。
(瑠夏)ごめん遅れて
(竹田)この4人の中じゃ。
(寿々)あんたやないなー
(菜那歌)適役がおったな
柚希も自身の将来のことで、田所に励まされていました。
(田所)柚希どないすんねん。夢見つかるまで言うたけどいつまでここにおるねんてずっと思っとったわ。俺も柚希と同じだったから気持ちは分かる。ずっと自分探ししとった。わしは何がやりたいんやろうな、でも、何も夢が見つからず年だけとってしまいました。たこ焼き屋をとりあえず開きました。やってみて分かった、わしはなんでもええから、誰かに何かを届けたかったんやって。気づいたらやるんやのうてやったら気付くことがある。なんでもええねん。もっと暴れてこい
(柚希)おっちゃんこれ美味いわ。
凪沙は奈未の髪を美容師としてドライヤーで乾かしながら話しかけます
(凪沙)夢は簡単に裏切る。同じようなこと私にも言とったわ。
(奈未)夢は持つだけそんやとか。まんか言ってあげたかったんやけど、なんも言い返せんくて。
(奈未)うちらはどうやったんやろ?うちらじゃサバ缶飛ばせんってなった時、裏切られえたって思った?てかわざとやってる?
(凪沙)とっても素敵ですよー。それってなんでやろな。よくわからんけどな、私は庵時の自分がおったから、今の自分でおれるんやって思ってる。サバ缶の夢を見たから今の自分がおる。奈未かって同じようなもんやろ、あの子も。
奈未は実習室に、彩花を呼び出しました。
(奈未)この前ななんも言えんかったから夢は簡単に裏切るって言われて
(彩花)別にいいです
(奈未)でも思い出してな。そういえば私も、藤倉さんと似たようなこと思っとったな。誰からも期待されとるわけないし、夢なんか持ったって無駄、どうせ叶わんし、叶えたところで何が変わるんって、でもな夢を持つようになって分かったことがある。夢を叶えたから変わるんじゃない。夢を持ったその時からもう変わり始めとるの自分が。私は変わることが出来た自分を好きになれた。それは夢のおかげやと思ってる。だから夢は裏切らん。
OBのノートを見る彩花に声をかけた瑠夏。
(瑠夏)楽しそうやろ先輩達。
(彩花)あの先輩も楽しかったですか
(瑠夏)うん、最高に楽しかった。
そして、プレゼンの日。
(結)寝たらあかんで
(乃愛)まだあるん?
(美咲)やっと終わりや
そして、竹中。菜那歌、瑠夏、寿々たちのプレゼンが最後に始まりました。
(竹田)私達は若水時代から受け継いできた、宇宙日本食の開発に挑んできました。宇宙はむじゅうっ直です、ISSの中で汁が飛び散れば機会を壊れてしまう。だから飛び散らない粘度が必要でした。
(菜那歌)先輩たちは最初、ゼラチンを使いました。結果、サバのゼリーができました
(寿々)次に先輩たちは、コーンスターチを使いました。結果ダマになりました
(菜那歌)それでも何年にもわたった先輩たちの努力は形となり、JAXAが選ぶ宇宙日本食の候補に選ばれました。
(竹田)JAXAの方々からオリエンテーションを受けつつ、宇宙でも食べたくなる味を追求しました。その結果、辿り着いたのは地元の名産品、熊川のくず粉を使ったものでした。
(菜那歌)塩分が足りない
(寿々)硬すぎる
(竹田)美味しくない
(竹田)先輩たちが遺してくれたものがあったからです
(菜那歌)先輩たちと同じように何度も何度も失敗を繰り返してきました。
(寿々)そのたびに試してまた失敗して何度へこんだから分かりません。
(竹田)限られた学生生活の中で、それでも私達が諦めることなく、前へ進めて来れたのは先輩たちが残してきてくれたものがあったからです
(瑠夏)それがこの黒ノートです!この黒ノートには先輩たちが積み上げてきたもの、全てが詰まっていました。ページをめくるたびに、宇宙へ思いをはせる先輩たちの声が聞こえてくる気がしました。
(菜那歌)宇宙へ飛ばしたい
(寿々)宇宙まであと少し
(竹田)宇宙へ届け、宇宙へ!
(一同)宇宙へ、宇宙へ宇宙へ
(瑠夏)私達は試行錯誤を繰り返し、ついにJAXAが求める基準に達したサバ缶を完成することが出来ました。そして認証を受ける為に1年半の保存検査に出しました。先日、JAXAから検査の連絡が届き、結果、認証が降りることはありませんでした。保存の間に味が変わってしまっていたって
(菜那歌)悔しかったです
(寿々)悲しかったです
(竹中)自分達の力で飛ばしたかったです
(瑠夏)でも、ただ宇宙へ飛ばせればいいと思っていませんでした。宇宙へ美味しいものを届けたい。そのために改良を続けてきたからです。宇宙サバ缶は、私達の代では完成することは出来ませんでした。だけどここに全部残しました!失敗したレシピもうまくいった分量も諦めなかった日の事全部!だから私達の夢は後輩たちに託します。
(菜那歌)先輩達がそうしてきたように、うちらも次に繋ぐのが私らの役目やった。
(寿々)ここから先は任せたで
(竹中)サバ缶を宇宙へ飛ばすのはお前らの役目や
(瑠夏)あなた達の手でサバ缶を宇宙へ飛ばしてください。
(朝野)素晴らしい発表だったよ
(瑠夏)先生、これ。この貝殻を返してもらった時、前へ向ける気がした。夢は消えないんやって。だから先生のおかげ。先生がおってくれたから私らは、自分で考えることが出来た。自分で動くことが出来た。自分で失敗することが出来た。飛ばせんくて悔しいのは先生だっておんなじやのに、それ何回も味わってきたはずやのに、私らの前ではいつも大丈夫って見守ってくれた。先生は私らの子と見守って来たつもりだけど私らだって先生の事見てきたんよ。不安な時、どうしたらええか分からん時、振り返るといつも先生がおった。信じて見守ってくれる先生が。だからここまで来れたんやし。朝野先生、私らをここまで連れて来てくれて有難う御座いました。…また戻って来た。
(朝野)こちらこそ
(竹田)あっという間の3年間
(菜那歌)ようやっとわかってきた。なんでみんなそんなに本気になれたんや
(寿々)私達だけの秘密です。
(竹中)なにが秘密にするんや。どうせまた大したことないやろ。
(寿々)(菜那歌)あーもううるさいですー
そして、綾香、結、乃愛、美咲が、瑠夏たちの意志を後輩として宇受け継ぐことになりました。
サバ缶、宇宙へ行く9話感想・みどころ
瑠夏たちの代でもサバ缶を宇宙に飛ばせなかったですね。
JAXAの審査は厳しすぎますよ。全ての基準の中で、官能検査が引っかかるなんて…。
あと、あと一歩のところだったのに…って朝野と生徒達の悔しさが伝わってきました。
サバ缶を宇宙へ飛ばし、美味しいサバ缶を届けたい瑠夏たちの思いと努力はまたしても実りませんでしたね。
OGの奈未、柚希、晴香、寺尾など陰で見守ることしかできない先輩たちの温かさに支えられ、夢を夢で終わらせない瑠夏たちの努力が報われてほしいです。
今回は、学生時代の奈未を彷彿させるようなクールで、何をしたらいいか将来性を悩む生徒、彩花にもフォーカスが当たりました。
友達とは過ごすものの、自身のことに関しては干渉してほしくなくて、一人でいたがる部分も、奈未を彷彿させました。
彼女が遥かから背中を押してもらうことで、自分のやりたいことが若狭水産高校で見つかったことは何より良かったです。
しかし、代々から続く宇宙食サバ缶は、どこまでの代で、飛ばすことが出来るのでしょうか。
彩花と新しいクラスメートの結、乃愛、美咲が、瑠夏たちの思いを引き継ぐバトンを受け取りましたね。
若き高校生たちの実話に基づいた希望は、現実となるのか?朝野が教育委員会で働くことになる前に、叶ってほしいな。