サバ缶、宇宙へ行く6話あらすじネタバレ
数年前、JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターの皆川有紀(ソニン)。
(皆川)小浜の伝統である鯖街道を宇宙まで繋げてほしい
それを子供の頃に聞いた井畑の親友、佐伯健人(市原匠吾)。
その演説を小学生の頃に聞いてい佐伯と井畑は、幼い胸に希望を抱いていました。
井畑は2011年に東日本大震災を経験し、被災したことで母親と別れて一人暮らしをしています。
さらに、廃校の話が進むなかで、宇宙食開発をする機会を失い、井畑は心が荒れました。
朝野峰一(北村匠海)は、高校3年生の井畑雄介(荒木飛羽)に手を焼いています。
彼は補導を繰り返し、今回は煙草を所持していたことが発覚しました。
(朝野)じゃあこれは井畑君のものってことでいいんだね?
(井畑)だからそうやって。もいいい?
(朝野)もう3年生なんだよ?この時期にもし、停学とかになったら。何回目?
(井畑)退学でええよ。こんなとこと卒業して何になるん?どうせ廃校やろ?
(黒瀨)お前はまた!退学と廃校は別問題や!屁理屈言うな!
しかし、井畑以外の生徒達も廃校をやはり取り消せなかった若狭水産高校に失望していました。
(朝野)補導ももう3回目ですよ、新学期早々なのに。でも正式な決定はまだじゃないですか。
(黒瀨)【荒川良々】どうせ廃校、他の先生も言うとったわ。結局、お上はわしらが言うても声上げてくれへんのや。生徒や住民があんだけ声上げても、うんともすんとも言わんのやで。先生も残念やな。宇宙や…、これまでは生徒が自由実習テーマを選べたのにな。去年から学校が決めたことやって、上も芸がないで。
(朝野)そうですね
その頃、地元民は東日本大震災からもう1年経つ今、小浜市の漁師たちは話し合っていました。
(浜中食堂の女将、浜中和子)【村川絵梨】どうしたん?昼から。
(園田)魚は取れんし、燃料も上がるわもうかなわんで。
(須崎)ほんまいやになりますわ
(百瀬)【佐戸井けん太】まぁこっちは命と船があるだけ幸せや。
(園田)東北の震災からもう1年か
(百瀬)な?暗い顔せんとわしらが気張らなあかんやろ。今日は目一杯飲んで明日からまた頑張ろうや。
(三宅)俺も付き合うよ。一杯
(和子)仕込み終わった?
朝野のクラスでは佐伯がプレゼンテーションをしていると他の生徒達が揶揄いました。
(佐伯)僕達は岩手県の水産高校へボランティアに行ってきました。1年経った今も被災した工場では缶詰の生産が出来ない状況でした。そこで缶を使わない保存食小浜の芽生さんであるへしこの…。
(クラスメイト)ええことしたって喋らなくてもえんんちゃう
(井畑)寝てるんだから静かにせえ
(朝野)佐伯くん続けて、
(佐伯)僕達はへしこの作り方を伝えることで、どんな環境でも安全に美味しく食べ続けられる食品づくりの参考になるのではと考えました。
JAXAにて、昼食をとる木島と皆川。
(皆川)何食べてるの?ペペロンチーノしか食べないんじゃないの?
(木島)アラビアータです。そんな人間はいませんよ。
(皆川)ふーん、いただきます。どうしたの?
(木島)うちで作った宇宙食のフィードバックをいただきたく、NASAに問い合わせをしているんですけど未だに返信がなくて、。宇宙日本食は今はまだ選択食の1つですけど、将来的に標準職になるためにも、各国の宇宙飛行士の感想をいただきたくて。
(皆川)だったら東口さんに相談してみれば?
(木島)これは僕の仕事なので
佐伯は朝野に訴えました。
(朝野)佐伯君今日の発表良かったよ
(佐伯)さっきは…
佐伯と井畑はギクシャクしたままです。
朝野は浜中食堂で、黒瀬から井畑と佐伯のことを聞きました。
(朝野)あの2人がですか?
(黒瀨)1年の頃からずっと一緒やったで。小学校の頃からの同級生らしい。井畑も前はあんなんじゃなかったんや。
井畑は東日本大震災の影響で母と祖父と離れて暮らしています。
家で岩手にいる母に電話する、井畑。
(井畑)帰って来れんの。別にええよ。じいちゃんに宜しく伝えておいて。
震災当時のことを思い出す、井畑。
井畑が学校から帰ると、すぐ母と祖父は避難しようとしていました。
(井畑)じいちゃん大丈夫やった
(井畑の母)うん、けどやっぱ家は流されたみたいやわ。じいちゃん足悪いやろ。行ってあげな。
(井畑)俺も行くわ
(井畑の母)なに言うてんの?あんた学校でやりたいことあるんやろ。落ち着いたらすぐ帰ってくるから。
(井畑)学校なんか行かなくてもいいよ
井畑はそれでも当初は、佐伯の前では、学校で明るく振舞いました。
(佐伯)大丈夫やったん
(井畑)お前が心配せんでもええよ。そんなことより自習テーマ決めるの今日やろ?たまり場にあったわ。
(佐伯)勝手にいいの?
(井畑)これからは俺らの時代や、サバ缶、宇宙に飛ばすで。
(佐伯)今って缶ダメやんか
(井畑)ほんま弱気な奴やな。俺ら5年も待っとったんやで。
(佐伯)そやけど
(井畑)今がだめとか関係ない。そのうちなんとかなるって。
(佐伯)そやなぁ
黒瀨が教室に入り、実習がなくなったことを報告します。
(黒瀨)2年からやる実習、今年から廃止になった。
井畑と佐伯は、廃校の影響で、サバ缶を作る実習がなくなったことにショックを受けます。
(井畑)ちょっと待てよなんでなん
(黒瀨)学校の判断や。廃校問題とかいろいろあるしな。
(井畑)宇宙サバ缶も出来んってこと
(黒瀨)そりゃそうなるわな。今年は全員で、売り物にならない小魚を加工食にする実習や。魚の餌ぐらいにしかならない。
佐伯は井畑を励まそうとしますが、2人は喧嘩してしまいました。
(佐伯)まぁなんとかなるやろ。井畑君いつもそう言っとるやん
(井畑)何がや…お前に俺の気持ちが分かるんや?いつまでも纏わりつくなよ、お前みたいな気弱な奴、鬱陶しいんや。
浜中食堂にいる朝野と黒瀨は井畑の家庭環境を話し、彼に希望を持たせたいが、頭を悩ませるのでした。
一時、学校に来ないようになった。今は来とるだけ偉いと思うで?あいつも大変なんや、父親も離婚しておらんし。
佐伯は宇宙サバ缶を災害食にする提案を出しました。
(朝野)宇宙サバ缶を災害食に?
(佐伯)長期保存も出来て栄養価も高いので、災害食に出来るんちゃうかな
(朝野)色々改良しなきゃいけないことあるけど、無理じゃないと思う。授業外ってことになっちゃうけど大丈夫?先生も色々とサポートするから。
(佐伯)授業とか実習とかどうでもいいんです。とにかく宇宙サバ缶をなくしたくないんです。
次に、佐伯と朝野は卒業生の寺尾(黒崎煌代)に、実習をするためにサバを分けてもらえないか相談に行きました。
(寺尾)災害食?
(佐伯)今は缶が宇宙に飛ばせないとか色々あって。
(寺尾)つまりサバが欲しいってことやろ
(朝野)最近色々厳しいのは分かってる。でも無理ない範囲でお願いできたら
(佐伯)色々出来ないかなって
(寺尾の父、茂信)【迫田孝也】ああ好きにせえ
(寺尾)今何人になったん?
(佐伯)今は僕1人で。
佐伯は井畑を放課後、呼び止めました。
(佐伯)ちょっと時間いい?そうすれば宇宙サバ缶が役に立つと思って。
(井畑)いや…よくわからん。災害食なんて腐る程あるで。こんなところで作ってもどうにもならんだろ。意味がないやろ、そもそも実習がないんやで。それにもう廃校やし時間がない。無理に決まっとるやろ!
(佐伯)だからやらんの?どうせ無理だからやらないの?
(井畑)なに分かったようなこと言ってんね。一人じゃ何もできないくせに
(佐伯)出来るよ!井畑君が思う程僕そんなに弱くないから!
(井畑)好きにしろよ
幼い頃のことを思い出す井畑。
(井畑)そうや、目標を決めようや。俺らの宇宙サバ缶計画の。
(佐伯)小浜1の宇宙サバ缶とか?
(井畑)志低すぎるやろー
(佐伯)じゃあ日本一?
(井畑)日本一でも世界一でもない。
井畑は現実を痛感し、幼き頃の佐伯との約束は叶わないと諦めています。
(井畑)しょうもな
そして、夕方、悪仲間のところへ向かいました。
その夜の浜中食堂。
(百瀬)みっちーは?
(浜中和子)【村川絵梨】私はお先に上がらせてもらいます。
朝野は槍山(熊切あさ美)と夕食をとっていると、井畑が万引きをした連絡がきました。
(槍山)明日、もう1回、教育委員会の人と会うことになった。一応こういうのも作ってて。ちゃんと団体にしたほうが向こうとも話しやすいかなって。
槍山は若狭水産高校を存続させるためのチラシを朝野に見せました。
(朝野)あの全然、力になれなくて済みません。
(槍山)先生は自分のことだけしとったらええの。
朝野は井畑の万引きの件で、店に謝りに行きました。
(店主)担任の先生?ほんま困るんですわ。親に連絡つかないと嘘つくし。今時の子はどうなっとるんや。父親の事情は分かりました。母親は。
(朝野)岩手にいます。家庭の事情で一時的に。去年の3月頃ですかね。
(店主)他に家族は?はぁ…もう帰っていいよ。その代わり、二度とこの店には来ないと約束してください、分かった。
(朝野)なんで万引きなんか。他の子はいたの?井畑君は学校辞めたいって思ってる?宇宙サバ缶は?
(井畑)腹減ったから。どっちでもいい。万引きは悪かったと思ってる。もうせえへん。
翌日。
実習を続ける佐伯を見守る朝野。
(朝野)あの、井畑くんは?
(黒瀨)ちゃんと来てる。向こうで反省文書いてるわ。
(朝野)ああそうですか。あの…正気起動したらいいか分からないんです。対話をする、生徒の気持ちを引き出す、それが難しければ生徒を待つ。でもこれってただの理想で綺麗事な気がしてきて。
(黒瀨)そやなぁーでも待つしかないんちゃうかな。
実習中、佐伯は他のクラスメイトと喧嘩しそうになりますが、朝野に止められました。
(朝野)板に戻すことより伸ばすことを意識して。しっかり伸ばすことで空気が抜けて、身が締まった蒲鉾になるからね。
(朝野)おい授業中だぞ
JAXAにて、木島は東口からNASAからもらった宇宙食のフィードバックを受け取りました。
(東口)NASAからいただいた、宇宙食のフィードバックです。皆川さんから木島さんが欲しがってると聞いたんで、NASAに出向中の同期がいましてね、その人にお願いしたんです。宇宙飛行士からいただいたものも入っています。私もなかなかやるでしょ。たまには頼ってくださいね。我々、バディーあってのメイドインジャパン宇宙食じゃないですか。
(木島)うん。
放課後に、井畑は万引きで関わった悪い男達に捕まりました。
(男)そういえばあの後どうやった?大丈夫やった?もう1回あの店に行けよ。俺ら友達やん。
(井畑)すみません、退学とかにはなりたくないので
佐伯が通りかかり、男達に声を掛けられます。
(男)おいなにガン飛ばしてるねん
とっさに、井畑は止めました。
(井畑)やめろや。
朝野はダイバーショップを経営する、槍山(熊切あさ美)と共に、廃校について話し合っていました。
(槍山)教育委員会の人に会ったんやけど、廃校は覆らんのやろうって。まだやれることはあると思ってるんだけど。
(朝野)おお、寺尾くん呼び出してごめんね。
(寺尾)まぁ1人でやるって言うのは正直、想像つかんな。人がおるのも考えもんやけどな。だってよう分からないこと言う奴いるやろ。奈未なんかクラゲ勿体ないって言うし、そんな言う奴おらんやろ。菊池はうんと百万する金属探知機を人力でやろうとか言うしな。
(朝野)懐かしいなー7年前か。
(寺尾)先輩らの時はどうやってやったんですかって。まぁでも僕らの時は、宇宙サバ缶って目標があるなかやったから参考になったかは分からんけど。まぁでも今、かまぼこ食べてる人のおかげですけどね。
(朝野)寺尾君はみんなと一緒にやって良かった?
(寺尾)うんまぁ一人じゃ限界があったやろうしいろんな意見がある中で宇宙サバ缶が出来たみたいやからな。
朝野と槍山と寺尾が、浜中食堂で飲んでいる頃、その夜、井畑は銭湯帰りの黒瀬とばったり会いました。
(黒瀨)なんや喧嘩か?まんまやられとるやん?これ食うか?食え食え、溶けてまうで。怪我したんか、手当してやろうか
(井畑)ええよ自分で出来るし。怒らんの?夜中で歩いたこと
(黒瀨)負けたやつを怒る度鬼じゃないわ。何があったん?言いたくないならええけど。
(井畑)俺から手を出した。あいつらが佐伯に絡もうとしたから。
(黒瀨)ええやん。男気があるやん。まぁ気持ちが強くないとできないわ
(井畑)先生、そんなこと言うてええの。俺ってそんな可哀そうな奴なん?昨日さ、家族の話をしたら見逃してくれた。最初は、ラッキー耐えたって思った。でもあれって思ってめっちゃ同情されてるやん。友達って思ってた人には見捨てられるし、いろんな目に遭うわ、実習はなくなるわ、俺何もないわ。
(黒瀨)ええやん、私服やし。図太いな。友達ならおるわ。佐伯選手がおるやん。助けたんやろ?
(井畑)めっちゃ嫌いやわ。なんか佐伯がやられるのは許せんのに、平気な顔していつまでも夢見てる感じが無性に腹立つねん。俺が出来ないことをアイツがするのがイヤなんやろな。いつまでも夢見てる様子がむかつくんねん。俺めっちゃ小さいやん。
(黒瀨)可愛い奴やな。お前のそういうとこ、わしは嫌いちゃうで。自分の弱さと向き合えるの凄い事やと思う。ほんまはやりたいんちゃう?佐伯と。
(井畑)いやごめん、やっぱあかんわ。アイス、有難う。
井畑は帰宅し、子供の頃に、佐伯と書いた「サバ缶を宇宙食にする」夢を描いた絵を見て切なく微笑みました。
(井畑)あほやん
JAXAにて。
(東口)上層部としては日本の補給船の大気圏突入と、安全な廃棄処分が確認されたことを受けての判断のようです。先日のアンケートの件はどうでした?
(木島)やっぱりまだ味のレパートリーに課題があると思います。
(東口)だとしたら今回の件は強い追い風だ
木島は皆川に、若狭水産高校の廃校の件を聞きました。
(木島)例の学校の廃校の件どうなりました
(皆川)状況は変わってないみたいよ
(木島)じゃあまだ希望はあるってことですね
(皆川)分からないけど
(木島)じゃあ先生に電話していいですね。早急に連絡したいことがあるので。
朝野は木島からの電話を受け取り、また1つ希望を感じました。
その日、佐伯が作ったサバ缶を試食します。
(朝野)美味しいと思う
(佐伯)塩気が強いですよね
(朝野)あー言われてみれば確かに。井畑君のことなんだけどさ…。
(佐伯)そのことならもういいですよ。
(佐伯)災害食は井畑君とやろうとしたんじゃないの?岩手のボランティアだって井畑君のことを思ってのことなんじゃない?卒業まであと1年、短く感じるかもしれないけどまだ1年あるんだよ。どうせ無理ならやらんの?って君がそう言ったんじゃん。2人で決めたらどう?うちの缶も宇宙に飛ばせるようになった。JAXAから連絡があって正式に丸缶とOKでた。どうするか2人で話してみたら?
その後、黒瀬と共に、井畑と佐伯を見守ることにした朝野なのdrした。
(黒瀨)本当に大丈夫か?
(朝野)生徒を信じましょう。
(佐伯)井畑君なにしてんの
(井畑)お前こそ
(佐伯)井畑君のこと捜してた。宇宙食うちの缶もOKになったんやって。てかノート投げるのはあかんやろ、それに僕に何もできないとか弱いとか言うくせに、自分は悪いのとつるんでるやん
(井畑)なんや説教しに来たん?
(佐伯)その時のこと覚えてる?僕を誘ったの井畑君やで。そのおかげで僕にも初めて夢が出来た。僕、井畑君のことずっと親友やと思っとった。だから悩んでることとか言ってくれると思ってずっと待っとった。でももっと早く自分から言ってちゃんと話すべきやった。正直、宇宙食がどうかじゃない。僕は井畑君と一緒にやるかたおもろいんや。その弱弱しい感じやめてや。昔みたいな自信満々のほうがおもろいで。世界一のサバ缶作るって恥ずいこと言うとったやん。
(井畑)長々とくさいこと言うなよ。誰がやらんって言った?てか世界一ちゃうで?銀が一や。
(佐伯)もっと恥ずいやん。
佐伯と井畑の友情がようやく戻り、2人は銀が一のサバ缶づくりに放課後、没頭します。
(佐伯)砂糖8グラム
(井畑)1人でも2人でも同じ。なんなんその顔。廃校とか時間とか関係ないで
(佐伯)それ井畑くんが言っとったんよ。
翌朝。
井畑と佐伯はクラスメイト達にサバ缶を宇宙に飛ばすことを提案しました。
(井畑)卒業まであと10か月。宇宙までサバ缶飛ばせると思う。可能性は0ちゃうやろ。だから一緒にやりませんか?
(井畑)(佐伯)宜しくお願いします。
(黒瀨)あいつが頭を下げるようになるとは。わしのおかげやな
(朝野)それくらい気持ちが強いってことですよ。あの僕、全部1人でやるべきだと思ってました。担任だからそうするべきだと。黒瀬先生のおかげですよ。黒瀬先生がいたから井畑君も頑張ってくれたんだと思います。
(黒瀨)教師も1人ちゃう、それに大きな夢は
(朝野)一人では叶えられませんよね。
若狭水産高校の宇宙食の集大成を木島に提出する朝野。
(朝野)こちらが若狭水産高校の宇宙食の集大成です。
井畑と佐伯はあっという間に月日は流れて卒業していきました。
(黒瀨)お前は立派や。
(井畑)気持ち悪いわ、でもありがとう。
(朝野)卒業おめでとう。
月日は流れ、若狭水産高校は若狭小浜高校と東郷し、海洋科学科として存続することとなりました。
それは槍山(熊切あさ美)が教育委員会に掛け合ったおかげでした。
(百瀬)え、なんやそれ。
(園田)知らん知らん。去年のああれはなんやったんや。
(須崎)ウルトラCやないですか
槍山香織は、浜中夫妻に、若狭水産高校と小浜高校を統合させた話を伝えました。
(道夫)廃校じゃなくて統合っていうのはまた凄い案を出したなー
(槍山)若穂井だけじゃだめなら他と手を組めないかって。
(和子)今日はおおりや
(道夫)【三宅弘城】一緒に乾杯しようや…仕込みしてきますね
見事に、新入生として、寺尾の妹、琉夏(伊東蒼)が入学してきました。
サバ缶、宇宙へ行く6話感想・みどころ
サバ缶を宇宙へ飛ばす夢を持つ生徒2人が心の隙間を徐々に埋めながら、夢を持ってまた、卒業していきましたね。
万引きなどで、道を踏み外しそうになった井畑と、小学生の頃からの幼馴染の佐伯にフォーカスが当たったエピソードでした。
東日本大震災を経験し、親と祖父と離れて暮らす井畑は、余裕のなさから現実主義なところもありました。
確かに、佐伯の「サバ缶を宇宙食にする」という考えは、井畑からしたらそんなこと考える暇はないとあしらいたくもなると思いました。
被災者となり、自身が生きるだけでも精一杯な井畑は悪いことに手を染めてでも、孤独に生きようとしていましたね。
佐伯や、朝野も勿論そうですが、今回は、黒瀬の熱心ぶりが心打たれました。
「自分の弱さと向き合ってるのはいいことだ。友達を助けるために喧嘩をするのは男気がある」
彼も昔やんちゃしたのでしょうか。
黒瀨の隣にちょっと寄り添うような父性感ある距離感がほっこりしました。
若狭水産高校が、槍山のおかげで若狭小浜高校と統合できて本当に良かったです。
槍山ってダイビングショップの店員なのに、いろんなところに顔が効きますよね。
教育委員会に出向いて動いたおかげで、生徒達はサバ缶を宇宙に飛ばす希望を持ち続けられたことが救いでした。
そして、寺尾の妹、瑠夏が高校生になって若狭水産高校の門を車椅子でくぐるラストシーンは胸が高鳴りましたね。
兄の意志を受け継ぎ、新しい生徒達と、琉夏がサバ缶を飛ばすのか期待したい6話でした。