絶対零度~情報犯罪緊急捜査~

絶対零度~情報犯罪緊急捜査~2話

絶対零度~情報犯罪緊急捜査~2話あらすじネタバレ

高橋浩という男にメールをする女性。

夜の街中では、人々のスマートフォンが繋がりません。

内閣官房副長官、佐生新次郎(安田顕)はSNS型ロマンス詐欺グループの摘発の報告書をDICT(ディクト)室長、早見浩(松角洋平)に提示しました。

(早見)昨夜の回線障害ですが、復旧までの間、119番、110番の通報に、大幅な遅れが生じたとの報告は上がっています。

(佐生)インフラの懇々か、単なるシステム障害かあるいは外部からの攻撃か。

(早見)現時点では判断材料が不足してるな

(佐生)警視庁からの報告だ。

(早見)SNSロマンス詐欺グループ

(佐生)今回の検挙は氷山の一角に過ぎない。去年の被害総額は1270億円以上、流出した情報は国外の犯罪組織に。もはや政府として看過できる規模ではない。

(早見)グループの背後に情報犯罪の一途がある限り、同様の犯罪が繰り返されます。

(佐生)そこを突くんだ。絶対に取り逃がすな。犯人たちが再び犯罪を犯した瞬間、一気に中枢に迫る。絶対に取り逃がすな

ディクトにて。

昨夜の回線障害について話す、ディクトの一員、田辺智代(馬場園梓)と、南方睦郎(一ノ瀬颯)。

(田辺)そういえば昨日の夜、携帯が繋がらなくて焦った

(南方)通信障害起こってましたね。

(早見)みんな聞いてくれ。最近、都内でSNS型のロマンス詐欺の被害が急増している。去年の被害額は全国で、1270億円以上。官邸からは組織の中枢を叩くよう通達が出た

山内が状況の深刻さを察知します。

(山内)たしかに末端を捕まえてもきりがない。組織ごと絶たない限り根本的な抑止にはならない。

(早見)犯行組織の本体に辿り着けるかは、我々の捜査にかかっている。

(清水)ロマンス詐欺って、相手に恋愛感情を持たせなきゃいけないので

(田辺)その分やり取りが多くなる。

(掛川)証拠が残りやすいってことですよね

(清水)送金履歴や画像データからも足取りを追えます

(早見)柴田という50代の男性が被害届を出した。早期退職後、退職金の全額を振り込んだらしい

(掛川)全額?えぐ!

柴田はマッチングアプリで知り合った、自称、アメリカの軍医、エマに多額の送金をしていました。

早見から、情報共有を受けた二宮奈美(沢口靖子)は、掛川啓(金田哲)とロマンス詐欺の被害者である柴田(星田英利)に接触します。

(柴田)退職して寂しくてマッチングアプリを始めました。そこからエマという女性から連絡が来たんです。

(掛川)エマさんという方はどんな女性でしたか?

(柴田)アメリカの軍医さんだと言ってました。すごく優しくて私のこと好きだと言ってくれまして

(掛川)お金の話が出たのはどういう流れだったんですか?

(柴田)お父さんがご病気になられて、治療費が必要だと。力になりたくて、何度かに和得て2千万振り込みました。任務が終われば日本に会いに行くって言ってくれたんです。

(掛川)エマさんとは一度も会ったことないんですよね?おかしいとは思いませんでしたか

(奈美)柴田さん、好きになった人を信じたくなるのは当然のことです。その気持ちをっ利用する人間が悪いんです。でも心のどこかでまた彼女が戻って来てくれると思ってしまう

(柴田)頭では詐欺だって分かってます。

(奈美)信じたいと思うと相手のことを信じたいと思ってしまう

情報犯罪特命対策室ディクトにてー、柴田の事情を知った掛川達。

(掛川)恋人の家族の為に金を払おうとするなんて柴田さんって相当いい人ですね。ロマンス詐欺ってそういう人が狙われるんですよ

(奈美)犯人は卑怯にもその優しさに付け込んでくる

(田辺)人の善意を利用するなんて最悪

(掛川)でも正直、会ったこともない相手がいきなり自分を好きになるなんて詐欺に決まってるよな

(南方)途中で気づくべきだよな

(奈美)信じたいって気持ちが強くなると不思議と都合の悪い事って見えなくなっちゃうのよ

(早見)確証バイアスか

(奈美)沢山の情報が飛び交う中で、自分の都合の良いものを選んでしまうのは当たり前のことよ

すぐに早見は、ディクトのみんなにそれぞれの役割を支持するのでした。

(早見)とりあえず、南方は柴田さんが振り込んだ資金の流れを。田辺はマッチングアプリの運営もとにアカウント情報の照会を。清水橋用端末や通信履歴の特定を頼む。二ノ宮と掛川は類似事件と被害者の共通点を追ってくれ

ディクトの一人、南方睦郎(一ノ瀬颯)が、柴田が振り込んだ金の流れを同じくディクトメンバーの警部補の田辺智代(馬場園梓)が、マッチングアプリの運営もとにアカウント情報の照会を頼んでいました。

奈美と掛川は類似のケースを探ります。

その頃、先輩の深沢(丸山智己)に連絡した、山内。

システムエンジニアを狙った別の殺人事件を追っているのです。

(山内)SE殺人事件の件なんですがなにか動きはありましたか?

(深沢)なさすぎて逆に不自然だ。周辺の防犯カメラに不審な人物は一切映ってなかった。

(山内)カメラの死角を把握して動いている

(深沢)指紋も足跡も何一つ残していない。かなりの手だれだな

(山内)犯人の目的が全く見えないのも不気味ですね

初の女性総理大臣となった、桐谷杏子(板谷由夏)は高校生の一人娘、桐谷カナ(白本彩奈)の身を案じていました。

カナは官邸とは別の自宅に帰っているとのことですが、連絡がとれないのです。

佐生は、突如、昨夜起こったシステム障害の件で、内閣総理大臣の桐谷杏子を訪ねます。

(佐生)例のシステム障害の件でご報告があります。国内の複数個所で発生したシステム障害ですが、いずれも原因は特定されず、数時間で自然復旧したとの報告が上がってきています。

田辺が言っていたように、回線障害はすぐに自然復旧していました。

深刻化されていないものの、テロの可能性が示唆されます。

(杏子)原因も分からず勝手に直った?

(佐生)人為的な操作だとすれば可能でしょう

(杏子)サイバーテロが起こっている可能性があると仰るんですか?

(佐生)否定は出来ません。現時点で深刻な影響は出ておりませんが、仮に同時多発的に怒れば…。

(杏子)国の中枢機能が一気に…。

(佐生)麻痺すると思われます

その頃、奈美たちは、ディクトにて、柴田が振り込んだ金は海外の口座に流れていることを知りました。

(掛川)過去の送金被害を洗ったんですが、外国籍の軍人をかたって、金銭を振り込ませる手口が複数確認されました。

(奈美)文面も写真も一緒。恐らく同じマニュアルが使われています。

(早見)端末の特定は?

(清水)常にフリーWi-Fiでアクセスしていて、エマから大本を辿るのは難しいと思います。

(田辺)アカウントからも個人の特定は困難でした。

(南方)柴田さんが暗号資産にして振り込んだ2千万は、最終的にナイジェリアの口座に流れていました。

なんと、柴田(星田英利)が振り込んだ2千万は、ナイジェリアの口座に振り込まれていました。

(早見)ナイジェリア?インターポールを通じて協力を要請できるが…

(掛川)複数のウォレットをまたがれると、日本の警察の捜査権では追いきれません

しかし、送金ルートは1件だけ中継口座にあり、日本人名義のものが見つかりました。

(南方)ただ一つだけ手掛かりが。中継口座に1件だけ日本人口座があったんです。はしもとさき。

(清水)口座を盗まれて悪用されている可能性がありますね

(奈美)本人に会ってきます

奈美と掛川が合いに行ったその人物は、スーパーの従業員、橋本咲希(桜井玲香)でした。

(咲希)警察の方?

(奈美)こんにちは橋本咲希さんですか?お話を聞きたいことがあって伺いました。実は橋本さん名義の銀行口座が不正送金に使われていたんです

(掛川)お財布を落とされたとかネットショッピングでトラブルに巻き込まれたとか心当たりは?

(咲希)え?いえ、何も。心当たりがありません

(奈美)咲希さんよく思い出してください。重大な犯罪に関係していることなんです。

(咲希)私、本当に何もしてません

(奈美)些細なことでも思い当たりましたらご連絡ください

その後、掛川と咲希について話し合う、奈美。

(掛川)どう思います?

(奈美)確かに表情や口調はちょっと不自然だったわ。

(掛川)まさか犯罪グループの一員だとか?

(奈美)うーん…どうかな、。かけちゃん暫く彼女の行動確認かけてもらえる?私ちょっと気になることあるからこの辺り洗っとくわ

(掛川)わかりました

咲希の異変に気付いた奈美は、同僚の藤井遥香(菜葉菜)と店長から、さらに話を聞きます。

(奈美)すいません。お2人にちょっとだけお話を伺いたくて。咲希さんはこの店長いんですか?

(店長)もしかしてまずいことを?

(奈美)いえいえ決まりなんで

(藤川)たしか5年くらい前じゃないですか

(奈美)咲希さんファンのおばあちゃんもいましたよ

(店長)愛想も良いし、大人気。たしか恋人いたよね

(藤川)休憩中もずっとメールしてて

(奈美)ラブラブ

掛川は、咲希を尾行するものの、家に帰宅してうまく撒かれてしまいました。

(咲希)デヒョン?

(デヒョン)咲希、僕のせいで咲希が疑われてしまった。これ以上迷惑をかけられない。もう終わりにしよう

(咲希)別れる必要なんてない!私があなたを守るから!

その頃、早見と佐生は、ネット回線事故が、テロ組織によるサイバーアタックの攻撃を懸念していました。

(早見)もしこれらのシステム障害が全てサイバーアタックだとしたら。相手の目的は何でしょうか?

(佐生)少なくとも息のかかった政治家を復活させる為ではなさそうだな

(早見)現時点では犯行声明や身代金の要求はないわけですよね

(佐生)なにか大きな目的のための試運転だとしたら?最悪の事態を想定しておく必要がある

ディクトにて、橋本咲希の行動確認の結果を奈美たちディクトメンバーに報告する掛川。

(掛川)橋本さんの行動確認を連日行っていますが、彼女の行動に怪しい点は上がっていません。

(清水)ネット上でも彼女が犯罪に加担している痕跡は落ちてないですね

(奈美)関係者から話を聞いても彼女から犯罪のにおいはしないのよね

(田辺)だけど、どこか、怪しい

(南方)彼女名儀の口座が犯罪グループの資金洗浄に使われていることは確かです

(早見)やはりなにか隠してるとみて間違いないな

(奈美)誰かを庇っているのかも。かけちゃんもう一度スーパー行こう!

後日、奈美と掛川は再度、スーパーへ向かい、仕事帰りの紗希と接触することに成功しました。

(咲希)もう話すことはないと言ったはずです

(掛川)あなたの口座を経由して騙し取られた被害者のお金が2億6千万、国外に流れているんです。

(奈美)あなたは犯罪の片棒を担いでいるんです。あなたは既に罪を犯し提案す。知ってるんですよね?あなたの口座を利用した犯人を。これ以上、罪を重ねないで本当のことを話してくれませんか?

(咲希)そんな私何もしてません

(掛川)あなたのスマホの通信記録を全て調べることもできます。

(奈美)そうすれば犯人の名前は既に判明します。

(咲希)1か月くらい前、恋人に頼まれたんです。

(掛川)恋人に?それはどなたですか?

(咲希)名前は、朴デヒョン。韓国のソウルに住んでいます。自分の口座がトラブルで使えなくて給料が受け取れないから口座を貸してほしいって。すごく困っていたので力になりたくて

咲希はすっかり、「朴デヒョン」と名乗る男性に恋心を抱いていて、何も現実が見えてない様子です。

(奈美)でも韓国で働いているのにどうして咲希さんの口座じゃないとダメだったのかしら。咲希さんどうして最初に話してくれなかったの?

(咲希)詳しくは聞いてません。でも朴は悪い人じゃない!きっとなにかの間違いです!

(掛川)なにか知られたくない情報でも?

咲希は観念して、奈美に朴について調べてほしいと頼むのでした。

(咲希)そんなことありません。調べてください。

その頃、深沢と山内は、システムエンジニア殺人事件について電話で報告し合っていました。

(深沢)各捜査本部も進展はない。

(山内)もう一度行ってきます

奈美たちは、奈美が犯罪に加担していることに気付かないことや、朴デヒョンについて話し合います。

(清水)橋本咲希のスマホには資金洗浄の隠滅をはかった様子はありません。ただちょっと気になることが

(田辺)結局彼女は恋人に頼まれるがまま口座情報を教えてしまっただけってこと?

(奈美)まだ何かを隠してる。恐らく恋人を助けたい一心で

(早見)犯人が闇ルートに橋本咲希の口座を流したとみて間違いない

(南方)朴の情報が突き止められれば情報犯罪グループの確信に切り込めるんだけどな

(早見)朴の端末の特定はどうだ?

(清水)無理です。柴田さんのときのエマと同じ。ネット上の痕跡が完全に消されてる。あ、開いた。橋本咲希は朴に暗号資産を送っていました。

(奈美)ネット上の痕跡がない…恋人の口座に?

(清水)彼女からの送金は全て暗号資産で、複数の中継を経て第三国に飛んでいます

咲希が朴デヒョンを名乗る人物に送金したお金は複数の中継を経て、飛び火していました。

(掛川)口座情報だけじゃなくて金も渡してたってこと?

(田辺)もしかして橋本さんはロマンス詐欺に遭ってた?

(南方)【一ノ瀬颯】橋本咲希さんと朴デヒョンの関係性を洗うしかないっすよね

(早見)突破口か

奈美と掛川が出て行ってから、田辺は咲希と朴のSNSのやり取りのログデータをみんなで読むよう、南方と早見に伝えました。

(田辺)私達はこれを読みましょうか。朴と咲希さんのログです

(早見)朴の身元に繋がる証拠がこの中にあるかもしれない

(南方)でもこれだけ毎日やり取りをしていた相手に騙されていたなんて認めたくないですよね

(田辺)ロマンス詐欺ってお金と恋同時に失うってことでしょ。ダメージ大きいよね

(清水)【黒島結菜】彼女のスマホから抽出したデータの中にこんなのがありましたよ

山内は、システムエンジニアの事件の被害者、芹田宏昌の妻を訪問。

(芹田の妻)ここ数か月は忙しくて帰りも遅くて、仕事人間ではあったけど家族の時間も大事にしてくれました。休日はいつも2人で一緒に出掛けて…ごめんなさい。最近落ち着いてきて、旅行に行こうって言ってて。少し収入が増えたことを喜んでて

(山内)優しい方だったんですね

芹田の件を深沢に報告する、山内。

(山内)奥さんの話では芹田さん急に収入が増えたそうです。

(深沢)ただの昇給じゃないってことか。

(山内)念のため、被害者の口座をもう一度洗ってもらえませんか?

(深沢)分かった。すぐに調べさせる

間もなく、芹田の件で、朴が主犯だと分かってくる奈美達。

しつこく、咲希を追求し、スマホを返しました。

(咲希)私って逮捕されるんですか?

(奈美)咲希さんこれお返しします。有難うございました。あなたの恋人朴さんはネット上では追跡出来ませんでした。

(咲希)朴のこと疑ってるんですね

(奈美)私達は何故あなたの口座が悪用されたのか、突き止めたいだけです。あなたのスマホにあなたが朴さんに送金しているログが見つかりました。

(咲希)え?どうして?

(掛川)アプリや送金データを消しても復元出来るんです

(奈美)どうしてお金まで渡したの?あなたと朴さんは本当に恋人なの?咲希さん、朴さんとのDMを見せてもらえる?

(咲希)無理です!そんなことしたら私まで朴を疑っているって思われる。絶対無理です。もうほっといてください

(掛川)どう考えても彼女は騙されているのにな

ディクトに帰社した奈美と掛川。

そこへちょうど咲希と朴のSNSのやり取りデータを全部読み終えた、田辺達が一息ついていました。

(南方)DMのログも雑談ばかりで大した証拠は得られませんでした

(田辺)今は彼女だけが希望なんだけどな

咲希のDMのログも大したことなく、確固とした証拠が未だ出ません。

(奈美)恋人に騙されているとわかったらふつうもっと動揺するんだけど。だけど彼女はあまりにも信じ切っている。まだ全部は見えてない気がする

(掛川)それだけ朴に惚れているってことじゃないですか

そこで、奈美は、朴と橋本咲希のSNSのやり取りを確認。

(清水)AIに要約させましょうか

(山内)奈美さんそのペースじゃ今日中に終わらないんじゃないですか

(奈美)終わらせる気合で

(山内)でも全部これみんなで読んだんですよ

(奈美)いい。自分の目で読む。今の私達、橋本さんを恋人に騙されたかわいそうな人って思ってる。でもそういう思い込みって危ないの。刑事を長くやっているとなんていうのかな…目にあかがつくんだよね。よくいえば経験や勘ってやつ。それが役に立つこともあるけど現実をゆがめてしまうこともある。だから目の前の情報を自分の目で先入観なく見る。そうすればなにか突破口が見つかるかもしれない。

(山内)付き合います。終電までですよ。

(奈美)やまちゃん例のSEの事件も追ってるでしょ

(山内)時間見つけて。ここまできたら最後までやります

(奈美)もう帰っていいよ。じゃあお礼にプレゼント

奈美は朴が、奈美に向日葵の花束をプレゼントしたデータを見つけました。

その件を清水、早見、南方、掛川、田辺らに報告する、奈美。

(奈美)この花は朴が橋本さんの誕生日に送ったものです。仮に朴が本当に韓国に住んでいたとしても、鼻は日本の花屋で注文するはず。

(清水)確かにわざわざ韓国から日本に花を贈るとは思えないですね

(奈美)つまりこの写真から注文者を辿ることが出来れば、朴の身元を特定できるかもしれない。

(掛川)リボンも包装紙も全く同じ組み合わせかもしれませんよ

(奈美)それでも全く同じ組み合わせってことはない。それに人の手で作るものだからリボンの撒き方や花の配置とか違いが出る

(掛川)そうかもしれませんがやるとしても効率悪すぎますよ

(早見)都内の花屋を全部回るわけにいかないし、そもそも都内で注文したとは限らないだろ

(奈美)どうにかして特定できないかな

(田辺)あ、フラワーショップアンジュのブーケのだ。可愛い!

(奈美)田辺ちゃん知ってるの?

(田辺)当たり前ですよ。何年、公安で調達やって来たと思ってるんですかー

ふと、花束の店名を偶然、田辺が知っていることで、奈美たちの捜査が動きます。

(清水)チェーン店ですね。都内では14店舗もあります。東目黒店で注文

そして、「佐藤ヒカル」名義で、咲希に花束が贈られていたことが花屋の伝票で判明しました。

「佐藤ヒカリ」は、偽名でした。

なんと、咲希に花束を贈った主は、橋本咲希のスーパーの先輩従業員、藤井(菜葉菜)。

すぐさま、彼女の身柄を確保しようとした奈美達ですが、藤井は自ら出頭してきました。

(田辺)朴デヒョンを名乗る犯人が出頭してきました。

藤井の取り調べをする奈美と掛川。

(掛川)橋本さんから口座を聞き出したんですか?

(藤井)はい。彼女の口座情報を指示役の人に教えました。

(掛川)上層部とのつながりは?

(藤井)何も知りません。私はただのバイトなんです。お金に困っててネットで簡単にっ出来るバイトに脳死込んだら、ターゲットのリストが送られてきて。すぐ詐欺だと気づきました。でも個人情報を握られてて

(掛川)闇バイトってことだったんですね

(奈美)そのリストの中に橋本さんの名前があったんですね。同僚を騙すことに何も思わなかったの?

(藤井)彼女のこと嫌いだったんです。真面目で優しくてみんなに好かれていました。でも私は不器用で同じ仕事してもいつも比べられてた

(奈美)騙しとおせていたのになぜ自首を?

(藤井)別れたかったんです。朴でいることが疲れた。毎日、毎日毎日、仕事よりも疲れた

(掛川)そこまで疲れていたならブロックしてフェードアウトしたらよかったじゃないですか

(藤井)それじゃあ咲希ちゃんは朴からの連絡を待ちます。もう解放されたい

(奈美)どうしてじゃあ口座番号を聞いたの?罪を重ねることなかったでしょ

(藤井)指示役からの指示で。

(奈美)でも咲希さんは別れようとしなかった

(藤井)もう限界です。今すぐ朴を辞められるなら捕まってもいい

(奈美)もうすぐここに咲希さんが来ます。あなたの口から真実を説明してください

間もなく、取り調べ室に到着した咲希は、驚愕します。

(咲希)藤井さんどうして

(藤井)私が朴なの。本当にごめんなさい!

(咲希)違う。勝手に下りないでよ

なんっと、咲希は朴が藤井と分かったうえで、やり取りをしていました。

(藤井)どういうこと

(奈美)やっぱり咲希さんは気付いていたんですね。朴が藤井さんだったってこと。お2人のやり取りを半年分全て読ませてもらいました。誕生日に向日葵をもらった時、自分が向日葵が好きだったことを朴が覚えていた。でもそれ以前に向日葵の話題は一度も出ていませんでした。

(咲希)やり取りを続けていくうちに違和感が。朴は私のことを知りすぎている。朴からメールした時に藤井さんの姿が見えなかった。だからかまをかけてみたんです。わざと職場で向日葵が好きだって話をして。朴との時間はかけがえのないものだったから

((掛川)朴が藤井さんだと分かった時点でやり取りを続けていたんですか

(藤井)騙されてると分かっててどうして口座教えたの?そんなことしたってなんの意味もないのに

(咲希)そうすれば私はもう被害者亡くなる。朴と私は共犯者になれる。偽物じゃない!朴は本当にいるの。

取り調べで、咲希は怒りを奈美にぶつけます。

(咲希)私、ほっといてくれって言ったのに、どうしてほっといてくれなかったの!あなたのせいで私の幸せが壊れたの!

(奈美)咲希さん一つだけ教えて、あなたは本当に幸せだったんですか?本当はあなたが一番この関係を終わらせたかったんじゃないですか?

咲希はとどめの奈美の一言に泣き崩れるのでした。

その頃、杏子の一人娘、カナ(白本彩奈)は、ネットゲーム仲間「スコット」と会いました。

(スコット)カナちゃん、ああ良かった。スコットです。なんか思ったよりもおとなしそう

(カナ)初めまして。あ、スコットさんはネットと全然変わらないですね

(スコット)よく言われる。かなちゃんネットで無双してるよね。ご両親は心配してないの?

(カナ)うち放任主義なので。それより本当に大丈夫なんですか?

(スコット)かなちゃんのスキルが活かせる最高の仕事だから

なんと、カナはネットゲームの仕事と偽って騙されています。

その頃、ディクトでは奈美たちが藤井遥香(菜葉菜)のスマホの解析結果と、朴について、ディープフェイクだと話し合っていました

(清水)藤井遥香のスマホを調べましたけど

(早見)利益だけ吸って隠れてるやつがどこかにいるってのにまた振り出しに戻された

(南方)結局、藤井遥香は闇バイトで集められた末端だったんですねー

(田辺)朴は偽物だったんだ。じゃああの写真とか動画は

(清水)解析してみたら全部ディープフェイクでした

(田辺)こんなにリアルに作られていたら嘘だってわかってもつらいかも

(掛川)奈美さんは橋本さんが朴の正体に気付いていることを全部知っててあの場に呼んだんですね

(奈美)咲希さんも自分が朴に依存している自分に気付いててどこかで終わりにさせたかったはず

(山内)そうじゃなかったら自分のスマホを俺達に調べさせない。きっと肩の荷が下りたんじゃないですか?

(南方)やっぱりネットで恋人はやめたほうがいいっすね

(清水)でも私、友達や親よりもネットの人と話していることが多いですけど、顔も名前も知らなくても毎日話してると大切に思えますよ

(奈美)そうね。だからこそ一歩間違えれば誰でも加害者にも被害者になってしまう。そんな時代なのかもね

仕事を終えた奈美と佐生はまた互いの意見が対立します。

(佐生)早見室長から報告を受けました。あなたの執念と機転でロマンス詐欺の実行犯を割り出したと。私は国際犯罪グループの中枢を叩けと言ったんですが

(奈美)私にはそれしか出来ませんから。私はただ自分の仕事をしただけです。失礼します

(佐生)期待してますよ。あなた達の仕事に

早見はその後、佐生に、ロマンス詐欺の報告書を渡しました。

(早見)実行犯が使用していた端末を押収して精算しましたが指示役の特定に至れません。それと今回のケースで使われていたマニュアルですが、匿名性の確保から資金洗浄の手口まであらゆる手順が記されていました。かなり精度の高いものです

(佐生)マニュアルの出所が全てのカギを握るか

絶対零度~情報犯罪緊急捜査~2話感想・みどころ

ディクトが今回、犯人を検挙したのは、ロマンス詐欺。

すっかり、韓国人の恋人、朴デヒョンが存在していると思い込んで振り込みをし、中継で第三国まで飛んでしまった、咲希。

咲希を演じた、桜井玲香さんの迫真の怪演に引き込まれました。

騙されたと分かってて、しかも騙した相手も分かっていても、朴との時間はかけがえのないものだったと恍惚する咲希の狂気を感じました。

彼女の愚かさと若さゆえの大きな過ちだと思いました。

大体、自分の口座がトラブルで使えないとか言ってる相手に多額のお金を暗号資産で振り込むなんてどうかしていますよね。

私が咲希の立場なら、警察に相談に行きますよ。

ディープフェイクでしっかりと朴デヒョンという男が生成されていたり、朴のふりをしていた人物がまさか、咲希のスーパーの同僚、藤井だったとは。

藤井には、咲希を自分の境遇と比較し、詐欺のバイトをしてしまった愚かさを反省してほしいものです。

身近な人ほど、注意と警戒心を持たなくてはなりませんね。

ロマンス詐欺と並行して、システムエンジニアを狙った殺人事件も闇深さを漂わせています。

今後も奈美たちの活躍と山内と深沢の独自の捜査に注目したい2話でした。

 

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