おコメの女あらすじ7話あらすじネタバレ
東京都国税局資料課、通称、「コメ」。
その新部署「複雑国税事案処理室」通称、「ザッコク」。
(灰島)わたくし、鷹羽直哉はこの度行われます衆議院議員補欠選挙におきまして、ここ新潟8区より立候補する決意を固めましたことをご報告させていただきます。様々な疑惑を生んでしまったことは、全て秘書を務めておりました、私の責任であると考えております。だからこそ、本名である鷹羽の名を背負い、国民の皆さんからの民意を問うべきであると考えたわけです。
(記者1)宗一郎氏の出まわし選挙ではなく、ご自身が立候補に踏み切った具体的な理由は?
(灰島【鷹羽直哉】)自らの手で過ちをただし、この国を変える為に行動すべきだと判断しました。
(記者2)宗一郎元議員が今も、複数の愛人の生活費などの面倒を見てるという話がありますが、本当なんですか
(灰島)僕の不徳の致すところです…
灰島は記者たちの前で泣き崩れる真似をしました。
経済産業大臣、鷹羽宗一郎(千葉雄大)が辞職し、事態を収束するはずの秘書、灰島直哉(勝村政信)が本名の鷹羽直哉の名で、衆議院議員補欠選挙に立候補しました。
(灰島)私の覚悟でご判断いただければ
その様子を見ていた「国税局資料課」の「複雑国税事案処理室」の米田達。
(飯島)まさか秘書が立候補するとはね
(古町)いや、それより驚いたのは、鷹羽の名を名乗ってることだよね
(俵優香)【長濱ねる】世間が鷹羽家にアレルギー出ちゃってるのに
(笹野耕一)【佐野優斗】でも意外とネットでは鷹羽直哉の援護の声が大多数ですよ。逆に記者のほうが叩かれまくっています。
(古町)これってつまり…鷹羽直哉が浦で絵を描いていたってことなのかな
(笹野)でもこのタイミングで黒幕が表に出てくるとはどうしても思えないんですよねー
(米田)鷹羽直哉を裏で操っている人物がいる。
(笹野)まぁいずれにせよ実質、鷹羽の時代もこれで終わりすかね
(米田)鷹羽家の連中が力を失えばいいって話じゃない。席が空けばいくらでも代わりは現れる。馬鹿どもの椅子取りゲーム自体を終わらせなければなにも変わらない。
実は、宗一郎の亡き父、鷹羽金之助(小野武彦)と養子縁組し、宗一郎の姉、澄子(鳳稀かなめ)と婚姻関係にある灰島は、「鷹羽直哉」として国政に打って出るのです。
そんななか、米田(松嶋菜々子)は、上長、麦谷(戸次重幸)から宗一郎の調査を命じられます。
(麦谷)その意気だ、米田まさこ。聞いて喜べ。この俺が直々にブタレのプレゼントを持ってきてやったぞ。ずっと調べたがっていたろ?力不足の宗一郎が大臣のポジションに就いていたのは、どう考えても金の力だ、その出所を正確かつ迅速に洗え。
(米田)何の御用でしょう。米田せいこです。なんでこのタイミング?
(笹野)議員辞職したとはいえ、このタイミングで、鷹羽家という触れにくい物件を調査するように上からお達しがあったものの、むやみに調査にあたるのはリスクが高い。だから我々、ザッコクに押し付けているのでは?
(麦谷)笹野君、最近私に似てきたのでは。
(笹野)それ誉め言葉ですか
(麦谷)鷹羽宗一郎は体調不良で聖央堂大学病院に入院している。調査で掴んだ情報は逐一俺に報告するように。
麦谷が去ってから不満と各々の見解を口にする米田達。
(古町)あの様子だと、笹野君の指摘が図星だったんだろうね。
(優香)調べろって言うよりなにかしら証拠を見つけて来いってニュアンスが気になりましたけど
(飯島)黒幕は全ての罪を宗一郎に擦り付けようとしている
(笹野)トカゲの尻尾切りってやつですか
そこで、米田は優香に、新潟にある、鷹羽直哉の選挙事務所に出向くことを指示をします。
(米田)優香さんは鷹羽直哉の選挙事務所を当たってみて。
(優香)選挙前の候補者周り面倒で色々断られるじゃないですか
(米田)だったら、実力行使のみ!我々の仕事は黒かシロかはっきりさせること!
灰島の行動の裏に、強大な黒幕がいると睨んだ、米田は、宗一郎が鷹羽家の黒い金の動きの責任を押し付けられ。トカゲの尻尾切りをされるのではないかと考えていました。
その黒幕は、米田の父、田次(寺尾聡)。
(田次)理想的だね
(灰島)今はどれだけ言い訳しても揚げ足をとられるだけです。ならば潔く罪を認めたうえで被害者を演じて味方を増やすほうが得策。
(灰島)有権者達はとっくに飽きています。オールドタイプの政治家像というものに。これからは社会を先導するのではなく、社会に委ねる時代。実際は私の手の上で転がっているだけ
(田次)実に頼もしいね
そ夜、灰島は鷹羽の姉、澄子(鳳稀かなめ)に叱られる灰島。
(澄子)私に報告もなく、随分勝手な真似をしているようね。
稲荷寿司の中に大金の賄賂を偲ばせて渡す、灰島。
(灰島)全ては鷹羽家のためです。
(澄子)まさかこの家を背負っているつもり?
(灰島)澄子さん婚姻を許された時、私は錦之助先生にお約束しました。身命を賭して鷹羽家の家名と宗一郎さん、そして何よりも澄子さんをお守りすると。
(澄子)宗一郎を守るではなく、蹴落としたの間違いではなくて?
(灰島)今、宗一郎さんを表舞台に立たせればいたずらにアンチの標的にされるだけです。私が鷹羽の名前で立候補したのはそれをも全て一身に受ける覚悟の表れだということをご理解ください。
(澄子)おとりになると?
(灰島)そうではありません。私は宗一郎さんが戻ってくるまで国政をコントロールできる位置まで上り詰めるつもりです。上り詰めた結果、もし私が頂点まで辿り着いたとしたら、澄子さんその時あなたはどちらにおつきになりますか?私はいつでも本気です。
(澄子)本気でいってるの?宗一郎に鷹羽の名を背負わせるのはいささか重すぎる
(灰島)つまり私を支持していただけると捉えてよろしいですか?
(澄子)正直、鷹羽の姉と呼ばれることも飽きていたところよ。未来のファーストレディも悪くないかも
(灰島)その未来、お約束いたします
(澄子)約束ばかり増えて大変ね
(灰島)それが私の幸せです。
米田(松嶋菜々子)飯島作久子(大地真央)古町(高橋克実)らは、体調不良を理由に入院している宗一郎を訪ねます。
(飯島)こりゃ病院っていうより高級ホテルね
(古町)何年も入院してもいいな。で、今回は何でこのメンバー?
(飯島)お年寄りのほうが目立っていいじゃない
(米田)行きますよ。東京国税局のものです。私、東京国税局の米田正子(せいこ)と申します。体調のほうは大丈夫なんでしょうか。どこも悪いようには見えませんけど。
(宗一郎)国税局?どうぞ米田さん…で、なんの御用でしょう?今日は比較的に調子がいいので。
(古町)何作ってるんですか
(宗一郎)で、用件は?!
(米田)病院まで押しかけてしまって申し訳御座いません。居住地である港区に税務申告をした件でお話をお伺いしたく参りました。
(宗一郎)税金とか小難しい話は全部、秘書に任せてあるので。ボディーガードの人!なにやってんの早く追い出して
(米田)1つだけお答えいただけませんか?税理士の箱山哲郎はご存じですよね?彼が政治資金の横領や脱税で逮捕されたことは?あなたは箱山の犯罪に関与させられていた可能性があります。何故あなたはこんなところに?鷹羽直哉さんはあなたが外に出ると、都合が悪いから外に閉じ込めているのでは?
宗一郎の指示で、ボディーガードに追い出されてしまった、米田、飯島、古町。
その頃、優香は単独で新潟へ出向き、鷹羽直哉として出馬しようとする灰島の元へ
(優香)なんで私が新潟に。
(直哉の支持者)今、こちらにはおりません、東京のほうに
(優香)ていうかこの田舎、何にもないにも程があるでしょ
宗一郎は灰島に病院から出る許可を得ようとしていました。
(灰島)どうしました?時間が御座いませんのでご用件は?
(宗一郎)忙しそうだもんね。あのさ、前にも言ったんだけど、病院から出ちゃダメかな。息子の誕生日なんだ。
(灰島)だめです。あなたは今そんなことが出来る状況ではないと。御覧になったか分かりませんが、私はあなたを政界に復帰させるために尽力しています。全てはあなたの、そして鷹羽家のため。今は何を優先するべきか考えてください。お辛いでしょうけど乗り超えましょう。いつだって私がついています。
(宗一郎)うん、いつもありがとう。
(田次)宗一郎が?
(灰島)気にすることはありません。ガキの戯言。ザッコクが動き始めています 餌に食いつくのも時間の問題かと。
(田次)例の株か
(灰島)あれが明らかになれば、信頼を取り戻すことは不可能。
(灰島)あのボンボンは復帰するおつもりのようですが。実弾を派手にばら撒く党の連中さえ丸め込めば。
(田次)国会議員灰島議員の誕生だな。だったら今なんじゃないのか。鷹羽家の祠の鐘を鳴らすのは
(灰島)祠の鐘?
(田次)ああそうだ。
再び、鷹羽宗一郎を訪ねる米田、飯島、古町。
(宗一郎)ボディーガードさん!売店で珈琲買ってきて!今すぐ飲みたいの
宗一郎は米田達を中に入れやすくするため、わざと、ボディーガードに横柄な態度でコーヒーを買ってくるよう頼みました。
すると、灰島から外出を禁じられている宗一郎が米田に取引を持ち掛けてきました。
(古町)ここから連れ出してほしい
(米田)どういう理由で?
息子の龍二郎が誕生日なのですが、留学してしまい、妻も息子を連れて自分との決別を考えているかもしれないというのです。
(宗一郎)明日、息子の誕生日でプレゼントを渡したいんだ。
(飯島)自分1人で渡しに行けばいいじゃない。
(宗一郎)それができればあなた方に頼んでいません。
(古町)たしかにあのマスコミの数じゃねぇ。
(飯島)今さら何言ってるの!愛人なんか作らず家族を大事にしていればこんなことにならなかったでしょ!
飯島は宗一郎が外に愛人を作り、家族を蔑ろにしたことや、甘えた態度を一喝しました。
(米田)とにかく我々はご要望にお応えすることが出来ません。
(宗一郎)ええ、仰る通りです。家族がマスコミに追いかけられるようになってしまった。
(宗一郎)そこをなんとかお願いします!息子は龍二郎は明後日、留学に行ってしまうんです。もう二度と会えないかもしれない。暫く離れて暮らしたほうがいいと言われていたんですけど、それは建前で僕との決別を意味するのかと。
(飯島)離婚するってこと?
(宗一郎)親父からは政治家は孤独な職業だと常々言われていました。家族も顧みず国民のために邁進するのかと。だとしたら、僕は政治家に向いていない。一目でいいから、息子に会いたい!
(米田)知ったこっちゃない
(宗一郎)誰にも話したことがない情報が。鷹羽家の金の話です。もし手伝ってくれたらそれをお話します。
ザッコクに戻った一同は、宗一郎について話し合っていました。
(古町)なんとかしてあげようよ。青磁の道を諦めてもいいと思ってるんだよ。
(優香)逆に政治家へのこだわりがその程度の薄っぺらい奴だったってことですよね。
(古町)いや、あの目を見ればわかる。彼は嘘がつけない
(優香)馬鹿だからってことですよね
(笹野)どうするんですか
(飯島)鷹羽家の鐘にまつわる話気にならない?
(米田)あれだけ秘書任せにしてるやつが有力な情報を持っていると思えない
(古町)彼の人間性に問題があるとしても、息子さんのことだけは別だよ。彼が情報を持っていようがいまいが僕は彼の力になりたい。
(飯島)仕方ないわね、暑苦しいけど、今回はあんたの提案に乗ってあげるわ。せいこさん
(優香)こっちも情報が掴めるメリットがあるならやる価値あるかもしれませんね。
(米田)ご勝手にどうぞー
翌日。
優香と飯島は、余命宣告を受けた祖父の兄を連れてくると言って、警備員を通させようとしました。
(警備員)こんな大きな荷物聞いていませんよー
(飯島)実はこれサプライズなんです。
(優香)私のおじいちゃんが入院していまして、そのおじいちゃんが余命宣告を。おじいちゃんには生き別れた双子の兄がいまして。
(飯島)すると、なんと数日前にお兄様と連絡が取れたんです。
(古町)おじいちゃんの兄です。
古町は祖父の兄のふりをしました。
米田は医師のふりをし、なんとか病院へ潜入できました。
(米田)連絡は不要です、通してあげて。わきが甘い。
米田の協力者のアルバイトの女性たちも妊婦のふりをして警備員の行く手を阻みました。
(女性たち)うー痛い痛い
(米田)どうしました?
なんとか鷹羽宗一郎を大きなプレゼントボックスに入れて、病院から連れ出すことに成功しました。
(優香)東京国税局の俵です。
(飯島)例を言うのはまだ早い。
宗一郎はスーパーの帰り道の息子の龍二郎に着ぐるみ姿で声を掛けました。
(龍二郎)なに、これ?パパ?
(宗一郎)うん、誕生日おめでとう。ごめんな。元気でな、頑張れ、龍二郎。
宗一郎が妻から縁を切られ、まだ幼い龍二郎と引き離された状況に、複雑な思いの米田達。
その後、龍二郎は宗一郎の妻と共に帰っていきました
(龍二郎)今ねパパがいたよ
(宗一郎の妻、鷹羽栞)ほんとに?パパはお仕事で忙しいから、帰ったら誕生日会しよう
ザッコクに来た宗一郎に、鷹羽家の誰にも言えない資産について話を聞く米田達。
(米田)誰にも話していない情報って
(宗一郎)ああ、そうでしたね。実は鷹羽家の実家の庭には祠がありましてね、夜になるとゴーンと鐘を突く音が。あまり君が悪いんで、なんの音がするか親父に聞いたことがありまして。鷹羽家の先祖の霊の仕業だって。親父が言うのは三途の川を渡るために駄賃が欲しくて鐘を鳴らすんだとか。怖くないですか、この話誰にもしたことなかったんですよ。信じてくれないんじゃないかって。
(笹野)さっさと調査を終わらせて、病院に戻ってもらいましょう。政治資金パーティーについて一切聞かされてないんですよね?
(宗一郎)知りません。パーティーに参加していたら覚えているはずですからー
(優香)いやいやそういうことじゃなくて。
(米田)で?ほらーやっぱ助けなきゃよかったー!
(飯島)全部、愛人に任せていたのね
(笹野)では、愛人からのお金はどこから捻出したお金ですか?
(宗一郎)ホントに知らないんです。灰島がなんとかするっていうから任せていただけで。
(米田)なんでも知らないで済むと思ったら大間違いです!
(宗一郎)そんなこと言われても知らないもんは
(米田)箱山が関与している犯罪にあなたが関与しているんじゃないかと聞いた時、そんなはずはないと言いましたよね?!何故、そう言い切れるんです?あなたが当たり前に使っている金がどこからどう流れて使われているのかも知らないのに!我々の存在意義は、正しく集めて正しく使うこと!あなたは辞職されたとはいえ、曲がりなりにも政治家として活動されていた方ですよね?正しく集めて正しく使う。ザッコつまり、正しく使う側!そんなあなたが知らないなんてザッコクいらないんだよ!
笹野はふと、箱山の政治資金パーティーで裏金を受け取っていた関係者が、不動産の未公開株を受け取っていた話題を口にします。
(笹野)それよりこれ見ましたか?記事によると箱山が管理していた政治資金パーティーで裏金をもらっていた連中、ある不動産会社の未公開株を受け取っていたらしいですよ。
(米田)なんて会社?
(笹野)ハピハピホームズ
(優香)待ってその名前…鷹羽直哉の選挙事務所の時に見たインターチェンジの建設予定地
(飯島)それ鷹羽と関係あるの?
そこへ麦谷が鷹羽直哉の選挙事務所に押し掛けた米田達を咎めに来ました。
(麦谷)おい!こめだまさこ!お前ら鷹羽直哉の選挙事務所に押し掛けたそうじゃないか
(米田)それのなにが問題なんですか?
(麦谷)選挙前に、税務調査に入られるような候補者に誰が投票するんだよ!今度、選挙の邪魔したら訴えると脅されたぞ。
(笹野)公務執行妨害罪で訴え返してやればいいじゃないですか
(米田)鷹羽直哉は鷹羽宗一郎にまつわる金の流れを把握しています。調査するうえで外せません。
(麦谷)笹野くんそんなことできるわけないじゃない。だとしてもだ!せめて選挙が終わってからにしろ。それと宗一郎本人に会いに行ったんだろ。決定的な脱税の証拠を。手ぶらで帰って来たんじゃないんだろうな
(米田)それがお恥ずかしいながら、手ぶらで帰って来ちゃいましたー
麦谷が宗一郎が入るプレゼントボックスに近づこうとすると、飯島が即座に阻止します。
(飯島)なにかあったらすぐにお知らせしますからー
(麦谷)口ばっかり達者で使えない奴らばかりだ。鷹羽直哉さんには絶対に触れるな。
麦谷が去った後、宗一郎をプレゼントボックスから解放し、話し合いに参加させる一同。
(優香)これで実力行使も出来なくなっちゃいましたね
(笹野)病院から連れ出したのが一大事。さっき言ってた不動産会社なんですけど。ハピハピホームズ
ここで、宗一郎はハピハピホームズを知っていて、灰島から未公開株の株券を受け取っていることを話します。
(宗一郎)僕その会社知ってるかも。今はただの紙切れだけどそのうち化けるって
灰島の口車に乗せられていた宗一郎は自宅にその株券を持っていることを米田達に話します、
(宗一郎)未公開株って何ですか
(笹野)未公開株。証券所に公開していない上場していない株式のことです。基本的に未公開株は証券取引所を通じての売買は出来ないんですが、売り手と買い手の合意があれば個人間での売買が可能になります。
(宗一郎)それのなにが問題なんですか
(飯島)詐欺とか犯罪に使われやすいのよ
(優香)政治家が絡むと詐欺になりやすい
ここで、笹野がより詳しく、未公開株について宗一郎に話します。
(笹野)まず、企業から政治家に未公開株を渡します。すると政治家はその見返りとして、高速道路や国家プロジェクト用地の情報をこれによって未公開株は企業価値が上がって株価は爆上がり。賄賂としての効果は絶大。
(優香)それも市場に出ていない株式だから株主を追跡するのが難しい。
(宗一郎)じゃあ僕は自分の知らないうちに脱税を
(飯島)株式を売却した時に出た利益が無申告の可能性が高いわね。
(米田)にしてもあからさますぎる
(笹野)こんなに分かりやすい方法で賄賂を受け取らされえた。
(米田)あなたは鷹羽直哉にはめられた
(宗一郎)灰島が僕を?
(米田)ショックかもしれませんが出てきた情報からそうとしか
(宗一郎)薄々気付いていました。そりゃそうですよね。入院するまでは僕の出直し選挙の準備だと説明されていたのに。灰島の出馬会見になってたんですから。しかも、鷹羽直哉として。それでもきっとなにか考えがあるんだって信じたかった。
(笹野)真実を知っておつらいでしょうけど影武者の古町さんがばれるのも時間の問題。騒ぎになる前に病院に戻られたほうが。
そうとは知らず、古町は病院のベッドの寝心地を堪能していました。
(古町)ふかふかだー
(宗一郎)あそこに戻りたくない。協力します。息子に会いたい僕の願いを叶えてくれたじゃないですか
(優香)脱税の疑惑が晴れたわけじゃないんですよ。
(米田)あなたの願いを聞いたわけじゃありません!脱税の疑惑を証明するためにただ仕事を全うしているだけです。他のことは知ったこっちゃない。優香さんはハピハピホームズの申告資料の洗い直しを、笹野君は私と一緒に。
その後、米田と笹野は、拘置所にいる、箱山(浅野和之)を訪ねました。
(箱山)これはこれはまさか私を訪ねて来てくれるとはねー今日は国税局の職員としてですか?それとも友達としてかな?で、何が聞きたい?
(米田)あなたと友達になった覚えはありません。鷹羽宗一郎の件です。
(箱山)あああれは厄介な男だ。欲にまみれた奴なら操りやすい。だが君もっ知っての通り、中身は空っぽだよ。
(米田)ハピハピホームズの未公開株の件、あなたも関わっていましたか?
(箱山)どうだと思う?
(米田)無関係…。稚拙すぎる。あなたはコメ時代ありきたりなスキームには興味を持たず、あえて難解な事案を好んで調査していたぐらいのひねくれもの。わざと見つけやすくするにしてももっと巧妙な仕掛けを施すはず。
(箱山)いい答えだ。私はあんな間抜けなやり方はしないよ。
(笹野)トレーディングカードを購入した痕跡は間抜けじゃないんですか
(箱山)人は誰しもこれだけは譲れないという弱みがあるから美しいんだぞ。君が鷹羽の件に執着するようにね。で、何が目的だ?なにが君をそこまで突き動かす?君はなにが知りたい。父親の復讐か?
(笹野)そんなもんじゃない。正しく集めて正しく使う、それが僕達ザッコクの存在意義。こんな奴に付き合うだけ無駄です
(箱山)私の暇つぶしに付き合ってくれたお礼と言っちゃなんだが、かつてハピハピホームズで務めていた税理士を務めていた、桑原という男を訪ねればいい。彼は君達と同類
その後、桑原を調べる笹野。
(笹野)出ました。桑原浩二。たしかに過去にハピハピホームズで顧問税理士勤めています。
(米田)私が思っているのと同一人物なら、過去に国税局に勤めていた人。
(笹野)同類って言っていましたけどあれどういう意味ですかね。
そして、桑原を訪ねる一同。
(桑原)もしかして米田さん?
(米田)税理士の仕事は…もう
米田は税理士の仕事は今はやっていないと分かりました。
(桑原)今は御覧の通り、無料相談メインで。ハピハピホームズの件ですか?
(笹野)聞かせてもらえますか
(米田)我々の仕事は黒か白かはっきりさせること。元国税局員の桑原さんならわかりますよね
桑原は不知火幸雄と鷹羽宗一郎との繋がり、灰島こと、鷹羽直哉から未公開株について話を持ちかけられたことを話しました。
(桑原)あの会社の社長、不知火幸男で高校時代の同級生でして。そんな縁で顧問税理士になりました。今思うと大人しく帰ったほうが良かったのかもしれません。そこにいたのが、秘書らしき方と一緒で…あいつは、幸雄は株券を渡していました。翌日、幸雄を問い詰めたら、あるパーティーで鷹羽宗一郎の秘書、灰島と知り合ったそうです。今後、必ず値が上がる土地の情報と引き換えに未公開株を譲ってくれないかと話を持ち掛けられた。いくら譲渡制限がついてないからってこんなことするべきじゃないって説得しました。翌日、私は顧問税理士を首に。口を閉ざす選択をした私も同罪ですから
(笹野)じゃあ今頃その株は
(桑原)私は今もこの仕事を選んだのは良心の呵責ってやつなんです。
ザッコクに戻り、宗一郎に、未公開株の行方について、確認する米田。
(米田)鷹羽直哉から株券を現金化するよう、指示はありましたか
(宗一郎)はい、少し前に
(米田)病院に隔離している間に未公開株の罪を着せ、自分は選挙を理由に乞う税の調査を受け付けない。単純な用で巧妙なやり口。
(宗一郎)これで息子に会えなくなりましたね
(笹野)その株券はいくらになりましたか
(宗一郎)さぁ…現金化してないからいくらになったのかは知らないです。
(宗一郎)自宅に、だめでしたか?
(米田)まだ持ってるの?
(笹野)売却していないなら売却所得に関する脱税に当たりません
(飯島)なんで売却しなかったの?
(宗一郎)怖くて。僕はお金のことは人任せにしていました。気付けば立場も変わり、いや、僕の理解よりもお金の価値が、いやお金の持つ力がとんでもなく大きくなってた。知れば知る程怖くなって。僕は関係ないと周りに押し付けて、僕の代わりに手を汚すことになった人も大勢いると思います。恐らく灰島もまぎれもなく、その一人です。それを知りながら鷹羽金之助の相応しい人間であり続ける為に。僕は鷹羽宗一郎であるが前に鷹羽宗一郎であるべきだった。
(米田)馬鹿!
(古町)自分に嘘をつく必要はないよ。君は鷹羽宗一郎として1人の人間として、生きるべきだ。それがこの国の為ではなく、息子さんのためにも
(米田)あなたのやったことはたとえ自分の意志で行ったことでなくても、その責任から逃れることは出来ない。ですが、我々ザッコクは、悪意ある脱税をする馬鹿かそうでないかを見極めなければいけない時もある。脱税をする馬鹿か、そうでないほうの馬鹿か。あなたがそうでないほうのバカで良かったです。
(宗一郎)同感です。
(飯島)あの子も鷹羽家の犠牲者なのかもしれないわね
こうして、元国会議員、鷹羽宗一郎は、5億4500万円(上場した場合の想定額)の株券をハピハピホームズの社長に変装しました。
米田は麦谷に、鷹羽宗一郎は、未公開株を持っていたものの、今回は罪に問われないこと、本当に危険なのは「灰島」こと、鷹羽直哉だと告げました。
(米田)ですから、鷹羽宗一郎は未公開株を受け取っているため、贈与税務申告の疑いはありますが、コメが扱うような事案ではないと思われます。以上なことから怪しいのは鷹羽直哉。奴を調べてください。
その頃、灰島こと、鷹羽直哉は、麦谷から米田が訪ねてきたことへの報告を電話で受けました。
(灰島)そうでしたか、またなにか分かったら知らせてください。
(米田の父、田次)爆弾は不発か
(灰島)あの株券を現金化していなかったなんて、馬鹿だとは思ってたがまさかここまとは。
(田次)このままほっておけば黒星になったのに
(灰島)なんのことですか。脱税から逃れたとはいえもはや、宗一郎の言うことは誰も信じません。計画を確実にに進めることを優先ましょう
(田次)実弾が
翌日。
箱山(浅野和之)が拘置所にいないことを突き止めました。
(米田)箱山は移送されたんですか?面会時間に誰か来たことは?
(刑務官)守秘義務のためお答えすることはできません
(米田)口封じ。いずれにせよ相当、大きな力が裏で動いている
(笹野)だとしたら、僕らは思っているより真相に近づいているのかもしれません。宗一郎の事いつまで匿っているのか騒がれています。このまま匿っているつもりですか。
(米田)神隠しにするわけにいかないでしょ、箱山みたいに。きっと宗一郎は切り札になって
米田はふと、灰島と田次が同じ車に乗っていることを知りました。
おコメの女~国税局資料課雑国室~7話感想.みどころ
世間知らずな宗一郎から明らかになった未公開株の実態に迫ったエピソードでした。
宗一郎はどこか憎めないところがある典型的なお坊ちゃん。
未公開株をハピハピホームズの社長に返送したことで、何とか事なきを得られて良かったです。
横柄な態度をとっている宗一郎が、可愛い龍二郎にだけは優しい親の顔を覗かせた場面は切なくなりました。
龍二郎、宗一郎に似てとても可愛かったですね。
一方で、税金の管理を全て「灰島」こと、鷹羽直哉に任せきりだったので、彼がうまい口車に乗せられるのは自業自得だと思いました。
全ての黒幕は、米田の父、田次ですが、手を組んでいる直哉も田次を裏切る黒い陰謀が渦巻いて見応えがありました。
田次の魂胆と意図、鷹羽直哉をどう利用して、手の平で転がしていくのか今後も必見です。