田鎖ブラザーズ

田鎖ブラザーズ5話

田鎖ブラザーズ5話あらすじネタバレ

田鎖家の子供部屋に残されたロボットには、田鎖真(岡田将生)と稔(染谷将太)の父、朔太郎(和田正人)が生前、遺した拳銃が隠されていました。

幼少期の真と稔は、父の朔太郎に連れられて、工場の跡地に連れて行かれました。

(朔太郎)たまには中華以外のあっさりしたもの食いてぇなー

(稔)星空みたい。綺麗

その時、描いた絵を眺める稔。

(真)また見てるのか

(稔)真にしてはよく描けてる

(真)うるせぇよ。でも親父のってまだ決まったわけじゃない。

(真)まさかこんなもん持ってたとはな。他に誰がこんなとこに隠すんだよ。

(稔)出すなよ。預かってただけかもしれない。やめろって

2人は父の朔太郎が殺害事件を起こした可能性が頭によぎりました。

稔はそれを受け入れ難く、真は刑事の勘もあり、現実的でした。

(真)そうだな、預かってたか、殺すつもりだったか。それとももう使った後か、使ったどころか殺した可能性があるどうする?これ以上調べたら知りたくないことが出てくるかもしれないぞ

(稔)やめろ!

青委署では、成田(斉藤潤)が自首してきました。

(成田)一条栄介を殺しました。

(小池)殺害したのはいつ頃ですか。落ち着いたらまた話を聞かせてください

(石坂)あのね、黙ってても何も分からない、進まないの。はぁ…全く喋りません。

(小池)名前は成田賢心。19歳。

(石坂)財布に入ってたマイナンバーカードから住所は確認できたんすけど、保護者の携帯までは。

(竹内恵美)【赤間麻里子】その住所に行ってみる可能性はあるわね

自ら出頭したにも関わらず、黙秘を続ける成田。

(真)どうせいたずらだ

(詩織)死亡届が提出されていました。一条栄介さん、64歳。確かに1か月前に亡くなってますが、死因には死因は脳出血と記載されているんです。

(真)だったら病死だろ、医者が病死って言ってるんだろ。

そこで、詩織は真と共に、神楽と稔を訪ねました。

(神楽)いいですよ。雑談していたところなんで。

(稔)ナノポアテクノロジーを用いた遺伝子解析の話で盛り上がってしまって。

(真)どうやったらそんな話で盛り上がるんだよ

(詩織)丁度いいですね。一条さんは酷い頭痛に襲われてかかりつけの病院に行ったところ意識を失ったそうです。

(真)で、そのまま脳出血で病死しました。

(詩織)一条さんは高血圧の治療をしていたようなんですが。

(神楽)確かに病死の判断をしてもおかしくないですね。

(真)聞いたか?

(神楽)ただ直近の記録だと血圧はやや安定傾向にある。

(稔)解剖はされているので例えば毒物は見過ごされることもあります。他殺の可能性が0とは言い切れませんね。

調べによると、一条は成田が受験して不合格だった神南国立大学の理事長。

死因は脳卒中として、1か月前に死亡届が出されていました。

病死の可能性が高いものの、稔と法医学者の神楽(JP【芸人】)も一条の死因を調べることになりました。

真と詩織が成田の母、温子を訪ねると、成田は神南大学の受験に失敗し、引きこもっているとのことでした。

(詩織)事前に賢心さんからお話は?

(温子)いえ何も

(詩織)一条栄介という方はご存じないですか?ご主人にも少しお伺いしたいんですが…

(温子)夫は体を壊していて暫く入院してるんです。

(真)榎本教授?

(成田の母)あの子、榎本教授の講義を受けるのが夢だったんです。

(詩織)どちらの大学ですか?

(温子)神南国立大学の方です。でも今年、受験に失敗してしまって、あの子には苦労を掛けました。塾にも行かせてやれなくて。

(真)その後、息子さんは?

(温子)一度は就職しましたがすぐ辞めてしまいました。それからは部屋にいることが多くなってしまって。賢心は逮捕されませんよね?

成田のことを調べる真、小池、竹内、石坂、詩織ら青委署刑事課強行犯係の面々。

(真)成田って頭良いんだな。

(詩織)神南国立大学を受験するぐらいですからね。

(恵美)神南?!

(詩織)毒物を研究している榎本教授に憧れて今年受験したようです。

(石坂)まさか毒を使って殺害を?

(恵美)被害者との接点何も確認されてないでしょ。

(小池)一条さんの職場に行ってきました。一条さんは神南国立大学の理事長を務めていました。今年から入試の採点にAIを導入して、ニュースにも取り上げられていた大学です。

(詩織)受験の結果は不合格でしたが…。

(真)でも落ちたからって殺人までしないだろ

茂木(山中崇)の中華料理店にて、店の電灯を取り換えながら、稔に状況を共有する真。

(稔)榎本教授は毒性学の第一人者だ。その道に進むなら講義を受けたくもなるだろ。

(真)ただ浪人する余裕はなかった。父親が10年前に腎臓壊して入退院を繰り返してるらしい。

(稔)母親も大変だな。朝はホテルの清掃、その後は同じホテルの飲食店。それでも父親と息子の面倒を見るのがギリギリ。だからそこの大学しか受験しなかったみたいだ。

(稔)滑り止めにも入学資金は必要だからな。払わなかったら入学資格は無効になる。

(真)行かないのに金払うのか

(稔)教育は富裕層の味方だ。

ここで、茂木は稔が大学へ行かず、今の仕事に就いたことを振り返りました。

(茂木)【山中崇】でも、例外もあるだろ?稔は頑張ったよ。あの時の稔には驚いた。いきなり受験しないって言いだしたから

(稔)またその話佳代。仕方ないだろ。自分達の生活もあるし奨学金を返済する余裕もなかったから。

(真)どこで聞いたか分からないけど、もっちゃんが特待生になれば学費は免除されるって言いだしてな。飲んでるのかよ。特待生って受験生の3000人の上位5人とかだろ。

(茂木)昔から医学部に行きたいって散々聞いてきたからさ、さどうしても諦めてほしくなかったんだよ。

(稔)俺が法医学者になりたいって言っただろ。お父さんとお母さんどうしてたかな

(真)町中に自慢してただろ。金は何とかしてた。なぁ稔、おやじのアレ、このまま海にでも捨てようか

真と稔と同じ事件の被害者だった、2人をよく知る質屋の晴子(井川遥)の元には死の直前の津田(飯尾和樹)に関する情報が届きました。

晴子の店によく来る朝倉が鍵を拾って、晴子のところへ鍵を持って来ました。

(晴子)どこで盗んだの?

(朝倉)さっきそこで拾って本当はこっちでした。

2人は津田が暮らしていた霧宿館の2号室へ行きました。

(晴子)ここが津田の部屋?

(朝倉)ああ、名前までは分からないんですけどね。うわぁ!こりゃ酷いな。

(朝倉)詳しく教えて?入ったんでしょ?作家さんの部屋。

生臭い匂いがし、津田の生活環境が過酷だと察知するのでした。

その後、晴子は真と稔に報告しました。

(晴子)お邪魔してるよ

(真)はるちゃん!

(稔)この鍵は津田が寝泊まりしていた宿のものだったみたいだ。

(晴子)津田が使った部屋はめちゃめちゃ荒らされてた。借金でもあったのかな。少し前にも取り立て屋みたいな連中が来て。

(稔)津田にあった傷はその時の暴行のものだろ

(晴子)その後、部屋にあった荷物を持ってったみたい。で、その前に盗んだのが津田の私物、中には日用品とあとこの書類。辛島金属工業の仕入れ表。

なんと、津田は取り立て屋に追われる生活をしており、辛島金属工業の仕入れ表を持っていました。

(真)なんでそんなものを?

(稔)やっぱり津田は工場を探っていたようだな

(晴子)ただあの事件とは関係ないと思うな。稔から聞いた。あまり聞きたくはなかったけど知らないほうがいいこともあるよ。また連絡する

(真)何を頼んだんだ?

(稔)別に。

翌朝、再び出頭してきた成田ですが、小池と石坂の前でまた黙秘します。

(小池)だめだ。頭のいい奴は何考えてるか分からないな。田鎖頼むわ

(石坂)昨日からずっとこの調子です

(真)うちの弟といい勝負だ。でもその頭の中ではめちゃくちゃ考えてるんだよな。いろんな可能性を考えてこれだってのを1つ選ぶ。それが今回は出頭だった。なんか狙いがあるんだろ

(石坂)ちょっと田鎖さん!

真が高圧的な態度をとって、成田から事実を引き出そうとするのを石坂は止めました。

(詩織)お母さんがもうちょっとで到着するそうです。

(真)お母さんに聞いてみるか

(成田)母にそんな威圧的な態度とらないでください。僕が受験に失敗してから体調を崩しているんです。

(詩織)本当に何も心当たりないみたいなんですね

(成田の母)仕事に行ってる間に家を出たみたいで…。

(詩織)そうですか、ではもう一度賢心さんと話し合ってください。

(真)あなたはどう思います?受験に失敗した逆恨みで一条さんを殺害したと。

(成田の母)そんなことするような子じゃありません。ただ、どうしても納得できないんです。自己採点では合格ラインを越えていたんです。何かの間違いじゃ

一条の家を訪ねる小池と石坂。

(石坂)防カメはもう上書きされていました。

(小池)1か月も経っているからな。ご主人が亡くなられた日、何か変わったことがありませんでしたか?

(一条の妻)仕事で疲れてはいましたが、いつも通り大学へ行きました。まだ私も受け入れられなくて。部屋もあの日のママなんです。

真と詩織は晴子の元で、成田と同じ受験生の状況を聞くことにしました。

(小池)どうだそっちは

(詩織)団地は防カメが少ないので厳しいです。殺害当日に成田賢心が家を出たすふぁたは確認出来ませんでした。

(石坂)一条さんのほうも駄目でした。

(小池)突然のことだったんだろうな、遺品もそのままだった。

(詩織)晴子さんのところに聞きに行きましょう

(真)連絡先知ってるの?

その夜に、真と詩織が晴子の元へ向かって、調べてみると、成田以外の受験生たちも、合格ラインを越えていました。

また、神南国立大学は、減少傾向にある運営費交付金が600憶あります。

(晴子)ネットの投稿?

(真)合格発表の後、成田賢心と同じように主張してる受験生が結構いたんだ。みんな自己採点では合格ライン越えてたって。

(詩織)採点していたのはAIです。

(晴子)確かに裏がありそうね

(真)何か知ってるのか?

(晴子)この大学やけに文科省と仲が良いのよ減少傾向にある運営費交付金も確か600奥近く貰っているの。調べてみる。この辺の奴、店の前に置いておいてくれる?

(詩織)600億?

晴子と親しくなり始めた詩織は2人で居酒屋へ飲みに行きました。

(詩織)晴子さんはどうしてそんなに仕事できるのに質屋を?

(晴子)元々、あそこは記者の時に使ってた情報屋の店なの。病気になってから継いでくれる人を探していてね。。人の隠し事を暴くのって気持ちのいいものじゃないでしょ。たとえばその家族にとって知らないほうがいいこともあるし、そんなこと考えてる時だったから。なら私がって。

晴子は身の上を言葉を濁しながら、詩織に話しました。

(詩織)それで記者を?警察はそういうわけにいかないです。

帰宅した、稔は真と成田のことを話します。

(稔)珍しいな、飲んでないの?

(真)ああちょっと疲れたから休んでた

(稔)上着ぐらい脱いだら?

(真)あの受験生、今日も出頭してきたぞ。やっと喋り始めたけど母親の心配だ。ったく頭のいい奴は何考えてるか分からないよな。

(稔)何かあった?子供の頃からそうだ。大体何かを隠してる時は電子レンジの中。はるちゃんからか、30年前、蓬田町近郊で銃が使われた情報を調べてもらった。

稔と真は、朔太郎が殺される前の5年間の間、神奈川で起きた2件の発砲事件で、加賀正吉という畳屋の経営者が殺されたことを話し合いました。

(真)1990年から1995年、親父が殺される前の5年間に、神奈川で2件の発砲事件が会った。でもそのうちの1件では人が死んでる。加賀正吉。蓬田町の畳屋のおっさんだ。

(稔)そのおっさんの関係者は?

(真)30年も前だ。畳屋は今、マンションになってる。親父が殺したかもしれないんだ。だからやめろって言ってるんだ

(稔)結局、関係ないかもしれない。結局は全部憶測だろ。

父の真相を知ろうとする稔と、傷つかないように制止する真は気まずい雰囲気になりました。

翌日、真は言葉を濁しながら、刑事課課長の竹内恵美に聞きました。

(恵美)ああ、成田何か話した?

(真)あ、いやあの同期からちょっと相談されて。30年ぐらい前、神奈川で2件の発砲事件があったの覚えてます?

(恵美)ああ、犯人捕まってないやつ?

(真)その時、課長って蓬田署にいましたよね。なんか情報掴んでないですか

(恵美)どうしてそんな昔のこと?

(真)そいつが追ってる事件に関係しているみたいで

(恵美)どこの警察署?

(真)戸津川北署です。

一方、稔は子供の頃に世話になった、辛島工業の、辛島ふみ(仙道敦子)を訪ねました。

(ふみ)今日はどうしたの?

(稔)工場の資料ってまだお持ちですか?親父が作ってくれたロボットが壊れてしまって。修理するのに金属の種類を調べたくて。親父の手作りなので自分でやってみたくて。

(ふみ)業者に頼めばいいのに。ちょっと見てくるね

ふみが席を外した隙に、部屋の資料を漁る稔は、一つのファイルを見つけました。

(貞夫)何やってんだ。それうちの税理士のだろ。

そこへ、寡黙だった貞夫がはっきりと喋って話しかけてきました。

(稔)ここに落ちていたんで片付けようと思って

(貞夫)落ちてた?ああ、また俺が開けっ放しにしていたんだな

稔はとっさに誤魔化すものの、貞夫も納得したふりをしていました。

(真)おい、どこ連れてくんだよ

夜道を歩く、真、詩織、晴子は、神南国立大学の試験の採点ミスをした関係者に会うことになりました。

(詩織)ここに採点ミスの関係者が来るんですか?

(晴子)宮藤ちゃん、昨日飲んだ店に手帳忘れてない?

(詩織)ありますけど。

晴子は真と詩織を局長に会わせました。

(晴子)お手伝いです

(男)記者に戻ったのか

(詩織)なんですかこの人

(真)たぶん、文科省の関係者だろ?

(晴子)上を引きずり下ろすチャンスですよ

(文科省の男)うちの局長と一条の通信記録だ。

男はそう言って晴子に資料を渡して、去っていきました。

(真)大学としては採点ミスなんて許されないわな

翌日、国立神南大学は、文科省から助成金を打ち切られないよう、採点ミスの隠蔽と不正な金銭の授受があったと判明しました。

(石坂)文科省も絡んでたんですね。

(小池)もう後任の局長が決まるなんて手回しが早いな

(真)ただ隠蔽の詳細は報道されてないですね。

(小池)課長が上に探りを入れてる

(恵美)原因はヒューマンエラーだったようね。AIの採点結果を職員が主導でデータ入力する時にミスが生じたみたいよ。

(詩織)それで一条さんが揉み消したんですか?

(恵美)文科省から不正な助成金を打ち切られないようにね。

(石坂)小池さん、もう1回成田の家に行きませんか?

その後、真と稔は成田家について見解を話し合います。

(稔)成田の件だ、どうしても腑に落ちないんだよな。隠蔽の好評が狙いなら黙秘する必要ないだろ。

(真)稔もか。殺しもしてないのに出頭するのはリスクが高すぎる。

(稔)成田に誘導されている気がする。

(真)なんか気に入らないんだよ

石坂と小池は成田の母を訪ね、神南国立大学の件に触れながら、成田賢心に疑りをかけます。

(小池)神南国立大学のことは

(温子)ニュースで知りました。

(石坂)お母さんも知ってたんですか?堅心さんは警察にこれを暴いてもらうために。

田鎖真も間もなく到着しました。

(田鎖)入るぞー狙い通りうまくいったか。ある人の見立てです、一条さんの殺害にはグリーンマンバが使われたのではないかと指摘されています。毒蛇です。

(石坂)正直に話せよ、やったんなら罪を認めて…。

(成田)やめてください。毒は殺害の道具じゃありません。グリーンマンバの毒素からは難病の治療薬を開発する研究が行われています。他にもサソリの毒素から環境負荷の少ない農薬が出来るかもしれない。毒には未来を変える可能性があるんです。ちなみにグリーンマンバの毒で死に至るときは、呼吸筋がマヒして呼吸停止するはずです。

(小池)一条の死因とは違うな

(真)成田はまだ毒性学を諦めていませんね。グリーンマンバは榎本教授が研究している毒蛇です。受験の教材も処分してなかったし恐らく引きこもって。

(石坂)勉強してたってことすか

成田の勤勉で、実直な面を知り、母親の身代わりに出頭したのではないかと睨みました。

署に戻ると、進展がこれ以上ない場合は捜査の打ち切りを恵美から提案されました。

しかし、石坂は諦められません。

(恵美)進展が望めない以上、捜査はここまでにしましょう。

(石坂)待ってください、成田はわざわざ出頭してきたんですよ。

(真)また受験するつもりなら殺しはしないだろ。

(石坂)でも何かあるかも

(真)何も出て来ねぇよ息子からは。成田が殺害意外で口を開いたのは毒物と母親のことだけでした。その2つは成田にとって最も大切にしていると思われます。仮にその1つ、母親のことを守ろうとしていたら…自分なら罪に問われることなく、大学の隠蔽も警察が公表してくれると考えた。

(小池)身代わり出頭か。

(詩織)一条さんの奥さんに確認してきました。母親の成田温子は一条さんの自宅に何度か訪れていたようです。

案の定、成田の母、温子は、一条と会っていました。

(真)やっぱり2人は面識があったのか

(詩織)息子の受験です。母親にも動機はあると思います。

(恵美)それでも逮捕までは持っていけないでしょう。逮捕まであと1日、それまでに証拠出て来なかったらこの件は打ち切りましょう。

温子の清掃業の同僚に聞いたところ、温子は清掃業で働く前に、薬剤師でした。

(温子の同僚)成田さん本当によく働いていますよ。清掃の仕事が終わったらすぐ1階のレストランにも入って。

(小池)いつから始めたんですか?

(温子の同僚)1か月前、昼間の仕事を辞めてこっちに。元々、清掃は入ってたから移動が大変だったんですかね。

(小池)昼間は何をしていたか分かりますか?

(温子の同僚)薬剤師です。青葉台病院近くの。

温子は薬剤師で、青葉台病院付近の薬局で昼間は勤務していたことが判明しました。

早速、稔に確認をとる詩織と真。

(詩織)成田の母親は、一条さんが通う薬局で何度か薬を処方していました。

(稔)高血圧なら血小板の働きを抑える抗血小板薬を服用していたと思います。

(真)他の薬で脳出血を引き起こすことは出来るか?

稔は温子が、NSaidsという非捨てえロイド製抗炎症薬を利用し、一条殺したかもしれないと考えます。

(稔)Nsaidsか…炎症を抑えて痛みを軽減する効果がある薬です。併用すれば血小板の昨日はさらに低下して出血のリスクが高まる。

(真)母親は薬の飲み合わせを利用して殺害したのか。

(稔)まずはその証拠だな

(真)薬局の防カメにも映ってない。

(詩織)Nsaidsの在庫を確認すれば?

(稔)仮に販売数に誤差があったとしても、それを成田の母親が混入したという証拠にはなりません。

(詩織)薬の袋は?一条さんが処方された袋の中にNsaidsが入ってたら証拠になりますよね。

(稔)もう1か月も経ってるんだぞ。もう回収されてるだろ。

(真)一条の奥さんはまだ整理できてない

(詩織)隠蔽の報道があって、引っ越したそうです。一条さんの地区なら最終の12時前後になりそうです。

そこで、ゴミ回収車を追いかけ、一条の妻が出したごみを回収した、真、詩織、稔。

(真)一条栄介さんを殺害したのはあなたですね。1か月前、あなたは一条さんの自宅を何度か訪れてます。採点ミスを知って追加合格していただけるよう掛け合ったんですよね。あなたが一条さんに詰め寄っているのを奥さんが見ています。でも、まともにとりあってもらえなかった。以前から一条さんのことをよく知っていますね。あなたが働いていた薬局に一条さんはよく通っていた。いつも飲んでいる抗血小板薬に、Nセイズを混入し、飲み合わせを利用して殺害した。受験は息子と母親のものだった。ご主人が病気になってから、あの部屋でずっと頑張って来たんですよね。あなたはずっと堅心くんを必死に支えていたんじゃないんですか。親の都合で、塾にも通わせてあげられなかった。その負い目もあって、絶対に合格させたかった。息子の将来を奪った一条さんをどうしても許せなかった。でも何も変わらない、後悔しか残らなかった。賢心君が本当に守りたかったのは何だと思います?受験に失敗したらきっとあなたは自分を責め続けるに違いない。隠蔽を暴いて証明したかったんだと思います。お金はなくても受験は勝ち抜ける。お母さんと頑張ってきた時間は間違ってなかったと…。だからあなたも受験のためならなんだってできた。たとえ、取り返しのつかない過ちを犯しても。あーあ、でも殆ど憶測です。あなたが隠蔽した証拠はないし、混入した薬の袋はゴミ収集車に回収されたばかりでした。苦しめるだけで殺すつもりはなかったのかもしれません。今日で捜査は終わります。もう犯人を逮捕することは出来ません。

堅心は前日、出頭しようとする母に自分が警察に言って話してくると言い出したのでした。

(温子)警察に行ってくる、ごめんね

(成田)母さん!俺が行く。俺が殺したって言えば警察は調べてくれるでしょ?

その後、真は成田に現実を突きつけるとともに、、彼を励ましました。

(真)ちょっと話せるか?専門家に採点してもらった答案用紙だ。お前の合格を信じて、母親は犯行に及んだ。隠すなら死ぬまで隠し通せ。

(成田)そんな…!やっぱりだめなんだ

成田は本当は不合格だった書類を見ました。

母の愛を知り、泣いてしまう賢心。

(真)教育は富裕層の味方らしい。ただ、それでも乗り越えた奴を知ってるからな

(詩織)一条さんにも大切な家族がいます。話したくなったらいつでもご連絡ください。

温子と成田への思いやりや、温子がやった証拠すらも出てこなかったので、2人は成田家を後にするのでした。

(稔)どうしてもあの親子を逮捕したかったのか。いや、引っかかってるのは母親のほうだろ?

(真)スマホにテレシークの通知があった。

(稔)あのメッセージの履歴が残らないアプリか

(真)そんなもの母ちゃんは普通使わないだろ。息子とは一緒に住んでるから必要ないし。なんか後味悪いんだよ。

(稔)後味悪いのは俺もだ。わざわざこんなところに呼び出して親父のこと説得するつもりだろ?どうせ自分は一人で続けるくせに。そういうのさほんとむかつくんだよ。

(真)なんかわかったのか?どうせ一人で探っていたんだろ。

話は津田の補助簿と、田鎖の両親がどういった経緯で殺害されたかの話になります。

(稔)税理士事務所に行ってきた。津田の持っていた仕入れ表と辛島金属工場の確定申告の補助簿を見比べた。確定申告の補助簿には1種類の金属が消されてた。津田の仕入れ表には、SNCMがあった。この金属が使われるのはジェット機のタービンや石油装置のバルブ、後は…拳銃だ。あの拳銃は使うためのものじゃなくて、工場で作られたものかもしれない。

なんと、朔太郎が持っていたのは、辛島金属工場で作られたものの可能性が浮上しました。

(真)課長に聞いたらあの頃の発砲事件は五十嵐組が関わってる可能性が高いって。工場で作った銃を流してたんだろ

(稔)なんで親父はそんなことに加担してたんだ?

(真)津田は銃の密造を探ってたんだろ

その頃、恵美と小池は、真の嘘を見抜き、彼が何を調べているか探り出しました。

(恵美)田鎖君のことについてちょっと。30年前の蓬田町の発砲事件について聞かれたんです。戸塚北署の同期が追っているって言ってたんですが、戸塚北署ではそんな案件扱ってないそうなんですよ。何か聞いてます?

真と稔は両親の死には、五十嵐組というヤクザが関与していて、ノンフィクション作家の津田はその件を追っていた可能性が見えてきました。

(真)親父と母ちゃんを殺したのは五十嵐組かもしれない(稔)そこで何かトラブルがあったとしたら?

その頃、成田温子は、テレシークで「先生」と呼ばれた人物と通信していました。

田鎖ブラザーズ5話感想・みどころ

母を庇う心優しい息子の成田賢心のエピソードかと思いきや、母の温子は「先生」と呼ぶ謎の男と連絡をとっている怪しげな行動をとりましたね。

真が成田親子の切磋琢磨してきた背景を知り、逮捕しない方向をとりながらも、被害者の大学教授の一条の妻のためにも更生することを促したのにな…。

後半は、真と稔の両親の死について深い真相が見えてきました。

ヤクザが関与していて、津田が犯人ではない可能性も浮上しましたね。

さらに、田鎖兄弟の両親の死を捜査した小池が再び、疑わしい反応をした場面も気になりました。

課長の恵美も、蓮田町の発砲事件について真が触れた時の反応が、不信感が拭えません。

何か知っていることを隠している気がしました。

また、本日も辛島夫婦は温厚さを纏って事実を隠蔽し続けています。

真と稔にとって、信頼できるはずの人物が、近しければ近しいほど、リスキーで見応えがありました。

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