フェイクマミー

フェイクマミー3話

フェイクマミー3話あらすじネタバレ

授業参観を控え、柳和学園1年生の子供たちは母の日をテーマに作文を書いています。

(智也)お父様お母様に読んでもらう作文を書いてもらいます。母の日は何か知っていますか?

(圭吾)お母様にカーネーションをプレゼントする日です

(有紗)お母様と公園でピクニックに行きました。芝生の上でお弁当を食べました。また美味しいお弁当をもって言って家族でピクニックに行きたいです

(智也)この時計で30分まで先ずは自由に書いてみてください

薫とさゆり(田中みな実)は九条玲香(野呂佳代)、白河詩織(中田クルミ)、園田美羽(橋本マナミ)とアフタヌーンティーに誘われました。

(玲香)ここは紅茶がとっても美味しいの

(さゆり)私はアイスコーヒーでフルーツサンドのセットにします

(薫)私はホットコーヒーで

(玲香)行事委員、お2人とも引き受けてくださってありがとう御座いました。一度ちゃんとお礼が言いたいと思ってましたの。でも、委員を2人にしましょうなんてあんな大胆なご提案

(美羽)なかなかできません

(玲香)そんなに笑ったら日高さんに悪いわよ

(美羽)分かってますからジーニアス留学制度狙いでしょ

(薫)柳和会に関係あるんですか?

(美羽)あるなんて明言する方はいらっしゃいませんけど。

(詩織)柳和会に属さない子供が選ばれたという話も聞いたことがないです

(薫)それは知らなかったです

(九条)日高さんは柳和の呉出身じゃありませんですよね。大学はどちらなの?

(薫)東京大学です

(玲香)国立大学ですと柳和との繋がりは希薄ですものね。

(薫)柳和に比べるとそういった面はあるかもしれません。

(詩織)いろんなところにお知り合いがいたほうがね

(美羽)子供には安心ですからね

(玲香)佐々木先生外れって聞きました

(美羽)あの方も卒業生ではないですものね

(詩織)前はどちらにいらしたのかしら

(玲香)前は別の私学にいらっしゃったとか。テレビとかでよく聞くってモンスターペアレントに潰されたんですって

(詩織)やだ、そういう方って本当にいらっしゃるんですね。

(美羽)教えるのが上手いですよね

(さゆり)生徒達から評判はとてもいいって伺いました。きっと優秀な方なんですよ

茉海恵は、長年の仕事仲間の黒木竜馬(向井康二)らと共に虹汁のさらなる事業展開に大忙しです。

(黒木)コンビニでの虹汁の展開は生産計画をはるかに上回るペースで売れています。取扱店各地で即完、品薄の状態が続いているとのことです。このままでは欠品のリスクがあります。社長、至急、増産のご承諾をいただけないでしょうか

(茉海恵)わかった、ここが勝負所かもしれない

(黒木)すぐに宮田工場に発注の連絡をします

薫は、いろはが作文を白紙で出したことでのちに智也に呼び出されます。

(智也)これなんですが…

(薫)白紙?

(智也)母の日というテーマだったんですが、いろはさん何を書けばいいか分からないと、お母様のことだったらなんでも伝えていいと言っても頑なでして。なにか事情があったりしますか?

(薫)今朝、出かけに口論になりまして。もしかすると私に怒っていたのかも。ご迷惑をおかけしてすみません

(智也)そういうことでしたか。こちら授業参観の際に貼り出しますので、ご自宅でお母様といろはさんで相談していただければ。あとこちらにもサインいただけますでしょうか?

授業参観で作文を貼る許可書類の同意を薫に求める、智也。

ペン回しの癖で正体が分かりそうになると不安な薫。

(智也)その回し方、結構コツありますよね

その頃、黒木はRAINBOWLABの店で、佐々木智也のことを藤崎渚(浅川梨奈)から聞きました。

(黒木)渚ちゃん!今スマホ見ていたでしょ

(渚)竜馬さん違いますよ。やめてくださいよ。ほら、推しとのチェキっす

(黒木)なにこれうちの店のセンスじゃないね

(渚)まみえさんのセンスじゃないっす、ササエルのプレゼントで

(黒木)ササエル?

(渚)ササエルはまみえさんの推しのお客さんなんです

(黒木)それ男?

(渚)まみえさん夕方くらいに店に来てきょろきょろして捜したりするんですよねー

(黒木)会いに来ているってこと?ササエルってやつが勘違いするといけないからまみえさんに言っておこう

その夜。

(茉海恵)いろはさすがに白紙はまずいんじゃないのー

(薫)茉海恵さんとの思い出を書くのはどうですか?

(いろは)最近、ママとどこにも行っていないし、それに学校でのお母さんは薫ちゃんって言われてる。

(茉海恵)薫姐にありがとうって書けばいいじゃん。いろはがそんなに大変なら、作文くらい書かなくていいか

(薫)いや、提出物が1つでも欠けると評価に大きく関わります。柳和は特に作文が大事にしていますし

(茉海恵)わかった。じゃあ今度の土曜日どこか行こう。作文そのことを書けばいいじゃん。学校でのお母さんはかお姐なんだから一緒に来てもらわないと始まらないでしょ。いろは、どこ行きたい?

(いろは)ピクニック。

(茉海恵)おお、斜め上なのきたねー

(茉海恵)その日はピクニック行って、アウトレット寄って、ご飯食べて帰ろう

(いろは)クラスの子がピクニック楽しいって言ってた、あとでどこかで星も見に行きたいの

(茉海恵)じゃあ大サービスで星も見に行っちゃおう

いろは(池村碧彩)に、茉海恵(川栄李奈)は、薫と3人でのお出かけを提案しました。

喜ぶいろはの希望でピクニックへ行くことになり、茉海恵はいろはの好きな星を見に行こうと計画を立てます。

そんななか、茉海恵が社長を務める「RAINBOWLAB」の主力商品、虹汁の全国展開に予期せぬライバルとして、三橋食品の本橋【笠松将】が現れ、虹汁が並ぶ予定だった陳列棚が奪われてしまう事態が発生します。

(黒木)主幹事候補の証券会社から上場に向けた面談についてご連絡をいただきました。前に名刺交換をしたミライ証券の田島さんです。コンビニの売れ行きを見てくれたそうで

(茉海恵)陽光信金の上田ちゃんい資金まわりの資料を確認してもらわないと

三ツ橋食品の新商品、コールドフレッシュジュース、「極み」を開発した、本橋【笠松将】。

本橋信吾の名前を聞いた茉海恵はその聞き覚えある名前に反応しました。

本橋が「三ツ橋食品新商品コールドプレスジュース極」の会見をしている映像を見る、茉海恵、黒木、社員の町田大輝(若林時英)。

(本橋)えー三ツ橋食品の新たな舵取りを任されることとなりました。本橋です。この新商品は弊社の新技術により、フレッシュさと長期保存という両立しえない価値の融合に成功いたしました。コンビニというだれでもアクセスできる場所で生まれたての一滴をお届けいたします。三ツ橋プレミアムコールドプレスジュース極。本日より全国主要コンビニで展開となります。

(町田)今日から虹汁はこの前、、増産かけたばかりですよね。超大手の三ツ橋と全面対決ということですか。うちに勝ち目あるんですか

(茉海恵)緊急ミーティングみんな集めて!

智也は「まみえる」と名乗る、茉海恵が気になります。

智也は、茉海恵にメールで極の感想を送ろうとしていました、

「極み飲みました。率直に申し上げて、劣化版模倣品です」

しかし、茉海恵に嫌われたくなくて断念するのでした。

「虹汁極み」の生産ラインを早くストップさせないと、危機的な状況に追い込まれた、茉海恵。

(黒木)極の勢いが凄くて、来週には完全に棚を奪われます。現時点でも在庫がはけていません。一刻も早く生産ラインを止めないとロスが爆発します。

(茉海恵)宮田さんにお願いしに行かないと

そのトラブルはピクニック当日まで続き、いろはとまたギクシャクしてしまう、茉海恵。

(茉海恵)今からですか?すぐに伺います。いろは

(いろは)なんでママは私との約束守ってくれないの!とっても楽しみにしていたんだから。ママなんて大嫌い

幼いいろはには大人の仕事の大変さが理解できません。

(茉海恵)こんなママ嫌いになってもしょうがないよね。薫姐、2人で行って来てくれませんか

(いろは)2人でなんて一来たくない

(茉海恵)いろは、作文書けなくなっちゃうよ?それでもいいの?

(薫)せっかくなので近くでお出かけ気分になれる公園がいいですよね。ここよさそうですよ。駅から離れていますけど、口コミもいいですし

(いろは)もう疲れた

(薫)タクシー呼びましょうか

なんとかタクシーに乗って、公園へ。

(いろは)お腹空いた

(薫)お弁当、タクシーの中に置いてきてしまいました

(いろは)最悪。つまんない、ピクニックって公園でお弁当食べるだけじゃん

(薫)何もしない楽しみがピクニックですからね。そんなこともあろうかとこれ持ってきたんですよ

シャボン玉を持参した薫。

しかし、普段仕事で忙しい母親と過ごす時間がない寂しさから不貞腐れてしまう、いろは。

(いろは)もう帰る

(薫)お買い物行きましょうか

その頃の茉海恵と黒木は、生産を担当する工場長の宮田に、虹汁の件で、謝罪しに行くことにしました。

(茉海恵)まさか三ツ橋みたいな大手がうちをターゲットにするなんて

(黒木)それだけ虹汁が評価されたということです。

(茉海恵)あんなパクリ商品に棚を奪われて

(黒木)それは違います。価格、賞味期限を含めて、あちらのほうが商品として優れていただけです。さすが三ツ橋ですよ。虹汁をよく研究しています。こちらも現状を真摯に受け止めてしっかり分析すれば必ず打開策は見つかるはずです。

(茉海恵)減産してくれなんてがっかりするだろうな。おっちゃんに何回誤ればいいだろう

(黒木)土下座して頭に水をかけてもらいましょう

その頃、薫といろはは買い物をしているうところ、プラネタリウムを欲しがるいろは。

(いろは)これ欲しい

(薫)予算オーバーです。お小遣いは3000円と決まっています。

(いろは)薫ちゃん道間違えたり、タクシーにお弁当忘れるし、役に立たないじゃん。ママが良かった

そこで、薫は、いろはをプラネタリウムのイベントに連れて行くことを提案します。

(薫)プラネタリウムに行くというのはどうですか?

いろはは、アークトゥルスについて学びました。

プラネタリウムの館内の学芸員はいろはの博識に感心します。

(いろは)1日に地球16周しているってこと?

(学芸員)そう

(薫)色々お答えくださって有難う御座います

(学芸員)私も色々な質問をもらいますが、お嬢さんみたいに鋭いのは初めてですよ

(薫)娘は山崎直美さんに憧れていて、将来の夢は宇宙飛行士なんです。地球に光を届けてくれる星たちをもっと近くで見てあげたいっていうんです。

茉海恵は、先方の虹汁の生産に携わる工場主、宮田が許してくれました。

(茉海恵)(竜馬)申し訳御座いませんでした!

(宮田)まみちゃんも竜馬くんも頭を上げて

(黒木)増産をお願いしたばかりなのに、今度は減らしてくれって宮田さんにはご迷惑をおかけっぱなしで本当にすみません

(宮田工場長)そういうこともあるさ。それよりメール1本で済ますお客もいるなか、こうして直接会いに来てくれたのがとても嬉しいよ。これは独り言だと思って聞いてほしいんだけど、次の増産の依頼だと思ってさ、設備投資の為に議員校に融資受けちゃって、1億。ここが勝負どころだと思ったんだよ。君たちは気にしなくていいんだよ、それにせっかくここに来たんだ。いつものように飯食って行けよ

(茉海恵)おっちゃん迷惑かけてほんとごめん

(工場長)若いうちに色々経験することが大事だぞ。まみちゃんもそのうち誰かを助ける時が来る。その時は今日のことを思い出せばいい。そうすればチャラ、世の中、回し合いだ。まみちゃんもそのうち分かるときが来るよ

(茉海恵)奥さんの前だからってかっこつけるなよ

(宮田)なんで俺が母ちゃんの前でかっこつけるんだよ

(茉海恵)伸びたって全部食うからなぁ竜馬

(黒木)え?はい、うどんめちゃめちゃ美味しいです

その後、帰りに、いろはと薫と合流した茉海恵と黒木。

(薫)プラネタリウム楽しかった人ー?

(いろは)楽しかった。火星のお話が一番面白かった

(いろは)ママ

(茉海恵)プラネタリウム来たいって言ってたもんね。かお姐、今日は有難う御座いました。なに買ったの?

(いろは)お土産ー。ねぇママ、さっきプラネタリウムでおおぐま座とこぐま座のお話を聞いたの。子供のアルカスはね、お母さんがクマに変えられたことに気付かないで、弓でうとうとしちゃうんだって。それを可哀そうに思った神様が2人を星座にしたんだって

(茉海恵)へぇー親子の星座があるんだー

(薫)あの、茉海恵、もしよかったら皆さんで帰りに星を見に行きましょうか

(いろは)あれがおおぐま座であれがこぐま座だと思うんだけど

(竜馬)堂ヶ島だったらもっと沢山みられるんだけどな

(いろは)じゃああの明るい星見える?あれがアークトゥルス。アークトゥルスは見張り星って言われれるんだって

(茉海恵)見張り星…何を見張っているのかな

(いろは)くまの親子がケンカしないようにかな

(茉海恵)え?かお姐みたいじゃん

(薫)え?私ですか?

(いろは)ママ、嫌いなんて言ってごめんね。ママと一緒に星が見られて嬉しい

(茉海恵)いいんだよママが悪いし、約束破ってごめんね。楽しく仲直り出来てよかった。お腹空いたしご飯食べようか

その後、夕飯とデザートにアイスを食べていた時、茉海恵は薫の言葉をヒントにビジネスのアイデアが浮かびました。

(薫)じゃあ私はこれ!子供の頃からこればっかり選んじゃうんですよねー。いつでもご褒美の味がして。塾の帰りに母がご褒美に買ってくれたんです。今日も頑張ったねって

(いろは)ご褒美?

(茉海恵)これだ

その日の夜、黒木は薫に再三、偽の母親を演じることで、茉海恵にどれだけ迷惑がかかるか、茉海恵が社長として人の人生を背負っていることを伝えました。

(黒木)まみえさん最近のってるんですよ

(薫)のってる、ですか?

(黒木)あなたが偽ママを初めてから前にも増してパワーが溢れている。

(薫)それは良かったです

(黒木)良くないですよ。上場も控えていて、とてもデリケートな時期なのに、あなたの存在を茉海恵さんもいろはも受け入れている感じが、俺、正直怖いんです。あなたは一人でも社員も家族も背負ってやってるんです。茉海恵さんになにかあれば会社ごと吹き飛ぶ。いろはの未来も取り返しがつかなくなるんです。

ここで、薫は反論します。

(薫)一人だからって背負っていないと思いますか?なにかを守ろうとしているのはあなた達だけじゃありません。そのことも忘れないでください。

そこで、茉海恵は、虹汁をアイスにし、「ごほう美」という新商品を思いつきました。

企画会議にて。

(黒木)コンビニのチルド飲料は売り場のスペースが限られています。より低価格で長期保存可能な極は、虹汁の棚をあっという間に奪い去りました。

(茉海恵)じゃあどこのスペースに置けばいいのか…ここ。虹汁をアイスにするの

(黒木)アイスにすれば賞味期限も伸び、売り場の新規開拓もできるまさに一石二鳥のアイデアです。

(茉海恵)ただのスイーツにはしない。狙うは飲むサラダの延長線上にある罪悪感のない別腹すいいーつ。その名もご褒美。うちはベンチャーだし、三橋には勝てない。うちはある意味、逃げる必要があった。でもね、逃げることで守れるのもあるの。ここからもう一度スタートしたいと思ってる

薫は、いろはが書いた「みはり星」という作文を見ました。

「公園まで沢山歩きました。お弁当を忘れて売店のパンを食べたけど、いつもより公園の芝生で食べたパンは美味しかったです。春の大三角の一つアークトゥルスは見張り星と言われています。星座になったくまの親子を見守っています。本物のアークトゥルスはプラネタリウムで見た時よりずっと光っていました。悲しい時も嬉しい時もすぐに気が付いてくれるマミーは私のアークトゥルスだと思った。マミー大好きです。」

その作文に涙ぐむ薫に、さゆりがハンカチを貸してくれました。

放課後、智也に呼び止められた、いろは。

智也はいろはに作文の「マミー」と「ママ」と呼び方を交互に変えていることを訂正します。

(智也)いろはさん、作文とても良かったですが、お母様を表すのに、ママをマミーと呼び方を変えていました。それは何故ですか?

(いろは)ママはいろんな顔があるので

(智也)作文としてはあまりいい表現とは言えません、次回は呼び方を一つにまとめてください

(いろは)はい、先生

注意された、いろはは複雑な思いが残ります。

放課後、薫はいろはが自分のことを書いてくれた礼を言い、いろはを褒めました。

(薫)作文、よくできていました。私のこと沢山書いてくれて嬉しかったです。

(いろは)ママはいるから、ママと薫ちゃんのことマミーって呼ぶことに決めたの。マミーいつもありがとう。マミー、お勉強終わったら行きたいところがある。

花屋に寄り、カーネーションを買っていると智也と遭遇します。

(智也)日高さん

(薫)佐々木先生、いろはがいつもお世話になっております。

(いろは)先生もカーネーション買いにきたの。

(智也)母に送ろうと思いまして

メッセージカードを確認する際、「茉海恵」の母親の名前が、「聖子」なことに違和感を覚えた、智也。

(花屋の店員)それではお母様の名前は聖子さんでよろしかったですね

(薫)はい。母の名前なんです。松田聖子と同じ聖子

(智也)え…?

その夜、本物の茉海恵がよく行くスーパー「恵屋」へ来ました。

(智也)あ、まみえるさん

(茉海恵)来てくれたんですね

(智也)はい、教えていただいたんで、このスーパー凄いですね。野菜や肉も魚もただ安いだけじゃなくて産地にこだわりがあるし

(茉海恵)ですよね。スーパーの違いがわかるなんてさすがササエル。新商品の営業のために持ってきたの。次はアイスを作ったの。あ、少し時間あります?

茉海恵は新商品の「ごほう美」の試作品を智也に食べてもらうことにしたのです。

(智也)虹汁のですか?

(茉海恵)ササエルの感想聞きたかった。運命感じた

(智也)アイスを口にした瞬間に、虹汁の豊かな香りが口いっぱいに広がって、実ごとにスイーツに昇華されています。これで甘味料0で、カロリー低め、食物繊維豊富って、でアイスに革命が起きますよ

(茉海恵)これで逆転しようかなと思って

(智也)極ですか?最近、虹汁を見なくなって

(茉海恵)調子乗ってたら棚奪われちゃったから

(智也)素人の意見ですけどこのアイス売れると思います。逆転できると思います。

(茉海恵)自信になった、ありがとう。

薫は、帰宅し、母の聖子(筒井真理子)にカーネーションの花束を渡しました。

(聖子)この間は言い過ぎました

(薫)ママいいつもありがとう

(聖子)少し会っただけだけど、雰囲気変わったね

(薫)ママは変わらないね

(聖子)今日は誉め言葉としてとっておきます

(薫)ねぇママ、私、会社…

娘が三橋商事を辞めたことを知らない聖子に、薫は言いかけて断念しました。

智也は、携帯のアドレス帳から、薫の母が「花村聖子」だと気づき、「茉海恵」と名乗る、自分が家庭教師をしていた頃に出会った、花村薫だと分かりました。

(茉海恵)これかお姐が買ってくれたんでしょ

(いろは)マミーありがとう

(薫)私も数年ぶりに買いました。いろはさんのおかげです

(茉海恵)お母さん喜んだでしょ

翌日。

(智也)花村さん!今、花村とお呼びしたんです

(薫)聞き間違えですかね…

(智也)とぼけるのはやめてください。

(薫)とぼけてなんていません。何の話でしょうか

(智也)あなたは花村薫さんですよね

薫はとうとう正体を智也に知られてしまいました。

フェイクマミー3話感想・みどころ

薫と茉海恵、いろはの疑似家族の絆は深まる一方で、智也に正体が知られてしまうのも時間の問題ですね。

黒木の言うことも分かりますよ。

社長であり、いろはを夫に隠れて何らかの事情で非公開で育てる茉海恵の立場を、薫はもう少し考えてほしいなと思いました。

黒木は一番近くで、茉海恵といろは親子を見守ってきたことや、茉海恵が好きな気持ちが分かりやすくて、一生懸命になるところは微笑ましかったです。

親子のふりをした薫といろは。

本橋は何者なのか。

薫のママ友で圭吾の母、さゆりの夫には違いないですが、本橋は茉海恵をよく知っています。

もし、彼と茉海恵が過去に交際していて、その子供がいろはだとしたら…って考えてしまいました。

いろはの笑顔が増え、信頼関係が構築されつつある今、智也が薫のベールを剥いでしまったので、次週が楽しみです。

 

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