君の花になる2話あらすじネタバレ
事務所との契約更新をかけて、「半年以内に弾(高橋文哉)が作った新曲で配信チャート1位を獲得」という事務所社長、花巻(夏木マリ)から、ブルームに出された最後の条件。
8LOOMを寮母として全力でサポートする、あす花(本田翼)。
「最後までやり切るチャンスを与えてくれてありがとう」と感謝を花巻に述べる、あす花。
唯一、彼らを応援してくれるファンの女の子が一人いるくらい。
そんななか、香坂(内田有紀)から「誰も8LOOMが一位を配信でとれるなんて期待していない」と突きつけてきます。
花巻の前で、あす花は必ず配信1位をとり、「100ブルーム・・・いや、1000ブルーム作る」と啖呵を切ってしまいました。
香坂は花巻にそれでも、あす花の言うことが信じられないと抗議。
花巻は多くを言わないものの、あす花のやる気を内心では受け止めていました。
新しいアーティスト宣材写真を撮る為に、8LOOMは80年代アイドルの格好やヤンキー服など着て撮影。
弾はメンバーみんなにやる気がないと言い出したり、衣装に注文つけたりと、ギスギスした空気を作ります。
謎めいた8LOOMの事務所関係者、トリニティ(竹中直人)も彼らが「ブルーム」だからと、花を持ってメンバーカラーのスーツを着ることを提案。
また、過酷なトレーニングメニューをみんなに見せ、あす花には献立までこだわりを持っていました。
ハードルの高さを感じたメンバー、久留島巧(NOA)、八村倫太郎(一ノ瀬栄治)、綱啓永(古町有起哉)、森愁斗(松山竜星)。
相変わらずリーダーとしてみんなに厳しい態度をとり続ける、弾はまたしてもみんなと衝突します。
実際、8LOOMは弾が曲を作り、振り付けや食事メニューなどすべての事をこなしてきたのです。
弾を追いかけるあす花は、大人として弾を叱ります。
成瀬(宮世琉哉)があす花を引き留めます。
は弾がかつてはとても優しい性分で、厳しいところも昔からあったが、当時はみんなが弾と今のような緊迫した関係じゃなかったことを伝えました。
成瀬は、あす花に寮母をやめないでほしいと頼み、あす花は了承。
とあるステージでパフォーマンスをする仕事を見つけたあす花。
その仕事は、商店街のステージで、8LOOMの知人で銭湯でアルバイトをする、池岡奈緒(志田彩良)の協力もあり、決まった仕事。
弾も気合を入れて3曲の曲作りに励み、メンバーがあす花のケーキを食べることを許しました。
8LOOMに、豆腐を使ったチョコブラウニーを作り、練習に励むみんなをフォローするあす花。
商店街のみんなに8LOOMをアピールする、あす花は酔っぱらって彼を電話で呼びました。
真面目な弾は思わずあきれ顔。
あす花に水を買い、背負う弾。
「期待に応えるって身軽になることも大事だよ」
泥酔しながらも、あす花は弾をフォロー。
あす花は後日、8LOOM達に食事を作ります。
商店街の仕事とはステージではなく、着ぐるみを来て風船を配ると書いてありました。
あす花は仕事選びを間違え、慌てて問い合わせることに。
一生けん命、練習やトレーニングメニューをこなしてきた8LOOM達に頭を下げ、あす花は商店街へ。
あす花の姉、優里(木南晴香)は、妹がトラウマが残る程「ある出来事」で高校教師を辞めた事情を理解しているため、彼らのことであす花が悩んでいないか気にかけていました。
8LOOM達を商店街のみんなに応援し、弾はこっそりみんなに黙って着ぐるみをきてグループをアピール。
そこで、みんなの気持ちが一つになり、8LOOM全員が着ぐるみ姿でダンスをしました。
あす花のほうが自分より役に立っていることに嫉妬し、あす花に不満と本音をぶつけます。
「俺のせいでなかなか売れない。俺がもっと良い曲を作ってみんなを引っ張っていけたらいいのに、みんなはパッとしない。でも、あす花さんのほうがみんなの役に立っている」
「全部一人で背負って、自分で抱え込んだらうまくいくわけない。甘えたり、人に弱いところを見せてもいいんだよ。人のこと頼りにできない人を誰も頼りにできないよ。」
有起哉は思わず、弾に怒りながらも伝えます。
「お前のみんなへの態度も全部むかつく。でも、お前はみんなの為に頑張っているからちょっとはみんなのことを頼れよ」
そこで、あす花は抱えている洗濯物を、弾が抱えている「荷物」に例え、みんなで役割分担を決めます。
関西弁で陽気な宝は、新リーダーに、有起哉はみんなに活力を入れるなど。
みんなで何かあって絆が深まった時はハグをするよう、提案する宝。
その通り、8LOOMのみんなで抱擁をかわしました。
そして、8LOOMは唯一のファン、「ゆりりん」こと、お天気キャスターのリリカ(川津明日香)の情報拡散により、商店街でやった着ぐるみイベントがバズりました。
そんななか、その夜、あす花の姉、優里が夫の浮気で、急にあす花のいる寮へ。
さらに、一緒にきていた香坂(内田有紀)が訪ね、突然、8LOOMのマネージャーに就任したと伝えてきました。
君の花になる2話感想・みどころ
弾はあまりにもハードなトレーニングでメンバーとの間に相変わらず溝ができてしまいましたね。
しかし、自分一人で全部背負おうとする弾に、泥酔していても、自分の抱える「荷物」を放り出して身軽になることを伝えた、あす花の優しさが寒空を温めるように優しかったです。
それでも弾は自分のせいでみんなの成長の兆しが見られないと焦っており、半年以内に配信1位をとれなかったら解雇なので、猶更メンバーに厳しくあたっていて、逆効果だなって思いました。
「周りを頼れない人には誰も頼らない。自分の弱さを人に見せなきゃ、甘えても良いんだよ、みんなを頼って良いんだよ」
あす花の言葉が私自身の心にも沁みました。
弾が周りを頼れない、自分一人で何とかしなければならないと焦るのは、何かしら人に甘えられない環境を生きてきたのかなと思うところがありました。
彼の心の重荷を解放するように、洗濯物をポイポイと投げて、メンバーと役割分担することを決めた弾の姿は救われましたね。
弾の事を思いやり、「メンタルケア」、「気合」、「リーダー」など彼の負担を軽くするようにみんなで一丸となってチームを作る8LOOMをますます応援したくなった2話でした。
まさか予想外ですが、リリカが、8LOOMの唯一のファン「ゆりりん」だとは…。
リリカが、ファンになったきっかけが知りたいですね。
8LOOMのマネージャーに突如、香坂が就任したということは、花巻が8LOOMの可能性を信じて売り込もうとしている匂わせ。
新たな一歩を踏み出し始めた8LOOMは、希望と再生の扉を開けたのかもしれませんね。