未解決の女~警視庁文書捜査官~Season3

未解決の女~警視庁文書捜査官~Season3~ 2話 「追憶の彼女、完結編」

未解決の女Season3~警視庁文書捜査官~2話「追憶の彼女、完結編」あらすじネタバレ

友人の水原弘美(影山優佳)が亡くなった3年前の未解決事件を追う、陸奥日名子(黒島結菜)と、彼女のバディとなった、文字フェチの頭脳は刑事、鳴海理沙(鈴木京香)。

「匿名捜査対策室」第6係(文書解読係)は、女性起業家の内田舞(高崎かなみ)が、今回の殺人事件の被害者達からセクハラを受けて、3年前に自死したことを突き止めました。

弘美を殺した犯人は、その被害者、皆川延人と桐原も殺した者と同一犯です。

舞の恋人、長澤靖史が事件を捜査しようと、奥多摩に行った日名子にカマを振り回して襲い掛かって来ました。

危機一髪のところに駆けつけたのが、鳴海の元相棒で、現在は奥多摩中央署刑事の、矢代朋(波留)。

彼女は長澤を背負い投げて、日名子を助けてくれました。

確保された長澤は容疑を否認しました。

(矢代)先輩、自分に会いに来てくれたんですね

(理沙)別にあなたに会いにきたわけじゃないわよ

(古賀)その通りだ、目力。未来のキャリア官僚に怪我でもされたら大問題だってことで。お迎えに来ただけだ。

(矢代)室長に桑部さんも…草加さんから連絡をいただいて非番だったので陸奥刑事を捜していたんです。そしたらあの男が現れて。

(桑部)さすがだなー矢代。

(日名子)矢代?

(古賀)長澤靖史だな。来い

(矢代)先輩。あー元気そうで良かった。

(理沙)ちっとも元気じゃないわよ。車って腰に来るのよねー。まったく奥多摩まで来ることになるなんて。文字の神様が降りてきたところだったのに

(日名子)文字の神様?

(矢代)文字の神様、ということは、先輩も自分と同じように元気に捜査しているんですね。

矢代が異動してから落ち込んで捜査に身が入らなかった理沙は強がって誤魔化しました。

(理沙)当たり前じゃない。そっちこそどうしてるの

(日名子)え、矢代さんって女性だったんですね。

(矢代)はい。この辺りも色々事件があるし、クマも心配だし、山岳救助隊のお手伝いもしたんです。

(理沙)そんなお手伝いもしているの?無茶だけはしないでよ

(矢代)はい。しません。また先輩と働きたいですから。室長も草加さんももその時まで先輩のこと宜しくお願いします

(理沙)ええ、そうね。

(矢代)はい、いつかまたきっと。

(古賀)なんだ宜しくって相変わらず図々しいな。

桑部の取り調べでは、長澤は容疑を否定しました。

立ち会いながら見守る、強行犯捜査5係、越坂部澪(武田玲奈)。

(長澤)誤解なんです!僕が人殺しなんて。

(桑部)なに言ってんだ。警視を殺そうとしたくせに

(長澤)僕じゃありません。それは済みません。女性起業家のセクハラ被害について調べていたんですが、会社に告白記事を出したら殺すって脅しのメールが届いて。怖くなってつい…。

取り調べの様子を見守っていた理沙、日名子、夏目。

(日名子)長澤さん良い人で良かったです。

(夏目)え、長澤さんに殺されそうになったんじゃないんですか?

(日名子)でも長澤さん、今でも舞さんの持っていた畑の手入れをしに、奥多摩に通っているんだそうです。

この捜査に、警視庁特命捜査対策室室長の古賀清成(沢村一樹)、宗像利夫(皆川猿時)、今津雅也(草川直弥)らも動きます。

そんななか、理沙は何かを直感し、日名子に指示を出します。

どうやら、長澤は舞が生前、手入れしていた畑の手入れをつづけていて、奥多摩へ通っているようでした。

舞の事件について調べていたら勤務先に、殺人事件のことを告発すると脅迫メッセージが届いたのでした。

そこで、日名子を不審者を間違えたのでした。

(草加)たった今、長澤さんのアリバイも成立した。

(理沙)ええ、彼は犯人じゃないわ。ねぇ悪いんだけどデカ目くんじゃ頼りないからあなたがこれをつけてくない?親友の死の真相を知りたいんでしょ。一言一句間違えずに私の言葉を犯人に伝えて!

理沙は日名子に情報を共有するための通信機器を渡しました。

血文字のダイイングメッセージ「二塁」、そして、目と鼻を残虐な手口で塞いだ猟奇差殺人の真相が解き明かされて行きます。

(日名子)我々は皆川さんのメッセージを累と二と考えていました。でもそうじゃなかったのかもしれません。

(理沙)皆川さんが必死に書こうとしていた字は、まず糸。

理沙は日名子に通信機器を通して指示を与えながら解析していきます。

(古賀)え、糸?まず二だろ?二

(理沙)うるさいわね腹黒。しかし書こうとしてもどうしても紙がずれていってしまう。それでも彼が次に書こうとしたのは田んぼの田。累ではなく細道の細。

(古賀)魔女も元気が出てきたじゃないか。

(日名子)そして続けて横棒を2本書き、そこで力尽きた。本当はさらにこう書くつもりだった。横2本に縦2本、井戸の井

(古賀)つまり皆川が残そうとしていたのは細井という名字。あれか?皆川達が鎌倉で接待していた投資家か。でも…

(日名子)(理沙)細井という人物は実在しないではないでしょうか。

その頃、陸奥日名子(黒島結菜)、桑部一郎(山内圭哉)、草加慎司(遠藤憲一)、夏目(宮世琉弥)は、理沙に通信機器で指示をもらいながら内田舞の父、晋介を訪問していました。

(日名子)そうですね、内田晋介さん

日名子の親友、弘美や舞を死に追いやった投資家、皆川と桐原を殺害した犯人は内田舞の父、晋介(鶴見慎吾)。

(桑部)内田さん、細井はあんただ。クラブの従業員に顔写真を確認してもらいましたよ

(日名子)これはあなたが使っていたカメラにですね。この家は僅かですが酸っぱい香りがします。これは写真の現像の時に使う酢酸の匂いではありませんか?

(桑部)部屋の中を改めさせてもらいますよ。

なんと、晋介は日名子を人質にとりました。

(内田)待て!

その様子を映像で見て通信で情報を共有する、理沙と古賀。

(理沙)何が起きているの?

(古賀)ったくどいつもこいつも無謀なことしやがって!

やがて、内田晋介は、日名子に日本刀を突きつけて人質に取りながら、犯行動機を語り始めました。

(晋介)まだ捕まるわけにいかないんだ。まだ鎌倉を殺してないからな。3年前、舞の死を理解できなかった私は舞の携帯電話を確認した。亡くなる前日まで連絡が入っていたのが皆川と桐原だった。それで彼らを探った。舞が死んだばかりだというのに実に軽薄だった。舞が死んでしまった原因はあいつらに関係しているに違いない。アイツらが憎い。私がこの手で殺したい。殺すならどうやって殺してやろうかと考えて脅迫文を作った。でもいくら彼えらの行動を調べても、彼らが何をしたのか具体的な証拠が掴めない。一度諦めかけた。でもずっと諦められなかった。そしたら先月だ。舞の恋人だった靖史くんから連絡が来た。

(草加)落ち着け!

晋介は、バーで舞が亡くなってからも新たな女性起業家に目を付ける皆川と桐原をバーで見かけました。

(皆川)可愛いから投資しちゃおうかなー

長澤は舞が殺人事件の被害者である皆川達からセクハラを受けていことを知りました。

そのことを晋介に伝えて2人は情報を共有していました。

(長澤)セクハラをしたって

(晋介)投資コンサルタントの男達がセクハラ?

(長澤)はい、舞が友人がその男達や投資家を訴えるよう、立ち上がってるんです。それを僕も手伝いたい。それで少しでも舞の死が報われるんだったら。

晋介は動機を語り続けます。

(晋介)やはり舞を死に追いやったのはあいつらだった。舞の死が報われる?そんな程度で報われるもんか!殺してやる!3年前に考えていた通りに、私は故人投資家の細井として奴らに近づき、気前よく金をばら撒き、遊び仲間になった。そこには大口投資家の鎌倉もいた。するとある時

晋介は個人投資家の「細井」と名乗り、舞を死に追いやった加害者の投資家たち、鎌倉と皆川、桐原に接近して、探っていました。

(皆川)あの子勿体なかった。フルエンサーの可愛い子いたじゃん、舞ちゃん。飛び降り自殺しちゃったんだよ

(鎌倉)舞ちゃんな可愛かったな

(桐原)それもよりによってうちのマンションの屋上からですよ。鎌倉さんが舞ちゃんを無理やり?

(鎌倉)あれって鎌倉さんが舞ちゃんを無理やり?こっちは投資した側だよ。回収する前に死なれたら大損だよ!

(皆川)すぐ次の子、紹介したじゃないですか

(桐原)もっといい子は一旦だよ。

そして、晋介は今は児童公園になった駐車場で、舞の友人が皆川達の次のターゲットになっていることを知り、カメラに収めました。

そこを弘美に偶然、目撃され、追求されました。

(晋介)殺すことに何のためらいもなかった。あの2人は娘を死に追いやったうえに笑ったんだ。許すことはできない!

(日名子)そうですか。でも私もずっと諦められなかったんです。まさか忘れたんですか?カメラをなくした日のことを…!

日名子はここで、弘美の件について伝えました。

そして、弘美が亡くなった日、弘美が盗撮していると指摘します。

弘美は、カメラを奪おうとして、階段で揉み合いになりました。

そして、弘美を突き落としました。

(弘美)今、盗撮していましたよね?!じじゃあ何してたんですか。事によっては毛営冊呼びますよ。

(晋介)離しなさい。私は何も悪いことをしていない

(弘美)今、盗撮していましたよね?返してください。そのカメラ…!

(日名子)あなたが最初に殺したのは弘美ですね?

(晋介)私は舞の為に必死になってるのに…殺すつもりはなかった。なのにあの女が正義感ぶって邪魔するから!

(夏目)陸奥さん居合道

(日名子)ふざけんな。冗談じゃない。なにが復讐よ!あなたがやっていたことはただの自己満足です!もう1人殺したい?冗談やめてよ!弘美を返して!返して!舞さんは既に亡くなっている。ヒロは強くて、頼もしくて、彼女は私の大切な、大切な…

(理沙)理不尽よね。私ね、いつも思うの。単純な事件より理不尽でどうしようもない事件のほうが未解決となって溺れてしまうんだって。だから私はそういう理不尽な事件をここで弔いたいと思ってきた。だから最後に、あなたとそういう事件を一つでも解決できて、私は嬉しかったわ。お疲れ様

(桑部)銃刀法違反及び公務執行妨害の罪で逮捕する。

日名子を庇う、草加(遠藤憲一)。

(草加)中調べるぞ

日名子は、同じ居合道部だった弘美と事件前日に会う約束をしていました。

(弘美)え、東京に戻ってくるの?

(日名子)そうなの。ようやく本庁勤務になりそうでさ。

(弘美)やった、嬉しい。また一緒に道場、通おうね

(日名子)道場?私としてはまた駅前のクレープを食べようとかそういうほうがいいんだけど。まさかひろ、道場にいるの?

(弘美)うちの近所危ないから、不審者うろついていて。日本全国物騒でしょ、でも大丈夫、ひなは私が守るから。

(日名子)待ってよ、私だって一応、警察だからね

(弘美)あーあ、会えるの楽しみだな。

(日名子)私も楽しみ。

(弘美)ここのところ東京は物騒だからね。

日名子は弘美の墓前に報告に行きました。

(弘美)ヒロ、犯人無事捕まったよ。時間かかっちゃってごめん。あのね、ひろ、私…。

事件が無事、解決したものの、新たな犯行が続いていました。

ある男が人気のない大学の研究室で、殺人を犯していました。

古賀、宗像、棗は捜査会議に参加します。

(夏目)6係に来て初めてなんです。朝一に出勤要請なんて。

(古賀)早朝からSITが動いていたようだ。

(宗像)【皆川猿時】SITなら略取、誘拐事件のはずですよね。しかも特対が。6係まで。

(古賀)知るか!俺だって行ってみないと分からん

捜査一課で、不審な文書が発見されました。

大和田一課長(内藤剛志)や、管理官の岩下敦子(りょう)も同席して指揮を執ります。

(古賀)おい、なんだこれ、捜査本部なのに人員少ないな。

(宗像)そうですね。あ、一課長。

(SIT 泉恭也)【濱津隆之】SITの泉です。急遽、集まってもらって済みません。実はこの捜査本部は現在、公にされていません。今朝がた、不審な文章が発見されました。

SIT隊員、港裕司も反応を示します。

古賀はプロジェクションモニターに映し出された怪文を見て驚きました。

(古賀)なんだあの文書

理沙と古賀は、舞にセクハラをした投資家の鎌倉秀樹が週刊誌に取り上げられ、捜査二課が逮捕することや、六係が消滅する件について話し合っていました。

(理沙)で、投資家の鎌倉秀樹は九死に一生を得たってわけね

(草加)でも社会的には死んだようなものだ。二課の話じゃ逮捕秒読みらしい。

(理沙)私達の6係もそろそろおしまいね。

鎌倉が逮捕され、特命捜査対策室第六係新米刑事、夏目征也(宮世琉弥)が駆け込んできました。

(夏目)鳴海さん、草加さん仕事です。

(古賀)その通りだ、お前達にはもうひと、もうひ…

(宗像)もうひと働きしてもらうぞ!本日午前7時千代田区の明慶大学の正門で不審な封筒が発見された。中にはこれが。

午前7時に、千代田区の「明慶大学」で、アキという女性を殺すという犯行声明が届き、SITが突入しました。

不穏さが漂う青い封筒に入った怪文書を理沙たちに渡す、宗像。

(理沙)警察の皆さんへ可愛いアキちゃんはもうじき土に還る。まだ見つからないのですか、モアイの鼻面、十字の傷、見つけて見つけて早く助けて。

(宗像)これがアキちゃんという人物を略取または誘拐したという声明文に読めるといいうことで、先程、SIT主催の捜査本部が補足した。

(草加)事件でもないのにもう捜査チームが?

(夏目)はい、声明文と一緒に入っていた写真がまた怪しくて。

(草加)寝袋か?

(理沙)この寝袋にいるのがアキちゃんってこと?

(古賀)ああ、その可能性は否定できないってことだ。SITはそのアキちゃんを捜して事件性があれば救出するってことだよ。そこでだ!特対6係に早急にその文章の解読を頼みたいという要請が来たってわけだ

(夏目)やっぱこの間の事件で6係も認められたんだなぁー

(古賀)夏目、お前、なに呑気なこと言ってんの。見ただろ、あの場にいた腹黒女を

(理沙)腹黒女?

古賀が侮辱する「腹黒女」とは岩下管理官のことです。

管理官の岩下が、第6係に、脅迫文の解析を頼んでいるのでした。

(岩下)一課長!この買い得ですが特対の6係ではなく、彼ら情報分析班にお任せいただけますか。私が作った部署です。ねぇ早速これらの画像を見て気付くことはない?

(大岩一課長)【内藤剛志】情報分析班か?新設したばかりの

(岩下)ええ、情報分析班は警察内部にある過去の犯罪や捜査に関する大量のデータを横断的かつ総括的に分析するために私が作った部署です。ねぇ早速これらの証拠品を見て気付くことはない?

(情報分析班 早峰優梨)はい。画像ですがシェラフの下部に数字が書いてあるように見えます。

(泉)【濱津隆之】ああその通りだ。2010440602038

(早峰)13桁の数字といえば法人登録番号、銀行や電力会社などのお客様の番号などが考えられます。

(警視庁情報分析班刑事 唐沢功児)バーコードも13桁ですよね

(早峰)犯人はあえて手がかりを残しているのかもしれない。我々はまずその手掛かりから探したいと思います。

(岩下)どうです?そもそも6係は係長も不在。情報分析班が正常に機能すれば、存在価値すらありません。

(夏目)存在価値すらない?

(古賀)岩下管理官それはいくらでも出しゃばりすぎなのでは

(岩下)出しゃばり?そっちこそなにかと出しゃばるけど、特対と略取誘拐事件ってそもそも捜何も関係ないじゃない

(古賀)関係ない?いやいやなにを仰いますか?ほらほらここにまだ見つからないと書いてある以上、未解決の失踪事件と関係がないとは限らない

(大岩)古賀、岩下、この文章は我々、警察根の挑戦状である以上、あらゆる可能性に備え全力を尽くす必要がある。そして、ここにいる皆で力を合わせ、必ず、ホシを挙げる。

(古賀)

夏目は理沙と草加に報告しました。

(夏目)ていうことで情報分析班とダブルで調べることになったんです。

古賀は、岩下管理官を目の敵にしていて、彼女らに手柄を取られたくなくて、不満を口にするのでした。

(古賀)俺はさ、ここがどうなろうと本当にどうだっていいんだよ!でもな、あの女に潰されるのだけは許せん。なんとなく渡したくないんだよ。大体ここは俺のもんなんだから!

(宗像)これを見て何か分からないか

(理沙)神経質な字よね。平仮名と片仮名をルールなく混ぜて不快にさせる。筆記者のたくらみを感じさせるわ。それに、あきちゃんは早く見つけて、け土に還る。警察をせかしているようなのに土に還るという言葉で死を匂わせ、犯行声明のように見える。一体、警察に何をさせたくてこんなものを送って来たのかしら。

(夏目)死ぬ前に見つけてほしかったとか?普通に考えてあきちゃんは女子ですよね?あきこ、あきよ、あきな?

(草加)幼い子供の可能性もある。それにこのモアイのはな、十字の傷もなんか示しているようだ。

(理沙)居場所かしら。

(古賀)鳴海、なんでもいいからさっさと降ろせよ、なんとかの神様ってやつー

(理沙)は?人をシャーマンみたいに言わないで。大体、私が何故、腹黒男が腹黒女に負けたくないという小さなプライドの為に働かなきゃいけないの。まだ事件と決まったわけじゃないのに。

(古賀)ええ真っ黒ですよ。アイツは

古賀は宗像に理沙たちと話した不満をぶつけ、捜査員たちに指示します。

(古賀)ったくあいつらじゃ全然頼りにならん。しかし、何も分かりませんでしたじゃ捜査会議で恥を各。宗像、お前らも失踪捜査課に連絡して過去の事件から洗い直せ

6係にて、資料を整理する草加、宗像、今津と、レコードを聴きながら怪文を解読する理沙。

その頃、情報分析班の早峰優梨らと六係は捜査会議で報告を続けていました。

(港)写真の場所の特定を急いでいますが該当するような古いビルが無数にありなかなか進みません。

(SIT隊員 泉)了解、情報分析班は?

(早峰はい、13桁の記号番号を解析したところ、日野市にある秋田精密機器株式会社という会社が該当しました。

(岩下)素晴らしい捜査力ね

(泉)了解、すぐに捜査しよう。特対はどうです?

(宗像)文章の解析は…まだ、まだですが、都内で行方不明者届けが出された人物のうち、名字や名前にあきがつく女性が432人いることを突き止めました。中でもあきちゃんという呼び方から女性に絞ってリストアップしますと。

(泉)これ全部かー多いな

膨大な「あき」がつく名前のリストがモニター画面に表示されます。

(特命捜査対策室刑事 今津雅也)はい。認知症や後期高齢者の行方不明者が多くて

(宗像)認知症意外ですと、渋谷区の武田千秋さん、20歳。それから…。

(夏目)千秋?あきちゃん?

(岩下)ちょっと待ってよ、このリスト全部読み上げるつもり?そもそもそのアキちゃんが都内の行方不明者とも女性とも限らない。それに特対6係は文書を専門に調べるはずだったのにそれが何もできてないなんて。もうこの件は潔く情報分析班に。

そこへ、大岩一課長が古賀と共に入室してきました。

(大岩)その件についてだが6係は改めて機能させることにした。

(古賀)ええ、ええ、ええ、驚くべきことに我が特対の第6係係長にぜひなりたいという人物が現れましてねぇ。どうぞ。

そこで、第6係の係長を日名子が担当することになりました。

(日名子)警視庁総務課第6係課長に就任しました、陸奥日名子と申します。

(大岩)頼むぞ。

(草加)え、ここの係長が?

(日名子)はい。

(理沙)え、待って。この子が私達の上司?

(日名子)あ、堅苦しく思わないでください。一応、上司という立場ですが敬語とか全然いりませんから。

(夏目)え、いいの?

(日名子)あなたは敬語でお願いします。地下深くではありますが風通しのいい職場にしていきましょう。どうぞよろしくお願いします。

(理沙)なんてこと

(日名子)あ、鳴海さん!私じゃ不満なのかな

(草加)あ、いや、嬉しいに決まってる。あ、決まっております。6係が残ったのでありますから。かくいう自分もあの祝着究極にござりまする。

(夏目)草加さん、敬語ぎこちない

(日名子)では文書捜査に戻りましょう。この文書は昨日の朝、神田駿河台の明慶大学の正門に置かれていました。今度は手書きで、しかも前の過激なものと比べるとねちねちした感じです。警察の皆さんへとあるので大学宛てではなく警察へのメッセージですよね?

(理沙)だとしたら犯人は今頃もどかしいでしょうね。せっかくヒントを送っているのに警察は何も発見できていない。秘密裏に動いているから事件が報道されることもない、一体何をやってるんだよって。

(日名子)確かに。

犯人の家は日本人形が沢山あり、どうやら日本人形作家です。

そして犯人は誰かを誘拐し、椅子に拘束していました。

翌朝、犯人は、青い封筒を笹塚幼稚園の正門の前に置きました。

日名子は草加や情報分析班、SITの泉と共に、第二の脅迫メッセージを推理します。

(日名子)また見つかったんですか

(草加)警察の皆様かわいいあきちゃんはどうなった、モアイのはなづら十字の傷、4,16,56、246…。早く捜して、もたもたしてると他の人、捕えます。

(日名子)第二のメッセージでしょうか?新しい情報は。

(日名子)あきちゃんはまだ発見できてないのかと思われます

(泉)我々警察を馬鹿にしているようだ!

(情報分析班 早峰)事実、今のところ完全に負けています。秋田精密機器はどう調べても事件とはなにも関係ありませんでした。犯人は我々を無能だと思い、第二のヒントを出してきたんです。無念です。

(日名子)無念がっている場合じゃありません。一刻も早くこのヒントを解かないと。分析班と我々で協力し合いましょう

(優里)お断りします。我々は6係よりも有意義な噴石をするよう、岩下管理官から命じられているんです。

(日名子)同じ警察なのに意味不明。でもこの犯人も意味不明ですよね?ヒントを出し過ぎれば、自分が捕まるリスクが高まりそうなのに

ふと、草加は怪文に書かれた数字が道路だと分かりました。

(草加)16、246、係長、自分なんらかの神様が降りてきた気がします。4,16,246,これらは道路です。はい、国道4号は東京から青森まで。国道16号は神奈川県横浜市を拠点に東京郊外の都市を終点として結ぶ環状道路。 国道246号は東京から静岡まで延びている。国道56号は高知から愛媛だったよな。俺に神様が降りるわけない。

犯人が怪文書に示しているのは国道や環状道路を意味していることが分かりました。

(日名子)え、また神様?国道56号は…

(夏目)県道とか都道は56号ってありませんでしたっけ。都道56号、横浜市から町田市まで延びていますよ

(日名子)横浜には環状道路もありますね。国道16号と246…ほらこのあたりで交差してる

(理沙)まさかモアイって…倒れているモアイよ、横から見た。

モアイは地図で見る東京都の形。

(日名子)この西側が頭

(理沙)鼻の部分鼻づらはここよ。モアイの鼻のように突きでているところ。

(日名子)町田市で国道がクロスしてる。それが十字の傷

(理沙)国道16号保土ヶ谷バイパスと国道246号厚木が異動が交差する場所は、町田市鶴間。鶴間のこの辺りに写真に写っていた場所がある。草加さんの神様のお告げはこのことかもしれない

(草加)よし、捜査一課に報告だ

(日名子)凄い、皆さん凄いですね。あのシュラフの中身があきちゃんなら助けに行くことが出来るかもしれません

(理沙)さぁ、そんな簡単にうまくいくかしらね。それよりあなた本当にいいの?ここの係長なんてノンキャリのポジションでしょ。しかも誰もやりたがらない。まさか、理不尽になくなった親友の死に意味を持たせようなんて考えで6係に来たんじゃないでしょうね。親友があなたを新しい道に導いた。だったらやめたほうがいいわ

厳しい言葉を突きつけ、日名子に6係の課長になった覚悟を問いました。

(日名子)少し当たってます。でもそれだけじゃない。理不尽などうにもならない未解決事件に一つ一つ光を当てることに、異議を感じたんです。少しでも皆さんと一緒にいて、第6係をなくしたくない。私も一緒に弔いたい

(理沙)ふーん、変わり者ね。

(日名子)いえ、私は今まで比較的、保守的な道を歩んできました。それに、整理やデスクワークは好きなんです。だからここは捜査一課の中でも私に合ってるんじゃないかと思って。

(理沙)へぇーデスクワークね

そこで、理沙は日名子にSITと草加に付き添い、アキがいる現場へ向かわせました。

(日名子)嘘、なんで私が。

(草加)済みません、人手が足りないもので

その頃、理沙は千秋が高校の同級生で、千秋の恋人が夏目から情報を得ました。

(夏目)あーあ現場行きたかったな。なんで僕だけ留守番なんですか

(理沙)それより第一の文書が見つかったのって明慶大だったわよね

千秋の恋人の男性が、生中継に乱入し、千秋が見つからなければ死ぬと騒いだのです。

(夏目)千秋、懐かしい!千秋、彼氏が痛い奴だって高校の時話題になったな。

(理沙)彼氏?あなたなんでこの女性を知ってるの?

(夏目)知ってるって言うか知りません?この人の彼氏が天気予報の生放送に乱入して、千秋が見つからなければ死んでやるって凄い叫んでいた動画が出回って、あれだけ炎上すれば見つかると思ってたんですけどまだ行方不明なんですね。8年前です。僕も大人になりました。

(理沙)彼女を捜して?どうでもいいけど、動画を探してくれる?

その頃、SITと、草加、日名子は現場である電子部品メーカー、ヒラオカパーツ工業の町田工場へ到着しました。

(泉)半年前に移転し今は無人になってる

(港)泉さん裏のドア、鍵が壊されています。二手に別れましょう。お国は誰もいません。

(日名子)あ、あれ!

(泉)やはりここが写真にあった場所か。

そこには被害者がシェラフに包まれています。

恐る恐る草加がその顔を見ました。

(日名子)あきちゃんでしょうか。動いていないようですが。この人があきちゃん?

なんと、アキは男性で、っ刺された跡がありました。

(SIT)死んでいる。この男があきちゃんなのか?

(草加)係長、第3のメッセージです

(日名子)警察の皆さんへ、可愛いあきちゃんはもういない。誰に殺されたのかこの男を調べて、それから悪の元凶を探して。

(優里)筆跡からも内容からも、これまでと同じ人物が書いたもので間違いないかと

(日名子)まだなにか入ってます。天文、設備、回路

日名子が目にしたのは、次の事件の手がかりになるフレーズが厚紙に書いてあります。

(早峰)もういやです!我々警察は犯人に弄ばれています

(草加)落ち着け

理沙は被害者女性の一人、千秋のペンダント見て手掛かりが隠されていると知りました。

(理沙)琥珀ね

未解決の女~警視庁文書捜査官~Season3 2話「追憶の彼女、完結編」感想・みどころ

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください