夫婦別姓刑事

夫婦別姓刑事5話「離れた心と親子の関係」

夫婦別姓刑事5話「離れた心と親子の関係」あらすじネタバレ

四方田誠(佐藤二朗)と彼の前妻、皐月(清水美砂)の一人娘、音花(月島琉衣)は、中学時代、音花が母の死で不登校になった時期に助けてくれた元担任、喜多村拓春(竹原ピストル)がビラを配っているところに遭遇しました。

(音花)先生?なんで先生がこんなことしてるんですか

(喜多村)四方田、少しでも力になれたら

その頃、誠は音花からその件でメールをもらい、すぐ明日香と駆け付けました。

(誠)ちょっとなにしてるんですか?お前も何してるんだ?

(音花)こっちのセリフ

(喜多村)これは捜査協力というか。四方田さんのところはまだ犯人も捕まってませんですし、迷惑だったらもう辞めます

(音花)先生を取り調べってどういうこと?なんで私に先生を取り調べたこと私に教えてくれなかったの?なんで先生は疑われたの?

(誠)あくまで話を聞いただけで逮捕とかそういうレベルじゃないから

(誠)違和感があって。違和感は違和感だよ、それで話聞きたくて署に来てもらった。今の段階では犯人と断定できない

(音花)違和感ってなに?で、先生が犯人なの?

(明日香)いかなる可能性も断定できないから

(音花)ていうかそういうの教えてよ。なんで私だけ知らないの?

(誠)それはお父さんたちが刑事だからだよ。捜査内容ペラペラ喋るわけにいかない。

(音花)でも2人は知ってるじゃん

(明日香)それは私達の仕事だから

(誠)音花が結婚しろって言ったじゃん

(音花)刑事だからとか仕事だからとか理由にしないで!その前に私の親でしょ?!めっちゃしんどいんだけど、血の繋がってない先生がああやってお母さんの為に、情報を集めてくれて、で、そっちは何してるの?まだ事件も解決してないのに再婚して浮かれて。

(誠)別に浮かれてはいないよ。

(音花)浮かれたよ。野方ホープの背脂くらい浮かれてるよ。結婚しろとは言ったけど、恋愛しろとは言ってない。恋愛しやがったからだったら結婚しろって行っただけ。ちゃんとしろよ。私もさ、ビラ配るから。

寄り添おうとする姿勢の喜多村に疑惑を抱く、誠。

音花は捜査が進展しないことに不満を募らせており、ビラ配りを手伝うことを誠と、現在の妻でバディの鈴木明日香(橋本愛)に伝えるのでした。

(郡司)前に取り調べしたあの喜多村って男が配っていたんですか?なんで配ってたんですか?理由は?

(上山)中学時代の音花ちゃんの担任

(誠)犯人逮捕に協力したいって。

(上山)なんか不気味ですね

(誠)そうなんだよ、だから問い詰めようと思ったんだけど娘が叉、先生が一生懸命、お母さんの為にビラ配っているのに、お父さんはなにやってんだって

そのことで、小寺園、郡司、上山らに報告する誠。

(小寺園)それ言われちゃきついわねー

(郡司)お父さんがどれだけ裏で動いてるか家族は分からないんですもんね

(誠)挙句の果てにはさ私も配るって。

(上村)喜多村さんとですか

(誠)たぶんそうじゃないか

(小寺園)娘が、取り調べを受けた男と、お母さんを殺した犯人を探すためのビラ配りをする、なんかちょっと複雑ね。

その頃、警察に公衆電話から男性の通報がありました。

(男性)殴り合いが起きています。喧嘩です、喧嘩。

(警官)喧嘩してるのはあなたの知り合いですか

(男性)通りがかったら揉めてて今ナイフ取り出しました。

誠と明日香は現場に駆け付けると10代野男性数名が飲酒をしていそうな雰囲気です。

(誠)君達幾つだ?これ酒じゃないよな?

(明日香)身分証明書出してください。

少年たちは素直に応じました。

間もなく、疑いが晴れた少年たちは太田と名乗る刑事から警察手帳を見せられました。

ドナルドのふざけに、明日香は呆れます。

(明日香)もういたずらに付き合ってる暇ないっつーの

消しゴム事件に疑う誠達。

(郡司)ネットでこうやって取り上げられると模倣犯が出てきます。マスコミも嗅ぎまわってますからね。これからもっと騒がしくなると思います。

(小寺園)殺人現場に毎回、白い紙置いておくとか、警察を挑発してるよね。さなめられたもんだよね

(上山)本部も相当焦ってるみたいですよ。全く犯人像が見えてこないって。殺し方に統一性もないから余計にですよね。本部もいたずらとか都市伝説的なことで本腰を入れてなかったんですけど

(郡司)見て下さい、ハッシュタグ消しゴムで溢れ返ってますよ

(小寺園)これじゃ捜査も難航するわけだわ

(誠)もう娘にねずっと連絡してるけど全然、既読がつかない。どうやったらいい?

(郡司)年頃の女の子は難しいんですよ

(上山)音花ちゃん最近どうなんすか?色々、悩んでましたからねぇ

ここで、誠は、娘、音花の発達障害について話しました。

(誠)ああ、元気にはしてるよ。うちの娘さ。元々、特性のある子なんだ。小学生のころから集団に馴染めなくて学校が苦手で、中学は休み休みで妻のことあって高校行かなくていいよって言ったら、自分からデザインに世界に行きたいって言いだして、昔からさ絵描くの得意でな。1日中もう飯も食わずに集中する日とかあって。

(郡司)じゃあ今はデザインの学校に?

(誠)そうそうそう

(小寺園)まぁさそれも四方田の愛情の表現の一つなんじゃない?だってさ、学校教育だけが全てじゃないんだから。要は四方田は高校行きたくないっていう娘さんの気持ちを優先させたんだから。

(郡司)つら

音花は学園祭の準備で忙しいと返事をするのでした。

そんななか、皐月の事件を担当する和田堀署の古賀将一(神尾佑)が沼袋署にやってきます。

(誠)おお古賀

(古賀)うちの管内で起きた傷害事件で使われた凶器のナイフがな、中野区の量販店で販売されていたことが分かって、で、薬物事件も絡んでるから過去に類似した事件がないか調べようと思ってさ。それより、皐月さんの事件一人取り調べようとしたんだって?

(誠)うーんただ証拠を掴めずだ。

(古賀)そっか。

(誠)こっちから連絡してごめんな、色々ありがとな

(古賀)とにかく時間をかけて忍耐強くいくしかない。こっちもなにか情報入ったら流すよ

(誠)うちのにょ…ニョーバディ

誠は明日香を古賀に紹介します。

(明日香)はい、1年半前に沼袋署に配属になりました、にょーフェイスでニョーバディの鈴木です。巡査時代にわだぼりしょにいました。

(古賀)ああ、そうでしたか。気付かなくてすみません。改めまして和田堀署の古賀です。

(明日香)はい存じ上げてます

(誠)古賀とはさ、妻の事件以来すっかり仲良くなっちゃってさ、またなんかあったらよろしくな、ありがとなー

明日香は誠の腹を殴るふりをしました。

(誠)おお!フォロー有難う御座います。

夜中までビラを配った音花と喜多村。

(喜多村)有難うな

(音花)こっちのセリフです。有難う御座います。

(喜多村)四方田、ブドウ好きか?これ持って行って?一人じゃ食べきれないから。

喜多村は音花にブドウをあげますが、息子にと帰されました。

(音花)息子さんと食べたらいいじゃないですか

(喜多村)うん

その喜多村は交通整備のアルバイトをする息子、邦広を気にかけ、彼にブドウを渡しました。

(喜多村)おばあちゃん家からブドウ送られてきたから、食べるだろ?ブドウ。じゃあこれ。

息子との距離感がどこかぎこちない喜多村。

古賀家

(古賀の妻)ご飯は

(伸一郎)いらない

(古賀)あいつはいつ飯食ってるんだ

(古賀の妻)自分で言えばいいでしょ

誠と明日香は家で音花のことを気にかけます。

(明日香)学園祭?

(誠)うん、音花にさ連絡し続けてたら、準備があるからもう連絡するなってすっかり嫌われちゃったよ

(明日香)既に嫌われてると思うけどー

(誠)それは否めないなぁ。でも明日香も俺とセットでまぁまぁ嫌われていると思うよ。ねぇそれさいつも食べてると思うけど美味しいの?俺達さ、食べ物の趣味は合うけどチョコミントだけは合わないよね?なんでチョコミント好きなの?歯磨き粉の味しない?スースーしない?なんでこの後、歯を磨くのにわざわざさ、スースーさせるの?

(明日香)美味しいよ。うん、しない。だから歯磨き粉の味はしないんだって

(誠)チョコはチョコだけで食べたら?

(明日香)チョコはチョコだけでも食べてるよ

(まこと)せっかくのチョコの味がミントで邪魔されない?

(明日香)せっかくのチョコがミントを引き立てるの。しつこい

(誠)引き立てるの?ごめんちょっと意味が分からない。ミントのあのスースーした感じとチョコの甘さは合わないよ。だってさ、歯磨き粉だってミントの味だからすっきりするわけでしょ?チョコ味の歯磨き粉なんてないでしょ。

(明日香)分かんなくていいんだって!役割が違うでしょ!チョコミントアイスは欲望として口にするもの。歯磨き粉は葉を清潔にするためのもの、人間にしたら営業が得意な人もいるし、事務所が得意な人もいる。歯磨き粉っていうアイスクリームがないのは、アイスクリーム業界の人が歯磨き粉は食べ物じゃないと判断したから。

(誠)そもそもさデザートにスースーした感じはいらないのよ。だってスースーしたってさ、チョコで甘くなるわけでしょ。なんか中途半端っていうか優柔不断っていうか、共

(明日香)だから中途半端とか優柔不断なんじゃなくて。存共栄とか一心同体とか。なんでこのタイミングで歯を磨くわけ?腹立つわー。で、学園祭どうする?

音花の専門学校の学園祭に行く誠と明日香。

(明日香)音花ちゃんの絵どこかな

(誠)あ、、これ、俺の娘とは思えない

(明日香)ちょっと絵だけ取らせて

(音花)なんで来てるの?頼んでないよ。

(明日香)音花ちゃんの絵見てみたくて。

(音花)だからって普通来ないでしょ。見たって絵のこと分からないくせに。そんなこと頼んでないです。

(明日香)ごめんなさい

(誠)あ、音花!そういう言い方ないぞ。

(明日香)この絵、何か思い出なの?テーマがメモリーズって書いてあるから。これ虹?

(誠)俺、虹を一緒に見た記憶ないな。なぁないよな

音花は誠に自分が描いた絵がなんなのか分かってもらえず、不貞腐れてしまいました。

(音花)別に大したことじゃないよ。うん、ないよ。あ、行かなきゃ私、じゃあね

一方、沼袋署では何者かによるいたずら通報が続いていました。

目的も分からない嘘の通報に振り回され、誠、明日香、郡司(斉藤京子)、上山(矢本悠馬)、小寺園(斉藤由貴)らは苛立ちと焦りを隠せません。

どうやらある中学校で、いじめが起きており、男子生徒、刑事の古賀の息子で、古賀伸一郎(望月春希)、(染谷隼生)、(林裕太)が関わっていました。

いじめっ子の首謀者、清太に問い詰める伸一郎。

(伸一郎)これ以上あげるのはやめて。

(清太)AIの仕事だから。俺達、カツアゲしたみたいじゃん

(伸一郎)いくら払えばいいですか

(男子生徒)なにペイ使ってる?なにパイ?

その頃、誠らは虚偽の通報について話し合います。

(通報した男性の音声)駐輪場横の自動販売機を漁ろうとしている男達がいます。あ、badで壊し始めました。

(郡司)そして最後がこれ

男の音声を流し、皆で確認します。

(通報者の男)あ、殴り合いのケンカを始めました。通りがかったら揉めて今ナイフ取り出してきました。こっちに向かってきてます、やばい。

(郡司)分析の結果、これらの声は全て合成されたものでした。引きこもって世間に不満を募らせている

(小寺園)つまり、AIじか何かで作られた声ってこと?

(郡司)はい。この1か月にかかってきた虚偽の通報、全て合成音声です。

(誠)馬鹿なことするなーなにが楽しくてそんなことするんだ

(小寺園)なんでそんなことするんですかね

(郡司)ずっと家の中で引きこもってる人間の犯行ですかね。世間に対してずっと不満と鐘民を持ってて、その鬱憤をいたずら電話で晴らしてるみたいな。

(明日香)そんな簡単に言っちゃいけないと思う。もし、子供だったらどうする?膝を曲げてかがんで視線を合わせてくれる大人って案外少なかったりするからね。

(上山)もしかすると何かを知ってほしいサインかもしれない。

明日香は誠を呼び出し、音花の絵にヒントがないか見せます。

(明日香)四方田さん、この絵、家族の思い出なんじゃないですかね。

(誠)なになになになに?こんなところにいたらまた怪しまれちゃうぞ?いやだって違うよ、虹が見える場所なんか行ったことないもん。

(明日香)南の島とか行ってないですか?

(誠)バナナワニ園は行った。

(明日香)バナナ羽には描かれてないですねー

(誠)まぁわかんないけど、皐月と2人で行った場所かもしれないよ

(明日香)でも描かれているのは3人なんですよね。

その頃、音花はビラを配っていると、上山が通りがかりました。

(上山)音花ちゃん?ああ、覚えてないか。お父さんの同僚の上山。四方田さんに様子見て来いって言われたわけじゃないからね。四方田さんだって本当はビラ配りしたいけど規則上難しいんだよ

(音花)警察官は身内の捜査に関わっちゃいけないってやつですよね

(上山)でも、勤務時間以外に聞き込みしたり、現場周辺に行ってずっと捜査してる。たぶん刑事人生を懸けてると思う。5年経った今でもずっと。あれはなかなか真似できない。あんな姿見たら誰も真似できない。僕達もなんとかして犯人を捕まえたいと思ってる。必ずお父さんが犯人を捕まえる、安心して。

誠が今でも、皐月の件について独自に向き合っていることを伝えました。

その言葉は、音花の考えを改めさせました。

そのいじめは冷酷なもので、一人の男子生徒を加害者生徒達が、下着姿にして動画を撮っていたのです。

男は公園で人が襲われているとAIを駆使して、公衆電話で通報しました。

現場へ車で向かう誠と明日香。

(誠)うーんまた嘘の通報だったら極刑だもう。この先、この先

郡司と上山はいじめの現場を目撃しました。

(誠)はい警察です、警察です、なにしてたの

(清太)別に友達と遊んでただけですけど

(誠)もう遅いから吐く帰りなさいよ

(上山)よもさんあっちに公衆電話がありました。

(誠)ここから高校生が電話していたから通報者がいるかもしれない

間もなく、怪しげな男が警察手帳を見せて、清太と古賀真一をいじめている女子生徒に警察手帳を声を掛けました

(男)ママにいい子いい子してもらえ

(清太)さっきの警察の人と一緒じゃないんですか?甥…お前、古賀じゃね?逃げんじゃねぇよ。逃げんじゃねぇよおい

清太は男を追いかけ、捕まえました。

(清太)やっぱりなにしてんだよ、ふざけんなよ

運良く誠と明日香、郡司、上山が駆け付けます

(清太)こいつ偽の警察手帳を出して俺達を騙しました。

(伸一郎)学校でお金を巻き上げていじめていました。

(清太)友達と遊んでいただけだよ。でたらめなこと言ってんじゃねぇよ!証拠出せよ証拠!

(誠)とにかく、警察手帳を見せたのは事実だな。ええ、午後9時31分、有印公文書偽造及び行使及び軽犯罪法違反の罪で、現行犯逮捕。

(古賀)申し訳ない。本当になんて言ったらいいか。

(明日香)今、四方田さんが取り調べをしています。この時間で少年係の担当がいなくて、ともかく話を聞いて

誠に、警察署で取り調べを受ける、伸一郎。

(誠)虚偽の通報、偽の警察手帳の所持と行使。すべて本人が認めてる。警察マニアが集まる店で、購入したらしい。

(明日香)虚偽の通報をした後、警察が来るのを待ってそれを陰から見ていたそうです。警察が去った後、一人で若者たちのところに行き、警察手帳を見せて自分は刑事だと偽った。間違いないよね?

(古賀)お前はなんてことしてくれるんだ!悪いが止めんでくれ!今日は刑父親として来てる!

(誠)そういう問題じゃない!

(明日香)息子さんは学校で、同じクラスの生徒からいじめを受けていたそうなんです。

(誠)その仕返しに同学年の男の子たちを見つけては、虚偽の通報をしていたらしい。いじめ受けたこと聞いてないか。

明日香と誠が状況を説明しました。

厳格な古賀は息子を頭ごなしに怒鳴りつけ、否定しました。

(古賀)だけど意味が分からん。それのどこが仕返しになるんだ。

(誠)警察の前でびくびくする姿を見るのが楽しかったと。

(古賀)情けない!それでよ、お前の気は済んだのか?警察の前でびくびくする彼らを見て晴れたのか

(伸一郎)ああ晴れたよ!少なくとも家にいるよりかは。

(誠)今日でな、最後にするつもりだったらしい。自分でも悪いことしてるって分かってたから。

(明日香)今日の相手は息子さんをいじめていた張本人だったそうです。

(誠)その生徒とは高校に入学した当初のクラスメイトでとても仲が良かった。授業が終われば一緒に勉強したり一緒にご飯食べたり常に2人は一緒にいた。しかし、あることがきっかけで2人の仲に亀裂が入った。

なんと、当初、伸一郎は清太と入学当初、友人になりました。

(清太)名前は?

(伸一郎)古賀

(清太)宜しくね。

しかし、伸一郎は清太に特別な感情がありました。

(清太)なにか食って帰る?え、何?…そういうこと?

(伸一郎)そうなんだ。

(清太)気付かなかった。でも否定はしないよ、俺は受け入れる。伸一郎の思いには答えられないけどさ。今まで通り仲良くやろうぜ。ごめんな

(伸一郎)有難う、言えて良かった。

古賀は息子がLGBTQの傾向にあることに戸惑いました。

(古賀)嘘だろ。いつからだ

(伸一郎)ずっと前から

誠は話を続けます。

(誠)しかし、その笑顔は翌日に消えた。伸一郎さんは前向きに耐え続けた。それでも限界がきた。親友に裏切られた伸一郎さんは外の世界と線を引くようになった

清太はそのことをきっかけに、伸一郎をいじめるようになりました。

(古賀)なんで相談しなかったんだ!なんでお母さんとお父さんに相談すればいいだろ。ちゃんと伝えればいいだろ。ちゃんと伝えればお前がなんで引きこもってるか分からないだろ。

(伸一郎)お父さんは僕の話を聞いてくれた?刑事としてではなく一人の人間として、父親として僕を分かろうとしてくれた?どんなに嫌がっても、男らしくしろとか強くなれとかしか言わなかったじゃん!

伸一郎の本音に、これ以上の言葉が古賀は見つかりませんでした。

古賀は息子が不登校になった際も、ジェンダーへの無理解や、古い価値観を押し付けて息子の気持ちを知ろうとしませんでした。

(古賀)いつになったら学校に行くんだ。いつまでもめそめそしてるな。男のくせに情けない!

(誠)息子に手錠をかけたのは俺だ申し訳ない

(古賀)刑事として当たり前だろ。寧ろ、お前で良かったよ。有難う、俺がこの仕事じゃなかったら、いじめてた奴のところ行って、立ち上がれなくなるほどぶん殴ってやるのに!

(伸一郎)お父さんみたいな刑事になれないから、お父さんみたいな刑事になれたらああいう卑怯な奴に何かできるけど、僕はどうすることもできないから。

(誠)本当は強くなりたいんだよ刑事のお前みたいに。

古賀は父のように強くなり、いじめに立ち向かいたいと思っていた息子の過ちに、自分の責任と無力感を感じ、叫ぶのでした。

(古賀)うわぁーうわぁーうわぁー

誠はそんな古賀を何も言わずに、見守りました。

(誠)まぁ

(上山)あの子の気持ちが痛いほどわかります、自分中学の時にいじめられていたことが会っていじめていたほうはゲーム感覚。見えないところで先生とかに見つからないようにやるからいじめられているほうの声はどんなに叫んでも届かなくて。だから古賀刑事にはあの子のことを責めてほしくないなって思います

(誠)ん?思い出した!

誠は音花を呼びました。

ようやく、音花の描いた絵の意味が分かったのです。

(誠)この絵ダムだ。逆さにしたらダムになった。子供の頃、ダム連れてってたら怖くて叫んでいたな。

【誠と皐月と幼い音花がダムを見る回想シーン】

(誠)おおすげぇーほら、音花見るか?ほら

(小さい音花)うわあー!

(誠)ごめんごめん

(音花)めっちゃ怖かったんだから。笑ってる場合じゃないよ、今じゃ虐待で通報されるからね。周りはダムのほうを見ながらきれいとかすごいとか見てたけど、感動してたけど悪夢だったから。じじいは忘れてるかもしれないのに。

(誠)ごめんなさい。忘れてたよ。こんなさ逆さに描いたら分かるもんも分からないだろ。音花が普通にダムの絵を描いていたらすぐに思い出したよ。すぐ思い出したよ

(音花)あ、別に明日香さんに対する嫌味とかそういうんじゃないから。ただ単純に私の子供の頃の思い出を絵に描いただけ!勘違いしないで。明日香さんの偉大さ分かったほうがいいよ。お母さんが大変だった時に支えてくれたの明日香さんだからね。私の中でまだお母さんのこと住んでないし犯人が捕まったとしても私の中で終わることはない。

(誠)わかってる。お父さんも同じ気持ちだ。ここのさ、アメリカンドッグ好きだろ。ソーセージの部分でしょ。

(音花)好きだけどネーミングが嫌い。どこがアメリカンなの?ソーセージ=アメリカって安易にも程がある。そこがイヤ。そもそも、アメリカじゃコーンドックって言うから、なんでそこ名前変えるかなー。コーンドッグ。小麦粉とトウモロコシの粉を混ぜて揚げてるから

(誠)もう食べていい?

音花は皐月と同じでホットドッグのカリカリの部分を食べました。

そして、負傷していた池田絆が復職しました。

(池田)皆さん、お騒がせしました。池田絆、復職致しました。

ドナルドとハグをしました

(誠)池田、池田、池田、勿論おめでとうなんだけど、お前がいない間大変だったんだぞ、中華料理店で署長って言うから、相手にばれてさ、取り逃がすところだったんだぞ

(明日香)まぁいいじゃないですか。無事に帰って来たことを喜んであげましょうよ。

(小寺園)とにかく復職おめでとう。池田、無理は禁物だからね

(誠)鈴木が言うようにお前が無事に帰って来たことを喜んでるよ。

(池田)よもさん俺明日香さんに本気です。色々と相談に乗ってほしいです。お願いします。

その頃、清太は、スパークエイドいう新商品の清涼飲料水をもらいました。

そして四方田と明日香が現場に駆け付けると、清太がなんと、そのジュースを飲んだ後で、中野区で倒れていました。

いつも声が特徴的に大きな若き乾式の男性に案内してもらいました。

(鑑識)お疲れ様で御座います!

(四方田)今日も元気いいね

(鑑識)光栄で御座います。

(四方田)そんな元気はいらないかな。被害者は?

(鑑識)失礼しました。あちらで御座います。小生が到着した時点で既に脈はありませんでした。

彼は、消しゴム事件の犯人に殺された可能性を指摘します。

清太は消しゴム事件と同じように、口から白い液体を吐いて亡くなりました。

(四方田)これ、消しゴムじゃないだろうな

その頃、息子をいじめていた清太に何かしたと思われる古賀と、「消しゴム」かもしれない、喜多村は意味深にそれぞれ思いを抱えながら歩いていました。

そして、四方田の娘、音花は消しゴム事件を匂わせる絵を描いています。

夫婦別姓刑事5話「離れた心と親子の関係」感想・みどころ

今回は、四方田の長年の刑事仲間、古賀の親子関係と消しゴム事件を匂わせる不気味なラストが印象的でした。

ジェンダーに対する偏見ともいえる「男らしく」とか、「弱音やめそめそするな」という根性論の押し付けをする古賀。

伸一郎がどんなに自分の個性を言えなかったか胸が痛みました。

怒鳴り散らして、追い詰めるように関わることで、子供は何も言えなくなるし、素の自分を曝け出せず、心に蓋をしやすいですよ。

「お父さんとお母さんになんで相談しなかったんだ。話せば伝わる」

凄みながら高圧的に接すれば、心の優しい子は委縮して物を言えませんよ。

伸一郎はそれでも、刑事の父のように強さを持ちたいとは思っていたようで、親子の溝はまだまだ雪解けまでかかりそうだなと思いました。

ですが、伸一郎がやったことは許されないことだから罪と向き合ってほしいな。

確かに、息子の同性への特別な思いへの告白はどう受け取ったらいいか分かりませんよね。

古賀と伸一郎、温厚な父、誠と思春期のような心を持つ繊細な音花の「母」を通しての思いのすれ違い。

親子のボタンの掛け違いが事件の手がかりになったと思いました。

音花に協力的な元担任の喜多村が不気味すぎました。

彼こそが、四方田の妻で、音花の母、皐月を殺した張本人の可能性が浮上しています。

自身も息子の邦広をもつ、喜多村が仮にも「消しゴム事件」の主犯だとしたら一体何故なのでしょう。

復讐めいた歪な動機を背中に纏いながら、音花に近づく彼のおぞましさが画面越しに伝わりました。

今回登場した一人息子の伸一郎を思うがあまり、清太の殺害に加担した疑いがある古賀。

彼も恐らく、息子への贖罪と、清太への復讐心から、消しゴム事件の主犯に協力してしまいましたね。

そして、喜多村に信頼を寄せる音花が消しゴム事件を彷彿させる怪しげな絵を描いてて、四方田、急げって思いましたよ。

音花も喜多村にマインドコントロールされていることに気付いてほしいです。

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