田鎖ブラザーズ7話あらすじネタバレ
田鎖真(岡田将生)が市役所の福祉健康課の相談員、秦野小夜子(渡辺真起子)に父、朔太郎(和田正人)が殺されてからの心境をカウンセリングしてもらっていました。
カウンセリングが終わると、稔からの着信に気付いた真。
西浦綾香(川崎珠莉)に妻、宇野洋子(大橋明代)を事故で殺された被害者遺族の、宇野孝道(山本浩司)が転落死しました。
現場に駆け付けると、弟の田鎖稔(染谷将太)の話もろくに聞かず、宇野の死を自死と決めつける、誠。
(詩織)田鎖さんどこ行ってたんですか。宇野は職場に退職届を出していました
(真)遺体は?
(石坂)(宮近海斗)宇野孝道です。
(真)奥さんの後追ったのか。西浦綾香さんのマンションの防カメに宇野が映ってました。殺したのは宇野で間違いない。復讐が終わったから宇野は。自殺だ。今回は事件じゃない
(小池)決めつけるのはまだ早いだろ
(稔)ちょっと上を見てきます。桐谷さん、解剖の手続きお願いします。
そこへ、稔の相棒で、検視官補助の桐谷千佳(内田慈)がやって来ました。
(稔)宇野孝道、50歳男性、18時頃、通報を受けたそうです。現場保存を行い、周辺から聞き込みを。
(真)余計な仕事増やすなよ。どう見ても自殺だろ。宇野の復讐は終わった。宇野はビルから飛び降りた。それが真実だ
(稔)俺は自分の仕事をするだけだ。そんなに自殺にしたいのか。言ったろ、俺は真実にしか興味がない。これは自殺ではない、他殺だ。
真の態度の異変に気付く、強行犯係の宮藤詩織(中条あやみ)。
真が小夜子と話した直後から、様子がおかしいこと、そして、直近で起きた3件の殺人事件の被疑者が全員、小夜子の元へ訪れていたことから、稔、真、小池(岸谷五朗)、竹内恵美(赤間麻里子)たちは小夜子を殺人教唆の容疑で捜査を進めることにしました。
捜査会議が直ちに開かれました。
(日向)事件の発端は3年前、車を運転していた西浦綾香さんが、道路に飛び出してきた宇野洋子さんをはねて死亡させた事故でした。そして先日、その西浦さんが走行中の車内で一酸化炭素中毒で殺害されました。
(小池)容疑者は洋子さんの夫、宇野孝道。防カメから西浦さんの車に細工していた男は宇野だったことは確認されてます。妻を失った恨みから復讐に及んだと思われます。しかし、昨日、18時頃、宇野孝道はビルから転落、遺体となって発見されました。
(稔)通常飛び降りの場合、体は建物の真下で着地します。一方、突き飛ばされた場合は、放物線を描いて落下するため、着地点は建物より一定の距離が生じる傾向にあります。他殺の場合。宇野孝道は衝突してから着地したんです。頭に擦過傷があり、隣接するビルの外壁に付着していた血痕と一致しました。宇野は隣のビルに衝突し、建物の真下に転落したものと思われます。以上のことからこの事件は他殺と思われます。
(竹内)遺体は建物の真下で発見されたのよね。
(詩織)我妻拓海のアリバイを確認してもよろしいでしょうか。我妻に動機は充分あると思います。
(竹内)ただし、先入観は捨てなさい。容疑者と決めつけたらそう見えてしまうから。
(日向)西浦綾香の婚約者か
詩織の意見に、真は反対でした。
(真)無駄だ。宇野が西浦をやった情報はどこにも流れてない。
(詩織)ですが、宇野に恨みを持った人物の犯行だとすれば、最も可能性が高いと思うんですが。
詩織は西浦綾香の元婚約者、我妻に当日何をしていた聞きました。
(詩織)我妻さん昨日の18時ごろはどちらにいましたか?
(我妻)お義理さん達と不動産屋で部屋の解約をしてそれから自宅に。
(詩織)その後、お一人で?
(田鎖)もういいだろ
詩織は稔に、秦野小夜子が怪しいと睨み、宇野が秦野のカウンセリングを受けていたことを伝えました。
また、真の様子が変だと話します。
(詩織)田鎖刑事なんですけど、最近ちょっとおかしくないですか?連絡が取れなくなったり、すぐ捜査を切り上げてしまうんです。いつもの面倒くさいって言うのとはまた少し違うような。
(稔)気になったのはいつごろからですか?
(詩織)市役所に行った後ぐらいですかね。
(稔)市役所?
(詩織)そこの健康福祉課の相談員が引っかかるんです。これでその相談員は容疑者を3人も担当したことがあるんです。我妻拓海、宇野孝道、そして、成田温子。受験の採点ミスが隠蔽された時の母親です。
そこで、稔は真の勘が当たったと感じました。
(詩織)もしかしたらその相談員が3人の殺人を促したのかも。
(稔)相談員の名前は?
(詩織)秦野小夜子です。
稔は秦野と対面します。
(秦野)弟さんですか?誠さんから検視官をされていると伺いました。若いのに優秀なんですね。
(稔)兄とどのような話を?犯罪心理学を専攻していた支援員とどんな話をしたのか。すいません大学に問い合わせました。教えていただけますか?
(秦野)気になりますか?相談内容に関しては…。
相談内容に関しては守秘義務を貫き通そうとする秦野。
(稔)弟として兄の相談を
(秦野)心の根っこを聞かせてもらったんです。きっと弟にも言えなかった、真さんの心の根っこ。でもあなたにもありますよね。お兄さんに言えないこと。相談するなら嘘はいけませんよ。あの日から真さんに守られてきましたよね。まだ幼かったし、稔さんがふさぎ込むのも無理ないです。あなた分かってましたよね。まだ7歳の兄があの日から背負ったもの、事件のほかに誠さんは失った両親の隙間を埋めなければいけなくなった。生活、学校、将来、自分のことよりも稔さんを優先に考えていたんじゃないですか。そしてあなたはそれを心苦しく感じるようになった。自分はお兄さんに何もしてあげられない
(稔)まるで見てきたみたいですね
(秦野)でもあなたにもできることがある。あなたにしか出来ないこともある。今度は稔さんの心の根っこ聞かせてもらえませんか。
稔は秦野が手強い心理戦で、自分を懐柔しようとしていると察知しました。
ふと、秦野に着信が。
(秦野)迷惑電話かな
それは稔が仕掛けたもので、わざとお茶をこぼして、秦野の注意を引くことに成功しました。
秦野は案の定、稔の見立て通り、テレシークで、子供の受験の不正で罪を犯した母親と繋がっていました。
(詩織)秦野は殺人を教唆していたのかもしれません。
(恵美)仮に犯行を誘導したとしても立件まで持ってくのは難しいわねぇ
(日向)一課のほうで秦野の身辺を探ってみます。
稔は真を呼び止めて、テレシークの件を話します。
(稔)真?
(真)こんなとこで何してんだよ
(稔)真こそ一人で何を。ちょっと話がある。
(稔)秦野小夜子のスマホにテレシークがあった。証拠になることはそれでやり取りしてるんだろ。裏を返せば、それ以外いくら張っても何も出てこない、厄介な相手だ。ちょっと待て、五十嵐組はノートを処分してた。
(真)厄介なのはどっちだ。裁かれもしない加害者だろ。掃除屋?
稔は他の刑事に晴子と五十嵐組の件で文句を言われました。
(刑事)お前ふざけんなよガセネタ掴ませやがって
しかし、稔は五十嵐組が「掃除屋」として、余計な人物や証拠を隠ぺいしていたメールを魅せました。
(稔)待てよ。五十嵐組と繋がってる。津田のノートが見つかるかもしれない
辛島金属工場の、辛島(長江英和)と辛島ふみ(仙道敦子)夫婦と、五十嵐組との繋がりを疑う、真と稔が両親を殺された日に、同じ犯人の被害に遭った質屋の店主、晴子(井川遥)。
夜に、小池が晴子を訪ねていました。
何故、田鎖家に事件の日にいたかを訪ねました。
(晴子)もう終わりよ、明日にして
(小池)悪いけど明日は忙しいんだ。なんの用?ただの客じゃないでしょ。
(小池)嬉しいな、覚えてたか。そんな警戒するなって。なんでこっちに戻って来た?
(晴子)たまたま縁があっただけ
(小池)あの時も偶々か?あの事件の日、なんであの家にいた?
(晴子)いつの話よ
(小池)1995年4月26日。午後10時54分の話だ。あの兄弟に力を貸すな。あいつらだって知ってるだろ。もう時効だ、あの事件は終わったんだよ。偽物はやめとけ
(晴子)アルバイト帰りに通っただけ、言ったでしょ。30年も経って取り調べみたいなことするのやめてよ。笹岡さん元気ですか?あの時の相棒、刑事辞めさせられたそうですね。元捜査一課の笹岡さん、以前、五十嵐組と親しくされていたようですね。
かつて、小池と共に、田鎖兄弟の両親の死を捜査していた、笹岡が五十嵐組と繋がっていることをあらかじめ笹岡に会って突き止めた、晴子。
そこで、真と稔は、笹岡が働く工事現場で、五十嵐組と彼らが繋がっていると追求しました。
(作業員)なんやお前ら
(稔)ここではなんでも処分してくれると聞いたんですがどんなものでも引き受けてもらええるんですか?
(真)例えば誰かに見られたら困るものとか
(作業員2)うちは契約してる企業さんとしか仕事せぇへんのよ
(真)五十嵐組のことですか?
(稔)ここ五十嵐組のゴミ捨て場ですよね。最近、引き取った物を見せてください。処分したふりして色々、転売しているようですが。これ五十嵐組に見せてもいいですか?これ五十嵐組にばれたら?
作業員たちの弱みを握り、彼らが五十嵐組に処分したふりをして、犯罪に使われた凶器を転売していることを告げた、稔。
作業員たちは捨てた津田のノートの切れ端を真達に渡しました。
帰宅後、稔はシュレッターで粉々になった津田(飯尾和樹)のノートに何が書かれてあるか復元しようと試みます。
(真)そんなもん復元できるのかよ
(稔)津田のノートはこの中にあるんだから。
(真)お前、パズル好きだったもんな。
(稔)別に好きでパズルをやってたわけじゃないよ。事件の後、外に出たくなかっただけだ。あの時、どこ行ってもじろじろ見られてみんなが敵に見えた。友達も大人も初めて会う人も、今でもそれは変わらないんだけど。今更味方を作るのも怖いし。
(真)知ってるよ
(稔)秦野小夜子は敵だよ。味方のふりをしてるだけだからな。
茂木は辛島ふみから、田鎖兄弟の家から証拠を盗んでほしいと頼まれました。
茂木は意を決して協力できないことを伝えます。
それでも、ふみと貞夫はそれぞれのやり方で、茂木を支配しました。
(茂木)俺、子供の頃から知ってるからあいつらのこと裏切れないです。
(貞夫)俺達は、あいつらが生まれる前からの付き合いだろ?茂木!
(ふみ)この前ね、新しいカメラで試し撮りしたの。カルさん凄くいい顔してたから、もっちゃん、これ持ってって。みんなが幸せになるためなの。
ふみは、茂木の母、カルをカメラで写した写真を手に握らせて、言うことを聞かせたのでした。
警視庁では、秦野小夜子を逮捕出来ないかどうか話し合っていました。
(日向)(池田重大)相談員の秦野小夜子は3人の容疑者を担当していました。一人目は成田温子。息子の賢心が身代わりに出頭しましたが、温子本人は自白に至っていません。推測される殺害方法は薬の飲み合わせ。それが掲載された新聞記事が見つかりました。
(小池)2人目は宇野孝道。運転中の西浦綾香さんを一酸化炭素中毒で西浦綾香さんを殺害したと考えられます。
(日向)これは同様のトリックが用いられた推理小説です
(詩織)3人目は我妻拓海。誘導して宇野を転落死させた可能性があります。
(真)福祉健康課の同僚によると、秦野は相談者に本などを勧めることがあるそうです。恐らく復讐させるため、それらで殺害方法を示唆していたと思われます。ただ、宇野は秘匿性の高いアプリを使ってたので、教唆の証拠は見つかりませんでした。秦野のスマホにもテレシークのアプリがありましたがそれだけじゃ立証できません
(小池)殺人の証拠を見つけて、秦野の関与を引っ張り出すしかないな
成田の息子に秦野について証言してもらえないかと手紙をアパートのドアに挟みました。
(詩織)なんでそこまで
(石坂)なんか、ちょっとうちと似てるんですよ。親父は仕事でいなくて、あまり顔を合わせる時間なくてほとんど母親と2人だったんです。母親に迷惑ばかりかけてきたんで、今は母親を安心させたい。だから成田の息子分かってくれると思うんですよ。間違った母ちゃんを今度は自分が助ける番だって。
綾香が亡くなった事故現場に手を合わせる拓海をそっと寄り添いながら、秦野とのかかわりについて尋ねる、真と詩織。
(詩織)綾香さんに報告ですか?もう終わったなら話してもらえませんか
(拓海)なんの話ですか
(真)不思議だと思いませんかなんでみんな復讐しないんですかね?自分の子供だったら絶対許さないそんな話よく聞くけど絶対やらない。遺された家族のことを理由にして、無理やり自分に蓋をする。踏ん張って締めたその蓋を秦野小夜子がこじ開けたんですよね。なんの痛みも知らないのに。秦野小夜子はほんとにあなたの味方なんですかね
(我妻拓海)失礼します
(真)青、透明、紫、白
真達は、屋上に上がり、我妻と綾香がつけていたブレスレットから、我妻が屋上にいて、宇野を突き飛ばした証拠を得ようとしていました。
(詩織)パワーストーン探して!
(小池)もう少し説明しろよ
(真)我妻は彼女とお揃いのブレスレットをしてました。でも事件の後、その石の配置が換わってたんです。事件の後は1か所だけ白が抜けてました。
(石坂)そんなのよく覚えてましたよね
(真)ここで宇野が転落した時、もしブレスレットがちぎれたとしたら
(詩織)拾いきれなかった石があるかもしれません。
(石坂)じゃあその石が見つかれば
(真)我妻はここにいたことになる。
その頃、稔は茂木と家にいました。
茂木は稔の、津田のノートのシュレッターにかけた紙の切れ端を並べるのを手伝っていました。
(詩織)石はもう全部拾い集めたのかな
(石坂)事件とは関係なくちぎり始めたとか。完全に行き詰まりだー
(小池)そろそろ切り上げるかなぁ
(真)宮藤缶切り
(小池)石坂、屋上行って水流して来い
そして、綾香の婚約者、我妻を取り調べる小池と日向。
(我妻)あの日、先生の指示で屋上に行きました。
(小池)どうやって屋上に?
(我妻)先生が呼び出してくれたんです。
(小池)その後は?
それでも、秦野を殺人で引っ張ることは出来ません。
(石坂)秦野を引っ張りますか?
(小池)いや、無理だ、殺害を指示した証拠も宇野を呼び出した証拠もない。
(詩織)それさえあれば逮捕出来るのに
(真)秦野は徹底して痕跡を消してるからな。
(石坂)成田さん、どうしましたか
そこへ、秦野のカウンセリングを受けていた成田温子(中島ひろ子)が警察に来ました。
(温子)息子と話しました。本当のことをお話します。
(小池)一条さんの事件には不明な点がありました。どうやって入試の隠蔽を知ったんですか?
(温子)タブレットです。一条さんは私が勤めてた薬局を利用していました。薬を処方している時に忘れて行ったんです。すぐに追いかけようと思ったんですけど。ろくに取り合ってもらえませんでした。
殺そうと思っていなかったものの、温子は彼女がかつて薬剤師として働いていた薬局に、一条が訪れた際、彼のスマートフォンの置き忘れに気付きました。
スマートフォンを届けようと思った矢先、息子の賢心が受験する大学入試の採点ミスの隠蔽に関するメールを偶々見てしまい、犯行に及んだのでした。
一条に採点ミスの件を問い詰めた際、彼は温子にこう言っていました。
(温子)お願いします、でもメールには採点ミスって書いてあります。息子を追加合格してくれませんか?
(一条)こんなのただのいたずらでしょ。いくらです?お金が目当てでしょ。
(一条の妻)お客様?
取り調べに戻る小池と石坂。
(小池)それで殺害までは
(石坂)他にも公表の仕方がありますよ
(温子)市役所の秦野さんに言われたんです。大学は認めないだろうし、もみ消されて終わりだろうって、このままだと賢心だけが苦しむことになる。どうしても踏みとどまれなかった。
(石坂)なんで踏みとどまれなかったんですか?母親にこんなことされたら余計、苦しいっすよ
真たちはますます、秦野を逮捕しづらい状況に焦りを隠せません。
(小池)秦野は事実の可能性を並べただけだ
(真)殺害教唆も新聞記事を見せただけですか?
(小池)逮捕までは持ってけない。今回は負けかもしれないな
詩織が止めるなか、真は意味深に独自で動こうとすると、稔に呼び止められました。
(詩織)どこ幾ですか?
(稔)また相棒に迷惑かけるのか。仕事だよ、あとついでに…秦野は自分の痕跡を残さずに教唆を重ねてた。ただ、成田は新聞記事、宇野は推理小説を使ってたけど、我妻の殺害に関してはモチーフが見当たらなかった。
稔は真に秦野が殺人教唆した証拠のUSBを見せました。
(詩織)たしかに宇野は転落死でした。
(真)計画とは違ってたのか?
(稔)宇野は職場に退職届を出していたから逃走を図ろうとしていた可能性がある。
(真)計画とは違ってたのか。だから我妻は急ぐ必要があった
(稔)秦野小夜子もな。後はこのデータを開いてもらえばわかります。おとりにでもなるつもりだったのか。また秦野にそそのかされずぞ。
(真)そんなわけねぇだろ
(稔)なら、落としてくれ。嫌いなんだよ。アイツ。
真は秦野を訪ねます。
(秦野)こないだは弟さんがいらしてましたよね。今度一緒に来てください。
(真)もう会うことはありません。あなたを逮捕することになるんで。これまであなたはここで多くの相談を受けてきた。相談者からは先生と呼ばれるほど信頼されてた。ただ、そのなかで、あなたは吟味してたんだ。その傷の深さを。我妻さん、成田さん、宇野さん。あなたは復讐する相手がいる相談者に殺害するよう誘導したんですよね。
(秦野)私は仕事をしただけですよ。みんなの悩みを聞いて時々、気分転換のために本をおすすめしただけです。それの何が罪になるんですか?
(真)確かにそれだけじゃ裁かれることはありません。でも、最後の我妻だけは違った。復讐相手の宇野が逃走を図った。警察の捜査が追っていたからおじけづいたんでしょう。宇野に逃げられると、我妻の復讐が成立しない。宇野に逃走資金を渡すと言って、あのビルに呼び出し、そこに我妻を誘導して殺害するよう、仕向けたんだろ。復讐の復讐をさせる為に。ずいぶん余裕ですね。
(秦野)そう見えるならそうかもしれませんね
(真)たしかに。指示はテレシークを利用してたから証拠はありません。我妻が証言してもあなたが否定すればそれ以上の真相は分からない。勘違いするな。証拠が出てこないのは相談者のほうからだ。宇野の逃走は想定外。だからあなたは我妻に犯行を急がせた。ここから指示するしかなかったからだ。これは宇野が殺害される1時間前の市役所の映像だ。ここからだ、ここの部分の音を科捜研に解析してもらった。
真に解析してもらったその音声には、秦野が宇野を自殺に見せかけて殺すように、指示したのです。
秦野に解析してもらった音声を見せました。
(秦野)じゃあまたね。そうかなぁ?きっとあなたは私に会いに来ると思う。
そこへ、連行されていく秦野を、成田温子の息子、賢心が包丁で刺そうとしていました。
母を苦しめた復讐でした。
運良く察した真が止めました。
(真)お前も相談か。ごめんな、今日はちょっと無理だわ。賢心。お前はやめとけ
真は賢心にラーメンを奢りました。
その後、成田賢心は出頭しました。
詩織は晴子と釣りをしながら、成田が出頭して、秦野を襲おうとした件について話したことと、30年前のことを伝えました。
(詩織)成田の息子が出頭してきました。
(晴子)今度はちゃんと話してくれた?
(詩織)めっちゃ素直です。
(晴子)真は?
(詩織)もうすっかり元通りです。
(晴子)それはそれで厄介だな。
(詩織)前に言ってましたよね。田鎖さんとは腐れ縁って。あの事件からでした?1994年4月25日にあった蓬田町一課殺傷事件。でもまだ犯人は捕まってない。
(晴子)もう時効よ
その頃、茂木はふみから脅迫されていました。
(ふみ)証拠は?見つかった?
(茂木)ちゃんと探してきました。何もなかったです。いや、だからそこまで心配しなくても。
(ふみ)どうしてもあの兄弟を守りたいのね
ふみの言葉のかけ方はまさしく、茂木を「消そう」としていました。
真と稔は辛島金属工場と五十嵐組の資料をコピーしていました。
(真)これで津田のノートが
(稔)30年前、何があったか分かるはずだ。ただ、あの密造の闇歯使い。関係者は辛島金属工場五十嵐組、それ以外に。
(真)誰だよこんな時に
(稔)なんで?
すると、2人を小池が訪ねてきました。
田鎖ブラザーズ7話感想・みどころ
辛島金属工場と五十嵐組の癒着、そして、真と稔の両親が隠していた深い闇の事実…。
そこに近づこうとした時、辛島夫妻の言いなりにされていた中華料理店の店主、茂木の身に迫る命のタイムリミットを感じさせました。
前半は、役所の相談員の秦野が、クライアントの成田温子、宇野、我妻に対して、洗脳させながら、殺人教唆していることが明るみになりましたね。
秦野は相手の心理を巧みに操り、弱みを握って誘導するのが不気味なほど専売特許。
真も前回、カウンセリングを受けた時はコントロールされてるギリギリで、何とか刑事の理性で踏みとどまれましたね。
稔が言うように「俺はあいつが嫌い。そそのかされるぞ」って言ったの凄くわかります。
秦野が逮捕されていくなか、彼女に母親を犯罪者にさせられた成田賢心が、「無敵の人」になる手前でした。
ハラハラしましたが、真が兄のように寄り添いながら、止めてくれて良かったです。
終盤では、晴子が味方のふりをしてるように見えて一番怖かったです。
晴子が幼かった真と稔と同じ被害者でありながら、実はわざとあの場にいて、犯人に切り付けられたのでは?と思いました。
秦野とは違い、面倒見のある「姉」のように、田鎖兄弟に協力的ですが、小池や、詩織との会話から匂うものを感じました。
晴子は適当にはぐらかしていて犯人と実は繋がっていたのか?はたまた、小池も晴子と何かしら事件と関連がありそうですね。