相棒24 3話 警察官Bあらすじネタバレ
刑事になった高田創を見守る、右京と亀山。
何やら立てこもり犯に人質にされそうな勢いでした。
右京(水谷豊)への憧れから、警察官になった高田創(加藤清史郎)は、交番勤務から晴れて念願だった刑事になりました。
かつて、右京と相棒の亀山薫(寺脇康文)に助けられた無国籍児だった、創。
同じ境遇の友達と共に、ヤクザから酷い扱いを受け、「仕事」をさせられていました。
そんな彼が成長を遂げ、刑事になったことを誇らしく思う特命係。
紅茶を淹れる創は右京の独特のカップへの淹れ方を真似をしていました。
(右京)いやそれほどのものじゃないんですよ
(亀山)いやいくら右京さんみたいになりたいっつったってさ、こんなとこまで真似しなくてもいいんじゃないか
(高田)違います。これはどうなっているのか気になって
(右京)それより、改めておめでとうございます。
(亀山)制服も似合っていたけどスーツ姿も悪くねぇぞ
(高田)刑事課に移れたのは良かったんですが、肝心の相棒が見つからなくて
(亀山)見つからないのはさ、無意識にこう…右京さんと比べちゃってるからじゃないのかな。こう変わった人そうそういるはずないんだから
(右京)はいい?
(亀山)いや勿論、いい意味でですよ
(高田)比べるなら亀山さんとじゃないですか。だって杉下さんの相棒は亀山さんですし。
(右京)そういうことならこんな変な人いないと思いますよ。あ、勿論、いい意味で
そこに、角田課長(山西惇)がいつも通りひょっこり特命係を訪ねてきました。
(角田)あ、高田も朝から「喫茶特命」か?油売ってていいのか。仏さんが出たぞ飯田橋で
(高田)本部に用があってせっかくなんで挨拶に
ある日、高田が籍を置く管轄で元刑事の女性、西村優子が殺害される事件が発生しました。
(麗音)【篠原ゆき子】死因は頸部を手で強く締められたことによる窒息死。死亡推定時刻は昨夜10時から午前0時の間です。
(芹沢)仏さん元警察官なんだろ?
(麗音)半年前まで四谷東署にいました。なんか辞めた原因になった事件があったらしくて。そこの人たちは絶対それ絡みだって。
そこへ右京と亀山がひょっこり現れて、麗音に声を掛ける、右京。
(右京)事件というと?
(麗音)なんか捜査本部で共有されるみたいですね。なんでここに?!
(芹沢)先輩に気付かれるまで帰ってくださいよ
(右京)そうしたいのはやまやまですが、一足遅かったそうです
当の伊丹は、相棒を欲しがる創を捜査一課に誘おうとしていました。
(伊丹)【川原和久】相棒を捜してる?捜査一課に興味ねぇか?…なんでてめぇが、まさかお前が呼んだんじゃ
亀山に気付き、いつもの小競り合いが始まりました。
(右京)偶然一緒にいたものですからねぇ
(亀山)はいはい、離れて離れて、前途ある若者にしがみつかないのこの亡き爺が
(右京)これが遺留品ですね
鑑識の益子(田中陸三)に優子の遺留品を確認する、特命係と捜査一課と高田。
(益子)ああ、携帯は持ってなかった。それは財布の中身だ。
(高田)西村優子さん、杉並区新荻…
(右京)新荻…ここへは何をしに来ていたのでしょうねぇ
(高田)またこの辺りで再就職したとか?
(右京)これもカバンの中に・
(益子)ああその袋に入ってな。この領収書だけはカバンの中に入ってた
優子は飲食代の領主所を持っていますが、日付が入っておらず、店のゴム印もにじんで消ええていました。
(右京)飲食代1200円として…日付が入っていませんねぇ。恐らくここに店のゴム印が押されてのでしょうか、にじんで消えてしまっています。
(益子)昨日、雨だったからな
(右京)これなんでしょうね
(亀山)白く汚れてる
(芹沢)もう早く帰ってくださいよ
(右京)チョークでしょうかね
(高田)チョーク?
(亀山)警察を辞めた後、学校の先生になったなんていうのはちょっとな
(高田)塾だったらこの辺割と多いですけど
(亀山)成程、さすが元交番勤務
そこで、創は本部で話を聞いてみることを提案するのでした。
(高田)本部で話を聞いてみるのはどうです?
捜査会議にて、被害者、西村優子(奥山かずさ)と黄瀬の関係が明らかになります。
被害者の女性は半年前まで、ある暴行事件を担当していましたが、執行猶予付きの判決を受けた男から逆恨みされ、退職を余儀なくされました。
元警察官の女性の恋人は、黄瀬といい、彼女へのDVの前科がありました。
西村の管轄の捜査一課長、白石が黄瀬と西村の関係と事件の概要について皆に説明します。
(白石)黄瀬龍夫、36歳、元交際相手への執拗な付きまといや殴る首を絞めるなどの暴行容疑で逮捕。この事件を担当したのが当時うちの刑事課にいた西村でした。その後、黄瀬は懲役10か月、執行猶予2年の判決を受けますが、問題はその後!黄瀬は西村に逆恨みをし、西村は精神的に追い詰められ、退職を余儀なくされました。そして今日、遺体で見つかった。
黄瀬は、判決を受けた後、刑事に突っかかり、不満を口にしたのでした。
(黄瀬)向こうの言い分ばっか聞きやがって。おかげでこっちは仕事も首になって、お前のせいだよ分かってんのか
(麗音)四谷東署の人たち完全にかたき討ちモードですね
麗音が伊丹に囁きました。
警視庁は黄瀬を最有力の容疑者としてマークすることを決めます。
(中園参事官)【小野了】元同僚諸君の胸中は察するに余りある。だが私怨にとらわれて、見込み捜査になってしまってはならん。努めて冷静を保つように。では編成を発表する。伊丹、芹沢、出雲は黄瀬の現住所に行って同行して来い。香川、高田は被害者の自宅確認。
捜査会議で優子の件で反応を示す刑事が一人いました。
それは、鶴来でした。
右京と亀山は、近くの塾で西村優子が塾講師をしていないか講師に確認しました。
しかし、それは見当違いでした。
(亀山)この人なんですけどねこちらで講師をしていたとかそういったことはありませんかね
(講師)いえ、うちには
(亀山)まぁ考えてみれば今時、塾でチョークなんか使わないっすかね
(右京)君、知ってますか?チョークには水性と耐水チョークがあります。今回雨で落ちていなかったということは?耐水チョークは屋外で使うことがあります。ここ、こすって消えたようになっていますねぇ
右京はある店の看板がチョークを使っていることに目を向けます。
(右京)束のことを伺いますが表の看板メニューいつからあんな感じですか?
(郷田)月曜からですけど
なんとその店の店主、郷田鉄二は今回殺された元警察官、西村優子を知っていました。
(亀山)すいませんがこの方ご存じありませんですかね
(店主)優子!
間もなく、捜査一課は、交際相手へのDV容疑がある黄瀬のアパートを訪ねます。
(芹沢)黄瀬の任意同行、四谷東署でやりたかったでしょうね
(伊丹)頭に血がのぼった連中にやらせるわけにもいかんだろ
(麗音)留守みたいですね、逃げたんでしょうか。黄瀬さんですよね?警視庁、捜査一課です。
(芹沢)四谷東署にいた、西村優子さんご存じでしたよね?
(伊丹)実はご遺体で見つかりまして
(黄瀬)俺じゃないですよ
(芹沢)昨夜10時から午前0時の間、どこでなにされてました?
(黄瀬)どこってここにいました
(麗音)ご近所のかたによれば9時には明かりが消えていたんで
(黄瀬)寝ていたんで。人の勝手だろ
(伊丹)随分早く寝るんですね
その頃、高田創は、先輩刑事、香川造と共に、西村優子が何者かから逃げてきた証言を得ました。
(香川)室内は特に異常なし。
(高田)西村さんとはあんまり関わりなかったんですか?四谷東署の人なのに落ち着いているなと思って
(香川)いやだって捜査に身内がどうとか良くないでしょ
優子のマンションの管理人に聞き込む2人。
優子が何者かに怯えている可能性がありました。
(高田)逃げてきた?
右京と亀山は店にて、店主、郷田が西村優子の婚約者だと知りました。
(右京)少し落ち着きましたか
(亀山)いやまさか、婚約されていたとは
(店主)よく晩飯食いに来ていてね、結婚したら店一緒にやる予定でした
(亀山)それでお互い
(右京)ひょっとして昨日もこちらに?
(郷田)ええなんか変だと思いました。
郷田が言うには、優子がまだ頼んだメニューが出来上がる寸前で、仕事で店を出て行ってしまったとのこと。
(優子)近く?いえ私が行きます
(郷田)なんだよもう作っているのに
(優子)ほんとごめん
事件の捜査のため、呼び出しがあった優子は店を出た直後、転び、看板に触れた為、チョークをこすったような痕がありました。
優子は店主にこぼしていました。
(優子)私、警察向いてないと思うんだよね
(郷田)辞める前に先輩に相談したらどうです?
(優子)それができたらそもそも悩まないって
3人は話に戻ります。
(郷田)店じまいするから11時くらいだったかな。
(右京)そのあと郷田さんは
(郷田)家に帰りました
その頃、高田は同僚と共に、優子のことをよく知る、本部の総務課の刑事、鶴来一と出会いました。
(高田)本部の?
(鶴来)鶴来(かぐらい)といいます。今は総務部ですが一応、職員ではなく、警察官採用です。西村さんとは同期で、多少、話は聞いていたので捜査に協力できないかと。男に付きまとわれて困っているとか
(高田)同期というと
(香川)黄瀬のことですか?
(鶴来)まだそこまでは。ただ、元々一緒に食事に行ったりするような相手だったようで、新宿とか芝浦とか
右京と亀山は土師(松嶋亮太)と連携を取り、優子の携帯の最後の着信履歴を調べてもらいます。
(土師)被害者の最後の着信?
(亀山)そうそう。携帯なくてもさ、電話会社で聞きゃあ分かるだろ
(土師)そりゃそうですけどあなた方にそれを教えて僕に何のメリットが?
(亀山)いや今度弁当でも差し入れるよ。分かったよ足元見やがって
(土師)最後の着信は神田宮桜町4の1の4にある公衆電話からでした。ただトックに捜査本部が調べて、何も情報がなかったんですがね。やったぁーただ飯ゲット
(亀山)光る美和子スペシャル3回の刑だぞ
事件現場の公衆電話がある九段下に来た、右京と亀山。
(亀山)なんか見落としがないかなと思ってきてみたんすけど何もないですよね
(右京)亀山君あれなんでしょうね
(亀山)自動販売機のなにか?空き缶ですか?あれこれ蓋が空いてないですよね
背の高い亀山は自販機のてっぺんにある飲み物をすぐ手に取れました。
(右京)恐らく電話をかけようとして小銭がなかったために自販機で飲み物を買おうとしたが、飲み物は必要なかったので上に置いたということででしょうかねぇ
(亀山)大発見じゃないですか。指紋とれちゃいますかね
(右京)いや電話ボックスからなにも出なかったんです。そこからも出ないでしょ。それより自販機の規格、高さ183㎝、幅99㎝、奥行き65㎝。そして缶は端から20センチのところに置いてあった。つまりそこに手が届くのは身長180㎝以上の人物ということになるでしょうね
(亀山)じゃあちょうど俺と同じくらいか俺よりでかい奴?あ、出てきた
警視庁に戻ると、郷田の前科と、優子が指輪を普段からカバンにしまっていたことを知りました。
(右京)郷田鉄二
(亀山)前があったんですね傷害罪か。路上で口論になり殴る。カッとなりやすい性格でしょうか
(右京)身長183㎝
(亀山)ちょっと気になっていたんですけどね。郷田さん左手の薬指に指輪してましたよね。でも殺された西村さんはカバンにしまってた
(右京)それが何を意味しているんでしょうね
(亀山)郷田さんがいないところでは外していたんだとするとひょっとして2人の間には温度差が
(右京)そこで何らかのトラブルが
(亀山)西村さんと別れ話で揉めた。西村さんに謝ろうとして、自分の携帯からだと出てくれないと思ったから。公衆電話店からも近いですからね
近くの自動販売機には、郷田が缶ジュースを置いた跡がありました。
公衆電話が店から近く、郷田が優子と別れ話で揉めてから、電話をした可能性もありました。
総裁一課では徹夜してまで黄瀬の防犯カメラ映像をチェック。
(麗音)いつまでこれやるんですかー
(伊丹)いた!
伊丹は黄瀬を発見しました。
(高田)こっちはだめでした新宿でも収穫なかったし
(優子の先輩刑事 香川造)【時任勇気】悪いちょっと思い出して、見られちゃったからいうけど、あいつ面倒見てた後輩で、仕事でよく組んでいて。正義感もあって弱いものに寄り添えて、学ぶ姿勢もあってこれ以上ないパートナーだと思っていた。
(高田)そうだったんですね、なんでさっきは?
香川はよく優子とバディを組んでいたことを高田に話します。
(犯人を捕まえた後の香川と優子の回想シーン)
(香川)大丈夫か?無理させたな、でもそれでこそ刑事だ。俺の相棒だ
(西村)嬉しいです。頑張ります。
香川は「身内」だった西村のことを思い、職務中に泣いていたことを他の刑事や上司たちに内密にしてくれないかと高田に頼むのでした。
(香川)あんまり思い入れが強いと捜査から外されかねないだろ。だけど、この事件だけではどうしてもこの手で解決したい。会ったばかりでこんなこと頼むのも難だけど、今だけ相棒だと思って黙っていてくれないか
右京と亀山は優子の持っていた領収書に疑問を抱きます。
(右京)やはり郷田さんの店にあった綴りと同じ領収書とですね。領収書をもらうタイミングなどなさそうでした
(亀山)でもあの時の話だと電話がかかって来てすぐって、誰かから貰ったのは作り話
間もなく、香川(時任勇気)を紹介する高田。
(高田)杉下さん、四谷東署の香川さんです
(亀山)えー一緒に捜査してるんだ。どう?息合いそう?
(高田)まだであったばかりなので
(香川)俺は信頼しています
(右京)同じ目的を持つ者同士なら息は自然と合うはずです。
(亀山)さすが右京さん良いこと言いますね。俺らもそうですよね
(右京)今のは一般論ですけどね
(高田)犯人が黄瀬じゃない可能性があります。西村さん同期にも付きまといの相談をしていたらしいですけど、その男とは元は一緒に食事に行ったりしていたみたいなんです。黄瀬とはそんなことするはずないし
(亀山)俺達は婚約者のほうを捜していて
(高田)婚約者なんていたんですか?
しかし、間もなく、黄瀬を伊丹達が引っ張ってきました。
(伊丹)お前だな、殺したのは
(芹沢)家で寝ていたんじゃなかったのかよ
(黄瀬)認めます。殺してません!嘘ついたのは香織のアパートにいて。別れる前には普通にしていたのに突然、理由を聞いただけでストーカー扱いされて
(麗音)香織ってもしかして元交際相手?
麗音は素直に取り調べに応じる黄瀬がDVの常習犯なことから怒りをあらわにします。
本当は行っちゃいけないって言われてて。別れ話を切り出されて行ったら
(芹沢)接近禁止命令?
(伊丹)ストーカー行為か
すると、突然、麗音が女性の気持ちを考えない、黄瀬に激怒しました。
(麗音)我慢してたんだろうがよ!言い出した時には終わってんだよ。そこまで気付こうとしなかったてめぇが気づけよ!
郷田を訪ねる右京と亀山。
(亀山)それ婚約指輪ですよね
(郷田)そうですけど
(亀山)優子さんとは最近うまくいってらっしゃいましたか?
(郷田)どういう意味ですか。さっきから何が言いたい?俺がやったって疑ってるんですか!
(亀山)ああいや、皆さんに色々お話を伺っているところでして
そこで、郷田のアリバイを裏付ける証拠が高田と香川の捜査で明らかになりました。
(高田)今、郷田の自宅の最寄り駅に来ています。アリバイはまだなんですが、帰宅した頃、移動販売の車が止まってたって。なにかに使えませんか?
(右京)お帰りの際に移動販売の車を見かけていませんか?なにを売っていましたか?
(郷田)柿
(亀山)すいませんね。嫌なことも聞かなきゃいけないのが我々の仕事なものですから
なんと、郷田の勤務先の最寄り駅では、移動販売で、柿が売っていました。
(右京)こちらの領収書、こちらのお店の?優子さんが持っていたものなんですが
(郷田)あいつに領収書なんか切ったこと一度もない
その際に何者かに領収書を奪われたとのことです。
(右京)あらかじめ何者かが店に来て領収書をもらっていったかもしれませんね
(亀山)お客さんとか覚えていることは?
(郷田)いちげんさんもいるのでいちいち覚えていませんよ
(亀山)飯田橋や九段下はオフィスや学校が多いそうですね
優子が郷田に九段下で、捜査の呼び出しを受けたことを思い出した、郷田。
その際、「九段下のぴーびー」という警察用語を使っていたことが分かりました。
(郷田)ああそういえば九段下のピービーって
(亀山)九段下のピービー
警視庁では、鶴来が創や香川に絡んでいました。
鶴来が捜査報告書を盗み見ていたことを咎める、香川。
(香川)あの捜査関係者以外は…。
(鶴来)黄瀬、釈放されたみたいですね。黄瀬の話なんて西村さんから聞いたことないんですけど、僕が教えた男なんじゃないでしょうか。実は聞いた場所を個人的に回ってみたんですが、男といた情報が得られました。
(高田)どんな男ですか?
(鶴来)後にしましょう
(香川)さっき捜査報告書を盗み見していた。なんか変じゃないか
(高田)被害者が同期だから協力したいんじゃないんじゃないですか
特命係は、優子が言っていた「ピービー」は警察用語で、警察用の交番を意味することに気付きます。
(右京)ピービー、ポリス用語で交番のことですね
また、香川は右京達に、鶴来を疑います。
(香川)あの高田のことで相談したいことがありまして。
高田は神社の神主に、郷田と黄瀬を見ていないか確認しました。
神主はどちらも違うと首を横に振りました。
(亀山)被害者の同期の警察官
(香川)でも、なにかおかしいと思います。捜査報告書を盗み見していてたり逃げるように出て行ったし。付きまとっていた男ってあの男じゃないでしょうか
そこで、右京は、鶴来一のことを調べます。
(右京)鶴来一。2011年警視庁入庁。被害者である西村優子と同期。西東京署地域課に配属。8年後、交番勤務を経て、巡査部長に昇進。2019年警視庁総務部に異動。身長181㎝
(香川)昼休みも誰とも話さなくて。同僚から聞いた話ですがまるで知られたくないみたいに。付きまとっていたのはあの男じゃないでしょうか。だから他の男をでっち上げて、高田に近づいた。
(亀山)身長も含めて色々当てはまっていると思いますけどね
創は、黄瀬が西村の婚約者ではないことを知りました。
(中園参事官)【小野了】歌舞伎町ホテル街界隈でか
(高田)黄瀬も婚約者でも内容でした。
香川は西村が婚約者がいるのに別の男と会うわけがないと言われ、意見が対立します。
(香川)おい、なにかの間違いじゃないのか。西村が婚約者がいるのに別の男のところに行くわけない。お前がアイツの何を知ってるっていうんだよ。お前こそあの総務が正しいってなんで決めつけるんだ。利用されてるかもしれないんだぞ。俺は西村をよく知っている。
(高田)気持ちはわかります。ただ決めつけないほうが
(創)そう思うなら別々に行動すればいいじゃないですか
創はその件を右京と亀山に愚痴をこぼしました。
(亀山)揉めたんだって?
(高田)別にそういうわけじゃないですけど、心配なのはこっちです。香川さん、捜査中にも涙拭いていたり…。被害者に思い入れが強すぎて
(亀山)まぁ悪い奴じゃないって思ったんだろ
(高田)まぁそうなんですけど
香川にも話を聞く特命係。
(香川)すいません
(亀山)まぁ悪気はないと思うんですけどね
(右京)今はかえって好都合です。この状況を利用しましょう。君の言う通り鶴来が犯人だとして残念ながら今は状況証拠しかありません。逮捕するためには本人に証明させる必要があります。
間もなく、創と鶴来一(細貝圭)が打ち解けようとするものの、西村と鶴来が交際関係だったことが発覚し、香川が鶴来の身柄を拘束しようとしました。
(高田)ここまでしてくれるのはやっぱり同期だからですか?
(鶴来)まぁただもともと刑事課に行きたかったんです。もし今回力になれたら課長に話してもらえませんか?
(香川)調べましたよ。西村と深い関係にあったんですね
(鶴来)いきなり何の話ですか。僕はただ話を聞いていただけですよ
(香川)証拠があります。場所を変えて、動機を説明してもらえませんか?
(創)ちょっと待ってください。ちゃんと説明してもらえませんか
(香川)こいつが西村を殺したんだ
間もなく逃げようとする鶴来の行く手を阻む右京と亀山。
鶴来は自分は無実だと必死に訴えました。
(右京)こうすれば逃げ出す以外ないと思っていました。
(亀山)つまり身に覚えがあるってことだよな?
(高田)そんなそうなんですか
(鶴来)そんな誤解です!2階のテラスで話していたって聞きました。鑑識を呼んで調べてみてください。僕じゃない犯人の指紋が出るはずです。
(右京)そうしなければ認めないとならばいいでしょう。これ以上言い訳が出来ないように隅々まで徹底的に調べてもらいます。ああただし、逃亡の機会をうかがう為の時間稼ぎをしている可能性もありますねぇー見張ってますので鑑識を呼んでください。あなたは証拠保全を。
香川に証拠保全を頼み、高田には鑑識を呼ぶように指示する右京。
ところがなんと、真犯人は香川で、右京達と鶴来は一芝居を売っていたのでした。
(高田)この間もそうしていたんですね
手すりを指紋がつかないように拭く、香川に声を掛けた、高田。
(亀山)驚いたか?仕掛けるつもりが仕掛けられていた。お前は仕掛ける側じゃなくて仕掛けられていたんだよ。
(右京)ハンカチの話を聞いた時に不自然だと思いましてね、仕掛ける側だと思い込むと人間つい油断してしまうものです。ああそれと鑑識には事前に来てもらいました。指紋はとれませんでしたが、代わりに明らかに指紋は明らかにふき取った痕跡がありました。
(亀山)指紋は目に見えるもんじゃねぇからな。一度でも隅々吹いていると念も入れたくなるわな
なんと、西村を殺したのは、香川でした。
(右京)あの日あなたは…
公衆電話で、西村を呼び出し、殺しました。
(香川)今近くまで来てる。婚約者の店こっちから行こうか。九段下PBの二段下公衆電話にいる
(西村)いえ、私から行きます。
(右京)西村さんを殺害後、自分とのやり取りが残る携帯を奪い、あらかじめ手に入れておいた郷田さんの領収書を奪った。出来る限り自分以外の誰かに容疑を向けるためです。それでも一旦は思惑通り、黄瀬と郷田さんが疑われました。しかしその容疑も晴れ、被疑者不在になった。被疑者に仕立て上げたのは彼の証言の信ぴょう性を失わせる目的もあったのでしょうねぇ。ですが、かえってそれが仇になってしまった。これ以上ないパートナーだと言っていました。ですが、西村さんのほうはどう思っていたでしょうねぇ
(亀山)その後、雨が降って店の名前が消えちまったのは、誤算だっただろうけどな。被害者の証言を受けてたってのは厄介な存在だからな
(亀山)先輩ってお前のことだよな、信頼していたんならそんな大事なことなんで相談できないんだ
(右京)辞める理由が黄瀬ではなくあなた自身にあったとしたらよくわかりますがね
(高田)話を聞いた時どっかで思ったんです。もしかして無理して合わせていたんじゃないかって
(鶴来)相手を尊重しているようで、実は自分の思い通りの型にはめていく。西村さんはそれに苦しんでいた
(香川)なんで俺が西村を殺すんですか。違う!なんでそうなるんだ
さらに、右京達は、香川が、優子のカバンに入っていた指輪を一方的に身勝手な思いから、渡していたことも追求。
(右京)話はまだ終わっていません。西村さんがカバンにしまっていた指輪です。調べたところプラチナとパラディウムの合金でした。郷田さんがつけていたのはチタン製、形状が似ていたためすぐには気付きませんでしたが別の指輪だったんですよ。指輪は彼女が外したわけではなかった。カバンの中の指輪はもらった相手に返すためにとっておいたのでしょう。渡したのはあなたですね?
なんと、退職祝いだと言って、西村に指輪を渡していた、香川。
(西村)退職祝いだといただいたんですが指輪が入っていて、あれどういう…
(香川)お前が辞めてからずっと考えていた。お互いこれ以上合う相手はもう現れないんじゃないかって、仕事で叶わないならパートナーになってもらえないか
(西村)嬉しいです。私、婚約者がいて。前から通っていたご飯屋さんで、結婚したら一緒にお店をやっていこうって。
(香川)残りの人生、飯炊いて終わる気か?お前のやるべきなのはそんなことじゃない。俺の隣で刑事をやることなんだ。さっき嬉しいって言ったよな。まだ迷ってるんだろ。考え直せ。また一緒にやれないか?課長にも話してみる。俺が婚約者に掛け合ってやる
(西村)いい加減にしてください!いつも押し付けてきて、ずっと合わせていたんです。それが嫌で苦しかったから辞めたのに!怖いし気持ち悪い。私、先輩に仕事以外の気持ち持ったことありません。総務課に同期がいます。人事に報告しますから
香川は自分の異常性や偏愛に気付かず、右京達に諭されます。
(香川)なんであんな突然人が変わったみたいに。
(亀山)言えなかっただけでずっとそう思ってたんだろ。それにはっきり突き放さなきゃ婚約者まで危害を及ぼしかねないと考えた。
(右京)失恋のショック、婚約者への嫉妬、裏切られた思い、同僚たちへの羞恥心、社会的制裁の恐怖。あなたの精神は徐々に歪んでいった
(香川)合わせろなんて一度も言ったことない。なのに勝手に思い詰めて、勝手に怒り出して、勝手に人の人生を
(亀山)勝手なのはあんただろ
(右京)あなたの気持ちになど興味はありません。いかなる理由があろうとも殺人を犯すことなど許されることではありませんよ。まして警察官が、救いようもない!
事件の事後報告を郷田にする創。
(郷田)ちょっと自分でも調べてみたんだが、死刑にしてくれるんだよな?
(創)それは裁判で
(郷田)だったら俺が殺してやるよ
間もなく、創は郷田に人質に取られてしまいました。
警視庁に香川を殺すと自ら電話をした郷田。
(郷田)香川って刑事はいるか。そいつを殺してやる
西村が亡くなった場所を訪ねる、総務部の鶴来。
(郷田)取り込み中だ
(鶴来)警視庁総務部の鶴来です。私はあなたの味方です。あなたと同じように優子と交際していました。
鶴来との連携プレイや、創自らが郷田の足を踏んで逃げたことで、解放されました。
郷田は逮捕されていきました。
(伊丹)誰だあいつ
(芹沢)なんか総務部の奴らしいですけどね
(麗音)鶴来ると書いてかぐらいですって
(伊丹)鶴とか亀とか縁起でもねぇ
その後、高田は助ける為に視線を合わせてくれた右京と亀山に礼を述べ、鶴来との作戦を話しました。
(高田)目だけで分かってくれて助かりました。もしも杉下さんが止めてくれなかったら…。
(右京)君なかなかやりますね。西村さんと交際していたことにしたとはなかなかやりますね。
(鶴来)そうでも言わないと入れてもらえませんでしたから
(亀山)いい連携だったな、いつ相談していたんだよ
(高田)郷田さん失敗しても死ぬ気だったんだろうなって。殺人は勿論ですけど自殺もさせちゃいけないなと思ったんです。
(鶴来)そうです。ああしないといけないと思ったので
(右京)自分達の危険より市民の身の安全を考えた。目的を共にすることで自然と息が合ったということですね。
常連の店の小出茉梨(森口遥子)に、事件解決と高田創の相棒に新たな相棒として、鶴来が異動してきたことを報告しました。
(茉梨)じゃあその彼、希望通り異動できたんですね
(右京)ええ、麹町中央署の刑事課に今回の功績を認められて
(茉梨)でそのお2人は。次世代の杉下さんと亀山さんになりそうですか?
(亀山)俺らのことはさておいて、あいつらいい相棒になれるんじゃないですかね
(右京)ええなれると思いますよ
相棒24 3話 警察官B 感想・みどころ
過去回の高田創が交番勤務を経て念願の刑事になれた喜ばしい冒頭。
相棒ファンにとっては、死に物狂いで生き延びてきた彼が、右京達と再び、捜査の仲間入りをするのは喜ばしいですよね。
香川は怖すぎます。
一見、総務課の鶴来や、恋人の香織へのDV疑惑のある黄瀬が怪しいと見せかけたミスリードも面白かったです。
自分と相手との距離感が分からず、一方通行な思いで支配欲の強い、香川。
特命係や高田と、積極的に捜査に応じ、後輩思いの刑事に見せかけた虚像…。
被害者の元警察官の優子を思って泣く場面は、優しい人物像に見えますが、ハンカチで手すりの指紋を拭きとっていたとは…。
今回、優子と婚約していた元前科者の郷田は、優子を喪ったことで一時的な情緒不安を起こして高田を人質にとってしまったのは愚かでした。
郷田にも更生の道があることを願いましょう。
高田にようやく、相棒の鶴来ができて、鶴と亀…(笑)。
特命係に新たな頼もしい仲間が来た祝いの門出でもありました。