おコメの女~国税局資料課雑国室~最終回あらすじネタバレ
東京国税局資料課(通称コメ)内の複雑雑国税事案処理室」。
鷹羽家への執着な調査など、政治案件への加入が政界の大物たちの逆麟に触れ、解体が決定した、「ザッコク」。
最後の大仕事に挑む、米田正子(松嶋菜々子)、俵優香(長濱ねる)、笹野耕一(佐野勇斗)飯島作久子(大地真央)。
元経済産業大臣、鷹羽宗一郎(千葉雄大)の元秘書から一転、鷹羽直哉として、政治家となった、灰島直哉(勝村政信)。
さとやま信用組合の理事長、佐古田蔵之介(井上順)にターゲットをさだめるのでした。
(米田)皆さん覚悟は良いですか。我々、ザッコクの最後のターゲットは、さとやま信用組合の佐古田蔵之介。鷹羽直哉。佐古田には借名口座を利用した裏金作りの疑いがあります。鷹羽直哉はその裏金を自らの懐に入れようとしている。
(古町)借名口座か
(笹野)今回の場合は過去に信用組合に名義を持っていた人物の口座を使用していると思われます。
(優香)契約者が解約したつもりでも実際に解約されているかどうかなんてわかりませんからね。
(笹野)その契約者が既に亡くなっているのであるならなおさら。
(古町)つまり、生前、世話になった顧客の口座に裏金を勝手に入金して、マネーロンダリングに使っているってことだよね。
(飯島)私達がそこに調査をしようもんなら、故人への冒涜とでもいうつもりなんじゃない?
(古町)佐古田は鷹羽錦之助の収賄疑惑の時に裏金作りに協力していた張本人なんでしょ
(優香)なんでその時に息の根を止められなかったんですか
(米田)奴らの手口は巧妙です、どれだけ追い詰用とも法の組織や隙間をかいくぐり、逃れる術を持っている。
(笹野)ザッコクを作ったのは世にはびこるそんな悪党たちを逃さない為
(古町)でも新たな部署を作ろうなんて話、すんなり通るとは思えないけど
(優香)一体どうやって。
(飯島)せいこさんのことだから無茶な交渉でもしたんじゃない?
米田は、局長の夜遊びの金の使い込みを理由に、脅迫していました。
(米田)すすきの、祇園、中洲に北新地、ずいぶんと賑やかなご出張のようで。
(石綿)何が望みだ
(米田)新しい部署を立ち上げるのに少々、ご協力を。
(優香)こわっ!
(飯島)兎にも角にも、今回のターゲット、佐古田がいかに厄介な相手かっていうことよね。
(古町)にしても、借名口座だってよくわかったね
(優香)ほんとそれ
(飯島)解約通知?
(米田)30年以上前に亡くなった母の口座の解約通知です。
(優香)今頃になってですか
(米田)これが届いたのは子の国税局です。
米田は田次が、佐古田と鷹羽の協力者のふりをして真実を暴こうとしていることを皆に伝えました。
(笹野)てことは誰かが僕達に情報をリークしようとしているってことですか?
勘のいい笹野は状況を察知しました。
(笹野)最後の最後にでかいヤマになりそうですね。
(米田)いずれにせよこの件は、関東信越国税局と協力体制で進めることになるかと。父だと思います。それからもう1つ…父は鷹羽直哉と行動を共にしています。父は裏金に関与しています。自らの手を汚してでも、何かを実行起こそうとしている。さとしんと鷹羽直哉を結び付けたのは父、そしてこの解約通知を国税に送ったのも父、父は全てを終わらせようとしているのかもしれません。相手が誰であれ、脱税の上に成り立つ幸せは認められない。
(飯島)タイムリミットが迫ってる。
そんななか、灰島と佐古田は地元の新潟で行われる祭りの騒ぎに便乗して、宗一郎の父、鷹羽錦之助(小野武彦)の時代から代々貯め込んできた埋蔵金を安全な場所に移そうと画策します。
(鷹羽)しかし何度見ても壮観だなー
(佐古田)疲れた時は可愛い子供達を見てると活力が湧いてくる。
(鷹山)金にはそういったパワーがある。こいつを築き上げてきた鷹羽家の金に対する執念には、頭が下がる
(佐古田)今や、鷹羽の名前もこの金も、全てあんたのもんってわけだ
(鷹羽)この埋蔵金のシステムは素晴らしい。死んだ契約者達の口座を使用するなんてげすい思いつきます?10億の金を動かす?埋蔵金の出所がばれた?
(佐古田)しかも国税に。つい先日解約通知を受け取った人物から問い合わせの電話があったらしいんだが。10億の金を動かす?どこに?
(佐古田)暫くしたら動かすだけだよ。ほとぼりが冷めりゃ、またここに戻せばいい。それが悩みどころだね。
(鷹羽)おあつらえ向きの良い場所があります。
米田は新潟にいる田次を訪問した時、こんな会話をしていました。
(田次)なんだよお前か、今年は野菜の出来が悪くてな
(米田)話をそらさないで。さとやま信用組合の件、関わってるでしょ。
(田次)お前とはどうも話が合わないな。そこの机の上のもってけ
(米田)これって。お父さんは私に?
(田次)それを生かすも殺すもお前次第だ。お前はどうしてザッコクを立ち上げたんだ?
(米田)脱税の上に成り立つ幸せは認められない
(田次)お前は母さんに似てる。俺と違って信念が強い。作物は正直だ、育てるのも大変だが、収穫が難しい。いいか?タイミングを見誤るな?すべてが水の泡になる。俺は俺の仕事をする。
そこには、さとやま信用組合が故人の口座を利用して裏金を作っている事が記されたノートと、印鑑を渡しました。
一方、信用組合の解約口座を悪用した財産隠しのスキームに気付いた米田達は、埋蔵金を見つけ出す作戦を決行するのでした。
(優香)これが借名口座の名義と一致すれば、さとしんが鷹羽家の埋蔵金管理に関与していることが証明できそうですね。
(古町)これだけ詳細な裏金の情報が記録されてたとなると、米田さんのお父さんが関与していたって証明になっちゃうな。最初から米田君に証拠品を渡す機会を待っていたのかな。
(飯島)もしかしたらお父様は、この1件を終わらせるため、せいこさんの手で全てを明らかにしたいと思ってるんじゃない
(笹野)せいこさんから送られてきた印影と印鑑変更届の印影が一致しました。やはり借名口座に使われたものとみて間違いないようです。ちなみに出金伝票の印影とも一致します。
(優香)てかなんで当たり前みたいに入って来てるの?
(古町)大丈夫なの?財務省のキャリアが国税局の調査に参加しちゃったりして。
(笹野)それが実は、麦谷部長に相談したら財務省に身を置きながら、国税局への併発令を出してくれちゃいまして。
(飯島)いいタイミングで帰ってきてくれて良かったわ。これで佐古田の関与も証明できる。
(笹野)ただ口座から現金が全て
(米田)引き下ろされていた?
(笹野)総額およそ10億。
(古町)なんか外が騒がしくない?
窓の外を見ると、マスコミたちが集まっていました。
米田達がテレビをつけると、ザッコクが鷹羽宗一郎の脱税を隠ぺいしている疑惑が報道されました。
(飯島)よりによってこのタイミングでまた動きにくくなったわね
(米田)恐らく鷹羽直哉の仕業
(優香)調査を足止めしようってわけですか
(米田)新潟では明日からさとやま信用組合主催で、さとしん豊穣祭りが開催されます。ゲストは鷹羽直哉。
(優香)それ絶好のタイミングじゃないですか。祭りに構めて油断してる隙にタマリを見つけちゃいましょうよ。
(笹野)逆に祭りに紛れて金をどこかへ運び出す可能性があるかも。
(飯島)こうしちゃいられない。すぐに新潟に向かわなきゃ
(古町)ああ、マスコミは任せてください、まだ僕しか顔は我てない。
そこで、古町がマスコミを惹きつけている間に、米田達は新潟に向かいました。
(米田)新潟で落ち合いましょう。私達でタマリを見つけ出しましょう!
その頃、米田の父、田次が警察署に資料を持って立ち尽くしていました。
米田の故郷、新潟に到着した一行。
さとやま信用組合では、佐古田がにこやかに組合のスタッフ達に愛想を振りまいていました。
(佐古田)今日は祭りだ。みんな賑やかに!賑やかに!頼んだよ。
地元の祭りで賑わうなか、米田と笹野が先に臨場。
(米田)臨場します。
(笹野)(優香)(飯島)(古町)了解!
(優香)祭り会場がいっぱいいて分かりにくいですけど本部会場にはいないようですね。もう少し会場を探してみます。
米田達はさとやま信用組合のスタッフに佐古田が出先だと聞かされました。
(組合スタッフ)お待たせしました。佐古田は外出しておりまして今日は祭りなんで恐らく会場のほうに行ってるかと。
(米田)こっちにはいない。室長どうですか?
古町は、さとやま豊穣祭りの開会セレモニーをする体育館に到着しました。
当初、佐古田が代表の挨拶する予定でしたが、市長に変更となりました。
(古町)ステージ側にもいないね。さっき運営スタッフから聞いたけど、当初、佐古田が開会のあいさつをする予定だったのに、今朝がた、急遽、市長に変更になったらしいよ。別の人に代わったらしいよ。法被が当日になっても届いてなかったり、警備保安上の理由から急遽、神輿のコースが変更されたり、バタバタになってるみたい。
次に、佐古田邸にいる飯島作久子(大地真央)に確認する笹野と米田。
(飯島)自宅にもいないわね。家政婦さんが気になることを言ってた。ついさっき大きなキャリーケースを持って出たって。しかも、フィリピン人の女性と一緒に。どこに行ったか分かりますかって聞いたら、理事長とそういう関係って妙な疑い掛けられちゃって。
(米田)キャリーケース?
(笹野)で、結局行き先は?
(飯島)わからないって
(笹野)金をもってどこかへ逃げようとしているってことですか。
そこで、祭りの為、米俵を担ぐ男達が、イベントが変更になったことに対する不満を漏らしていました。
(男1)ったくよう、こんな急なタイミングでコース変更とか無茶言うよな。
(男2)鷹羽直哉の警護の為とか意味分かんねぇし!どうせ理事長の思い付きだろ。
(米田)会場に合流しましょう!
その頃、鷹羽は「さとしん豊穣まつり」で挨拶をしました。
(鷹羽)皆さんこんにちは。鷹羽直哉で御座います。凱旋最初の行事が秘書時代から参加させていただいた、さとしん豊穣祭りということで非常に感慨深いです。一介の議員秘書が国会議員への転身を表明したあの日、誰もが無謀だと言いました。しかし結果は見ての通りです!私にとっては重すぎる鷹羽のたすきですが、受け取ったからにはたとえ足が折れようとも頂上までゴールまで走り切ってみせます。
それを聞いていた古町は毒づきました。
(古町)まるで総裁選の出馬挨拶だな。
米田達はくまなく祭りの会場を散策しながら、情報収集を共有し合い、佐古田を探しました。
(米田)優香さんなにか見つかった?
(優香)会場見回ってたらハロハロのブース見つけたんですよ。
(飯島)フィリピインのスイーツよ。アイスクリームやらナタデココやらいっぱいのってる派手なかき氷。
(古町)あああれね。
(優香)佐古田がフィリピン人女性といたって話もあったから聞いてみたら、その屋台の人達、近所のフィリピンパブの店員さん達だったんです。佐古田の行きつけの店らしいんです。従業員のリンダさんから、今朝、日本を離れることになったからって、屋台を手伝えなくなったって連絡が入ったそうなんです。
(佐古田)新潟の空港からの国際線は限られた曜日にしか飛んでないようです。今日のフライトはありません。
米田と笹山は、優香から佐古田の行きつけのフィリピンパブのキャスト、リンダが佐古田と船で逃亡するかもしれないと睨みました。
(米田)てことは、港…優香さんお手柄です。佐古田が10億全て持って逃げるのは不可能。既にどこかへ隠したか運ぶための手はずを済ませたのかもしれません。我々は引き続き、、会場周辺を徹底的に調べます。
優香は美味しいハロハロを食べ、楽しみながら調査していました。
(優香)どうもー
その後、鷹羽と佐古田は連絡を取り合い、田次が裏切り者だと知りました。
(鷹羽)米田の自宅?奴の家調べても何も出てこないでしょ。
(佐古田)ああ、調査が入ったらしい。それがご丁寧に裏金を渡した議員や金額やらを記録していた手帳を持っていたらしい。最初から自爆覚悟で埋蔵金の存在を白日の下に晒すつもりだったんだよ。
(鷹羽)あのじじい。で、どうします?
(佐古田)明るみに出るのも時間の問題。俺は逃げさせてもらうよ
(鷹羽)逃げるってどこに
(佐古田)いうわけないだろ、いざとなったらあんたには国会議員という傘があるだろ。そいつに守ってもらえ。埋蔵金を埋める手はずは済んだ。あんたがどれほど政治の神様に好かれているか、それ次第だよ。
(鷹羽)なんのために泥水すすって来たと思ってるんだ。乗り切ってみせるさ。
(佐古田)そうそう、その意気だ。無事を祈ってるよ鷹羽先生
古町と優香は落ち合いました。
(古町)いやもう全然だめだね。2人でキャリーケースで運べる現金はせいぜい2億円だと考えると、少なくとも残り8億はある。少し不自然じゃない何かに隠して。あれじゃないかな。優香さん、こいでる?重いんだけどー
(優香)こいでますよー。この会場から運びだ明日なら相当目立ちそうですけどね。怪しいトラックを発見。置いてかれてます!急いで!
優香と古町は、自転車に乗って法被が入った軽トラックを追いかけました。
港にいる佐古田は飯島に会いました。
(佐古田)どなた
(飯島)さとやま信用組合の佐古田さんですよね?東京国税局の飯島と申します。海外旅行にも行かれるんですか?たしかこの港から海外の船なかったような。実は今、大悪党が裏金を奪って逃走中なんです。もし、よろしければキャリーケースの中身を見せていただけますか?
(佐古田)これは任意だろ
(飯島)立場悪くなりますよ
そこへ、佐古田が通うキャバクラの女性、リンダが。
(リンダ)一人だって言うからついてきたのに
(飯島)佐古田、お黙り!まさかこっちにも?随分とお金持ちね。
優香と古町がトラックを調べるものの、外れました。
(米田)どうだった?
(優香)はずれ。今頃持って来られても困るって祭りの人達から代金ももらって追い返されたそうで。
(古町)面目ない
その後、米田は港にいる飯島と佐古田の金の出所について情報交換をしました。
佐古田は弁護士を呼ぶとクレームを言い、持っていた所持金は1億いくかいかないかのギリギリでした。
(米田)残りのお金の件は聞き出せましたか?
(飯島)キャリーケースに入っていたお金は多く見積もって1億いくかいかないってとこね。だめ、弁護士を呼べの一点張り。
ふと、親子を目にする米田は、神輿のコースが変更されたことに気付きました。
(男の子)お神輿どこ?
I(母親)この通りを通るはずなんだけどねー
(米田)笹野君、お神輿のコースの変更はどこ?
(笹野)2日前、スタート位置が都心前に変更されていますね。
(優香)折り返し地点
(古町)鷹羽の屋敷だよね
そしてついに、鷹羽と佐古田と共に行動している、米田の父、田次(寺尾聰)と対峙します。
(鷹羽)どちら様でしょうか。…そうか、君がでんさんの娘さんか
(米田)東京国税局の米田と申します。お姉さま先日はどうも。
(鷹羽)その国税局員が、何の用でしょうか?なぜここを?
(米田)現在、さとやま信用組合の佐古田理事長が、借名口座を使って貯め込んだ裏金の行き先を迫っているところです。家の中を調べさせてもらっても宜しいでしょうか?神輿の折り返し地点がこちらのお屋敷の前だったと聞きまして。
(鷹羽)それと鐘の行き先がどう関係しているんですか>
(米田)休憩中、お屋敷の前で神輿の米俵が降ろされましたよね?その米俵は今どちらへ?
(澄子)帰ってください。警察呼びますよ。
(鷹羽)つまり君たちが言いたいのはこういうことかな。祭りの奉納品である米俵に、裏金とやらを詰めて、我が家まで運ばせたのではないかと。…宗一郎、お前なんでこんなとこに
そこへ、鷹羽宗一郎(千葉雄大)が現れました。
(宗一郎)そのとおりです。ここは僕の家だよー。自分の家に帰るのに何の問題があるの。久し振りだね、灰島。毎年、稲城神社に奉納されるはずのお米がうちに届けられるなんて子供の頃からいちどもない。お祖父ちゃんが死んだときも。
(古町)さとしんの金庫から金を運び出すために、ここを折り返し地点にするよう、祭りの運営スタッフに手をまわしたんじゃないですか?
(鷹羽)バカバカしい。妄想もそこまで豊かだと才能だな。今年は地元の名士である錦之助先生がお亡くなりになったので、地元新潟の美味しいお米を奉納するために変更されたんだよ。
(米田)心当たりがないようであれば身の潔白を証明させてください。
(鷹羽)そもそも、国税局員の君達が調べるのは脱税のはずだ。もし、この家から金が出てきたとしても、脱税と結びつけることなど出来ない。これ以上、一歩でも足を踏み入れれば、不法侵入だ。おい、貴様ら、相応の処分、覚悟しておけよ。
(笹野)僕ら解散することになってまして、その手の脅し文句全くの無意味なんですよ。
そこで、米田は鷹羽宗一郎に明示の承諾を得ました。
(米田)諦めましょう。別の調査に入ります。鷹羽宗一郎さん、数年前、存命中のお父様よりあなたが受け取った日本絵画美術品コレクションの贈与は相続税が無申告の疑いがあります。そしてこの屋敷のどこかにその絵画を換金した現金が隠されているのではないかと考えています。調べさせていただけないでしょうか。
(鷹羽)宗一郎何言ってんだ。
(笹野)こちらのお宅の名義人宗一郎さんになっています。明示の承諾は宗一郎さんがすることになります。
(米田)この屋敷の隅から隅まで調べさせてもらっても宜しいでしょうか。明示の承諾いただきました。
(古町)着手!
(宗一郎)僕は鷹羽家の末裔として、代々、鷹羽家の悪事を明らかにする使命がある。もう気付かないふりはやめだ。
(宗一郎の姉、澄子)【鳳稀かなめ】あなた鷹羽家の人間として恥ずかしくないの?悪い物でも食べたの?
米田達は、室内を調べます。
(米田)収穫を始めますよ。みこしが到着した時間から考えてじっくり隠す余裕はなかったはず。米俵のままかばらして札束にしているのか。両方の可能性を視野に探しましょう。
(古町)ぬかのにおいがする。ここにはがさ入れの魔女はいないけどがさ入れの魔人はいる。
(鷹羽)こんなところまで開けるのか?呪われても知らんぞ。大丈夫か?
(笹野)祠周辺もなさそうです
(優香)やば!すごい部屋ですね!あの、此方も調べさせてもらっても宜しいでしょうか
優香は澄子のテディベアを探ると、澄子へのラブレターが出てきました。
(優香)この頃、僕は澄子さんが飴玉なら噛まずになめ続けたいくらい愛おしい気がします。灰島直哉。…きも!
その後、合流した一行は未だ、タマリが見当たらずに焦ります。
(優香)(笹野)だめです。こっちもなかったです。
(米田)室長は?
(宗一郎)庭を見てくるって。
(澄子)もし壊したらあなたの給料ではとても払いきれない品だけど。もう気は済んだかしら?何も出てこない上に、家の中をぐちゃぐちゃにされて。どう責任とってくれるんです?
(米田)まだ終わってません。室長のところへ戻って探しましょう。
(鷹羽)国税局の上層部に抗議の連絡をした。すぐに駆け付けてくれる。今ヘリで向かってる。30分もあれば到着するだろう。好き勝手出来るのもあとわずかだ。悔いのないように頑張りたまえ。
(米田)どこまでも腐った奴。30分もあれば充分です。
(鷹羽)それが裏金に見えるのか?ただの庭道具だよ
そこで、米田達は庭を調べることにしました。
(米田)ぬかのにおいがする。
古町は井戸を調べます。
(古町)こんな古い井戸お化けが出てきそうで気味が悪いなーあー腰が痛い。さっきの自転車が効いている。
(米田)室長!
米田が声を掛けた瞬間、古町は驚いて程度に落ちてしまいました。
(古町)ああ、はい、みんなー!いやもうねびっくりだよ。井戸の底が割れて死ぬかと思ったよ
(米田)さすが室長、強運の持ち主。
(古町)これがクッションになって助かったよ。こーめーだーわーら!
(笹野)いいのがありました
笹野が梯子を持ってきました。
(米田)埋蔵金はやはり井戸の中に。宗一郎さん、井戸の中を調べさせてもらっていいですか
(宗一郎)いいですよ
(米田)明示の承諾得ました。
さっそく、米俵を調べようとすると、麦谷が来ました。
(鷹羽)残念だったな、ちょうど今到着されたところだ。早くこいつらを追い払ってください。
(澄子)もっとしっかり部下の教育をしてもらわないと困ります。
(鷹羽)こいつら止めに来たんじゃなかったのか
(麦谷)ザッコクがご迷惑をおかけしました。全責任は私が撮らせていただきます。やはりお前達だけでは力不足だったようだな。こめだまさこ。ここからは私が調査を続けさせていただきます。米田正子。私がここへ来たのは部下の覚悟を見届けるため、先程も申した通り、彼らの判断が間違っていたなら、私が全責任をとります。黙ってみていただけますか。
(米田)承諾は得ています。タマリ発見
(宗一郎)屋敷の地下にこんな空間があったなんて
(飯島)きっとここは防空壕に使われた場所ね。このお金が例の埋蔵金なのか確認してもらうために連れてきたわよ。
飯島は佐古田を連れて米田達と合流しました。
(優香)防空壕の入り口が屋敷の敷地の外にありました。どうりで見つからないはずです。どうしてここに隠してあるって分かったんですか?
(麦谷)あれは井戸じゃなくて管機構だったのか
(米田)藁のついた軍手、現金が詰まった60キロ近い米俵を男女2人で運ぶのは容易じゃない。事件に落ちていた藁はきっと引きずったことで表面が削れたもの。後を辿れば、井戸から落としたことは馬鹿でもわかる。
(飯島)佐古田さん、こちらのお金は借名口座で造った裏金で間違いありませんね。
(鷹羽)こんな人の言うことを信じるのか、信用組合の理事長だぞ
(佐古田)こりゃ間違いなく、私が作った子供たちに違いない。直哉くん、往生際が悪い。どうやら君は政治の神様に愛されていなかったそうだね
(澄子)ファーストレディになるはずの未来だ
(鷹羽)…黙れ。恥も外聞もなにもかも捨ててやっとの思いで手に入れたんだ。鷹羽家の全てを!力を、それをなんで今更、国税局なんかに!
(米田)これはあなたのものでも当然、鷹羽家の者でもありません。本来正しく集めて正しく使わなければならなかった国民のお金です!
(鷹羽)庶民に金を与えて、この国の為になるなど本気で思ってるのか?バカが持つ金は馬鹿な金として消えていくだけだ。
(笹野)本気で国民にお金を与える立場だと思ってるなら、とんだ勘違い野郎ですね。
(優香)お金を力とか呼んでる時点で痛すぎて見てられないんですけど。
(飯島)泣き言自慢してる暇があったら最低限、誰もが守るべきルールを守ってからにしてもらえる?
(古町)あなたが手にしたのは鷹羽というふんどしだけ。
鷹羽を侮辱する優香、笹野、米田、古町一同。
(古町)稽古もせずに気持ちばかりでっかくなって土俵に上がっちまったんだよ
(鷹羽)今までさんざん、鷹羽家の脱税や悪事を見逃してきたじゃないか!なんで俺だけが
(米田)知ったこっちゃない!あなたが手に入れてきた鷹羽家の全てのなかには鷹羽家が積み重ねてきた罪も含まれている!
そこへ、麦谷の部下、稲村太陽(松川尚瑠輝)も鷹羽家の不正の証拠を入手しました。
(稲村)鷹羽の過去何十年にもわたる不正帳簿も見つかりました。
(飯島)我々はこの10億は鷹羽直哉さんが所得されたものだと思っています。
(鷹羽)好きにしろ。
(優香)調査は引き続き、関東故雲越国税局と連携、引き続き行われることと思います。
(笹野)さとやま信用組合に関しても同様、金融庁と関東信越国税局に調査を引き継がせていただきます。
(佐古田)お手柔らかに、詰めが甘かったせいででんさんにまた迷惑かけちゃったよ
(米田)ほんとに
(鷹羽)いいか?貴様らは自分達が勝手に信じた正義を勝手に振りかざし、勝手に断罪しているだけの誰にも望まれない存在。ただの嫌われ者。そしてこの先、政治家や金持ち、いくらでも脱税する者は出る。こんなことをしてもなんの解決にもならない。
(米田)嫌われ者だとしても誰かがやらないといけないのであれば、我々は国税局員として立ち続ける。正直者が馬鹿を見ない世の中の為に。
そして、佐古田蔵之介は脱税、私文書偽造容疑で逮捕、鷹羽は、脱税、政治資金規正法違反容疑で、鷹羽家の30年の裏金総額10億4820万円、そして、5億円の追徴課税で逮捕となりました。
米田の行きつけの店、美郷(山野海)に店にてー。
(美郷)せいこにそっくりになってきた。言葉には出さないけどせいこも内心、ほっとしてるんじゃないですかね。
(古町)せいこさんのお父さん、不起訴になった。顔にも出さないですからね。…作久子さんかー聖子さんかと思った。
(笹野)裏金を受け取った議員たちは認めずに墓場まで持ってく覚悟でしょうね。
(飯島)鷹羽直哉の言っていたことはあながち間違ってないのかも。
(優香)根本的な解決とは言えませんけど、こつこつ取り締まっていくしかないんじゃないですか
(古町)裏金にまつわるマニュフェストを掲げる政党も増えたもんね。笹野君かっこつけちゃってどうしたの?
(優香)さては寂しいんだ
(飯島)寂しくなったらまたいつでも戻ってきていいのよ。
(古町)また麦谷部長に併発命令お願いしてさ。
(笹野)僕は僕の持ち場で正しく使うを追求していきます。
(古町)かっこよ
そこへ、優香、古町、飯島に、ブタレの情報を渡す、米田の協力者、白井。
(白井)あのーブタレならありますよー
ニュースを見ていると、鷹羽は0からやり直して、選挙活動を再開しました。
(鷹羽宗一郎)わたくし、新たな気持ちでこの場に立っております、私は息子が胸を張って自慢できるような父親になりたい。そして思ったんです、そのために大事なことはまずは父親として自分が胸を張れているのかと。
米田は不起訴となり、帰宅した父、田次におにぎりを握りました。
(田次)待ってたのか。
(米田)今来たとこ。どうぞ
むせる田次の背中をさする正子。
(田次)うん、美味い。
そして、縁側でおにぎりを食べる2人の親子関係が雪解けとなりました。
翌朝。
ザッコクは、解体することなく、複雑国税処理事案科となりました。
おコメの女~国税局資料課雑国室~最終回感想・みどころ
米田達の活躍により、鷹羽宗一郎の元秘書、灰島直哉こと、鷹羽直哉と、さとやま信用組合の佐古田の裏金の実態を暴くことが出来ましたね。
故人の口座を利用した薄汚い金に目がくらんだ鷹羽と佐古田がいやしさ全開でした。
米田の父、田次は家族を壊した佐古田と鷹羽家への正義の報復のため、彼らの裏金の実態を掴もうと、米田にたくしていました。
元鷹羽の秘書ということもあり、相手の懐に取り入るのがうまい田次が、鷹羽直哉と佐古田をじわじわと騙していく過程が見応えありました。
最後の脱税する「馬鹿ども」を追い詰めた米田達の華麗なる爽快な連携プレー、お見事でした。
改心した宗一郎の力や、麦谷の助っ人も加わり、米田達に向かうところ敵なし!
田次の疑いも晴れて、縁側でおにぎりを頬張る2人が微笑ましい終わり方でしたね。