夫婦別姓刑事7話あらすじネタバレ
池田絆(中村海人)の口から結婚していることが発覚してしまった四方田誠(佐藤二朗)、鈴木明日香(橋本愛)。
刑事課の一同は、まるで2人の異動が決まったかのように労いの言葉を懸けます。
ただ一人、失意の池田を除いて、まるでお祝い事のように扱われ、戸惑う四方田夫婦。
身上異動届を届けなければならなくなった、2人。
(郡司)【斉藤京子】お世話になりました!有難う御座いました。
郡司は四方田に渡しました。
(井伏)覚悟はしていたけど、いざ別れの時となると寂しいもんだな
(明日香)辞令も出てないですし、まだ決まってないと思うんですけど。
(四方田)いやいやそうなんだよ。こんなに早く見送られるとはな。晋吾、お父さんになんか言ってくれたんじゃないのかよ。お前のあのかっこいい背中は何だったんだ
(井伏)こういうことはさ、最悪の事態を想定して早め早めに動いたほうがいいんだよ。
(上山)まぁ一応言いましたけど、だからといって優遇されるわけじゃないと思うんです、そんな簡単に規則が変わるようじゃ警察、必要ないですし。
(井伏)ごもっとも。
(池田)甘えないでください。
(四方田)池田はまだ怒ってる
(小寺園)はーい、お疲れ様でした。
(明日香)これ誕生日じゃないですか
(井伏)どうする?四方田がやるか鈴木がやるか。
(四方田)別にどっちでもいいですよ
(小寺園)じゃあ2人が夫婦だってことはみんな分かってるし、2人一緒にやればいいじゃないですか。
(井伏)そうだな、それがいい、そうしよう。
小寺園は2人にケーキを持ってきました。
急に池田を励ますために、小寺園は歌いだしました。
(池田)ちくしょーつらいつらすぎる
(井伏)池田、泣くな。男のくせに情けないぞ
池田は、明日香に片思いしているので、明日香が四方田と夫婦になることや、刑事を辞める処分を受けるか異動になるかで泣いてしまいました。
(池田)男だからとか女だからとかそんな時代じゃないんです!
(小寺園)そんな時代もあったねと~いつか笑える日が来るわ。あんな時代もあったねといつか笑える日が来るわ。だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう。回るよ回る、時代は回る喜び悲しみ繰り返し今日は別れた恋人たちも~
その時、事件を知らせる無線が鳴りました。
(通報無線)警視庁各国、沼袋署管内 中野区大和町5丁目において、東京三葉銀行の現金走者が襲われたとの通報あり。輸送車の乗員1名が負傷。強盗傷害事件
(晋吾)でかい事件ですね
(郡司)もださんと明日香さんのさよなら捜査!
(四方田)ネーミングセンス
(小寺園)そうよ!せっかくだから最後はみんなで行きましょうよ!四方田と鈴木の最後をみんなで見届けるの
(郡司)写真撮りましょうよ
郡司は四方田と明日香の写真を撮りました。
沼袋署に戻った四方田たちは、事件が高円寺署の管轄だったと知り、すぐ解決し、署に戻ります。
(小寺園)いやーまさか高円寺署の管轄だったとはね。
(池田)ただ行って帰って来ただけでした。
(四方田)ホントだよなー
(郡司)お2人の最後の事件だったのにめっちゃ残念です。
(四方田)マジ郡司
(明日香)でも本部からの無線は中野区でしたよー
(晋吾)まぁそうなんだけど捕まったのはまさしく杉並区だからね。
(明日香)でもギリ中野区じゃないですか
(小寺園)鈴木、大人しくしなさい。杉並区と張り合うなんておこがましいの。もう面積がね、全然違うんだから。あっちは東京23区で第8位なわけ。で、面積は?
(上山)34.06平方㎞ですね。中野区は14番目、15.59平方㎞。
(郡司)杉並のほうが倍大きい
(四方田)乾杯だ
(明日香)面積関係なくね?
(小寺園)鈴木、負けは認めよう。
(四方田)まぁたしかに大人しく退散は正解でしたね。
(池田)これは中野区で間違いないですか
(小寺園)これは間違いない、雪だるまはうちの管轄。
(郡司)よっしゃ!今度こそ2人のさよなら捜査行きましょ
(四方田)マジ郡司
異動になる四方田たちが、夫婦として強行犯係のバディとして最後の捜査になると盛り上がってしまう、池田、小寺園(斉藤由貴)、署長の井伏(坂東彌十郎)、上山(矢本悠馬)。
現場へ向かう途中、誠と明日香はバディとして日々、語り合います。
(四方田)そういえばさ、君が新人の頃、現場で遺体を見て吐いてたなー
(明日香)ありましたね。そんな頃が。
(四方田)この1年半で刑事として成長したね。
(明日香)沢山拝んで慣れたんで。
(四方田)よし、終わったら平和苑でレバー食って帰るか
(明日香)今日、月曜だから平和苑休みですよ
(四方田)あ、そうか、じゃあゆきだるまでジンギスカンか。でも羊だとレバーないか
(明日香)前から思ってたんですけど、遺体見た後にレバー食べる恒例行事あれなんですか?マグロの解体ショーもありましたよね。なんか色々思い出しますねぇー。刑事とはということは教えてもらえませんでしたけど、でも刑事になって最初のバディが四方田さんで良かった。私は皐月さんの事件を追い続けている四方田さんを見て、刑事になろうと思ったから。さぁ行きましょう。四方田さんの最後の刑事生活、しっかりと目に焼き付けます。
(四方田)刑事としてこうなんかメンタルが鍛えられるじゃん。あれはね、正月明けだったから、あの豊洲の初競りのニュース見て思いついただけ。
(四方田)ごめん、俺間もなく泣く。ちょっと待って、俺のほうが飛ばされる前提で話してる?おっと否定せず?
(明日香)雪が少ないから花粉が少ないといいですねー。たまには手紙下さいね
(四方田)おっと雪国?どこ?どこ設定?おっと電波もない?あ、野次馬、どきなさい!っ祖捜査の邪魔!
(郡司)もださんめっちゃ気合入ってるし。
被害者はマンションの住人、内山(春海四方)。
(池田)現場のマンション名はラッキーホープセブンです。被害者はラッキーホープセブンの自治会長で、206号室に住む、内山咲夫さん。62歳。後頭部に鈍器のようなものでなられた痕跡があります。第一発見者は宅配業者の配達人でその配達員が発見し、通報。すでに内山さんだと分かったそうです。
(明日香)面識があったってこと?
(小寺園)ねぇこのネットは?
(池田)外壁塗装の工事中だそうで人目に付きにくく、有力な目撃情報はまだ掴めていません。
村井正一という同じマンションの男性、村井に聞き込む四方田と明日香。
(村井)なんすか、こんちは
(四方田)あの沼袋署の者なんですけどもちょっとお話よろしいですか?
(村井)なんかあったんすか
(四方田)実はねこのマンションにお住まいの方が襲われる事件がありまして。
(村井)やっぱりー?えー誰?死んだんすか
(明日香)それは捜査段階なので言えないのですが。
(四方田)ちなみに今日はどちらに?お仕事は何を
(村井)昨日の夜からずっと仕事で、女の子たちの送迎
村井は風俗で働く女性たちを送迎する仕事をしていました。
(明日香)送迎
小寺園とドナルドは、動画を取ろうとする住人、205号室の松本大輔に迷惑していました。
(松本)やっぱ刑事さんって2人で行動してるんですね?動画回していいですか?
(小寺園)やめなさい!
(松本)別に法律違反じゃないでしょ?原則として禁止されてないと思いますけど。
(小寺園)ホントやめて!来週、シミ取る予定だから撮るんだったら来週に仕手
(松本)そっち?
(小寺園)そっちよ。どっちよ!私達の話を聞くのか聞かないのか?
(松本)聞きます、済みません。
さらに、上山と郡司は、303号室の小説家の木村幸枝と、近藤夫婦に聞き込みします。
(上山)最近、なにか変わったことはありませんか?不審な人物を見かけたとか誰かと誰かが言い争う声が聞こえたとか。
(木村)いや、特には…執筆してたんでずっと。私、小説を書く仕事をしてるんです。これあれですよね?私、アリバイを立証しなきゃいけないのかな?
四方田と明日香は、304号室の近藤達也と智子夫妻を訪ねました。
(近藤)引っ越してきて早々、こんな事件が起きて困ってます。
(明日香)そうですよねー
(四方田)ちなみに午前中はどちらに?
(近藤)夫婦揃って休みで、僕は朝起きて散歩がてら公園で本を読んでいました。それで帰ってきたらパトカーとかがいて驚いたって感じです。
ここで、四方田は近藤が警戒心を持たないように趣味の話をしますが、野球ファンとして意見が食い違いました。
(四方田)ホークスファン?
(近藤)はい、地元が福岡なもので。もしかして刑事さんも?
(四方田)違うよ、埼玉だよ、秩父だよ。西武ライオンズだよ。
(近藤)でもライオンズも昔は強かったですよね
(四方田)なんだその過去形は、逮捕だ。いや、そりゃ確かにうちはね2019年以降ね、パッとしませんよ。そちらは良いですね。毎年優勝争いに絡んでね。でもねこちらはね、毎年、毎年、主力選手が抜けてくわけですよ。そちらはね、毎年毎年、主力選手が入ってくわけですよ。そりゃどうすりゃいい?どうすればいい?どうすればいい?応援するんですよ。弱いチームだろうがね、最後まで応援するんですよ。それが本物、あ、俺、あれだな、刑事じゃなくなったらナイター。ホントに君いい加減にしてほしいです。
(明日香)奥様は?
(近藤)ともみー
すると、近藤の妻、朋美が来ました。
(智美)どうも
(達也)今日の午前中はずっと寝てたよな
(智美)お昼前まで寝てました
(四方田)お昼前って言うと?
(智美)13時前まで。最近ちょっと仕事で疲れ気味で。
(四方田)お仕事は何を
(智美)私は看護師で
(近藤)僕はプログラマーを
(四方田)プログラマー。プログラマーのホークスファン。
郡司と上山は管理人の野田健作に聞き込みました。
(野田)私はここで住み込みで管理人をやらせてもらってます。
(郡司)このマンションで何か問題になってたこととかありますか?
(野田)そりゃこんなこと言いたくないけど殺された内山さんですよ?人に厳しい人でしたからね。ただ地域のことを真剣に考えてました。性格は真面目で細かい人。だから敵は多かったかな。まぁ所謂、労咳扱いですよ。
(郡司)そうだったんですね
(上山)防犯カメラが壊れているそうですが
(野田)実はあれ、フェイクの防犯カメラなんです。オーナーが防犯カメラがあるぞっていうだけで偽物でいいって。
内山は管理人すらも、皮肉を言うように、住民達から嫌われていました。
(上山)そのことを他に誰が知ってますか?
(野田)誰も知らないと思います、私だけです。あえて言う必要もないと思ったので。
明日香は捜査中にふざけて雑談する四方田を注意しました。
(明日香)捜査中にふざけるのはやめてください。
(四方田)いやいや別にふざけてないんだけどさ、これで最後だと思うと、悔しさ、あるいは嫉妬、あるいは憎しみ、こうやって殺人事件は起きるんですね。いいじゃない。ハンドルが熱い熱い。戻ったら捜査会議だ。
(明日香)さよなら捜査ちゃんとやりましょう。うちらで解決させましょう。安全運転でお願いします。
沼袋署に戻り、四方田達は内山が頻繁に喫煙について住民達に厳しく当たり散らし、トラブルが絶えなかった背景を整理しました。
(郡司)被害者の内山さんは近所でも有名なトラブルメーカーだった。
(小寺園)トラブルメーカーだったってことは。子の被害者に恨みを持つ者による犯行の可能性もあるわけよね。
(池田)もしかして、消しゴム事件と関係あるんですか?
(四方田)いや、白い紙も残されてないし、本部が動いてないところを見ると、消しゴムの線は消えるんじゃないかなー
(明日香)防カメは?
(上山)設置されていたのはフェイクカメラで、犯人の前足も後ろ脚も掴めてません。
(郡司)監察医の懸案結果が出ました。死因は消火器で、頭部を強打されたことに夜頭蓋骨陥没、脳挫傷で間違いないです。死亡推定時刻は午前7時から9時の間と考えられます。
(明日香)薬物の反応は出てない?
(郡司)現段階ではないようです。
(井伏)とにかく、明日以降も聞き込みを続けてくれ。
その頃、音花は専門学校のきららと一緒に学校帰りに歩いていました。
自立して、きららと同居する音花は、インバウンドの影響でマンションを退去しなければならなくなりました。
(音花)きらら、住むところどうする?
(きらら)いいところが見つかればいいんだけど、そうじゃなければ実家かな。
(音花)えー実家だと紙の色黒に戻さなきゃだから嫌だって言ってたじゃん。
(きらら)でも現実問題、やっぱお金きついじゃーん
(音花)ピンクじゃなくなってもいいの?
(きらら)そこは説得するよ。パパとママも帰ってこいって言ってるし
(音花)根気強く探そうよ
そのことを音花【月島琉衣】はインバウンド効果で、きららと住む家が取り壊されることを、四方田と明日香に夜、話しました。
(四方田)取り壊し?
(音花)なんかインバウンド向けのマンションに建て替えられるんだって。
(明日香)随分急だね
(音花)そうなんだよ。なんかマンションのオーナーが変わったみたいでマジ困る。
(明日香)お友達も困るでしょ
(音花)きららは一先ず実家に戻るって。
(四方田)レバニラお待たせしましたー音花、どうするの?
(明日香)ここに住めばいいじゃん。ねぇ?
(四方田)いやー勿論ここに住むのは良いけど、毎日、じじいじじいって言われるのもつらいな。
(音花)大丈夫、呼ばない。そもそも、顔合わせないようにするから、いただきまーす。
(四方田)ちょっと待ってくれよ、一緒に住んでるのに顔合わせないっておかしいだろ?明日香もなに普通にいただきますしてんだよ。
(明日香)んー!美味い!レバニラ抜群に美味いよ。
(四方田)おとはは?
(音花)のすい。ノスタルジックってこと。
(明日香)その、のすいってエモいと同じ系統?
(音花)わかんない。私が行ってるだけだから
(明日香)いいじゃない、ノスタルジック
(四方田)いやーご飯食べた感想がノスタルジックってなんだよーそんな情緒的な表現じじゃなくて、美味しいか美味しくないか言ってくださいよ。だいたいね、お父さん、音花のインスタのプロフィールも意味分からないよ。なんか名言みたいなもんがね、書いてあるの。これこれ。プロフィールのとこだけ。音花の自己紹介分かりにくい。親子だから友達申請したっていいじゃん。言葉が独特でさ。音花なんでインスタで友達申請してるのに承認してくれないの?
(音花)見てるの?やめてよキモイキモイ。なんで友達申請してるの?
(明日香)インスタのプロフィール?あのね、親子だから友達申請しないほうがいい。四方田さんそれは引かれるからやめたほうがいい。
(四方田)それじゃあ友達以上親子未満みたいじゃないか
(明日香)いやちょっと何言ってるか分からないけど友達にならないで!
すると、音花は四方田が、非公開アカウントにしている、音花のSNSに「まことアメリカンドッグ」というユーザー名で、友達申請していることを知りました。
(音花)もしかして、このまことアメリカンドッグってやつ?
(四方田)サンキュー
(明日香)褒めてない、むしろ逆
(音花)てか、アメリカンドックじゃないし、ドッグだし。
(四方田)なんですって?お父さんずっとドッグって言ってた。
(音花)クに点々だから。
(明日香)うん、私ももう突っ込むのやめてたけどね。ベッドのこともベットって言ってたし。濁音苦手なんだ
(四方田)でもさ、四方田のことはよもだって言うよ?よもたとは言わないよ。
(明日香)それは自分の名前だからね。
(音花)マジであり得ない、速攻で申請取り消してね
明日香は音花のインスタに、「他人を裁くよ入り自分を裁くほうがずっと難しい」と英語で書かれていたのが気になりました。
明日香は姉のような距離感で、四方田の年頃の娘への接し方を注意しました。
(四方田)そんなこと言われたらお父さん間もなく泣くー
四方田、明日香、音花を家まで送ります。
(音花)子供じゃないんだから駅までくらい1人で帰れるよ
(四方田)大人とか子供とかじゃないんだよ
(明日香)そうそう、今日だって悲惨な事件が起きていたんだから。
(音花)2人は?まだ刑事続けるの?
(四方田)おとはまでそんなこと聞いてくるー
(音花)なんで?聞いちゃダメなの?
(明日香)聞いてもいいんだけど、警察署でいつ辞めるんですかとか聞かれてさ
(四方田)送別会的なこともやられた
(音花)やっぱりもう決定なんだ
(四方田)いやいやまだ決定じゃない。決定かな?でもまだどの課に行くとかまだ何も決まってないんだよ
(明日香)でも署長が言うには、いつ辞令が出てもおかしくないって。
異動になっても、皐月の事件は必ず解決すると約束しました。
(四方田)音花、大丈夫だよ。刑事じゃなくなってもお母さんの事件の犯人はお父さんが絶対捕まえる。久し振りに一緒にご飯食べれて嬉しかったよ。またやろう。
(音花)ここまででいいよ、有難う。
(明日香)ねぇ、やっぱり一緒に住まない?
(音花)考えとく。おやすみ
そんななか、四方田家に苛立ちながら見つめる男の影がありました。
帰宅した四方田と明日香は皐月の仏壇に手を合わせます。
(四方田)音花のこと有難うな。
(明日香)ううん、でもそうだよね皐月さんの事件解決するまで刑事辞めるわけにはいかないよね。皐月さんごめんなさい
(四方田)肩書が奪われてもそれだけは譲らない。こんなことになるんだったらな、最初から上に報告すればよかったな。皐月、ごめんな。
翌日。
管理人の野田に案内してもらいながら、内山の部屋に行き、四方田と明日香は禁煙を訴える警告のメモを発見しました。
(四方田)内山さんはここにお住まいになられて何年ですか?
(野田)10年が経ちまして今年の7月で11年目の予定でした。更新手続きも済んでて。
(明日香)四方田さん!これ…内山さんはここに注意喚起を貼っていた。
(四方田)間違いなさそうだな
池田と小寺園は、村井が内田に禁煙を注意されたことを知りました。
(上山)この張り紙、ラッキーホープセブンの毛英二版に貼られていたと思うんですがご存じですか?
(村井)ああ
(小寺園)それ使ったのってどなたかご存じですか?
(村井)襲われた人でしょ
(小寺園)なんでそう思うんですか?
(村井)喫煙者に対してすげぇ厳しかったから俺怒られたことがあるし、前に中庭で吸ったことがあってあの人、マジで異常だった。怒鳴って来た。煙草の匂いに敵意がある。
【村井と内山の回想シーン】
(内田)迷惑なんだよ!公共の場でにおいまき散らすな!
(村井)いやいや、それ言い出したら香水も迷惑だし、汗くさい人も迷惑ですよね。俺、映画館とかポップコーン売ってるけど、俺、ポップコーン嫌いだからあのにおいめちゃくちゃ迷惑なんだけど。
(内山)ポップコーンと煙草を一緒にするな。恐れずに言いますけど、俺だって何度も殺したいと思ったことありますから。勿論そんなことはしませんけどね。ほらネットで騒がれてる消しゴム事件あるでしょ。俺はあれだと思ってるんですよね。内山さんのこと、本当に嫌いな人多かったと思うなぁー恨んでる人多すぎて特定できないんじゃないですかね。
郡司と上山も管理人の野田に確認すると、野田も内山を毛嫌いしていました。
小説家の木村も、内田に煙草を注意されて口論になったことがありました。
(木村)もしかして私、疑われてます?
(明日香)いや、そういうわけではなくてただ住民の皆さんへの聞き込みが必要でして。
(木村)私がタバコ吸うからですよね?昨日来た刑事さんちらって奥覗いたんですよ。電子タバコあるんじゃないかなってあの、ふと今そう思って。
(四方田)さすが小説家さん、観察眼が鋭い。
(木村)今度、サスペンス書く時の参考にします。確かにあのおじさん大嫌いでした。
木村もまた、内山に煙草を注意されて口論になったことがありました。前の道で吸った時も凄い怒鳴られたことあるし。やばくないですか?てかあのおじさんと話すことが一番のストレスです。
【木村と内山の回想シーン】
(内田)他人の煙草の煙を吸い込んだことで死ぬ人数は交通事故より多いんだからな。あんたそれ知ってるのか?
(木村)てかストレスで死ぬ人のほうがよっぽど多いと思うけど。おじさんも大丈夫?いちいちタバコ吸う女に怒ってたらストレスで死んじゃうよ。
木村は、近藤夫婦のケンカが騒がしいことを興味本位で見ていることを四方田と明日香に伝えました。
(木村)こっちはこっちでこんな感じです。これが毎日ですよ?朝昼晩ずっと。夫婦のリアルな会話、盗み聞きして小説に活かしてます。
(明日香)毎日?それは仕事にならないですよ。確かお隣のご夫婦、引っ越してきたばかりですよね。
(木村)引っ越してきた直後からこんなかんじです。刑事さん結婚は?
(明日香)そうですか、結婚はしてないです。
(木村)いやぁー今書いてる小説が夫婦の話なんですけど、家庭内で起こる不満って何があるんだろうなって考えてて
(明日香)あります!死ぬほどあります。あくまでも聞いた話なんですけど聞いてくれませんか?うちはそもそも野球グッズが多すぎる。野球に興味がない私としては。
(四方田)ちょっとやめなさいよ鈴木。捜査中だぞー。しかも今、完全に君、うちって言ってたぞ
(智美)いい加減にしてよ!他にも黙ってることあるんでしょ
(近藤)だからないって言ってるだろ!
(木村)いつもそうよ。旦那が浮気でもしてるんじゃないですか?
(四方田)まぁ刑事にあんな怒鳴り声を聞かれたと思ったら逃げたくもなるわな
(明日香)気まずそうだったね。
(四方田)もし仮に子供がいたら虐待で通報されるレベル。
(明日香)あ、もしかして…。
明日香は智美が妊娠していることを彼女の服装から察し、温かい言葉を掛けました。
(明日香)私の勘違いだったら申し訳ないんですけど、もしかして、妊娠されてますか?昨日伺った時に、こんな時期なのに体を冷やさないようなルームウェアを着ていらっしゃったので。
(智美)はい、妊娠してますけど。だからなんですか?
(四方)ごめんなさい、あのちょっと夫婦喧嘩の声が聞こえちゃいまして。
(明日香)私は子供もいませんし同じ気持ちになること出来ないですけど同じ女性として心配で。私達刑事は何もできないですけど、ただ、中野区には妊娠している方が気軽に相談できる窓口があって…こちらです。もし、苦しんでることとか悩みとかストレスが会ったら話聞いてもらえると思いますので。お母さんになるって大変ですよね。めちゃくちゃリスペクトしてます。ちゃんと誰かに助けてもらってください。誰かに助けてもらうのは恥ずかしい事じゃない。誇らしい事です。
明日香は智美が、一人でストレスをため込んでいることを察しました。
智美の背中をさすりながらフォローしました。
(智美)有難う御座います。そんなこと言われて救われました。お茶淹れますね。
四方田と鈴木は窓の外を見ていた時、鈴木がドローンに気付きました。
(四方田)あんなカード持ち歩いてたんだ
(明日香)万が一の時の為にね
(四方田)素晴らしい。自分の妻として同じ刑事として誇らしい。
(明日香)私は家族を知らずに育ちましたから私みたいな子が一人でも減るといいなって。子供には何の罪もないし、助けたいって思ってます。
明日香は親の顔を知らず、児童養護施設で育ちました。
(四方田)マジ妻、マジバディ。妻としてもバディとしても誇らしい。俺、鈴木に惚れ直したぞ。これどこに向かってるんだ?
四方田と鈴木がドローンが飛んでる方向へ走ると、環境課の職員達がドローンを飛ばしていました。
(四方田)ちょいちょい警察の者ですけど。少し、少しお話を?
(明日香)環境課?
その一人、奥永がドローンを飛ばした目的を説明しました。
(奥永)はい。年に一度、環境保全活動の一環で調査をしていまして。最近はドローンのおかげで効率的に環境データが収集できるようになりました。
(明日香)ちなみに昨日も近くでドローンを飛ばしてたと思うんですけど
(奥永)今週で4度目です
四方田たちは駐車場で喫煙していた人がいることをドローンで突き止めました。
(上山)何か思い当たる節でもあるの?
(明日香)まず喫煙してることを隠してる人がいるとしたら誰だろうと考えていました。そこでヒントを得たのがうちやmさんが掲示板に貼ってた注意喚起。大事なのはこの部分、あえてこの張り紙を貼ろうとしたのはこの数日間に駐輪場で吸ってた人がいたからだ推測できます。
(郡司)これですか
(小寺園)なるほど
(池田)あ、この建物って、ラッキーホープセブンだ
近藤がタバコを吸ってる姿が映ります。
(四方田)この男、煙草吸わないって言ってたぞ
四方田と明日香は、真犯人が近藤達也だと確信しました。
(明日香)夫は煙草を吸ってることを妻に隠してた。だから、いつもなら妻にばれないとこで吸うのについ駐輪場で吸ってしまう。それを見た内山は激しく怒る。引っ越してきたばかりの近藤は内山の存在を知らなかった。いきなり怒鳴られた達也は混乱するばかり。そこへ運悪く智美が騒ぎを聞いてきてしまう。夫は穏便に済ませようとするが、内山は妻に達也がタバコを吸ってることをばらしてしまう。以降、喧嘩が絶えない日々が続き、月曜日の朝、妻はつわりでずっと寝てる。達也は散歩がてらに家を出ると、内山が新しい注意喚起を貼ろうとしてた。その瞬間、達也はカッとなり…。
(内山)ちょっと何やってんだ!ここは全面喫煙なんだよ!奥さん?おたくの旦那さんがここでタバコを吸うもんだから注意してやったんだ。
(智美)信じられないんだけど。ごめんってなに?どういうことか、ごめんじゃなくてちゃんと説明して!赤ちゃんのために煙草やめるって約束したじゃん。
近藤夫妻が揉めていた理由は、妻の智美が妊娠しているにもかかわらず、達也が隠れて喫煙していたからでした。
その夫婦喧嘩の声が、隣の木村に聞こえたのです。
(智美)煙草吸ってるのバレてないと思ってたの?もういいや、好きにしていい。すいたきゃ吸ってもじゅどうでもいい。
内山から煙草の警告を書いた紙に落書きしたと因縁をつけてきました
(内山)ここに貼ってあるの落書きしたのあんたか?タバコ吸うならずっと離れたところで吸ってくださいよ。子供が生まれるって言うのに自分の事しか考えてないで。自分のことも管理できない人間が子どもなんか作っちゃダメなんだよ。奥さんも早いところ別れて他の男と一緒になったほうがいい。
内山をカッとなって、消火器でで殴って殺したのは、近藤でした。
(四方田)お話いいですか
その夜、四方田と明日香は、最後のバディとして組んだ事件が、達也の逮捕となりました。
刑事を辞める覚悟で、ぎこちなく挨拶をする四方田と明日香。
(小寺園)最後の捜査お疲れ様でした
(池田)本当に明日香さんともお別れ。寂しいですね。
(四方田)おい、池田、池田、池田。郡司。おいおい俺のようなイケメンじゃないメタボじゃなくてね、革ジャンがよく似合う人が来るからでしょうね。皆さんはその人と仲良くすればいいじゃないですか。
(郡司)お疲れっした
(小寺園)もう最後なんだからちゃんと挨拶しなよ。鈴木、なんか一言
(鈴木)そうですね…最後の事件の犯人が夫で、夫を捕まえたことで、妻はこれから生まれてくる子供を育てていかなきゃいけなくて複雑って言うか、とにかく心配で。私達の最後なんてどうでもいいです
(四方田)挨拶もろくにできず、できなくてすみませんね
(池田)やっぱり明日香さんは刑事の鏡ですね
(小寺園)四方田なんか言うことないの?四方田
(四方田)辞めたくねぇな。辞めたくねぇでげす。すいません。えー…刑事じゃなくなるってことは死なせてしまった皐月の近くにいてあげられないってことで情けないって言うか。何の役にも立たない。けいじじゃなくなったらもっとそうなることで、俺はもうなんのために生きていけばいいのか。皐月にも明日香にも娘にも申し訳ないってことで。俺、本当に自分勝手なくそ野郎ってことです。…辞めたくねぇな。辞めたくない。あれ?これ昨日の資料だな
四方田はわざとふざけて振舞いながら、悔しさと本音を漏らすのでした。
四方田と明日香について、井伏から発表がありました。
(井伏)今、四方田と鈴木について本部から連絡があった。警務部及び総務部とも協議をした結果、四方田誠、鈴木明日香、両刑事においては沼袋署で現行のまま沼袋署での職務を遂行すること。鈴木明日香の氏名においては旧姓でも今のままでもどちらでも良しとする。つまりは選択できるということだ。
(四方田)署長つまりあれですか?俺達は変わらず子の沼袋署で刑事を続けていいということ間違いないですか?
(井伏)間違いない。
晋吾が掛け合ったおかげで、刑事を夫婦別姓で続けられることになりました。
(四方田)晋吾ありがとー。おいおいどうしたみんな?俺達辞めなくて済んだんだから。もうちょっと喜んでくれれば。
(郡司)すっかり肩透かしというか
(上山)父に報告するとはいえ、てっきり異動する者だと思ってましたし、予想外でした。
(明日香)ちょっとひどくないですか?
(池田)僕は明日香さんが刑事のままでいてくれて嬉しい
(明日香)マジ池田、池田だけはそう言ってくれると思った。
(小寺園)でも今回は何でお咎めなしっていうふうに決まったんですか?
(郡司)そうですよね
(井伏)近頃、地方ではライフワークバランス向上の取り組みから夫婦で同じ交番、通在所に勤務するケースも増えているそうだ。というわけで今回の2人のケースもそれに当てはまると。
(小寺園)ふーん
(四方田)ふーんじゃないよ課長、なんだそのビー玉みたいな目は
(ドナルド)そんな時代も
(四方田)やかましい
(井伏)ちなみに私もここに残ることになりました。本部で強気に出た時は、私の警察官人生も最後になると思ったけど、首の皮一枚繋がったよ。四方田、異動はないけど減給だ。署内の無線で、うんこって言っただろ?あれハラスメントに該当するから。うんこは相手の意に反して、精神的、身体的苦痛を与え、就業環境を害する言動とみなす。そう通達が来た。
(明日香)減給?ちょっとそれは仮定の財布を握る立場としては聞き捨てありませんが。
(小寺園)あー言ってたね、マイク拾ったわ
(四方田)俺のうんこチクったの誰だよ。そんな世の中ないだろ
四方田達が先日、ストレス発散の為に警察署のマイクを使った際、四方田は明日香に家庭内のトイレ事情の不満を伝えた際、不適切な表現を使いました。
そして、四方田家では、音花が新しい家が決まるまで、四方田と明日香と暮らすことになりました。
(四方田)音花が来た、音花が来た。
(音花)お母さん、次の家が始まるまでお世話になります。
(四方田)なんだろうか
(音花)これお願いします
(四方田)四方田誠様へ、うわ!他人行儀!私の前にトイレ入らないで?なにこれめっちゃおかしい。音花、正直。
音花は自分の洗濯物と一緒に取り込まないように、トイレとお風呂を自分より先に入らないこと、コップとタオルを使わないなど、四方田に生活に対する警告をメモにしていました。
(音花)少しの間、お世話になりますがよろしくお願いします。
(四方田)トイレは厳しいぞ。自らの意志に反して催すもんだからさ、入るなには無理があるよ。そんな条件出されたらたまったもんじゃないよ
(明日香)四方田さん嬉しくないの?
(四方田)嬉しい
(明日香)即答
(四方田)あのさ5箇条のさ2つ目ってなんだっけ
(音花)私の前にお風呂入らないで
(四方田)お父さんだってさ、仕事帰りにお風呂入りたいじゃん
(音花)じじいの履歴
(四方田)じじいの履歴?でもね、音花ね、じじいは履歴を消す
(音花)消せるの?
四方田、明日香、音花をにやつきながら見つめる、音地花の元担任、喜多村(竹原ピストル)。
彼こそ、四方田と音花の妻、皐月をエレベーターの中っで殺害した張本人の可能性があります。
警察署内では、郡司とドナルド、そして、小寺園が、不穏な表情を浮かべ、消しゴム事件について四方田たちに隠し事をしている意味深な表情を浮かべていました。
郡司は特に、SNSで「ピュアホワイト」と名乗り、「消したい人間」の募集をかけていました。
消しゴム事件はグループ型で行われており、彼らの行動はベールにまだまだ包まれています。
夫婦別姓刑事7話感想・みどころ
本日は、ご近所トラブルから殺意に変わってしまったなんとも切ないエピソードでした。
内山はとても偏屈で、極端に煙草そのものに精神的苦痛を感じる人物。
それにしても、引っ越してきたばかりの近藤に夫婦関係で嫌味を言ったり、自分の禁煙の張り紙にいたずら書きをしたのを近藤と決めつけるなど、かなり問題がありましたね。
作家の木村、風俗店の送迎をする村井、管理人の野田にも疎まれていた内山の人生はなんと言っていいやら。
内山にも非はあったし、煙草が嫌いだとしてもみんなから嫌われる態度をとり、自分のエゴを押し付けすぎたと思いました。
四方田と明日香が刑事を辞めることになりそうでしたが、井伏もとどまることになり、万事休すでしたね。
ところが、終盤は一気に、四方田の前妻、皐月が帰宅途中に殺害された、消しゴム事件について針が進もうとしていました。
小寺園、ドナルド、そして、消しゴム事件で、嫌な身近な人や知人を「消したい」と思っているSNSを管理しているような郡司の態度。
帰国子女のドナルドも陽気なムードメーカーの一面は表向きの顔という気がしてきました。
小寺園の母のようなおおらかさを纏った裏の顔も表情に出ていて、竹原ピストルさん演じる喜多村と同じくらいゾッとしました。
彼らは、消しゴム事件を独自で正義心から捜査してるチームだといいのですがね。