ユニコーンに乗って3話あらすじネタバレ
小島(西島秀俊)の歓迎会で酔いつぶれてしまった須崎功(杉野遥亮)は翌朝、おぼろげながらも誰かとキスをした記憶に悶々とします。
もしかして、相手は佐奈(永野芽郁)なのかもしれないと思い込む、功。
小鳥は、須崎と同居している栗木(前原滉)に朝食を作ってから先に出社。
しかし、佐奈はどこかよそよそしい態度で、須崎の不安は深まるばかり。
そんななか、ドリポニメンバーは、自社アプリの「スタディーポニーU]認知度を上げる施策を考案。
小鳥の提案で、テレビ出演も果たすほどの人気の慶成大学のクイズ研究会「クイズマップ」とコラボ企画を実行することに。
佐奈の様子に、小鳥も気にかけます。
佐奈は功を個人的に呼び出しますが、功の父が「ドリームポニー」のビルの賃上げをしていて、ちゃんと払えるかどうか不安視している件でした。
功の父による嫌がらせということが判明し、功が思うような昨夜の泥酔で、佐奈にキスをしてしまったこととは全く違いました。
早速、動き出した一同は、須崎と佐奈が出会った場所でもある慶成大学のキャンパスへ。
そこで、小鳥は佐奈と須崎、栗木(前原滉)の出会いから起業するまでに、話を知ることに。
そこには、ドリームポニーが「社内恋愛禁止」になった経緯や、凛花(石川恋)のこと、佐奈と須崎の間にあった淡くて切ない恋の思いで、そして二人が一番のビジネスパートナーでいることを決めた秘密が。
親のコネで入社した会社で経験を積んだら跡を継ぐことになっていました。
当時は凛花と付き合っていましたが、大学にて、潜りで講義を受ける佐奈に遭遇。
徐々に、もぐりで大学に入り、講義を受ける佐奈と親しくなるように。
しかし、佐奈は栗木の出席カードをもらって、功と栗木が通う大学に潜入。
あっさり潜入がばれて、警備員に追いかけられますが、功に助けてもらいました。
功の高いプログラミング技術を知った佐奈は、一緒に起業をしてほしい、エンジニアリングを担当してほしいと頼みました。
功は自分の進路が決まっていることを伝えて断りました。
佐奈は根気よく、功の大学に通い、一緒に起業してくれる人を探しました。
一人で何かをするにも力がない佐奈に協力することにした、功。
徐々に距離を縮め、友達になった2人。
栗木も功と佐奈の友人として間に入っていき、功と佐奈のアイディアに意見を出します。
佐奈の実家に行き、当時幼かった依里の意見を参考に、ドリームポニーを作る準備にかかりました。
そんな3人の姿を見て、嫉妬する凛花(石川恋)。
依里の同級生たちにドリームポニーを試してもらい、図書館で実験。
子供の一人が、もっと遊びたいと言って、泣き出してしまいました。
学生起業コンテストに3人で出て、ドリームポニーを立ち上げることに。
しかし、功は父親(利重剛)との関係が複雑。
父は、功のやりたいことを否定し、佐奈を身分が違うと侮辱。
さらに、「お前にいくら投資したと思っているんだ!ふざけるな!」と威圧的な態度をとりました。
功はこれまで耐えかねてきた気持ちが反発し、家出。
大学の談話室へ行き、アイディアを練りに練った翌日。
学生ビジネスコンテストへ出場し、ドリームポニーを解説。
見事に優勝したドリームポニー。
しかし、凛花が佐奈に文句を言いにやってきました。
功は親と縁切りされ、自分は功との恋が終わったなど、功の周辺の環境が変わったのは、佐奈のせいだと責め立ててる、凛花。
佐奈は冷静に、功自身が自分の人生を決めることだから、それは違うと反論。
その日の夜。
功に対して、お互いの人生に責任を持つことが大事だからこそ、なぜ、家庭のことを話さなかったのかと厳しく追及する、佐奈。
もしも失敗すれば、生活が困窮するリスクがあると言うことも伝えました。
恋愛感情抜きで、この仕事がやりたいから一緒に起業したいのかも確認。
「佐奈が叶えたい夢と同じ夢を今の俺は持っている、これは俺がやりたい起業なんだ。」
「じゃあ私は、功のやりたいことを応援する。お父さんや失敗すると思っている人達を見返してやろう。私たち、最高のビジネスパートナーになろう」
酩酊した佐奈は、大学の談話室のソファーで寝てしまいました。
「佐奈の気持ちは分かった・・・でもさもしお互いに30になっても相手がいなかったら、その時は結婚するのもありだよな」
そのボソッと言った功の本音に、「うん」と寝言を言う佐奈。
「うんって言ったよな?俺は覚えているからな」
そして現在。
佐奈と功は、小鳥をドリームポニーのはじまりのきっかけとなった大学の談話室へ通しました。
その後、顧客のクイズマップさんとの打ち合わせを終わらせ、小鳥は早々と帰社。
夕食を一緒に食べることになった功と佐奈。
功は栗木や小鳥が、功を佐奈の家に送迎。
泥酔した当時、佐奈がキスをしたと思っていましたが、栗木がキスをした真相を佐奈から聞いた、功。
仕事面では、父と向き合い、功はドリームポニーへの賃金値上げについて交渉することに。
佐奈もそんな彼を「ビジネスパートナー」として支えることに。
ふと、佐奈がマッチングアプリを使って、高山昇という男性とマッチした事実を知りました。
その頃、帰りの電車に乗る小鳥も、羽田早智子(広末涼子)から以前、彼女が借りた小鳥の双眼鏡の件で会う連絡が。
それぞれにとって、何かが少しずつ動き始めていました。
ユニコーンに乗って3話感想・みどころ
佐奈が功と一緒に起業を決心して、試練を乗り越えて今に至るサクセスストーリーでした。
功はとても気の優しい性分ですが、実は父親がかなりの「毒親」でしたね。
夫の顔色を伺う母親と、身分差別と高圧的な態度をとる父親の板挟みで、功は自分の居場所ややりたいことが、佐奈に出会うまでは全く想像できなかったこと、無理もないですよね。
SNSでは佐奈の父親が功に向かい、「お前にいくら投資したと思っている」といった絶対に親が、大人が我が子に対して言ってはならない侮辱的発言をしたことも話題になっていました。
佐奈を高卒だから、付き合うのはやめろ、身分が違う、女の子と現を抜かしていないで就職活動を・・・とか、とても家族の中で支配的で、功が家族のことを佐奈になかなか話せなかった気持ち、わかります。
功が家族と分かり合えない家庭から飛び出して、佐奈や栗木と共に起業し、ドリームポニーを立ち上げた歩みが、ますます応援したくなりました。
一方で、佐奈も、功の恋人で、今はインフルエンサーの凛花から、「あんたのせいで、功の人生はめちゃくちゃ。功の前から消えてよ」と辛らつな言葉を浴びせられていましたね。
でも、佐奈も功と同様、自分の環境や相手のことを汲み取れない相手と闘う強さを持っていて、カッコよかったです。
「功が自分の人生を決めることだから、それは違う」と冷静に伝え、凛花を厳しい眼差しで見たり、起業することに対して、「仕事だからこそ、失敗したら生活に支障が出るリスクを覚悟している?恋愛感情抜きで、この仕事は功がやりたいことなんだよね?」と功に確認する真っ直ぐなまなざしが素敵でした。
佐奈ってしっかり者の長女気質ですよね。
精神的に強い2人と、プログラミング技術を持つ、栗木の頼もしい存在のおかげで、ドリームポニーのステップアップを今後も期待したいです。
佐奈がマッチングアプリで、男性と会うことになったけど、恋愛的なマッチングでは絶対ないな。
佐奈に片思いをして、30歳になってお互いに相手がいなかったら結婚など、かつて出会った頃の記憶をずっと覚えている功がとてもピュアで可愛い!
一方で小鳥も、早智と良い感じに進展しそうですね。
恋も仕事も前進していくユニコーンに乗った佐奈達の次回が楽しみな3話でした。