田鎖ブラザーズ4話あらすじネタバレ
真(岡田将生)と稔(染谷将太)の両親を殺したと思われていた津田(飯尾和樹)は搬送先の病院で息を引き取りました。
そのことを看護師から知り、病院にいる真と稔。
津田の遺品の中から鍵と電話番号が書かれたメモを見つけた誠と稔は、その番号に電話を掛けました。
なんと相手は、辛島ふみ(仙道敦子)でした。
彼女は山岳写真家で、誠と稔の両親がかつて働いていた工場長、辛島貞夫(長江英和)の妻です。
(真)なんでふみちゃんが
(ふみ)もしかして、真くん?
(真)はい。聞きたいことがあります。どこかで会えますか
(稔)なんであの2人が繋がってるんだ。
(真)直接聞くしかないだろ。もしかしたら津田の動機も知ってるかもしれない。
(稔)あと手掛かりはその鍵だけか
そこへ、小池が2人に声を掛け、津田は犯人じゃないと言い出しました。
(小池)今入れたものを出せ、そいつは遺族を捜し出すまで管轄の強行犯係が保管する。勝手に持ち出せば処分の対象になるぞ。やめとけ!それ以上探っても無駄だ。津田はお前らの親を殺してない。
(真)なんでそれを
(小池)あの兄弟が警察の人間になるとはな。俺は昔県警の一課にいた。まさかあの事件を追っていた。まだ小さかったし、覚えてないのも無理ないな。あの夜、津田は出版社の人間に呼び出されて神保町の居酒屋で飲んでた。
(稔)アリバイの偽造は?当時の捜査資料にそんなことは。
小池は子供の頃から真と稔を知り、彼らの両親の事件を担当していました。
当時も津田は犯人じゃないことを子供だった真と稔に伝えていました。
(小池)犯人は必ずおまわりさん達が捕まえるから。
(真)俺達は夜うちに来るって聞いたんです
(小池)防犯カメラに映ってたんだよ。その映像に二課が追ってた政治家と映っていた。内部に漏れないように上の判断で報告はあげず、周知の事実にすることにした まさかお前らがまだ津田を追ってるとは。容疑者から外れたんだ。それ以上、警察が追わないの知ってるだろ
(真)だったらなんで逃げたんですか?津田のことでまだ他に知っていることはありませんか?小池さん
(稔)無実なら疾走する必要はありません。
(小池)津田はお前らのオヤジ以外にも取材をしていたかもしれない。火災のあった工場だ、あの周辺を嗅ぎまわってたらしい。おい、鍵。まぁ事件とは関係ないと思うけどな
(真)うまくやっておいてください。。似たようなものを用意してください。それくらいしてくださいよ。あの時何もしてくれなかったんだから。もうこれ以上、何も迷惑は書けませんから
(稔)知りたいんです。俺達の親がなんで殺されたのか。
(小池)もう時効だろ今更何がしたいんだよ
小池と一旦別れた後、真と稔はふみと津田の接点について独自で話し合いました。
(稔)工場を探ってたとするならふみちゃんと繋がるな
(真)津田は何を調べてたんだ
(稔)火災の後ここの土地は売り払ったらしい。でも何もなくなったわけじゃない。
(真)津田じゃいなら犯人は必ずどこかにいる。
強行犯係では放火殺人事件で殺された水澤愛子(武上陽奈)に付きまとっていたとされる東郷が金魂強奪事件の犯人、平中(福松凜)と共謀していた線を追うことにしました。
秋田県警の川野と協力しながら捜査を進めることとなりました。
(川野)秋田県警の川野です、お願いします。
(石坂)では早速、神奈川区のアパートでの放火殺人で住民の水澤愛子が死亡。住宅から1億円相当の金塊が見つかりました。照合した結果、1年前、秋田県で起こった4億円金塊強奪事件のものと一致しました。
(恵美)犯行は4人組。水澤愛子の名前は容疑者に挙がっていませんでしたか?
(川野)こちらではリストアップされていませんでした
川野はリモート中継で答えます。
(小池)その水澤は死亡する前、東郷という男性から付きまとわれていたという証言があります。強奪犯の1人か指示役だと思われます。何か東郷の情報は入ってませんか
(川野)今のところ情報はありません。その東郷が放火犯ということですか
(真)いえ、火をつけたのは平中勇吾だったと思います。
(川野)平中勇吾
(真)放火に使ったちらしは平中の住むマンションだけに配られたものでした。
(詩織)さらに、平中の首には痣があり、4人組の1人のタトゥーと酷似してたんです。
(竹内)平中と東郷は一緒に水澤を追ってたのかもね。
(小池)ただ、平中は車で逃走、現在追跡中です。
平中の家を家宅捜する真達。
(詩織)平中は慌てて逃げたんですかね
(小池)スマホの電源は切ってたんだよな
(詩織)はい、電波で所在を確認するのは難しいです。
(真)いい家住んでるなあー
(石坂)ここを出て東郷と合流したんですかね
(真)今頃2人で海外だろ
(石坂)浅い見立てですね。
(小池)おい、平中の遺体が見つかった。
誠が配属している強行犯係、宮藤詩織(中条あやみ)、係長の小池俊太(岸谷五朗)、刑事の石坂直樹(宮近海斗)、竹内恵美(赤間麻里子)の面々も捜査を進めます。
稔も検視官補助の桐谷千佳(内田慈)と日向伸也(池下重大)を始め、法医学者の神楽(JP【芸人】)に勇吾の遺体を調べてもらいました。
(神楽)スケール。遺体の刺創は背後に9か所確認されました。致命傷となったのは右肩甲骨の下部にある刺創です。刃先が肺にまで達し、血気胸を引き起こしています。
(詩織)犯人には強い恨みがあったんでしょうね
(稔)神楽先生、刺創の深さにばらつきがありますね。
(神楽)6センチから最も深いもので14㎝だ。
(稔)角度はどうですか?
(神楽)刃先はほぼ垂直に差し込まれてる。
稔は遺体の様子からして何かが気になっていました。
(真)なにが引っかかってるんだ
(稔)視奏力だ。強い殺意があるなら刃先は深くまでさし込まれる。浅い傷が複数あった。短い間に繰り返されたのか?
(真)急いでたんだろ、誰かが来れば犯行が分かるし、ざくざく刺せば傷の深さも変わるだろ
捜査会議で、水澤愛子と平中、横倉沙紀が幼馴染で共犯者だと判明しました。
(石坂)マリーナで刺殺された男は平中勇吾、23歳。県内にいくつかの不動産を保有している投資家です。本籍は水澤愛子と同じ秋田県。
(詩織)平中は幼少期からネグレクトを受け、諒信徒は疎遠になっていたようです。
(真)写真は平中の自宅にあったものですが、の科に水澤愛子、その友人の横倉沙紀と思われる人物も移っています。
(小池)平中が投資を始めたのは1年前、金塊強奪事件の直後。水澤愛子と同様、平中も持ち逃げした金塊を使用したのかもしれません。
(捜査一課長)解剖の結果は?
(稔)平中勇吾の遺体には防御創がありませんでした。
(竹内)つまり被疑者とは面識があった?
(稔)それは分かりません
(日向)防カメに犯行の瞬間は写ってませんでした。同時刻にマリーナ付近でスーツケースを運んでいる人物が確認されました。
(竹内)この男が東郷?
(真)犯行の目的はスーツケース。男が持ってるのは平中のものです。中身は残りの金塊かもしれません。仲間割れして持ち去ったと考えられます。強奪犯は4人組、ただの偶然とは考え難いです。
(竹内)ゆずるっていう少年が東郷の可能性も
(捜査一課長)引き続きこの事件の目撃情報、そして横倉沙紀を重要参考人として聴取する。
捜査会議終了後、真と稔は銭湯を後にし、水澤について話し合います。
(稔)変わってないな、ここ。でもわかんないんだよな。なんで幼馴染の水澤愛子の家に火をつける必要があったんだ
(真)あのさ、今プライベートなんだけど。。さっぱりしたのにこってりした話するなよ
(稔)持ち逃げしたのを殺せって言われたとか?それで東郷に裏切られて殺された。金塊が4人の関係を壊したのか
(真)とにかくあの写真の1人を捜し出すしかない
真と稔は茂木の中華料理店で夕食をとります
(茂木)あの津田って男は
(真)病気で死んだ。結局なにも聞きだせなかったよ。でもまだ何も終わってない。稔そっち頼むわ
(稔)分かった。
翌日。
稔はふみを訪ねました。
ふみは手術が成功し、普通に歩けるようになっていました。
(ふみ)どうぞ
(稔)真は急な出張で秋田に行くことになって。ふみちゃんは?
(ふみ)私は手術の後、地道にリハビリ続けて、まだまだ現役よー、来週また登りにいってくる。あの頃は、もう無理かなって諦めてたんだけどね。今日は何か話があったんでしょ?
(稔)今では個展を開催しているんですよね、ネットで検索しました。凄いですね。津田雄二という男を知ってますね?昔ノンフィクションを書いていた作家です。事件の前、この男が訪ねてきたことはありませんか?ふみちゃんの連絡先を持っていたんですよ。
(ふみ)ごめんなさい、あのときはまだ人と会わないようにしてたから
(稔)お久し振りです、話を聞けますか?
稔は鬱状態のようになっている貞夫(長江英和)に会いました。
(ふみ)あなた、稔くんほら田鎖さんのところの。ごめんなさい、今体調が悪いみたいなの
その頃、真、詩織、川野は秋田へ向かう途中、車の調子が悪くなりました。平中や愛子、沙紀が昔、世話になっていた子ども食堂に向かいました。
(石坂)JAF呼びます?
(川野)馬鹿か警察がJAF呼ぶかっつーの
(真)こりゃ時間かかるな
(川野)でも浅見町といっても広いですからあの写真だけだばなんとも
(詩織)きっと家には帰りたくないから近くに居場所を探していたと思うんですが
(川野)公園とかですか
(詩織)外にはいません。すぐに補導されてしまうんで。一番いいのはお金がなくてもご飯まで食べさせてもらえる場所ですけど。この場所に間違いないですね。この子たちに見覚えありますか?
(真)4人の仲は?
(子ども食堂の女性)あの子達、親で苦労してたから。あちこち移り住んでいっとき、同じ時期に来たんです。ここにいる時はいつも一緒恵したよ。いつか4人で一緒にお店やりたいってよぐ話してました。自分達のようにいろんな事情を抱えて得る子供達に来てもらいたいって。ゆずるくんは時々顔を出してくれました。
(詩織)ゆずるくんは東郷ゆずるですか
(女性)いえ、吉本ゆずるくん。会いに来てくれました
(詩織)吉本ゆずるさんはどこにいるかご存じですか?
(子ども食堂の女性)お母さんの介護施設さは行ってるみたいです。
ゆずるは持病持ちの母親のヤングケアラーをしていたことが判明しました。
吉本ゆずるの母を介護施設に訪ねた真と詩織。
(介護施設職員)あの車椅子の方が吉本ゆずるさんのお母さんです。吉本さんのお母さんは持病があったんですけど、今までは、吉本さんはお母さんの介護をしていたそうです
(真)ただ誰でも利用できる施設じゃないけどな
帰宅した真と稔。
(真)秋田のコンビニの弁当。稔の好きなグミも買ってきたぞ。ふみちゃんどうだった?ダメだったか
(稔)津田とは連絡を取ってなかったし工場長とも話せなかった。津田はあの工場の何を探ってたのかそれが事件と関係あるのか何も分からない。ロッカー、机の引き出し、南京錠、いろんなとこに使われてる鍵だった。こんなの100年あっても。
(真)親父の机は?あの引き出しもずっと鍵がかかってた
(稔)だったら工場とか繋がるかもな
ふみはその頃、鬱状態の貞夫に寄り添っていました
(ふみ)来週、飛騨のほうに行ってくる。大丈夫よ、あなたは何も心配しなくていいから
真と稔は、家で秋田の件について話し合います。
(稔)秋田はどうだった?
(真)最後の1人は吉本ゆずる、東郷じゃなかった。恐らく東郷は指示役だ。金塊を持ち逃げした4人を追いかけてきたんだろ。吉本も神奈川県に住んでて今、捜査員が自宅を張り込んでる。朝まで待って吉本のガラを取る予定だ。でも調べなきゃよかった。吉本はヤングケアラー、横倉は父親に借金があった
(稔)吉本は危ないんじゃないか。必死に生きてきたんだな、子供だけで
(真)そうだな
吉本を逮捕するべく、それぞれ張り込む真、詩織、石坂、小池。
(石坂)吉本を訪ねてくる人はいなかったですね
(小池)東郷も現れなかったか
真と詩織も張り込みします。
(詩織)横倉沙紀は大丈夫なんでしょうか
(真)一課が追ってるけどまだ見つかってないってよ。
(詩織)マンションの防カメは?
(誠)防カメごと持っていかれたらしい。4人でカナ側まで逃げてきたのにな。
(詩織)強盗なんて馬鹿なことするからですよ
真らは、自宅アパートから出てきた吉本ゆずるを逮捕。
ゆずるは沙紀が話を持ち掛けたと話しました。
(ゆずる)騙されたんです。あの時、沙紀から連絡があって。報酬は一人30万円でした。そもそも捕まるわけないって思っていたし俺らはそれで充分なんです。30万円あれば母さんを介護士に預けられる。僅かでも自由でいられる。
(小池)どういうことだ
(石坂)たった30万円で強盗を
(真)実際は警察や東郷に負われることになったんだろ
沙紀は金塊強盗の話を愛子とゆずる、平中勇吾に持ち掛けました。
(沙紀)4人で金塊を盗むの。指示役の東郷って男に誘われたんだけど持ち主は税金対策で盗まれえた名目が欲しいだげなの。東郷も警察に追われることはないって出来レースの強盗だな。
詩織はゆずるに思うところがあり、感情移入しました
(詩織)そういう時は自首しなさい
警視庁に戻り、吉本の状況を整理しながら、今後、沙紀の行方を追うと共に、さらに捜査を続ける一同。
(竹内)秋田から逃げた後金塊を現金化したのね
(小池)無許可で営業してる質屋が横浜にあったようです。1億ずつ分けて借金を返したり親を施設に入れたり。
(石坂)やっと親から解放されたんですね
(真)そんな4人を東郷は騙したのか
(恵美)吉本から東郷の足取りは辿れそう?
(石坂)いいえ、会ったこともなければ連絡を取ったこともないそうで。
(小池)結局繋がってるのは拉致された横倉沙紀だけか
晴子は茂木を訪ねました
(晴子)わぁ懐かしい!もっちゃんのチャーハン。チャーハンに蝋燭立てて、稔の誕生日お祝いしたよね
(茂木)懐かしいだろ。稔の誕生日。
(晴子)あの時はどこにでもいる子供に見えた。ちゃんと寄り添ってたらあの2人には別の未来があったかもしれない
(茂木)なに言ってんだよ、晴子はちゃんと支えてたよ
(晴子)またいつかああやって笑えるといいな
その夜
稔と晴子はいつもの釣り堀で合流します。
(稔)やっぱりここか質入れして店に入れようと思ったんだけど。もう必要なくなったから
(晴子)これって津田の?
(稔)なにか思い出せることない。犯人の顔を見てるのははるちゃんしかいないんだよ。ごめんね
(晴子)覚えてない。手掛かりは何もないね
真は晴子の質屋に行きました
(真)はるちゃんいい質屋、紹介してよ
(晴子)喧嘩売ってるなら買うわよ
(真)横浜にある翠蓮堂っていう店知ってるか。金塊を売ってる。だから他に一線を越えている店を知りたい。足がつくまで持ってるわけないだろ、東郷はすぐにでも換金したいはずだ。時間がない早くしてくれ。
(晴子)そこなら警察に目を付けられて半年前に自分の国に引き上げたわよ。真は何も言わないのね。悪いけど、同業は売れない。こっちにはこっちのルールってものがあるの
翌朝、平中の鑑識結果について疑問点を経緯士官補助、桐谷に聞く稔。
(桐谷)平中勇吾の鑑識結果ですか?
(稔)はい、吉本ゆずるの調書を読んだんですが、平中は東郷と面識がないそうなんです。顔見知りじゃないなら駐車場の足跡が気になって。 雨だったので辺縁部の足跡しか残ってない。平中よりも統合のほうが歩幅が明らかに小さいんです。東郷の防カメを歩容解析に回してください。
(桐谷)でも対象者がいないと識別できませんよ
(稔)構いません歩き方の特徴を知りたいんです。
詩織は東郷が金塊を持ち逃げし、横倉沙紀が未だ拉致されていることを知りました。
(詩織)もう換金したかもしれないですね。東郷が平中の金塊を持ち逃げしたのは3日前。横倉も金塊を残していたとしても拉致されたのは2日前です。
真は晴子から横浜の亀宝(きほう)という店が横流しをしていることを知りました
(晴子)この店外れだったでしょ
(真)冷やかしなら切るぞ
(晴子)今、質屋に金塊が持ち込まれたみたいよー目ぼしい店から連絡が来るように手配しておいたの。横のつながりは大事にしないとね。店の名前は横浜の亀宝。
次に稔からの検視の電話を受けました
(詩織)東郷はまだ店にいますかね
(稔)刺創の深さに違いがあったのは筋肉が少ないからだ。防カメの東郷の歩き方を解析した結果、約90%の確率で、東郷は女性だ。
なんと、東郷は最初から存在せず、女性だということが判明しました。
そして、横倉沙紀を訪ねました
(真)横倉
(沙紀)あーあバレたか。わざわざ腕まで切ったのにな。1本いい?最後だから
煙草を吸う沙紀
(真)東郷はお前だろ
(沙紀)東郷はね、うちに来てた取り立て屋。毎日家に来てうちのドアを叩いて金返せって。あの声が耳にこびりついて、とっさにその名前を使っちゃったの。あの子、不愛想の癖に勘は鋭いのよね
(真)水澤愛子はあそこの時点で気づいたんだろ
愛子が沙紀の嘘を見破りました。
(愛子)東郷って最初からいないでしょ。沙紀ちゃんのでっち上げだべ
(平中)愛子が自首しようとしてるってことだが。
平中を騙し、愛子の家に火をつけることを実行しました。
しかし、愛子が不在だと思っていた予想が外れ、彼女の命を奪ってしまう形になったのです。
(沙紀)少し脅せば愛子も考え直してくれるかも。勇吾には愛子が裏切るってことにして、私が仕事中ってことにすれば東郷はいると思わせることが出来ると思った。放火できる。まさか愛子が家にいたなんて
平中は警察にいって自首すると先に言い出しました。
(平中)警察が来た。もう逃げられねぇって。自首する。愛子がいないと思ったっていわないと。
(沙紀)あれは事故よ。勇吾のせいじゃねぇって。
(沙紀)もう後戻りはできなかった、別に後悔はしてなかった。あんな家に生まれたかったな。あの食堂にいた子どもはみんなお金が必要だった。夢もなく生きるか悪いことするしかなかった。んだけど金があれば全部変わる。金さえあれば
(真)それでどうなった?金を手に入れたら思い通りになったか?
(沙紀)こうなったのは全部親のせいだから
(詩織)全部あんたのせいよ。あんたがいなきゃこんな苦労をしなかった。ろくでもない親はみんな子供にそういうの。でも親を困らせたくないから誰にも助けって言えない。あんたなんか生まなきゃよかったって言われても、それでも親を見捨てられない。馬鹿みたいよね
詩織はまるで自身が虐待されて育ったような話しぶりで、沙紀を厳しく叱りつつも気持ちに寄り添いました。
(小池)あの車、今日、水澤愛子の自宅に納車されえた。業者によると、友人と4人で店を始めるんだって嬉しそうに話してた。水澤はあの金塊を1円も使ってなかった。
小池は水澤愛子が最初から、裏切るつもりはなかったと話しました。
(詩織)水澤が?
(真)お前らの使った金はみんなで稼いで返すつもりだったんだろ。本当に東郷がいれば良かったな
詩織は生い立ちを誠に話しました。
(詩織)気になるんで話しますね。子供の頃、父親が別の女を選んで、両親が離婚しました。母よりも派手で綺麗な人でした。それから、母は洋服や化粧品を買いあさるようになって、家からお金が無くなると私に万引きを強要するようになったんです。1歩間違えたら私もあの4人の一人でした。けど家庭環境ですべてが決まるわけじゃない。どういう道を選ぶか自分次第ですから。ちょっと何か言ってくださいよ
彼女は虐待を生き抜いた大人、「虐待サバイバー」でした。
そこで、勇吾や横倉沙紀に情が入り、カッとなってしまったのです。
(真)別に何も言うことねぇよお前ならもう間違わないだろ
真と稔は釣り堀で事件の後話し合いました。
(真)俺たちの親どうだったちゃんとしていた
(稔)休みの午前中は2日酔いだった。たしかに酒臭かった。お母さんがやかんの水掛けて起こしたことあった。
(真)あったあったよく覚えてるな。しかたねぇよあの時5歳だったし。
(稔)結構忘れてるよ、思い出せないことも増えたし、真が羨ましいよ
真と稔は、自分達の実家に行きました。
父親の引き出しを開け、中身を探ります。
子供の頃に描いた絵や、父親が手作りでロボットを作ったことを懐かしみます。
(稔)真、ここから見てたんだろ、あいつ親父から何が聞きたかったんだろ
稔は真に、津田がしつこく自分達の父、朔太郎(和田正人)に聞き込んでいたことを知りました。
(真)俺もふみちゃんのところ行ってみるわ。今度は工場長から話を。
ふと、父が作ってくれたろぼっっとを触ると、その中に小銭が入っているような音がしました。
なんと中には銃が隠されていたのです。
田鎖ブラザーズ4話感想・みどころ
今回は、家族関係に恵まれなかった4人の容疑者にスポットを当てながら、田鎖兄弟の父の死の真相に僅かながら近づきましたね。
家庭環境に恵まれなかろうが、罪が許されるはずがない。
悪事にも手を染めることで、生き抜こうとする愛子、勇吾、沙紀、ゆずるらの生き様が切なすぎました。
浴衣を着て写る幼少期の4人は、普通の家庭で育ったようにしか見えませんでしたが、その小さな背中に抱えているものを想像すると胸が痛みます。
本日の事件を追うなかで、田鎖兄弟の両親の殺害に関与していると思われるのが、貞夫とふみ。
子供の頃に、家族同然に良くしてくれた彼らが抱えている秘密が気になります。
ふみは手術が成功して、普通の生活が取り戻したことは良かったですが、夫を庇いながら隠れて生きている気がしました。
その夫、貞夫は、田鎖兄弟の両親の件で、心のトラウマが消えないのか、鬱か認知的な疾患を患ってしまったのでしょうか。
それとも、朧気で何も分からないふりをしているのか…。
彼らの行動と、田鎖家のおもちゃに隠された銃が、父の朔太郎が真と稔に残したダイイングメッセージのように感じた4話でした。